2012/05/03 - 2012/05/03
500位(同エリア1408件中)
かりんさん
GW後半。
のんびり家で過ごすのはもったいない!!
そんなことを実家で口にしたものだから、
両親と一緒にドライブすることになりました。
一時期、何故だか毎年訪れていた岐阜県。
高山の街並みにハマりました。
人混み苦手な私は、お祭りや雪景色が素敵な時期には
お邪魔せず、狙うはシーズンオフ。
通るだけになっていた郡上八幡が気になっていて、
いつか岐阜に再訪したいと言っていたのが、
両親の記憶の片隅に残っていた。
「白川郷って遠いの?」
なんて言われたら、催促でしかありません。
地理に疎い母が口にしたものだから、
きっと父と話してたんだろうな〜と察しました。
行きたいの?と聞くと、2人して素直に「うん」。
それじゃあとツアコンかりんと頑張った(つもり)。
「結い」で成り立つ、こちら。
そんな姿を、ツアコンも楽しみました。
白川郷観光協会
http://www.shirakawa-go.gr.jp/top/
- 同行者
- 家族旅行
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- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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本当は栗東から高速乗りたかった…
どこへ行くにも父が運転していた、かりん家。
父が私の運転する車に乗るようになったのは、父が右足の手術をしてから。
ほんの3年前なんです。
なので、例え私が渋滞予想をチェックしていても、何にもわかってないなんて雰囲気で「お父さんの言うこと聞け」って言われるんですよ。
口ゲンカするのも疲れますし、父の言うこと聞いて若干遠回りしたら案の定、渋滞に巻き込まれた^_^;
この写真は、ぎふ大和ICから白鳥ICで全く動かなかった数分間に、ここからあそこまで行くんだ!!と思って撮ったんですが。
まずは、大津ICから栗東ICまでノロノロ運転でね。
小一時間かかったんですよ。
その最中に連発される、
「助手席は楽やろ〜お父さ〜ん♪」
なんて母の言葉が、何だかイラッとさせたんだ(笑) -
そんなこんなで、両親念願の白川郷へ辿り着きました。
駐車場に車停めるのも混んでいて、ここまで6時間かかっちゃいました。
朝の6時までには実家へ帰ったんだけどな〜
父は私が産まれた頃にお付き合いでゴルフでこちらへ来た時、合掌造りの町並みを観光した記憶があるのだとか。
でも、ここじゃないはずだと連発。
五箇山とかもあるし、きっと違う場所に連れて行ってもらったんだろね〜なんてご機嫌取っていたら。
母は「私が大変な時にお父さんは…」なんて調子になってきた。 -
とはいえ、やはり白川郷の姿は素敵で。
へぇ〜、ほぉ〜、なんて3人揃って溜息吐きつつ眺めていました。
出不精の母をここまで連れて来られたことに、若干の達成感を感じつつ。
私はデジイチ引っぱり出して、ここぞとばかりにバシャバシャ撮りまくります
時期が時期だけに人は多いですが、じっくり眺めながら回っていたら、こんな写真も収められました。
観光サイトをチェックしたのだろう両親は、合掌造りの民宿に泊まってみたいと思っていたようですが。
一応親孝行気取りだった私も、先週言われた段階でチェックしたんだよ〜
けど、お手頃のお宿は無かったんだよ〜と言ってしまいました^_^; -
目に入った場所にはお邪魔したくなる。
そんな父の好奇心を損ねたくないと思ったので、明善寺郷土館へお邪魔することに。
いつだか職場の親睦会で来た時に、ここで写真撮ってもらったな〜と思いつつ、その当時とは違う景色を眺めるのも楽しいかと思ったのが間違いだった。 -
庭園眺めてる、普段のお寺とは違ったな。
回ってる途中で写真撮られて。
うちの両親なんぞ旅行に疎いものだから、こりゃ記念だなんて言って買っちゃってるし。
