2012/05/03 - 2012/05/06
2403位(同エリア25783件中)
良の字さん
何の前触れもなく突如として消え去るものってありますよね。
南大門も然り、ワールドトレードセンターもまた然り。
雲行きが怪しいので、先手を打って国境の『青い小屋』を見に行ってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
いつもは大分道をビュンと走って福岡空港へと向かうのですが、今回は夕方発ということで、熊本回りのベタで向かいます。
旭志(大津〜菊池の間)の道の駅にあるライオン君。
フグリが見事です。 -
福岡空港ではカブキロックスの氏神様が見得を切っています。
博多どんたく真っ最中ですね。 -
チェジュ航空初体験です。
心が躍ります。 -
業務連絡が朝鮮語なので、ドアモードがきちんとアームドになったか不明ですが、機内軽食のおにぎりをパクつきながら安全のしおりを堪能します。
1の女性と5の女性は同一人物ではないですね。 -
次のページではガラッとタッチが変わって、イケメン韓流スターがやばい非常口からの脱出を阻止してくれてます。
イカしてます! -
仁川空港も初体験です。
ここもまたかなりデカい空港ですね。
安い航空会社の拠点となるハブ空港が近くに出来るのは嬉しいかぎりです。 -
今回お世話になるのは、どの地下鉄駅からも平均的に離れてて健脚向きのホテル『古宮ホテル』です。
ほぼ間違いなく元ラブホです。 -
大きめのスーツケースは開けるスペース無いので、小さめ一つにまとめるテクニックのある方にお勧めです。
シャワーカーテンも無いので意識改革を図り『周りが濡れたら拭く!』という気構えで挑みましょう。 -
何か食いに行こうってことで徒歩10分、東大門近くの広蔵市場へ向かいます。
この空気、間違いなさそうです。 -
何か分かりませんでしたが、ただ旨そうだったので餃子のようなものをマッコリと一緒に頂きます。
後にキムチ餃子なるものと知りました。
かなりイケます。
マッコリはどこでもこのボトルで3000W。
1万円=140000W 1000W=71円
キッカリ70円と考えて210円でしっかり飲めます。 -
ここソウルでもビバンダム君は笑顔で頑張ってます。
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興仁之門a.k.a東大門も改装中のようです。
トゥサンタワーだったのかなぁ? ずいぶん前に来た時は3畳ほどの箱に区切られたテナントが整然と並んでて、商品も床に並べられて『ダメだこりゃ! でもこうでなくっちゃ!ソウル』だった気がしますが、現在はキッチリ2012最先端スタイルになってました。 -
暗渠から見事な生き返りを見せた川の代表、清渓川。
市民の憩いの場になるは、ヒートアイランド現象に一役買うはでいい事ずくめです。
わが国も見習うべきですね。 -
20年前にピリ辛ソーセージと思って山ほどたのんでエラい目にあった経験のあるトッポギ。
嫁が食べてみたいと言うので買いますが・・・結局ワンガリ・マータイ女史の意思を尊重して、私が食べる羽目になります。 -
ビックリしたなまず顔の1.5t車の顔面にびっくりします。
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一人になれる貴重な時間、早朝散歩に出かけます。
世界遺産につながる門があります。
私のような者が世界遺産を口にするのもおこがましいのでスルーです。 -
でも、なんか気になるので隙間から世界遺産の敷地内を盗撮します。
なんの変哲もない世界遺産の敷地内の庭が広がってます。 -
板門店ツアーに参加するため、八時半までに大韓旅行社のデスクへ向かいましょう。
広さ、豪華さともに我がホテルの百倍のエントランスを持つ、明洞のロッテホテルにそれはあります。
七階にある数ある板門店ツアー会社の中から大韓旅行社で受付してバスに向かいます。
約三割の西洋人旅行者と同じバスになると、いきなり『HAHAHAHA・・・』の出発になります。
日本人100%の『聞えよがし他国旅行記』が密かに聞こえるバスよりは楽しめるはずです。 -
臨津江(イムジン河)に架かる統一大橋の上の検問所から禁写になります。
言われる前に撮ったのでセーフです。
ここで一回目のパスポートチェックとなります。 -
問題無しだと服に付けるこんなのをくれますが、要返却です。
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ほどなくして国連軍の最前線基地、通称『キャンプ・ボニファス』に到着です。
まずはバス内にてパスポートと服装のチェックがあります。
気になる服装ですが、無地で派手じゃない色のTシャツ、破れのない常識の範疇の色落ちジーンズでもノープロブレムです。
但しサンダルは不可。 -
『撃たれても知りませんよ』って紙に『別にいいですよ』ってサインします。
どうしてもサインしたくないという方は、頑なに意思を貫いてツアーバスで待機しましょう。
ガイドさんのいい話のネタになるチャンスです。
ここからは韓国兵の運転するバスにチェンジです、 -
ここです、ここ! ここに来たかったのです!
