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ここ数回の台湾旅行では、日本統治時代の遺構の散策を楽しんで来ました。 今回の旅行では趣向を変えて、台湾最大の景勝地であるタロコ(太魯閣)峡谷を訪問する事にしました。 <br /><br />個人的には、2008年11月に訪問して以来、2回目のタロコ峡谷でしたが、今回もダイナミックな景色を満喫出来て、マイナスイオンを沢山浴びて参りました。<br /><br />---<br /><br />旅程表<br /><br />&lt;2012年07月06日(金)&gt;<br />東京国際空港18:25→(JL039便)→台北國際機場(松山)21:00<br />台北(台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei))泊<br /><br />&lt;2012年07月07日(土)&gt;<br />台北(台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei))泊<br /><br />&lt;2012年07月08日(日)&gt;<br />台北國際機場(松山)15:30→(JL032便)→東京国際空港19:30<br /><br />---<br /><br />主な旅費<br /><br />(1)東京〜台北往復<br /> (日本航空HPより購入 JL正規割引航空券 47,460円)<br />(2)台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei) 2泊宿泊代(朝食込)<br /> (エクスペディアより購入 25,848円)<br />(3)日帰りタロコツアー(往復共に台鐡利用)<br /> (JTB台湾HPより購入 10,900円)

2012年07月 台湾旅行(タロコ峡谷)

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2012/07/06 - 2012/07/08

46位(同エリア221件中)

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弾丸旅行者

弾丸旅行者さん

ここ数回の台湾旅行では、日本統治時代の遺構の散策を楽しんで来ました。 今回の旅行では趣向を変えて、台湾最大の景勝地であるタロコ(太魯閣)峡谷を訪問する事にしました。 

個人的には、2008年11月に訪問して以来、2回目のタロコ峡谷でしたが、今回もダイナミックな景色を満喫出来て、マイナスイオンを沢山浴びて参りました。

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旅程表

<2012年07月06日(金)>
東京国際空港18:25→(JL039便)→台北國際機場(松山)21:00
台北(台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei))泊

<2012年07月07日(土)>
台北(台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei))泊

<2012年07月08日(日)>
台北國際機場(松山)15:30→(JL032便)→東京国際空港19:30

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主な旅費

(1)東京〜台北往復
 (日本航空HPより購入 JL正規割引航空券 47,460円)
(2)台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei) 2泊宿泊代(朝食込)
 (エクスペディアより購入 25,848円)
(3)日帰りタロコツアー(往復共に台鐡利用)
 (JTB台湾HPより購入 10,900円)

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
交通
5.0
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道 観光バス タクシー 徒歩
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配

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  • &lt;2012年07月06日(金)&gt;<br />日中は通常出勤でしたが、会議を16時15分頃に抜け出してフレックス退社し、16時45分頃に東京国際空港(羽田)の国際線ターミナルにやって来ました。 この時間帯は東京国際空港(羽田)からの国際線の出発便が疎らなので、とても閑散としていました。 もう少し国際線の便数を増やして欲しい所ですね。

    <2012年07月06日(金)>
    日中は通常出勤でしたが、会議を16時15分頃に抜け出してフレックス退社し、16時45分頃に東京国際空港(羽田)の国際線ターミナルにやって来ました。 この時間帯は東京国際空港(羽田)からの国際線の出発便が疎らなので、とても閑散としていました。 もう少し国際線の便数を増やして欲しい所ですね。

  • 写真は搭乗便である、JL039便・台北國際機場(松山)行です。 この日の便も満席でした。 丁度、台湾では夏休み期間に当たる事から、台湾から来た多くの家族連れや学生の旅行客が沢山搭乗されていました。 東日本大震災の発生から1年以上経ちましたが、台湾からの観光客は相当戻って来ている印象を受けました。<br /><br />JL039便は定刻よりも早く、20時40分頃に台北國際機場(松山)に到着しました。 入国審査と荷物のピックアップ、外貨両替を済ませ、タクシーに乗り込んだのは20時52分でした。 この日の移動も、とてもスムーズに進みました。