どうせなら、気持ち良く撮られて買わせてほしかった。
なので、こちらで何を感じたかなんて吹っ飛んでます。 -
きれいや〜♪
なんて母が言ってたことは覚えていたので、パチリ。 -
山の水なんでしょうね。
とっても澄んでいてキレイだった。
ひと昔前なら、そのまま飲んじゃえなんて父が言って、おいし〜!!なんて私たちも答えてた。
地元でも上流だったら大丈夫!!と安心して飯盒でご飯炊いてたけど、甥っ子&姪っ子と一緒となると、今は思案してしまいます。
こちらでは鯉が飼われていたのか、影を見つけると口を空に向けてパクパク。
私はネコ以外ダメなんでね。
そこはよその子どもちゃんに相手を任せて、写真だけ収めました。 -
ちょっとクロかりん炸裂してるな〜
なんてことを自覚しつつ、歩いて回ります。
お正月に見るのは、こんな感じのお家やな〜
除夜の鐘が鳴る頃の番組を思い出して話す母の横で、世界遺産のDVDにハマっている父が屋根の吹き替えについて語る。
私にも貸してくれるって言いつつ、夜な夜なDVD観賞しているので貸せないようで。
それなりに楽しんでくれているので、良しとしよう(笑) -
鯉のぼり、怖かったな〜
弟たちの鯉のぼり。
今では珍しくなりましたが、ベランダでこんな風に出してました。
その鯉の目が怖くてね。
なのでこの時期は、お手伝いに洗濯物取り込むのもドキドキしました。
甥っ子たちは五月人形になっちゃいましたが、
地元の河川で気持ちよく泳ぐ鯉のぼりは眺めに行きましたよ♪
こちらでは、三脚立てたオジサマがベストショットを狙ってました。
そそられるよね〜 -
なんてブツブツ言ってたら、お腹が空いてきた。
これでも早起きしたので、かなりの空腹に襲われて。
こりゃ飛騨牛の串焼きでも焼いてるな!?という煙を見つけたら、もうお腹の虫が騒いで止まりません。
父は張り切ってその串焼きを買っていたのですが、私はコロッケ狙い。
サクサク&ジューシーでした。 -
「五平餅食べたい」
なんて母のセリフを聞いた父は、どうしたんだか正直に並んじゃって。
エッ!?と驚いてしまいました。
「おかわり」って母にご飯茶碗を差し出す父が、どうしたんだ!?
執事のごとく「お茶もいるやろ?」なんて買ってきて。
私にも「コーヒーいるか?」なんて調子で(笑)
何だかおかしくなっちゃった。 -
母が居なきゃ何にもできない父。
それを我ら三姉弟に咎められても、ずっと亭主関白気取りだったんですよ。
それが、こんな調子だ。
私にネタにされるとも気づかず、執事を務めておりました(笑)
次にお邪魔したのは「長瀬家」
何度か白川郷へ来ていますが、こちらは初めて。 -
入ってすぐのところに囲炉裏があって。
合掌造りのこちらには必ずある、囲炉裏。
記念撮影する場所になっていますが、害虫駆除のため、囲炉裏の火で建物をいぶして乾燥させていたんですね。
雪深い冬、囲炉裏の火で暖を取る姿を妄想… -
順路に沿って上へあがって。
この縄が、雪の重さや風の強さに対する柔軟性を生んで、家の耐久性を増すそう。 -
屋根の葺き替えの時に使用されるものも。
「屋根には釘ひとつ使ってないんや」
DVDで勉強した父が張り切って話す話す…
茅葺き作業は、村人の共同作業「結(ゆい)」で行われます。
村の材料を使い、費用をかけずに村総掛かりで行う作業。
近年は、ボランティアに頼らないといけないのが現状なのだとか。 -
養蚕業が盛んだった姿を妄想し、パチリ。
こちらでは和紙漉き、塩硝作り、養蚕が家内工業として盛んに行われていたのだとか。
合掌造りが養蚕に適していたことも理由。 -
上を見上げれば、立派な姿が。
リーフレットには、長瀬家のご先祖は漢方医で、前田家にも仕えていたと書かれていました。
前田家といえば、加賀藩。
お隣、石川県とも縁があったんですね。 -
集落をのんびり回って。
「この時期に雪山見れるなんて」
を連呼していた、父。
駐車場の隅には、寄せられた雪が山になっていたりして。
5月に入っても雪解けていないなんて、それだけ奥深いんだ。
そんなことを感じました。
白山なのかな?
