2012/05/05 - 2012/05/05
136位(同エリア239件中)
ひろかずさん
※あくまで、私見です。
・GW、ご存知の通り、雨が続き、自分は、家に引きこもりがちでした。
・天気予報を見ると、5月5日だけが、丁度晴れると分かり、「鉄道でどこか出かけよう」と思いました。
・混雑度と、木造駅舎探索を鑑み、茨城県の、関東鉄道常総線・真岡鐵道か、群馬県の上信電鉄か、千葉県の小湊鐵道か迷いましたが、自宅の最寄り駅から電車に乗った瞬間、「うん、小湊鐵道にしよう」と思い、小湊鐵道に乗ることに決めました。
小湊鐵道自体、乗車経験はありますが…。
・以後は、「成り行き」・「自然体」で事を進めました。
…いわゆる、「気まぐれ列車」というやつです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
木造駅舎の好きな私は、とにかく、木造駅舎のある駅へ行きたい…。
東京駅から、「休日お出かけパス」を買い、内房線・五井駅へ。五井駅から、小湊鐵道の上総牛久駅行き列車にスイッチ。
しかし、乗った途端、通勤電車並の混雑…。
「うーん、やっぱりGWなんだな…」と。
上総牛久駅までの間、どこか降りてみようと、粘りに粘ったのが、ここ、上総山田駅でした。 -
小湊鐵道・上総山田駅、駅名票
-
やはり、思った通りの駅で感動。
いい味が出ています。 -
小湊鐵道に乗る際、いすみ鉄道にも乗って、房総半島を横断する、「房総横断記念乗車券」を買いました。
しかし、「房総横断記念乗車券」は、フリーきっぷではなく、あくまで「片道乗車券」なので、後戻りはできません。ここで次の列車まで、1時間ほどの探索。 -
イチオシ
上総山田駅・駅舎とプラットホーム
-
駅から少々歩いてみました。一面の田んぼ。のどかでした。
-
田園風景(2)
-
更に歩いてみると、養老川の河川敷へ。なるほど、更に上流へ行けば、養老渓谷へと繋がるわけですね…。
-
イチオシ
上総山田駅に戻り、もう少し駅構内を見てみました。
-
上総山田駅から、五井駅方面の景色
-
撮影マナーは守ります。
-
次の列車が来ました。観光客輸送のためか、3両編成と、ローカル線にしては、長い編成。
しかし、駅舎側のプラットホームにいた私は、慌てて向かい側のホームへ…。
うっかりしていました…(苦笑) -
列車は、小湊鐵道の終点、上総中野駅行き。
途中、車内を巡回していた車掌さんに、少しでも、ローカル線の売上に貢献しようと、
「記念に、乗車券下さい」
と言ったら、
「小学生のほうが安いから、そうしましょう」と…嬉しい、ご配慮ですね。
そして、列車は、里見駅。車内アナウンスによると、お弁当を300円で売るとの事でした。 -
里見駅で、列車の窓越しから購入した、300円のお弁当。
-
車掌さんから、
「養老渓谷駅に行けば、硬券入場券が買えますよ」
と聞いたので、上総中野駅の一つ手前の、養老渓谷駅で下車しました。 -
養老渓谷駅・駅名票
-
養老渓谷駅・駅名票(2)
-
窓口で、「硬券入場券下さい」と言ったら、
「ご自分でパンチ(改札鋏)を入れて下さい」…と言われ、パンチ(改札鋏)を渡されました。
…コレはまた貴重な体験。恐らく、初めて握ったかと…。
そして、丁寧に右下に鋏を入れました。 -
「養老渓谷温泉」というのがあるなあ…と思い、近くのガイドさんらしき人に聞いてみたら、
「粟又の滝行きのバスに乗れば、行けますよ。あとの温泉は、時間制限があるから、このバス(粟又の滝行きバス)に乗って下さい」
ということで、これまた混雑したバスに乗り、粟又の滝へ。
でも、来たはいいけれども、はて、温泉は?。しかも、帰りのバスの時間も非常に気になる…。
仕方がない。ひとまず、温泉は半分諦め、粟又の滝へ行こう…と。
なるほど…これが、「粟又の滝」なんですね…と。
養老「渓谷」ですからね…。 -
養老渓谷の遊歩道地図と避難路
-
イチオシ
帰りのバスの時間を気にしながらも、「えーい!遊歩道を進んでしまえ!。なんとかなるだろう。」
と決断し、遊歩道を更に歩きました。
遊歩道を散策すると、ところどころに、綺麗な滝が、ザーッと流れていました。 -
更に遊歩道を進むと、3つめの滝
-
混雑はしていましたが、ゆっくり深呼吸しながら、遊歩道を進みました。
-
イチオシ
「でも、どうしても、バスの時間が気になる…」と思い、地図にあった、遊歩道散策は、「避難路3」で終わりにし、出口に出ようと。
…しかし、ここからが、まるで、ロールプレイングゲーム状態の大冒険の始まり。
…バスが走っている道、どこ?