    写真は搭乗便である、JL039便・台北國際機場(松山)行です。 この日の便も満席でした。 丁度、台湾では夏休み期間に当たる事から、台湾から来た多くの家族連れや学生の旅行客が沢山搭乗されていました。 東日本大震災の発生から1年以上経ちましたが、台湾からの観光客は相当戻って来ている印象を受けました。

    JL039便は定刻よりも早く、20時40分頃に台北國際機場(松山)に到着しました。 入国審査と荷物のピックアップ、外貨両替を済ませ、タクシーに乗り込んだのは20時52分でした。 この日の移動も、とてもスムーズに進みました。

  • 台北國際機場(松山)からタクシーで約10分で、定宿の台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)に到着しました(140台湾元、約390円)。 このホテルのフロントスタッフは、とても流暢な日本語を話されるので、いつもながら感心しました。 チェックインもスムーズに進み、部屋に通されたのは21時08分でした。

    台北國際機場(松山)からタクシーで約10分で、定宿の台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)に到着しました(140台湾元、約390円)。 このホテルのフロントスタッフは、とても流暢な日本語を話されるので、いつもながら感心しました。 チェックインもスムーズに進み、部屋に通されたのは21時08分でした。

  • 今回通された台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)の客室の様子です。 無線・有線LAN共に、無料で使用出来るので、非常に助かります。 今回は会社のパソコンを持ち込んでいましたので、仕事も大変進みました。

    今回通された台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)の客室の様子です。 無線・有線LAN共に、無料で使用出来るので、非常に助かります。 今回は会社のパソコンを持ち込んでいましたので、仕事も大変進みました。

  • 台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)の浴室の様子です。 非常にゆったりとした造りで、とても快適でした。 のんびりお湯に浸かりました。

    台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)の浴室の様子です。 非常にゆったりとした造りで、とても快適でした。 のんびりお湯に浸かりました。

  • 宿泊した11階客室から見た、台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)周辺の風景です。 この辺りは、高級ブティックが密集するエリアです。 このホテルの裏側には、台北晶華酒店(The Regent Taipei)と言う高級ホテルが立地しています。

    宿泊した11階客室から見た、台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)周辺の風景です。 この辺りは、高級ブティックが密集するエリアです。 このホテルの裏側には、台北晶華酒店(The Regent Taipei)と言う高級ホテルが立地しています。

  • &lt;2012年07月07日(土)&gt;<br />この日の朝の台北は、曇りでした。 今日は、JTB台湾のHPから申し込んだ「マイバス タロコ峡谷観光」(10,900円)と言う、日帰りの現地ツアーを利用するのですが、タロコの天気も崩れなければ良いですね。<br /><br />JTB台湾の日帰りタロコ峡谷ツアーのURL<br />http://www.jtb.co.jp/kaigai/opt/detail.aspx?tourId=166759

    <2012年07月07日(土)>
    この日の朝の台北は、曇りでした。 今日は、JTB台湾のHPから申し込んだ「マイバス タロコ峡谷観光」(10,900円)と言う、日帰りの現地ツアーを利用するのですが、タロコの天気も崩れなければ良いですね。

    JTB台湾の日帰りタロコ峡谷ツアーのURL
    http://www.jtb.co.jp/kaigai/opt/detail.aspx?tourId=166759

  • JTB台湾の「マイバス タロコ峡谷観光」の集合場所は、台北車站(駅)至近のコスモスホテル(天成大飯店)でしたので、宿泊先のホテルからタクシーでコスモスホテルに移動しました(約5分、70台湾元(約190円))。 <br /><br />コスモスホテルでJTB台湾のベテランガイドさん(お爺さん)や他の参加者と合流し、台北車站(駅)から台湾鐡路(台鐡)の自強號(特急列車)で、タロコ峡谷の玄関口である花蓮車站(駅)に向かいました。 写真は台鐡台北車站(駅)の様子です。

    JTB台湾の「マイバス タロコ峡谷観光」の集合場所は、台北車站(駅)至近のコスモスホテル(天成大飯店)でしたので、宿泊先のホテルからタクシーでコスモスホテルに移動しました(約5分、70台湾元(約190円))。 

