韓国漢城…ソウルの街を歩き倒しませう

2012/05/03 - 2012/05/06

公共交通機関を使ってまで足を伸ばしたい所もないので、要所のギュッとつまった中心部を純粋に歩き倒したいと思います。

エリア ソウル(韓国)

起きるなりＴＶをつけるとＭＴＶにて故カート・コバーン(ニルヴァーナ)の特集をやってました。

この瞬間、『早起きは三文の徳』だなと思います。

ホテルを出て安国方面に歩いて行くと世界遺産の入り口があります。

図書館から借りてきた『地球の歩き方ソウル '05'06』によりますと、昌徳宮という貴重な場所のようです。

北村に来ました。

情報ではシンドイ坂を上ると聞いていたので、気合いを入れてガシガシ上ります。

あっという間に終点です。

並みの健脚さんであれば息も乱れない程度です。

高度的には25メートルほどですね。

西側(総理大臣関係の施設方面)を見るとこんな感じです。

総理大臣施設方面にショートカット出来るような階段があるので降りてみましょう。

降りて来たとこには可愛いのがちょこんと立っています。

娘さんにファインダー越しにが見つめられ、視線はこちらの『完全照れ』状態です。

総理大臣関連施設では、何かがあるらしく厳重な警備になっています。

観光客を乗せた観光バスが、片っぱしからＵターンさせられてます。

Ｕターンさせられて、交通量ほとんど無しなのでJ-WALKしてたら警官になにやら怒られました。

意味不明なので微笑みながら立ち去ります。

怒られながら渡った道路の東側には美術館か博物館が建設中です。

電信柱のポスターは、基礎スキー終盤に近いの20年前に行ったベアーズスキー場ですね。

人のスキー板の上を当たり前のように滑る多数の韓国人にＫ２の板を傷だらけにされたのもいい思い出です。

お楽しみのゲレ食は定食Ａ(メイン真っ赤スープ)、定食Ｂ(メイン白スープ)のツータイプのみでした。

ソウル中を華やかにしてる提灯には、仏陀様が描かれてたのですね。

誕生日が近いってのも理由の一つかもしれません。

京福宮の東側の門が開いてたのでFREEの観光客になれるかなと思いましたが、なにかのイベントの演者さん達のバックヤードになってるようです。

京福宮最初の広場ではソウル市警のイベントが行われてます。

マスコットの金君と李さん、可愛いですね。

広場の次の門をくぐって中に入ると空の水路があります。

おっと、変なのが亀を狙ってます！

いや、よく見ると変なのは亀を見てないのでノープロブレムです。

次の建物はいろんな動物に囲まれていい感じです。

手前の環は雨の日のテント用の、いわゆる備え付けペグのようです。

この子はなにか分からないので猫にします。

変な顔の猫です。

チキなん番長！？

我が町が誇るキャラクター、チキン南蛮ＰＲマスコットの『チキなん番長』そっくりです！

だとすると、トサカに見えるのはチキ南ですね。

韓国版消火器、通称『太っちょ』がちょこちょこ置いてあります。

見た目では大して消しそうではないですが、その能力は未知数です。

20年前にはみっちりつまってた総督府が解体されて元に戻った広場では、いつから始まったのか、観光用の衛兵さん達の交代式があってました。

なにはともあれ雇用があることはいいことです。

その昔、屈斜路湖そばの美幌峠には、モデルに転職した『八代目イレンカ酋長』とおっしゃる「本来の大和民族」の方がいらっしゃいましたが、まだ元気に頑張ってるのでしょうか。

もしくは九代目に代替わりされたのでしょうか。

世宗路の真ん中広場ではステージが組まれ、イベントのリハが行われています。

モータウンビートの軽快な音楽で踊るぱっとしない黒髪アジア人の子供達ダンスより、その前で監督する先生らしい女性のハイテンション振りに、思わずスタンディングオべーションです。

