ポルトガル２４　アルコバサ１

2012/03/18 - 2012/03/24

アルコバサのサンタ・マリア修道院を訪れました。ここも内部がアズレージョで装飾されていました。

エリア アルコバサ(ポルトガル)

バス車窓から、アルコバサ近郊。

野焼きでしょうか？

地名表示板。看板の下に貼られているのは、この日（3月22日）行われたゼネラルストライキのポスター。

パトカーです。

アルコバサの街並み、お嬢さんが絵を売っておりました。

アルコア川です。先でバサ川と交わり、アルコバサの地名由来となったそうです。

アルコバサの街並み

アルコバサの街並み

アルコバサ修道院の外観です。正式名称はサンタ･マリア修道院で、1143年にポルトガルがカスティーリャから分離独立した後、初代ポルトガル国王アフォンソ・エンリケスにより1153年に建築が始められ、1222年に完成した。建設は会則を厳守し禁欲主義を貫く修道会・シトー会に委任して進められ、完成後も歴代の王によって増改築された。建物は簡素な造りだが、ペドロ１世夫妻の石棺だけは豪華にあつらえており、ポルトガル・ゴシックの至宝とされている。1989年に世界遺産（文化遺産）に登録された。

アルコバサ修道院です。

アルコバサ修道院です。

アルコバサ修道院のファサードです。両脇に聖ベネディクトゥスと聖ベルナルドゥス、上部に勇気、知恵、正義、節制の４元徳、最上部の窪みに聖母被昇天の彫刻が配されている。

アルコバサ修道院ファサード左側に配された聖ベネディクトゥスの彫刻。

アルコバサ修道院ファサード右側に配された聖ベルナルドゥスの彫刻。

アルコバサ修道院前の広場です。

18世紀に設けられた王の広間。

王の広間の壁には粘土細工僧によって作られたアフォンソ・エンリケスからジョゼ１世までの歴代国王の像やアズレージョで装飾されている。

アズレージョには修道士ベルナルド・デ・ブリトの「シトー会年代記」に基づく伝説的な修道院創設の物語が描かれている。

王の広間

王の広間

王の広間

王の広間

王の広間

「沈黙の回廊」とも呼ばれるドン・ディニスの回廊。ディニス王によって14世紀初めに造られた。

ドン・ディニスの回廊の一角にあったイエスを抱くマリア像。

ドン・ディニスの回廊と中庭。

中庭、右端に鐘楼が見える。

ドン・ディニスの回廊と中庭。

噴水

参事会室。歴代修道院長の像が置かれている。

参事会室。修道士らはこの部屋で修道院の運営を話し合ったり、懺悔を行った。1180年からすべての修道院長はここに埋葬されるように定められた。

参事会室。ピアノが置かれていました。

参事会室

参事会室

修道院長の墓

ゴシック様式の僧の広間。15世紀末から16世紀末まで修練僧らの宿泊場所だった。後にワイン貯蔵庫として使われた。

食堂

食堂側面に設けられた説教台。

厨房、アルコア川の水を引き込んだ水場。今も清流が注ぎ込んでいるそう。

厨房、巨大煙突が覆う調理がま。最盛期、999人の修道士の食事が作られた。

厨房、調理台。

イエスを抱くマリア像