    コスモスホテルでJTB台湾のベテランガイドさん(お爺さん)や他の参加者と合流し、台北車站(駅)から台湾鐡路(台鐡)の自強號(特急列車)で、タロコ峡谷の玄関口である花蓮車站(駅)に向かいました。 写真は台鐡台北車站(駅)の様子です。

  • 08時20分台北車站(駅)発の自強274號は、定刻の10時50分に花蓮車站(駅)に到着しました。 自強274號の車内も、夏休みをエンジョイする地元の学生さんや家族連れで、超満員でした。

    08時20分台北車站(駅)発の自強274號は、定刻の10時50分に花蓮車站(駅)に到着しました。 自強274號の車内も、夏休みをエンジョイする地元の学生さんや家族連れで、超満員でした。

  • 花蓮車站(駅)からは車(バン)に乗り込み、タロコ峡谷に向かいます。 車の中ではガイドさんから様々なお話を伺いながら、約20分でタロコ峡谷の入り口に到着しました。 この通り「太魯閣國家公園 東西横貫公路入口」の碑が向かえてくれました。 <br /><br />太魯閣國家公園は花蓮縣の山部にあって、南北に約38Km、東西に約41Km、総面積は9万2000ヘクタールに及ぶとの事です。

    花蓮車站(駅)からは車(バン)に乗り込み、タロコ峡谷に向かいます。 車の中ではガイドさんから様々なお話を伺いながら、約20分でタロコ峡谷の入り口に到着しました。 この通り「太魯閣國家公園 東西横貫公路入口」の碑が向かえてくれました。 

    太魯閣國家公園は花蓮縣の山部にあって、南北に約38Km、東西に約41Km、総面積は9万2000ヘクタールに及ぶとの事です。

  • 「太魯閣國家公園 東西横貫公路入口」から見た景色です。 入口付近で、暫し写真撮影休憩となりました。 その後、再度車に乗り込んで、どんどん奥に向かいました。

    「太魯閣國家公園 東西横貫公路入口」から見た景色です。 入口付近で、暫し写真撮影休憩となりました。 その後、再度車に乗り込んで、どんどん奥に向かいました。

  • 次に辿り着いたのは、シャカーダンと言うトンネルです。 このトンネルを抜けると橋が掛かっているのですが、その橋には・・・。

    次に辿り着いたのは、シャカーダンと言うトンネルです。 このトンネルを抜けると橋が掛かっているのですが、その橋には・・・。

  • この通り、左右各50匹、計100匹の獅子の装飾が施されておりました。 それぞれ表情が異なっており、圧巻でした。

    この通り、左右各50匹、計100匹の獅子の装飾が施されておりました。 それぞれ表情が異なっており、圧巻でした。

  • この写真の右側から左方向に走っている岩場の中の歩道が、シャカーダン歩道(Skadang Trail)です。 歩道の最終地点の三間屋までは、約4.5Kmあるそうです。

    この写真の右側から左方向に走っている岩場の中の歩道が、シャカーダン歩道(Skadang Trail)です。 歩道の最終地点の三間屋までは、約4.5Kmあるそうです。

  • 遠くに見えるこの建物は、長春祠です。 タロコ観光の際に利用する東西横貫公路は、人力で絶壁や断崖を削り、トンネルが掘られました。 この工事の際に212名が亡くなった為、その霊が祀る為に民國47(1958)年に、ここに長春祠が建設されたそうです。

    遠くに見えるこの建物は、長春祠です。 タロコ観光の際に利用する東西横貫公路は、人力で絶壁や断崖を削り、トンネルが掘られました。 この工事の際に212名が亡くなった為、その霊が祀る為に民國47(1958)年に、ここに長春祠が建設されたそうです。