この世宗路真ん中広場の両サイドには浅い水路があって、北から南へと水が流れてます。

一見勾配を感じないのに流れると言うことは、流入と流出の仕組みに人工的な何かがあるとしか思えません。

仕事でいつもポッケに潜ませてる水平器が無い事を悔みます。

地下に潜ると世宗帝と李将軍のカッチョイイ施設があります。

いつの間に作ったのでしょうか。

李将軍コーナーには軍艦もあります。

なかなかお金の掛かった施設となってるようです。

中では某チョコレート工場長さん大の作業員さんが鬼の形相で働いています。

ソルビン酸パワーです。

地上に戻るとハングル文字を作って広めさせた世宗帝がいらっしゃいます。

個人的な感想を言わせて頂きますと、なんて余計な事をしてくれたのだろう！というのが本音です。

いつでも来れるような隣国なのに、入ってみないと何屋か分からない看板だらけなのは不便です。

少しは勉強してたので文字を音には変えれますが、意味が分かんないので不自由には変わりなしです。

南大門市場に来ました。

金物屋でキムチ入れとマッコリ用カップを買おうと思い値切りに入ります。

だがしかし円高の影響か、日本人は言い値で買っていくのが常識と思っているのか、まったくディスカウントする気配なしです。

逆に『アホか？』って顔されます。

必殺｢立ち去りの術｣でも引き止められないので、立ち去るしかありません。

結局、他店にて言い値で購入です。

地獄の血の池の如く煮えたぎる真っ赤な小ぶりなタライに心を惹かれて、ここで昼飯にしようと思います。

嫁曰く、冷麺は昨日の百倍旨かったそうです。

ビビンパ、マッコリは当然のように旨い！

真っ赤な太刀魚スープも、地獄的辛さで旨い！

サービスで頂いたトッポギは、さてどうしたもんか・・と悩みます。

スープ類には飯をぶち込んでグチャグチャにして食うのがマナーと、勝手に思い込んでるので、太刀魚の小骨を綺麗に排除して飯をぶち込んで最後の一滴まで完食します。

意図せず、店員さん数名に驚かれる偉業達成を果たしてたようです。

ここでもステージを組んでのイベントが行われています。

女の子ながらルーディメントもきっちり練習されてて、意外に魅せてくれます。

燃やされた門は修復中。

『全部燃えるとは思わなかった』と言ってた犯人が思い出されます。

明洞を歩く女の子は、タイプＡ〜Ｅまでの五種類の顔面しかいないと聞いてきましたが、残念ながら純粋一重瞼の朝鮮本来顔のスッキリした方々も結構いますね。

九州では福岡にしかないＨ＆Ｍに全く興味無いですが嫁につられて入ります。

こんなオプション付きの顔面は我が田舎でもよく見かけます。

この子は知ってる。

マッコリの子だ。

嫁が『フォエバー21』といういかにも中年女性受けしそうな名前の店に入りびたってる間、明洞の聖堂に行ってみましょう。

喧噪の街の中ながら、こちらは聖なる空気が満ちております。

休憩がてら他人様の契りを祝福します。

聖歌となりますが、当然ハングルで書かれてるので歌詞が読めません。

時間がきたので、嫁のいる店に戻ります。

途中、明洞のキャラクター朴さん(仮名)の徘徊に遭遇します。

カメラを向けると立ち止まって手を振ってくれるいいやつです。

明洞から東にガシガシ歩いて行くと、大変なものに遭遇してしまいました！！

我が精神の一部を形成する『エクストリーム』界の雄、レッドブルのミニです！！

このミニと北朝鮮兵士を見れただけで、この旅は『大満足』です！

東大門運動場ちょい手前の公園では、スケボーの大会があってます。

しかし『Red Bull』のロゴに見合うレベルのスケーターはいないようですね。

奇跡の復活を果たした川、清渓川沿いを歩きます。

橋の下の日陰ではマッコリ装備の飲み会もやってます。

ちょいとホテルで仮眠して、日本では高額商品と化した生肉を食いに行きましょう。

広蔵市場の北側の通りのこの薬局の横が、夢の生肉ランドの入り口です。

レバーとセンマイの旨さたるや…ガイドブックの名店訪問一店キャンセルしても来る価値大ですね！


ユッケは下に敷いてある梨と分別して食べないと、甘くてやりきれない感じです。

翌朝。

昨夜買っといた麻薬のキンパを食べます。

普通に旨いです。

１０時には帰りの迎えが来るので、今回やたらとお世話になった広蔵市場付近を感謝の意を込めて散歩します。

地下街に潜ると国装着てる人形さんがたくさんいます。

元祖韓流笑顔さんも早朝の眼鏡屋さんで笑顔を振りまいております。

肉食系の衣装に戦慄します。

地上に上ってしばらく西へ移動します。

こちらの看板オムニさんは、なかなかインパクトのあるお顔をされております。

なんかそそられる路地があるので入ってみましょう。

行き止まりです。

このパターン、結構な確率で存在します。

民家の玄関のドアと、我がホテルのドアがほぼ同じ系列ですね。

宿泊客としては、なかなかもの悲しい気分になります。

時間が無くなってきたのでショートカットしてホテルへ戻ろうと思います。

犬並みの帰巣本能をフル活用して急ぎます。

金も時間も一般市民の平均より少ないのに、同じ都市を何度も訪れるのはいかがなものなのか？

本当の贅沢なのか、はたまた究極の無駄なのか・・・

高度１万ｍで考えながら帰ろうと思います。