ロシアひとり旅（サンクトペテルブルグ～モスクワ）

2012/04/23 - 2012/04/24

５カ国（リトアニア～ラトビア～エストニア～ロシア～フィンランド）

ロシアひとり旅（サンクトペテルブルグ～モスクワ）

　

この旅のメインイベントともいえる

寝台特急「赤い矢号」にて　＜車中泊＞

サンクトペテルブルグ発（２３：５５）～モスクワ着（０７：５５）
深夜　サンクトペテルブルグのモスクワ駅発　翌朝　モスクワのレニングラード駅着

めっちゃテンションあがって鉄道マニアのようにはしゃいで撮りまくるはず

･･･だったが

緊張と不安と疲れと４人ひと部屋と、
環境に順応しやすい体質の私は、大変おとなしくすごしましたとさ

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

サンクトペテルブルグ発（２３：５５）〜モスクワ着（０７：５５）

赤い矢号にて　＜車中泊＞

いまだによくわからない

ロシアは写真撮っちゃいけないところとか決まりごとあるのかな

だいぶ昔の話のような気もするが

たぶん撮っていいもいいんじゃないかなぁ

ただ度々、メトロや鉄道などで

「あっ！ひょっとしたら撮っちゃいけないのかもー」

なんてやけに急に小心者になって隠し撮りみたいになってしまう

あきらかにアングルが変

もちろんそこらの人に聞けばいいのでしょうが

見張ってる人っぽいのはみんな立派な軍服みたいなの着て圧力たっぷりだし

捕獲されても困るしなぁ　

なんて　やはり完全に雰囲気にのまれてたかも
　
旅行前にちゃんと調べておけばよかったなぁ･･･　

こればかりは後悔先立たず

はいっ、今日の寝床です。　４人部屋　２等車両かな

ベッドは下、先客は、かわいいロシアの子

これはあなたの歯ブラシセットとタオルよ。

といろいろ親切に教えてくれました

ベッドのやりかたとか荷物の置き場所などわからなくて

ちょっと困った風のジェスチャーをしたら

同じ部屋の姉さんぽい人が教えてくれました。

もう１人はさっぱりしてそうな年配の方。

なんか気まずいけど嬉しい

よかったぁ。同室、女４人だわ。そーですよね。

ひさしぶりにホッとしてよく寝れました。

超きれいだし、とても安心できる。



インドの列車とは大違い。

あれを経験したのならどこでも大丈夫なのかもしれない。

出発前の余興？のようなものがすごい

列車１両ごとに、担当車掌さんみたいのが１人ずつ立っていて

乗車券チェックします。

旅情を盛り上げる？かきたてる？ような

哀愁を誘う音楽？歌謡曲？

が大音量でこれでもかというほど流れている。

いちいちレトロチックな映画が撮れそうです

恋人同士が離れ離れになるような状況だったなら

涙あふれるシーンが撮り放題でしょう

もちろん、そんな人たちは見当たりませんでしたが

食堂車とか撮りたかったのに
全然部屋から一歩も出ませんでした

流れる車窓もほとんど見てない

朝、皆さんが起きてトイレとか朝ごはんとか

トイレは大渋滞。

というのも便器と手洗い場がひと部屋になっているのが１車両に２つあり、朝は、歯磨きしたり、男の人はそこでヒゲそったり、大便したり、顔洗ったりなので、こればっかりはいけてないと思いました。

朝ごはんは食べませんでしたが、

気づいたらモスクワに到着していたようなのであわてて写真だけ撮りました。

もったいないけど、朝ごはんは置き去りであわてて列車を降ります。


ロシアの女の子、驚いてたかもね

撮りどころを撮れなかった撮らなかったのを

いつまでも悔やんでばかりはいられません

これからが修羅場です

うわぁ

これがモスクワかぁ

人多っ　ものすごく人多っ！！！　
（この写真じゃ人の多さがわかりませんが）

歩くの早っ　ものすごく早っ！！！

なんてたって、大都会モスクワです


どうやら本来のメトロの駅が

工事中のようで、こっちに行けとなってます。

にしてもこの人混み、めまぐるしく足早な人の群れ、
いったいどうしよ･･･　

途方にくれていたところ、
荷車を持った男性が「メトロ、メトロ」といいながら
私のスーツケースを荷車に乗っけて誘導しようとします。

ありゃこれはサービスではない、間違いなく有料だわ、変なところ連れてかれちゃうかな、どうしよ、でもこの満員電車のような人の群集の中に入っていける気が全くしないし、絶対無理だわ。メトロまでの階段手すりないし、エスカレーターとかエレベーターとか存在しないみたいだし、スーツケース運べないよ、もうこうなったらこの人に付いていくしかない。いくらなの？あなただれ？
聞いてみるもロシア語なんてさっぱりわかるわけがない。
不安なまま結構長い距離を歩く。

結局、メトロの切符売り場まで運んでくれた。

そして案の定、金を要求してきた。

なんと、なんと３００ルーブルだと　
えーまじーふざけんなよー　かなり腹立つー　

Fuck You!! (｀∧´ﾒ)ρ))

お金持ってないと言ってみたが
ダメだ、全く通用しない、あたりまえ。
せめて半額にしろよー
相当腹立ったが、しぶしぶ払った。　

奴がいなけりゃここまで来れてないのは確か。

通報したいがここはロシア

だまされたと思って先に進むしかないのだ。

おかげさまで
ある程度、人混みでも満員でも重いスーツケースをひきずって突き進むしかないということを覚え、身体中アザだらけになりながら必死に運びました。

親切に手伝ってくれる男性が多々いて
ロシア男性に好感をいだきました。

この国は福祉や介護についてどのように取り組んでいるのだろうか

メトロでもなんでも昔のつくりのままだし
決して人に優しいとは言えない国な印象だ
どこだってバリアフリーなんてのは
社会に根付いていないような印象を受けました。
共産主義ってこういう感じなのかな、
とてつもなく巨大な国なのに進化しないの？