  • もう一枚、長春祠です。 この日は時間が無かったので、長春祠は遠くから眺めるだけに留めました。

    もう一枚、長春祠です。 この日は時間が無かったので、長春祠は遠くから眺めるだけに留めました。

  • 長春祠を眺めた後は、車で昼食会場に移動しました。 昼食は、台湾原住民族のタロコ(太魯閣)族の民族料理でしたが、日本人の口にも合う、美味しい料理でした。

    長春祠を眺めた後は、車で昼食会場に移動しました。 昼食は、台湾原住民族のタロコ(太魯閣)族の民族料理でしたが、日本人の口にも合う、美味しい料理でした。

  • 昼食会場の様子です。 タロコ(太魯閣)族のお土産が沢山取り扱われていました。

    昼食会場の様子です。 タロコ(太魯閣)族のお土産が沢山取り扱われていました。

  • 「台湾第十二族 太魯閣族」の文字が見えます。 漢人系住民が渡って来る前から台湾に住んでいた原住民の方が沢山居られ、台湾政府が現在認定している原住民族は14部族あります。 太魯閣族は元々、南投縣仁愛郷に居住していたものの、17世紀に花蓮地区に移動したとの事です。 一度、台湾の原住民族のお祭りを、直に見てみたいと考えています。

    「台湾第十二族 太魯閣族」の文字が見えます。 漢人系住民が渡って来る前から台湾に住んでいた原住民の方が沢山居られ、台湾政府が現在認定している原住民族は14部族あります。 太魯閣族は元々、南投縣仁愛郷に居住していたものの、17世紀に花蓮地区に移動したとの事です。 一度、台湾の原住民族のお祭りを、直に見てみたいと考えています。

  • 私のカメラの望遠では上手く写せませんでしたが、昼食会場の外では、蝶が沢山飛んでいました。 台湾は蝶の種類も豊富で、蝶の研究家の間でも有名な飛来地です。 

    私のカメラの望遠では上手く写せませんでしたが、昼食会場の外では、蝶が沢山飛んでいました。 台湾は蝶の種類も豊富で、蝶の研究家の間でも有名な飛来地です。 

  • さて、昼食会場から出発して、再度峡谷巡りをします。 ダイナミックな光景が見えて来ました。

    さて、昼食会場から出発して、再度峡谷巡りをします。 ダイナミックな光景が見えて来ました。

  • ここは燕子口付近です。 左右の絶壁が急に狭まって来る箇所です。 絶壁の下の方に沢山の洞穴があり、ツバメがそこに巣を作る事から、燕子口と命名されたと言う説もあります。

    ここは燕子口付近です。 左右の絶壁が急に狭まって来る箇所です。 絶壁の下の方に沢山の洞穴があり、ツバメがそこに巣を作る事から、燕子口と命名されたと言う説もあります。

  • これも壮大な景色ですね。 自然が造り上げた絶景にとても驚かされました。

    これも壮大な景色ですね。 自然が造り上げた絶景にとても驚かされました。

  • 車からは、最近の大雨の影響からか、土砂が崩れている箇所が見えました。 車はそれらを器用に避けて進みます。

    車からは、最近の大雨の影響からか、土砂が崩れている箇所が見えました。 車はそれらを器用に避けて進みます。

  • 車は更に進み、「慈母橋」にやって来ました。 この名前の由来は、子供がこの付近で水に流されて亡くなってしまった後、母親が毎日ここへ来て子供の帰りを待っていたという説を聞きましたが、他にも諸説あるそうです。

    車は更に進み、「慈母橋」にやって来ました。 この名前の由来は、子供がこの付近で水に流されて亡くなってしまった後、母親が毎日ここへ来て子供の帰りを待っていたという説を聞きましたが、他にも諸説あるそうです。