あちらの建物の三階テラスにも『東側』からのお客様がいらっしゃってるようです。
早く『青い小屋』に入りたいが為にダッシュしたいとこですが、ダッシュした途端三か国巻き込む国際問題、及び両国兵隊さんの発砲、それに伴う流れ弾での私以外の参加者の死傷者が出る可能性があるので、ぐっと我慢です。
風が吹いて桶屋が無意味なる死では哀れです。
もしドンパチが始まった時のダッシュのためのサンダル不可でもあるようです。 -
韓国側MPの前方にある縁石が境界線(軍事分界線)ですね。
こちら韓国側は砂利で、あちら楽園側は黄色い砂となっております。
なにか理由があるのでしょうが、知る由もありません。 -
ついに内部に入ります。
本会議場内には二人の韓国軍MPがいてくれます。
一人は中央に、そしてもう一人は北朝鮮側ドアへの進入を阻むように立っています。
いざという時には我らの盾となり矛となってくれる方々ですので、台湾の時のように『マダム・タッソー化』なんて言える状況ではありません。
ちなみにこの『青い小屋』は、『軍事停戦委員会本会議場』という立派な名前の施設で、通称『ブルーハウス』と言うようです。 -
この中央MPが立っているのがちょうど境界線で、机上ではマイクのコードがボーダーラインになります。
つまりこの時、右足のつま先のみ合法的に北朝鮮入国です。 -
この瞬間、私はガッツリと北朝鮮国内に存在してます!
ついに念願の『地上の楽園』にゲストとして入園出来ました! マンセー!マンセー!
なんだか金の三代目を応援したくなってきたのは気のせいでしょうか?
窓の外の黄色い砂エリアには、勝手に親近感を持ち始めた朝鮮人民軍陸軍兵士がじっと立ってます。
あれが我が国の遊技事業からの送金で賄われてるという噂の鉄帽(テッパチ)ですね! -
本会議場の見学が終わると、再びバスにてキャンプ・ボニファスへと戻ります。
その途中、韓国映画『JSA』の舞台となった帰らざる橋と、すぐそばにある『ポプラ事件』の原因となった場所を通ります。
ちなみにキャンプ・ボニファスの『ボニファス』とは、その時人民軍兵士に殺された中尉の名前だそうです。 -
キャンプ・ボニファスに戻ると、皆で奇跡の生還と無事を祝いながらお土産コーナーへと向かいます。
皆さんまだ身の危険を感じているのか、どこででも手に入りそうな迷彩Tシャツがよく売れております。
すっかり平和ボケに戻った私は、北朝鮮のお酒『ブルーベリーのウィスキー』を一目散に入手!
