李舜臣の足跡を訪ねて　其の６（統営編）

2012/03/27 - 2012/04/03

李舜臣の遺蹟を訪ね歩いていますが、天気がいいので
急遽、釜山から統営までショートトリップ。

エリア 統営(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

快晴の好天気に誘われ・・・

沙上、西部バスターミナルから

バスに乗って

このあたりも桜はつぼみ。

地下鉄新平駅近くに止まるんだね。
切符はどこで買うんだろう？

巨済大橋を渡って・・・

４０分程で統営市外バスターミナル。

ちょっと不便な場所だったな。

タクシー利用で遊覧船乗り場。
バスターミナルからは遠かった。9,100Ｗ掛かっちゃった。
あ、メーターは正常ですよ。
後で地図を確認したら統営市街地の端から端も同然。
しまったなー。

閑山島行きの遊覧船（往復11,000Ｗ）は出発直前。

大急ぎで切符を買って飛び乗り。
ガイドのおじさんがハンサンドーと叫んでいた。

船は一路、閑山島へ

亀灯台を通り過ぎ・・・

閑山島船着場

制勝堂への道すがら・・・

水飲み場も亀だよ。

制勝堂入り口、閑山門。

入場料1,000Ｗ

入り江の向こうに制勝堂

この地は李舜臣将軍が麗水から全羅左水営の本営を移した地。
この地で李舜臣は三道水軍統制使に任命されましたから、
それ以降は全羅、慶尚、忠清三道水軍の本拠地になりました。

三つ葉つつじ

波打ち際の道を歩きます。

浜辺は小石

制勝堂大捷門をくぐり、しばらく行くと・・・

忠武門

制勝堂

内部

李将軍の事蹟が壁に描かれています。

内部

制勝堂の幔幕。

制勝堂解説文。

興味のある方はお読み下さい。

この閑山島近くの海で李舜臣は豊臣軍に圧勝しましたが、
その海戦の経緯の解説図。

鶴翼陣で豊臣軍を包囲、大砲による十字砲撃で殲滅。

李将軍が沈思黙考、戦の帰趨、戦略、国の行く末を
案じた場所。詩も幾つか・・・

当時の建物じゃないけどね。

眼下には海。

１ヶ月程滞在したら凡人でも李将軍の境地に迫れるかも。

小人閑居して不善をなす。下手な考え休むに似たり。
なんて思っちゃいけません。

李将軍の子孫は、戦役終了後、水軍関係の要職に就いてます。

その顕彰碑。６人ほどいました。

同じ敷地内には忠武祠堂もあります。

その忠武祠入り口の門。

忠武祠

李舜臣影幀

ここにも記帳所があります。

閑山亭。

弓射訓練の場

的までは１４５ｍあるそう。結構遠い

まあ、日本でも三十三間堂の通し矢なんてのが
あるから、この程度は普通なんでしょう。

やぶ椿

梅満開

閑山島の入り江

あくまでも穏やかですが、海戦の終わった後は兵士の
死体で・・・

帰りは１便乗り遅れ。

１５：３０に統営遊覧船乗り場に戻ってきた。

結局、昼食抜きでもう１ヶ所。

鑿梁廟（チクランモ）

李将軍の位牌が唯一祀られている廟

門を

二つ抜けると・・・

祠堂があります。

扉は閉まってますが、自由に入れます。

位牌。

焼香、合掌。

庭前の・・・

ここからも海が見晴らせます。

あとはてくてく港沿いの道。

旅客船ターミナル。

ここからも閑山島に行けた。フェリーだけど。

ターミナル前の西湖伝統市場。

ちょっとだけ覗いて市街バスターミナルへ

統営はもう一度ゆっくりと観にこなくては。
李将軍の遺蹟もまだあるし、外島へもね。

夕闇迫る南海。

地下鉄新平駅前でバスを下車。

慌てて降りてバスに帽子を忘れちゃった。