  • 慈母橋の下にも巨大な岩が流れて来た為、この様に土台の補強をしたそうです。 それにしても、ダイナミック過ぎます。

    慈母橋の下にも巨大な岩が流れて来た為、この様に土台の補強をしたそうです。 それにしても、ダイナミック過ぎます。

  • 慈母橋から見た上流の様子です。 上からは、大きな大理石の岩がゴロゴロとありました。

    慈母橋から見た上流の様子です。 上からは、大きな大理石の岩がゴロゴロとありました。

  • 慈母橋から少し移動して「太魯閣國家公園管理處 緑水展示館」に到着しました。 ここで暫しトイレ休憩となりました。 

    慈母橋から少し移動して「太魯閣國家公園管理處 緑水展示館」に到着しました。 ここで暫しトイレ休憩となりました。 

  • 緑水展示館の内部では、難工事だった太魯閣峡谷の道路工事を、写真パネルで紹介されていました。

    緑水展示館の内部では、難工事だった太魯閣峡谷の道路工事を、写真パネルで紹介されていました。

  • 車は最後に「岳王亭」に寄りました。

    車は最後に「岳王亭」に寄りました。

  • 岳王亭にはこの吊り橋がありました。 太魯閣國家公園には吊り橋が複数在るのですが、申請なしに渡る事が出来るのはこの橋だけだそうです。 この吊り橋の定員は同時に8名までなので、暫し順番待ちをしてから通ってみました。 しかし、この橋の上では、恐怖で絶景を楽しめませんでした・・・。

    岳王亭にはこの吊り橋がありました。 太魯閣國家公園には吊り橋が複数在るのですが、申請なしに渡る事が出来るのはこの橋だけだそうです。 この吊り橋の定員は同時に8名までなので、暫し順番待ちをしてから通ってみました。 しかし、この橋の上では、恐怖で絶景を楽しめませんでした・・・。

  • タロコ峡谷を離れた後、花蓮特産の大理石のお土産屋さんを経由して、台湾鐡路(台鐡)の花蓮車站(駅)に戻って来ました。 ツアーでは恒例のお土産屋さんへの立ち寄りですが、今回のお店は押しが強く無かったので、正直助かりました。

    タロコ峡谷を離れた後、花蓮特産の大理石のお土産屋さんを経由して、台湾鐡路(台鐡)の花蓮車站(駅)に戻って来ました。 ツアーでは恒例のお土産屋さんへの立ち寄りですが、今回のお店は押しが強く無かったので、正直助かりました。

  • ここ花蓮は、花蓮縣の縣庁所在地で台湾東部最大の都市です。 この辺りは昔、荒野が広がっていたそうで、都市開発が進んだのは日本統治時代からの様です。 今日は花蓮の街歩きは出来ないですが、また機会を改めてこの街を訪問したいと思います。

    ここ花蓮は、花蓮縣の縣庁所在地で台湾東部最大の都市です。 この辺りは昔、荒野が広がっていたそうで、都市開発が進んだのは日本統治時代からの様です。 今日は花蓮の街歩きは出来ないですが、また機会を改めてこの街を訪問したいと思います。

  • 花蓮車站(駅)を定刻の16時40分に出発した自強181號は、定刻の19時16分に台北車站(駅)に到着しました。 写真は自強號の車内の様子です。 日本の特急列車と殆ど同じ内装です。 花蓮を出発すると直ぐに、車内は満員となりました。<br /><br />台北車站(駅)到着後は、直ぐにホテルに戻って休養しました。

    花蓮車站(駅)を定刻の16時40分に出発した自強181號は、定刻の19時16分に台北車站(駅)に到着しました。 写真は自強號の車内の様子です。 日本の特急列車と殆ど同じ内装です。 花蓮を出発すると直ぐに、車内は満員となりました。

    台北車站(駅)到着後は、直ぐにホテルに戻って休養しました。

  • &lt;2012年07月08日(日)&gt;<br />この日は朝から快晴でした。 今日は午後の便で帰国なので、午前中は台北市内に所在する日本統治時代の遺構を捜し歩きたいと思います。<br /><br />宿泊先の台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)から程近くの林森公園には、写真の様な鳥居が大小二つあります。 大きな方の鳥居は日本統治時代の第7代台湾総督であった明石元二郎氏の墓地にあったものです。 明石総督とは、台北から高雄までの電力送電を実現した日月潭水力発電の開発、台湾人と日本人が同等の教育が受けられる様にした台湾新教育令の発布等で功績がある人です。 明石総督は大正8(1919)年に公務で内地へ向かう船上で発病し、郷里の福岡で死亡しました。 「自分が死んだら台湾に葬る様に」と言う遺言から台湾で埋葬され、台湾に墓地と鳥居が設置されました。