と。
でも、絶対に遭難はしないよ…死ぬわけないから。
水も確保してありますし、例え未舗装でも、こうしてガードレールがキチンと整備されている道なんですから…。と、自分に言い聞かせました。 -
自然はタップリある…。
-
しばらく歩くと、おお!、舗装されている道路に着いた。
集落があるので、いざとなれば、道を尋ねればイイ…と自分に言い聞かせました。
しかし、このあたり、自分の両親の故郷(福島県)にそっくりの風景だなあ…と。 -
そして、己への信頼感を頼りに、歩いて行ったら、
「あ!温泉だ!」
と。時計を見ると、13時半でした。
これが、養老渓谷駅でのガイドさんらしき人が言っていた、温泉なんだなあ…と。
「ごりやくの湯」というそうです。
しかも、近くに、バス停がありました。
ただし、バス停には、時刻表が2つあり、1つの時刻表によれば、上総中野駅行きのバスが、1時間に1本走っているみたいですが、もう一つの時刻表を見ると、上総中野駅か、養老渓谷駅方面のバスは、14時半の次は、最悪、16時半が終バスだな…と。
こういう時は、最悪の状況を考え、時刻があまり書いていない方の、時刻表でスケジュールを考えよう…と思いました。 -
温泉のフロントの人に、バスの時間を聞いても、時刻があまり書いていない方のバスの時刻表しか分からない様子でした。
恐らく、殆どがクルマなんでしょうね…。
1000円と、少々高いながらも、ひとっ風呂浴びました。
…確かに、露天風呂からの景観は素晴らしかったでしたが、本当に、ご利益あるのかなあ… -
バス停に引き返すと、養老渓谷駅行きのバスが止まっていました。
運転手さんに、「上総中野駅行きのバスは来ますか?」聞いてみると、
「もうじき来ますよ」…と。
そして、上総中野駅行きのバスが来て、ホっとしました。
駅にさえ行けば、帰れますから…。
いや、しかし、本当に、「成り行き」「自然体」の大冒険だったな…と。 -
上総中野駅。ここもGWのためか、大混雑。
そして、いすみ鉄道にスイッチ。
いすみ鉄道も乗車経験がありますが、あれ?、以前乗っていた列車と違う…。「ムーミン列車」とのことです。 -
なるほど、車内には、ムーミングッズが飾ってありました。
-
どうやらこの、「ムーミン列車」、製造年を見ると、「2012」とあったので、まだ走り始めたばかりの車両なんですね…と。
-
「上総いすみ」ちゃん?
-
そして、これまた、通勤列車並に混雑したまま、一気に大原駅へ向かいました。
なるほど、車体に、ムーミンのイラスト。 -
「よし、冒険までしてしまったし、もう十分。帰ろう…」と思い、特急で一気に東京駅へ帰りました。
-
【おみやげ】
養老渓谷駅で購入した、「小湊鐵道ラスク」(350円)と、小湊鐵道ストラップ(500円) -
「小湊鐵道ラスク」を開けてみると、小湊鐵道シールが入っていました。
-
(左)房総横断記念乗車券
(右)車内補充券
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
38