デンマーク、(スウェーデン）、ドイツ、イタリア 　ヨーロッパ縦断鉄道の旅 ②スウェーデン

2010/06/21 - 2010/06/28

北欧からイタリアまで、寝台列車と普通列車を使ってヨーロッパ縦断をしました。
全て個人旅行となっています。

6/21 成田～コペンハーゲン スカンジナビア航空 （デンマーク泊）
6/22 コペンハーゲン～ケルン 寝台列車移動（鉄道泊）
6/23 ケルン～ハイデルベルク 鉄道移動　（ハイデルベルク泊）
6/24 ハイデルベルク～ミュンヘン 鉄道移動　（ミュンヘン泊）
6/25 ミュンヘン～ヴェローナ　鉄道移動　（ヴェローナ泊）
6/26 ヴェローナ～ミラノ　鉄道移動　（ミラノ泊）
6/27 ミラノ～コペンハーゲン～成田　スカンジナビア航空

エリア マルメ(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: スカンジナビア航空

デンマーク編①
http://4travel.jp/overseas/area/europe/denmark/copenhagen/travelogue/10671892/
の続きです

コペンハーゲン駅の自動券売機でチケットを買います。
国をまたぐのに券売機で買えるってすごいですよね。

電車の待ち時間は15分くらいだったのですが、トラブルがあったみたいで30分以上待ちました。

Malmo（マルメ）というデンマークとの国境にある街に向かいます。

コペンハーゲンから列車で30分ほどでマルメに着く予定。
国境を越えたあたりに、IKEAがありました。
IKEAはスウェーデン発祥です。

それにしても、特に国境っぽいものは何もなかったです。パスポートコントロールも無いし。
スピーディーでいいですが、パスポートにスタンプが貯まらないのが寂しいです。

到着！

と、思ったら間違ってひとつ前の駅で降りてしまいました。
駅前には、IKEAしかなさそうです。
とりあえずここで30分弱ほど次の列車を待ちました。
これも個人旅行の醍醐味？

コペンハーゲンに向かう列車の最後尾。
連結部が面白い形をしています。
冬はかなり寒いので、寒さ対策かなと推測してます。

こんどこそマルメ中央駅に到着。

駅構内に簡易バーガーキング。
マクドナルドよりも多い気がします。

駅の目の前は運河になっていて、運河を渡った場所から駅を望みます。
ラベンダーが咲いていて綺麗です。
何といっても、空気が澄んでいて、景色が綺麗に見えます。

ストートリィ広場。
特に何が有るわけではないですが、のんびりしていて気持ちいいです。

楽器を弾く不思議なオブジェ。

こういう風に花が飾られていたりして、街がとても綺麗です。
ゴミとかもあまり見かけず、とても綺麗な町だった印象があります。

今朝からなぜか鼻水とくしゃみがとまりません。
で、この症状は何かに似ているなと思っていたら、花粉症でした。日本では花粉症の季節は終わってますが、こちらでは丁度花粉症の季節なのでした。
急いで薬局にいって、花粉症の薬を購入。
飲んだらすぐに治りました。
花粉症は英語で、pollen（花粉） allergy（アレルギー）で通じました。

