折りたたみ自転車をかついでイタリア旅行（5日目　フィレンツェからローマへ）

2011/07/05 - 2011/07/06

　最後の目的地ローマに向かいました。フィレンツェからローマまでは特急の２等車に乗りましたがこれがたいへんなことに・・・・。
　窓側には座れたのでしたが、私の前に小太りのおばあちゃん、その隣にインテリ風のおばちゃん、私の隣に子連れの中年女性と３人の女性に囲まれてしまいました。これがよくしゃべることしゃべること、私の知る限りでは日本の大阪のおばちゃんが一番かしましいと思っていましたがその比じゃない。知らん顔して窓の外を眺めていたのですが、ローマ（テルミ二駅）が近づいたので旅行ガイド（もちろん日本語）を読みだした途端「あなたは日本人か？日本から逃げてきたのか？福島はどうなった？福島の人はどこにいる？・・・ｅｔｃ」と英語とイタリア語（たぶん）で３人から質問攻めに。で、初めは丁寧に答えていたのですが、だんだん質問が分からなくなり、そのうちに子連れから「Ｉcan´t understand what you say!」などと言われてしまいました。

イタリアでは、この３週間前に、原発の再稼働法案についての国民投票が行われ大激論のうえ、９０％の得票で反対派が圧勝したのですが、皆さんまだ頭に血が昇ったままだったのかも・・・。これが大阪のおばちゃんなら「わいも“減髪”反対でんがな」と自虐ネタでもいえば収まったかもしれないけれど。
やがて、テルミニ駅についたのでさっさと降りようとしたら、さっきのおばちゃんの一人から一緒に来ないかと誘われました。「自転車できているので」と理由にもならないことを言ってご辞退して駅の食堂へ。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自転車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エス・ティー・ワールド

テルミニ駅隣の五百人広場　　ここを見渡すカフェテリアで昼食をとりました。

ホテル（Ｒoyal Santina)にチェックインしてすぐ、観光に出かけました。
トレビの泉をめざしたのですが、遠くに見えてきたのは・・・・。

コロッセオで愛車と記念撮影。

ほとんど待たないで場内に入れました。入場料を払うときに、日本語のガイディングレシーバがあったのでそれも頼みました。

早速場内に

昔、私の教科書載っていたのはこんな感じの写真でした。

剣闘士や猛獣を収容していた地下室がむき出しになっています。

写真は、半分だけ舞台を再現していますが本来は全面舞台が覆っていたのでしょう。
ここにきて初めて知りました。

舞台横

写真左の１階席は、大理石をふんだんに使った元老院の議員席。
２階は騎士・３回は市民・その上は立見席だったそうです。

舞台横

凱旋門越しのフォロロマーノ

サンタフランチェスカ・ロマーナ教会

反対側の舞台

舞台横

舞台中央に続く廊下

舞台下

舞台下

出土品？

説明書

こんどこそ、ここからトレビの泉に向かいます。

マッズンッ

トレビの泉に向かう途中で見た大きな記念堂
（ヴィッ・トリオエマヌエーレ２世記念堂）

サンタ・マリア・デイ・ロレート　　　？

やっと着いたトレビの泉

建物の陰から

スペイン広場の手前

スペイン階段　すごい人ごみでした

階段を上り切った最上段から下をみたところ。

最上段の手前の広場
よくここにミサンガ詐欺がでるというので３０分ほど座ってみていましたが、何にもなし。

広場前のコンドッティ通り。ブランドショップが並んでいました。
バカンス直前だからか赤い大きな文字で“ＳＡＬＤＩ”の表示が
ここからヴァチカン市国に向かいます。

途中で大きな建物があり周りに人だかりが・・・パンテオンでした。

ちょうど礼拝が終わったばかりで人がたくさん出てきたので、少し入りこんで、
中を撮影。このドームはローマ最大だそうです。

もう少し中にはいろうとして、このおじさんに遮られました。

気を取り直してやっとテヴェレ川へ
カヴール橋まで来ました。

河畔の道はサイクリングロードになっていました。

なぜかバチカン入口を過ぎて

ロヴェレ広場の屋台へ来てしまいました。

ここで夕食を摂って、ホテルに戻りました。