父は、こちらが気になって仕方ない。
撮る訳じゃないんですが、私のバズーカ(デジイチの愛称^_^;)を望遠レンズに替えろと言っては眺めてました。 -
散策し始めて、それほど時間が経った訳ではないんですが。
行き急ぐ父を連れていることもあり、ついて行くのが大変。
そして母は若干疲れてる様子で。
ミスターが言ってたよ、後部座席で疲れてるのは本望じゃないって。
そんな、知ってる人しかわからないようなこと言うと、
「お母さんもそうや」と(笑)
なので、展望台へ行ってみようと誘う。
すると父は「そんなとこ行ってどうするねん」と。
バス待ちを利用して休憩し、2人を連れて荻町展望台へ向かうことに(¥200)。 -
文句を言ってた父ではありますが、一番テンション上がってた。
「これ、TVで見たことあるやろ?」
なんて母に言ってます。
ライトアップしている姿をTVで見たことがある我ら。
それはそれは楽しませていただきました。
桜が咲いていたら、また違う雰囲気を楽しませてくれたんだろう。
雪が積もっていたら…
なんてことを、とりとめなく妄想し(笑) -
いや〜、ここ来て良かったわ。
一番テンション上がったわ♪
なんてセリフが、みんな揃って出て。
何度もお邪魔したことがある私も、ここは初めてで。
とても満足しました。 -
それでも、後継者が居ないことが問題にもなっていて。
合掌造りではない建物も確かにあると感じました。
観光客が増えて、新たな問題が生まれていることも察します。
それでも、ワガママかも知れませんが、この素敵な景色を残してほしいと願います。
駐車場代も、展望台へ来たバス代も、もしかしたら保存のために使われるかも知れないよ。
そんなこと言いながら、帰りはてくてく歩いて下界へ。 -
やっぱり今度は、ここで泊まってみたいな。
そんな思いを抱きつつ、
じゃあ毎月みんなで貯金しよか?
なんて、親孝行甚だしいセリフを吐いてみた(笑)
では、そろそろお土産買って帰りましょうか。 -
お昼をコロッケや五平餅で済ませてしまった我ら。
どこかいいお店はないの?
なんて言われますが、リサーチしてなかった。
行きは満車で入る気すら失せた「ひるがの高原SA」に、帰りは寄ってみることにしました。
ここからは、食べ物ばっかりです。
クックラひるがの内にある「エバス」にお邪魔して、飛騨牛を堪能しようということに。
こちらは母が頼んだ、飛騨牛ハンバーグ。
とってもジューシー。
クチコミではソースにこだわりがあれば…なんて話でしたが、我らは大満足。 -
店内入ったら、煙がモクモクで。
何だ!?と思っていたら、その正体は「けいちゃん定食」。
岐阜県の郷土料理の一つなのだとか。
こりゃ頼まんとあかんやろって気に。
しばらくそのままでって言われても、箸を立ててしまう。
そんな美味しそうな匂いが漂うのでした。 -
こちらは、飛騨牛網焼き定食。
飛騨牛って名前に付くだけあってお値段張りましたが、とっても美味。
やわらかいお肉が箸を休めさせません!!