果実使用なのに『ブランデー』ではなく『ウィスキー』とは…さすが楽園、ひと味ちがいます。 -
帰路、臨津江を渡って右折し統一公園?に来ました。
独身用冷蔵庫大の衛星を載せたロケット打ち上げ大失敗などどこ吹く風といった感のあるたくさんのファミリーが、隣接の遊園地で素晴らしい天気の週末を満喫しております。 -
このツアーには昼食のプルコギが付いています。
老いて味覚の狂った近所のおばちゃんが作ったような『激甘失敗すき焼き』に舌鼓を打ち損じます。
しかし、カセットコンロはかっこいいです。 -
明洞にて解散。
市庁の後ろになんか凄いのが建ってますね。 -
太平路の歩道では朝鮮戦争(韓国戦争)関係のイベントが行われています。
ついさっきキャンプ・ボニファスでお勉強したことなので、読めませんが写真だけで意味はよく分かります。 -
もう少し北進すると、兵馬俑の1号坑が現れます。
本場の東と違い北を向いてますが気にしてはいけません。
よそ見してると落ち込んで、夢の海外入院となる危険性があるので注意が必要です。 -
この子は狛犬かなんかだと思うのですが、『へチ』って子ですね。
ソウルオリンピック時の地味な虎のマスコットに比べたら驚異の進化だと思います。 -
東和免税店にきました。
空港以外で免税店をぶらつくのは数十年振りです。
嫁が友達になにやら頼まれたらしいです。
かたつむりとヘビが入った、材料だけだと魔女の秘薬の一歩手前のようなものを購入してました。
こりゃー、蜘蛛やらトカゲやらが入りだす日もそう遠くないですね。 -
免税店を出て東に歩くと鐘路タワーがあります。
歩きまわるにのに、いいランドマークになります。 -
鐘路タワーから北に向かうと、仏さんコーナーが始まります。
どのような思惑があるのか分かりませんが、『顔だけリアル』な仏さんがたまにいらっしゃいます。
売れるのでしょうか?
売れるのであれば、どのような方が買うのでしょうか? -
こちらでは2パターンのヘアースタイルをした生まれたての釈迦族、仏陀さんが、思い思いの方向を向いて口々に『天上天下唯我独尊』と言いまくっております。
-
少し歩くと華やかな雰囲気に飾られたお寺が現れます。
曹渓寺という名の結構有名なお寺のようです。 -
栗谷路に出てから東に歩いて行くと、現代グループのデカいビルがあります。
看板も貫録十分です。 -
その隣には現代グループ関連の憩いのスペースがあります。
ギャラリーにもなってるようです。
したり顔の白クマ君が「あ〜、ヒョンデグループの者ですけど・・何か?」とデカイ態度を見せてます。
旧財閥なので許します。 -
ホテルで足を休めて、徒歩20分、中部市場の南側に位置する冷麺エリアでダントツの人気を誇る長い名前の冷麺専門店に来ました。
この店の旨いものランキングは、マッコリとやかんで出てくる『無料牛骨スープ』が一位タイ。
二位以下該当者なし、かなり甘党向きです。
完全なる左党の自分が残念です。 -
冷麺食った気がしなかったので、道を挟んで反対側の釜山カルビー屋に入ります。
釜山に行くことも無いと思うので、ここソウルにて釜山の味を楽しみます。
結果、甘くて楽しめません。
韓国全土甘党ですか? そういえば前の冷麺屋の卓上調味料類には砂糖がありました。
だとしたら甘党じゃない自分が悪いのです。
ノープロブレムです。 -
無駄に甘甘満腹になった腹を撫でながら、広蔵市場の中を通ってホテルに帰ります。
履物の集団が飢えた池の鯉のように迫って来てます!
チュパチュパされると気持ち悪いので距離をとって歩きましょう。 -
ホテルのTVからは、同じ映像と同じセリフを繰り返している通販番組が流れてます。
『サングラス2つに髭そりも付いて、今なら39000W(2730円)!』と延々と捲し立ててます。
このまま寝てしまうと睡眠学習のように全セリフ覚えてしまいそうなので、速やかに消して就寝です。
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