こじんまりとした街ですが、とても綺麗な街です。
大都市もいいですが、こういう小さな街もいいものです。

いつもは写真しか撮らないバーガーキング。
今回はお昼を食べに入りました。

街の西にある公園を散歩します。
緑がとても綺麗です。癒されます。

Turning Torsoというねじれたビルです。
北欧一の高さを誇るオフィス兼住居マンションです。
北欧一高いビルが、普通の地方都市にあるのが意外です。

そろそろ街を一回りしたので、コペンハーゲンに戻ります。
こちらは、駅を最初とは別方向からみた写真です。

帰りのチケットも自動券売機で購入します。
30分おき位に電車は出ているので、時間を気にしなくていいのが安心です。

ホームです。
珍しく屋根がないです。

車内はこんな感じです。
一応、絶対に座れるように一等車にしたのですが、二等車でもよかったかなと思ってます。

国境にかかる橋、オーレスン・リンクです。

この後、コペンハーゲンに戻って、寝台列車でドイツへ向かいます。

コペンハーゲンからドイツのケルンまで寝台列車（City Night Line）で向かいます。
乗車してから、窓が汚れていることに気付いたのですが、あまり時間が無く、ほとんど拭けず。というか、中途半端だったので逆に汚してしまいました。
今度乗る際は、雑巾か布を持ってきておいて、ちゃんと拭いてから乗りたいです。
--------------チケットについて---------------------
チケットはドイツ鉄道（DB)のホームページから購入できます。
ただし、必ず購入した時と同じクレジットカードとIDを持ってないと乗車できません（2010年現在の規則）。
購入する方は、チケットに付随する注意書きをよく読んでから行くことをお勧めします。

シャワー付きデラックス（個室）なので、ウエルカムドリンクが付いてきます。今回は赤ワインです。
この車両のいいところは、相部屋にならないのとシャワーが付いていることです。
2人旅であれば、二人でゆっくり二人で過ごせます。

また、夏で汗を書いていても、シャワーを浴びてすっきりしてから寝られるので普通にホテルに泊まるのと大差ないです。

寝台状態になる前はこんな感じで、普通の列車の座席です。
でも、誰も他人が居ないので、寝転んだり、靴を脱いでリラックスしても問題なしです。
私たちは、先にシャワーを浴びてすっきりし、ジャージに着替えてくつろがせてもらいました。

個室内には、荷物を置く場所も有ります。
ただし、結構高い位置にあるので、トランクを上げるには力が必要です。

廊下です。
となりの部屋は、シャワー無しで洗面台だけがあるタイプの部屋でした。

だんだんと太陽が沈んできました。
とはいえ、窓ガラスが多少スモークかかっているので、実際はまだまだ明るいです。

夕飯開始です。
コペンハーゲンの駅やコンビニで買ったカールスバーグで乾杯。
ヨーロッパの移り行く景色を見ながらのビールはおいしいです。
しかも、デンマークを去りながら、デンマークのビールを飲むというのがオツです。

セブンイレブンで買った鳥の串焼き。
大きな焼き鳥です。
ビールに合います。
ちなみに、右後ろに写っている木の部屋がシャワールームとトイレです。
今回、この中は撮り忘れてしまいました。
シャワールームは結構狭いのと、水量は少ないです。
列車なので仕方ないとおもって、そこは我慢です。
あと、ドライヤーがないので、持参をお勧めします。
今回は、窓から顔を出して自然ドライヤーで乾かしました。男性は良いですが、女性は無理ですね。ドライヤー必須です。
（新しいタイプの車両だとドライヤーが付いています）

パンやクラッカーに載せる魚を原料としたディップです。

ビール第二弾+クラッカー

完全に飲み会の食べ物ばかりです。

ちなみに、CNLには食堂車もあるので、食堂車でちゃんと温かい食事も食べられます。

お酒を飲みながらの景色は最高です。

色んな景色が見れるので、CNLでの移動はお得かと思います。

デザートは、デニッシュ。
甘くて美味しいです。

午後10時になって、ベッドメイキングをしに乗務員さんがやってきました。
かなり手際よく短時間でベッドに早変わりです。
しかもこの方女性です。力仕事っぽいけど大丈夫かなと思いましたが、案外楽そうにこなしてました。

ベッドのシーツも綺麗ですし、何の問題も無いです。
ぐっすり眠れそうです。

とはいえ、まだ外は少し明るいです。
ベッドに寝転びながら、外の風景を暫らく見ているうちに寝てしまいました。
起きれば、そこはドイツzzz

http://4travel.jp/overseas/area/europe/germany/heidelberg/travelogue/10672417/
に続く