お行儀悪いかもですが、みんなでシェアして堪能したのでした。
名古屋方面の事故渋滞に巻き込まれながら、暴風の中、何とか実家へ辿り着きました。
あんなにハンドル取られるの、久しぶりでドキドキしたぁ。
無駄にテンション高い両親の話を聞き、高山の地酒を楽しみながら夜が更けたのでした。
END
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ホーミンさん 2012/06/16 09:23:40
- 親孝行の旅
- かりんちゃん
こんにちは〜 (o^v^o)
岐阜にはよく行ってらしたんですね?
いいところがいっぱいあるもんね。
白川郷には行ったことあるよ、一回だけ。
初夏でね、暑くって暑くって。
冷やしたトマトが美味しかったな。
展望台があったのは知ってたけど、ツアーで行ったものだから登る時間がなかったの。
上から見ると、屋根の並びが揃っているのがよくわかるね。
そりゃあテンションも上がるわ〜♪
今度行くことがあったら、絶対にここに登ることにしよう!
親孝行が出来てよかったですね。
見習わなくっちゃ!
- かりんさん からの返信 2012/06/18 21:22:55
- RE: 親孝行の旅
- ホーミンさま
こんばんは。
遅くなってスミマセン。
気管支炎とやらになりまして。
ゴホッゴホッと毎日過ごしてました^_^;
今の時期、咳がいやらしく(!?)残る風邪が流行っているそうです。
ひと月前の旅行記に書き込みありがとうございます。
思い出しながらコメント入れてると、グチめいたことしか思い浮かばなくて。
> 白川郷には行ったことあるよ、一回だけ。
> 初夏でね、暑くって暑くって。
> 冷やしたトマトが美味しかったな。
あとキュウリも♪
以前お邪魔した時に食べたな〜なんて思い出しました。
この時期だから、コロッケでも大丈夫だった!?
> 展望台があったのは知ってたけど、ツアーで行ったものだから登る時間がなかったの。
> 上から見ると、屋根の並びが揃っているのがよくわかるね。
> そりゃあテンションも上がるわ〜♪
そりゃ残念です〜
とはいえ私も初めてでした。
テンション上がりますよ♪♪♪
昔話の世界が目の前に広がってるみたいで。
今度はぜひぜひ展望台へ!!
かりん
-
- たらよろさん 2012/06/08 12:50:05
- 素晴らしい親子愛♪
- こんにちわ〜かりんさん。
お父様、お母様と一緒にドライブ、、、
いいですね〜〜
そして選んだ地が白川郷。
これも魅力的。
GWの白川郷なら渋滞必至だろうけれど、
素敵な思い出作れてよかったですね。
本当の親子ならではの会話の数々、、、、
親子だからこそ、そこまで喧嘩にならずに終われる本音(笑)
家族っていいですね♪
たらよろ
- かりんさん からの返信 2012/06/08 21:47:27
- RE: 素晴らしい親子愛♪
- たらよろさま
こんばんは。
書き込みありがとうございます。
> お父様、お母様と一緒にドライブ、、、
> いいですね〜〜
いやいや、催促されたまで。
でもそれがなかったら、GWはひきこもってた(笑)
> GWの白川郷なら渋滞必至だろうけれど
そうなんですよね。
シーズン中の渋滞情報じゃ、あの辺りはいつも混雑してますし。
オフにしか行ったことなかったので、休憩含めて6時間かかったことなんてなかったんですよ。
なので、驚いてしまいました。
平日に楽しめる喜びを噛みしめました〜
> 本当の親子ならではの会話の数々、、、、
> 親子だからこそ、そこまで喧嘩にならずに終われる本音(笑)
グダグダと書き込んでしまいましたが、こんなことばっかなんですよ。
父はお付き合いと称していろんな所へいってるんですが、母はそうじゃなくて。
父が思い出話に花咲かせると、母はスネてしまうんですよね。
やっかいだ。。。
両親共に定年の時期になったので、これから時間いっぱいできますし。
2人だけでも楽しんでもらえたらな〜と、出掛けグセをつけようと思います(笑)
かりん
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