    <2012年07月08日(日)>
    この日は朝から快晴でした。 今日は午後の便で帰国なので、午前中は台北市内に所在する日本統治時代の遺構を捜し歩きたいと思います。

    宿泊先の台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)から程近くの林森公園には、写真の様な鳥居が大小二つあります。 大きな方の鳥居は日本統治時代の第7代台湾総督であった明石元二郎氏の墓地にあったものです。 明石総督とは、台北から高雄までの電力送電を実現した日月潭水力発電の開発、台湾人と日本人が同等の教育が受けられる様にした台湾新教育令の発布等で功績がある人です。 明石総督は大正8(1919)年に公務で内地へ向かう船上で発病し、郷里の福岡で死亡しました。 「自分が死んだら台湾に葬る様に」と言う遺言から台湾で埋葬され、台湾に墓地と鳥居が設置されました。

  • 小さい方の鳥居は、第3代総督・乃木希典氏の母親の墓の鳥居と認識されていましたが、2010年にこの場所に移設された際、鎌田正威氏の墓にあった鳥居である事が判明しました。 この鎌田氏とは、明石総督の秘書官を務めた人だそうです。<br /><br />これら二つの鳥居は、以前はニニ八紀念公園に移設されていましたが、当初の墓地のあった場所に戻そうと言う運動が地元から起こり、2010年11月頃にこの場所へ帰って来ました。 台湾人の善意から鳥居が元の位置に戻され、現在もこの様に受け継がれて大切に扱われていると言う事は、日本人としてとても有難いと思います。

    小さい方の鳥居は、第3代総督・乃木希典氏の母親の墓の鳥居と認識されていましたが、2010年にこの場所に移設された際、鎌田正威氏の墓にあった鳥居である事が判明しました。 この鎌田氏とは、明石総督の秘書官を務めた人だそうです。

    これら二つの鳥居は、以前はニニ八紀念公園に移設されていましたが、当初の墓地のあった場所に戻そうと言う運動が地元から起こり、2010年11月頃にこの場所へ帰って来ました。 台湾人の善意から鳥居が元の位置に戻され、現在もこの様に受け継がれて大切に扱われていると言う事は、日本人としてとても有難いと思います。

  • 林森公園の近くでは、オークラ プレステージ台北(The Okura Prestige Taipei)と言う大きなホテルが建設中でした。 定宿の台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)からも程近い場所にあるのですが、ホテルオークラと台北老爺大酒店が属するJALホテルズは提携関係にあるので、同じ系列ホテルで客を奪い合う事にならないか、少し心配です。 オークラ プレステージ台北は2012年夏にオープンとの事なので、一度宿泊してみたいと思います。

    林森公園の近くでは、オークラ プレステージ台北(The Okura Prestige Taipei)と言う大きなホテルが建設中でした。 定宿の台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)からも程近い場所にあるのですが、ホテルオークラと台北老爺大酒店が属するJALホテルズは提携関係にあるので、同じ系列ホテルで客を奪い合う事にならないか、少し心配です。 オークラ プレステージ台北は2012年夏にオープンとの事なので、一度宿泊してみたいと思います。

  • 林森公園の後は、MRT(地下鉄)と送迎バスを乗り継いで、圓山大飯店(The Grand Hotel)にやって来ました。 この場所は、日本統治時代に台湾神社があった場所であり、このホテルの近くにある劍潭公園には、台湾神社の狛犬が残されていると聞いていたので、早速探してみたいと思います。<br /><br />写真は、圓山大飯店です。 台北國際機場(松山)に着陸する飛行機から良く見える建物ですね。 因みに圓山大飯店のオーナーは、蒋介石の夫人である宋美麗でした。

