2012年　3月　春の南伊豆　日米修好通商条約の締結地である下田の海と黒船ホテルでの食事　その１

2012/03/31 - 2012/04/01

早咲きの河津桜を見逃してしまったので三浦半島に行って河津桜や菜の花を観たりしてました。さて南伊豆は学生時代に良く行きましたが苦い渋滞経験がたくさんあり、最近では滅多に行くことはありません。

少し前に川奈に遊びに行った時、伊豆急のスーパービュー踊り子号が乗り入れして、
池袋から丁度良い時間に出発し伊東の乗換なしで直通で行けることがわかりました。

今回はこの電車を利用して下田界隈を集中的に楽しんでみました。

なんといってもここはペリーが上陸した街であり
日米修好通商条約が締結の地です

その壱はプロローグ

エリア 下田(静岡)

旅のスタート地点である池袋の象徴：イケフクロウ

池袋発スパービュー踊り子号は9時18分です

2時間ちょいで昼前には下田到着です

スーパービュー踊り子号の2階席シート

もちろん1階席のみの車両もあります

2階席から降りるらせん階段

下の方にはキッズルームもあります

先頭車両からは運転席が丸見えです

なんとなく山手線とは流石に大違いでカッコいい

下田到着の踊り子号

電車を降りてホームの先へ進むと改札口

いや、伊豆下田関所

手形を探さないと出られません

実は到着時は大雨いや暴風雨状態

時間も時間なので近くのすし屋でランチタイムです

鰺、中とろ、鮃、鰹、雲丹、金目鯛、鰤、メダイ、メジナ、鱸、真鯛

さすがバラエティーに富んでます

刺身定食です

食べてから暴風雨なのでマイクロバスで仕方なく黒船ホテルへ直行

駅から10分程度

いきなり出てきた怖い生物

そう、覗いたらウツボが怒ってます

このウツボなぜかホテル内のロビー水路にいるのです

体調60cmくらいかな

結構大きい

ロビーには吊るし雛？が飾られてます

唐人お吉

タウンゼント・ハリスが体調を崩した際、牛乳を欲しがったがなかなか手に入らず、侍女として雇われていたお吉が八方に手を尽くし、ようやく下田在の農家から手に入れ、竹筒に入れて運んで飲ませたという記録が残っている。

その価格は8合8分で1両3分88文と非常に高価で、当時の米俵3俵分に相当したという。牛乳を公式に売買して飲用した記録は、日本ではこれが初めてだという。

これを記念して、下田玉泉寺には「牛乳の碑」が建てられている。

後述

下田には水族館がありますが暴風雨などで中止

ホテルの水槽が代わりになります

そんなホテルの外観

前は下田港、背面は山です

部屋に案内されて抹茶を頂く

実物は緑色です

お茶受け

窓を眺めるとさっきの暴風雨は去りいい天気となる

そこには黒船が停泊中

蒸気外輪フリゲート: サスケハナです

何故黒船？防水の為にピッチで塗られて黒くなっていました

黒船の反対側には海上保安庁の船

同じ時代に両方あったらさぞかし大混乱です

サスケハナに向かう途中、左横には公園があります

海岸を散歩して戻ったら早速風呂です

温泉ではありますが、どちらかというと下田の湾を眺望できそうなホテルだったので決めてます

露天風呂としては大きくもなく立派でもないですが

やはり眺望は良く気持ちがいい

夕暮れ直前なのでランプがともります

露天風呂に通じる内湯

下田温泉の効能


伊豆金山の一つである旧河津鉱山（蓮台寺金山）坑内から湧出する温泉

強肴

桜色の豆腐の上にはキャビア

金目鯛のしゃぶしゃぶ

ボリュームある刺身

活伊勢海老のお造り

金目鯛の煮付け

松茸ご飯

果物と和菓子

桜のプチ最中はこしあんにクルミが入っていて大変結構でした

ご馳走様です

明日は寝姿山、下田街歩き、花見です