コスタ・パシフィカで、お得に優雅な地中海クルーズ４日間④　《サボナに帰港＆ジェノバにぶらり篇》　◆イタリア◆

2012/05/11 - 2012/05/14

出発直前のスペシャルオファー！

イタリア・サボナ発着、バルセロナ・コルシカ島４日間のクルーズが、なんと１人１４９ポンド！

３食付き、バルコニー付きのキャビンに宿泊できてこの値段。お得！！

夫の夢でもあったクルーズを決行することに。


サボナに帰港し、さみしいことに３泊４日のクルーズも終わり。

今度はいつクルーズができるかな、と考えずにはいられないくらい、とっても快適で居心地がよかった。

帰りはミラノからロンドンまでの夜便なので、それまでジェノバにぶらりと立ち寄り。

ケタ外れの断崖絶壁と地中海の景色に、なんじゃこりゃー！！の連続。

ジェノベーゼだけじゃない、ジェノバの魅力をたっぷりと満喫。

エリア ジェノバ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

さみしいさみしいクルーズ最終日の朝。

７時半には、コスタパシフィカはサボナに帰港。

断崖絶壁に建物いっぱい！

下船まで時間があるので、９階デッキのビュッフェで朝ごはん。

前日の夜に色がついた荷物のタグが部屋に配布されていて、その色によって下船時間が決められている。

わたし達は紫なので、１０：１５に下船。

早い人は８：３０〜、遅い人は１３：４５〜。

まだ時間があったので、デッキを散歩。

皆さんなごり惜しいのか、最後までデッキでゴロゴロ。

わたし達も、下船までまどろみの時間。。

隣りには、LUMINOSAも帰港。

１０時すぎ、「パープル、パープル」と呼ばれてついに下船。

あーぁ、４日間は長いと思ってたけど、終わってみればあっという間。

ちなみに最後まで、他の日本人のゲストに会うことはなかった。

ゲストの８割はイタリア人だったでしょうか。

離れれば離れるほど…さみしくなる。

また会う日まで待っててねー、コスタ君。

港を離れ、サボナの駅まで歩くこと約２０分。

行きにタクシーに乗りまくっちゃったので、帰りは自粛…

活気のあるアーケードやマーケットもあって、とってもローカルな雰囲気がよかった。

そしてこの気候！

うーん、いつまでも寒いロンドンから抜け出してよかった！

とてもきれいなサボナ駅。

サボナは、クルーズ客のおかげで潤っているんだろうな。

切符を買って、ジェノバへ。

青ーく輝く地中海を横目に、とっても気持ちのいい電車の旅。

ジェノバ○○という駅が２０個以上もあるようなので、降りる駅に気をつけないと…

約１時間後、Genova Piazza Principe地下駅で下車。

この駅から幹線上のGenova Piazza Principe駅までは地下でつながっている。

駅の荷物預かり所に手荷物を預け(約５時間で５ユーロ)、身軽にジェノバ散歩へ。

最初は２つ荷物を預けようとしてたけど、係のオジさんがスーツケースに荷物をギューギュー押し込んで、１つにしてくれた！

すっかり大型客船ファンになってしまったので…

客船がたくさん停泊しているジェノバ港へ。

とっても広々としたプロムナードは、横浜の大桟橋みたいで気持ちいい！

コンテナ船もたくさん。

海に沿って大きなベンチが点在。

みんな裸になって寝そべったり…とても自由な空間。

海の色がありえないぐらいの水色！

ジェノバは、海のすぐ後ろが山という地形。

絶景を拝みに、Largo Zeccaと高台のRighiを結ぶケーブルカーに乗車。

赤いフニコラーレ。

ほとんどの乗客は、ジェノバの絶壁に住む人々。

特に、おじいちゃんおばあちゃんは救われてるんだろうな。

これはっ！！！

ありえないぐらいの勾配。

香港のピークトラムに勝る、急な上り坂。

うわー、眼前に広がる地中海。

坂道は大変だけど、ここに住む人の気持ちも分かるな。

地中海の青さは別格ですのー。

で、すぐ後ろはこんな山。

フニコラーレを降りて、ジェノバの街を散歩。

細くて分かりづらい道がたくさん。

土地勘のいい夫も、手こずっていた様子。

白の宮殿。

似たような建物が多くて、エッどれが白の宮殿？となってしまった。

１６世紀に建てられた館で、一部は市庁舎として利用されている。

赤の宮殿。

１７世紀後半に建てられた館。

１６〜７世紀に建てられた貴族の館、ロッリの邸宅群。

世界遺産に登録されている、貴重な建築様式の館なんだとか。

内部は銀行やオフィスに利用されているので、外観を見るだけ。


きれいに修復されているのか、あまり古さを感じなかった。

次は、なんの変哲もない普通のエレベーターに乗って…

モンタルドの見晴らし台へ。

エレベーターが交通機関だなんて、さすがジェノバだわ。

こうやって見ると、ごちゃっとしてるジェノバの街。

でも派手すぎず、新しすぎず、質素な雰囲気がお気に入り。

気がつけばもう１４時。

お腹が空いて、レストランを求めてさまよい歩き〜。

ほとんどのレストランはお昼休み。。

ただでさえ、レストランの数がとっても少ないのに…

地下鉄の終点De Ferrariまで歩いてきてしまった。

結局、空いているレストランは見つけられず…

カフェで休憩。

こうなったら意地！ジェノバに来たからにはジェノベーゼのピザを食べるぞ！

ヨーロッパではメニューに"Pesto"と書いてあることが多い。

さすがに手作りソースっぽくって、おいしかった〜。

地下鉄で、Principe駅まで戻って…

Genova Piazza Principe駅からミラノ中央駅へ。

インターシティだったので、座席は昔ながらの３列・３列向かい合わせの個室。

ミラノまで１時間４０分。

１９時、ミラノ中央駅に到着。

空港バスに乗って、ミラノ・マルペンサ空港へ。

２１：４０、ミラノからeasyjetでロンドン・Luton空港へ。

またしても、夜遅くまでたっぷりと旅したぞー。


ジェノバは、これまで見たことのない仰天の景色の連続で、立ち寄ってよかったなぁ。

この夏は、地中海にハマってしまいそう。

人生初めてのクルーズは、想像以上の満足感をもって締めくくり。

ヨーロッパクルーズは、日本人が思っているより敷居が低くリーズナブルなので、時間があればオススメです！