    林森公園の後は、MRT(地下鉄)と送迎バスを乗り継いで、圓山大飯店(The Grand Hotel)にやって来ました。 この場所は、日本統治時代に台湾神社があった場所であり、このホテルの近くにある劍潭公園には、台湾神社の狛犬が残されていると聞いていたので、早速探してみたいと思います。

    写真は、圓山大飯店です。 台北國際機場(松山)に着陸する飛行機から良く見える建物ですね。 因みに圓山大飯店のオーナーは、蒋介石の夫人である宋美麗でした。

  • 圓山大飯店の正面に狛犬の様なものが設置されていますが、実はこれは中国の獅子だと言われています。 台湾神社に寄贈する様に日本人の為政者から要請され、台湾人の林(リン)さんと言う地元の名士が、獅子を作って奉納したそうです。<br />

    圓山大飯店の正面に狛犬の様なものが設置されていますが、実はこれは中国の獅子だと言われています。 台湾神社に寄贈する様に日本人の為政者から要請され、台湾人の林(リン)さんと言う地元の名士が、獅子を作って奉納したそうです。

  • さて、本題に戻って、本物の狛犬を探しに劍潭公園に向かいます。 ホテルの建物の左側に沿って歩いて行くと、この様な標識が設置されていました。 では、階段を下って参ります。

    さて、本題に戻って、本物の狛犬を探しに劍潭公園に向かいます。 ホテルの建物の左側に沿って歩いて行くと、この様な標識が設置されていました。 では、階段を下って参ります。

  • いよいよ劍潭公園に到着しました。 この標識の上には・・・。

    いよいよ劍潭公園に到着しました。 この標識の上には・・・。

  • この立派な狛犬が鎮座していました。 この狛犬は高さが155cmもある、かなり大きなものでした。 <br /><br />この狛犬が居た台湾神社は、明治34(1901)年に創建されました。 基隆河を京都の賀茂川、台北市内を京都のそれに見立てて台湾神社を建立したと言われており、相当立派な神社であったそうです。 昭和20(1945)年に日本が敗戦し、台湾神社は使命を終えました。

    この立派な狛犬が鎮座していました。 この狛犬は高さが155cmもある、かなり大きなものでした。 

    この狛犬が居た台湾神社は、明治34(1901)年に創建されました。 基隆河を京都の賀茂川、台北市内を京都のそれに見立てて台湾神社を建立したと言われており、相当立派な神社であったそうです。 昭和20(1945)年に日本が敗戦し、台湾神社は使命を終えました。

  • もう一匹の狛犬です。 こちらも良い表情をしていますね。 台湾神社があったとされる圓山大飯店の周辺は、余り交通の便は良くないですが、台北で時間に余裕がある方は、狛犬を探しに来られては如何でしょうか?

    もう一匹の狛犬です。 こちらも良い表情をしていますね。 台湾神社があったとされる圓山大飯店の周辺は、余り交通の便は良くないですが、台北で時間に余裕がある方は、狛犬を探しに来られては如何でしょうか?

  • 劍潭公園の散策で暑さに負けそうになったので、涼を求めて、タクシーで「市長官邸藝文沙龍」に向かいました(約15分、145台湾元(約400円))。

    劍潭公園の散策で暑さに負けそうになったので、涼を求めて、タクシーで「市長官邸藝文沙龍」に向かいました(約15分、145台湾元(約400円))。

  • ここは旧台北市長官邸であり、昭和15(1940)年に建てられた和洋折衷の住居で、台湾では最も完璧に保存された日本統治時代の官邸だそうです。 実際、民國83(1994)年まで台北市長の住居でしたが、陳水扁元総統が台北市長だった時代の民國85(1996)年から、一般に開放される事になりました。<br /><br />現在では、文芸サロンやレストランとして開放されていると知り、一度訪問して見たいと考えていました。 では早速、住居の中に入ります。

    ここは旧台北市長官邸であり、昭和15(1940)年に建てられた和洋折衷の住居で、台湾では最も完璧に保存された日本統治時代の官邸だそうです。 実際、民國83(1994)年まで台北市長の住居でしたが、陳水扁元総統が台北市長だった時代の民國85(1996)年から、一般に開放される事になりました。

    現在では、文芸サロンやレストランとして開放されていると知り、一度訪問して見たいと考えていました。 では早速、住居の中に入ります。

  • ここは食事スペースです。 和風と洋風が上手くマッチした、良い雰囲気でした。 昔はこの部屋は畳敷きだったそうです。<br /><br />クーラーが心地良く効いた涼しいこの部屋で、アイスコーヒーを美味しく頂きました。 ここのレストランでは本格的な食事が頂けるとの事ですので、次回はこちらで食事をしてみたいです。

    ここは食事スペースです。 和風と洋風が上手くマッチした、良い雰囲気でした。 昔はこの部屋は畳敷きだったそうです。

    クーラーが心地良く効いた涼しいこの部屋で、アイスコーヒーを美味しく頂きました。 ここのレストランでは本格的な食事が頂けるとの事ですので、次回はこちらで食事をしてみたいです。

  • こちらの部屋では、講習会等に使用されている様です。 訪問した日も、一部の部屋ではカルチャースクールが開かれていました。

    こちらの部屋では、講習会等に使用されている様です。 訪問した日も、一部の部屋ではカルチャースクールが開かれていました。

  • こちらの部屋は大きな多目的スペースとなっていました。 

    こちらの部屋は大きな多目的スペースとなっていました。 

  • 「市長官邸藝文沙龍」を裏手から撮影したものです。 それにしても、この様な日本時代の官邸が、戦後も取り壊される事無く使用されて来た事は、凄い事ですね。 台湾ならではかも知れませんね。<br /><br />「市長官邸藝文沙龍」の見学を終えた後、タクシーで台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)に荷物をピックアップしに戻りました(約5分、80台湾元(約220円))。<br />

    「市長官邸藝文沙龍」を裏手から撮影したものです。 それにしても、この様な日本時代の官邸が、戦後も取り壊される事無く使用されて来た事は、凄い事ですね。 台湾ならではかも知れませんね。

    「市長官邸藝文沙龍」の見学を終えた後、タクシーで台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)に荷物をピックアップしに戻りました(約5分、80台湾元(約220円))。

  • 台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)から再度タクシーを捕まえて、台北國際機場(松山)に移動しました(約15分、135台湾元(約370円))。<br /><br />写真は搭乗便のJL032便・東京国際空港(羽田)行です。 機内エンターテイメント番組には、先月同様にめちゃイケのオカザイルが入っていましたので、ライジング岡村サンを楽しみました。 満員の乗客を乗せたJL032便は、ほぼ定刻の19時30分頃に東京国際空港(羽田)に到着しました。<br /><br />今回の台湾旅行は、短い旅程の中でタロコ峡谷の観光を盛り込んだ為、少々慌しい旅行になりましたが、良い気分転換となりました。 次回の台湾は、8月上旬に南部への訪問を予定しています。

    台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)から再度タクシーを捕まえて、台北國際機場(松山)に移動しました(約15分、135台湾元(約370円))。

    写真は搭乗便のJL032便・東京国際空港(羽田)行です。 機内エンターテイメント番組には、先月同様にめちゃイケのオカザイルが入っていましたので、ライジング岡村サンを楽しみました。 満員の乗客を乗せたJL032便は、ほぼ定刻の19時30分頃に東京国際空港(羽田)に到着しました。

    今回の台湾旅行は、短い旅程の中でタロコ峡谷の観光を盛り込んだ為、少々慌しい旅行になりましたが、良い気分転換となりました。 次回の台湾は、8月上旬に南部への訪問を予定しています。

  • 〜おまけ〜<br /><br />JL032便が停まっていた駐機場の隣には、台湾のエバー航空のハローキティジェットが駐機していました。 外装だけでなく、機内の至る所にキティちゃんが描かれているそうです。 一度乗ってみたいですね。

    〜おまけ〜

    JL032便が停まっていた駐機場の隣には、台湾のエバー航空のハローキティジェットが駐機していました。 外装だけでなく、機内の至る所にキティちゃんが描かれているそうです。 一度乗ってみたいですね。

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