1991/03/13 - 1991/04/04
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sallyさん
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1991年。
U2が好きでアイルランドを見てみたくなったというのが旅の動機。
ただの観光で行くのはもったいないと、英語学校&ホームスティをくっつけたら完璧じゃん!となり、4週間のダブリンに滞在する予定で意気揚々飛び立った。
がしかし、ダブリンの英語学校を10日足らずでドロップアウト。帰りの航空券は日付を変更できないFIXチケットだったから、帰国便までどう過ごそう?
行きの飛行機で知り合った同年代の日本人の女の子(今でも友人)を頼って、彼女が滞在している西海岸の町ゴールウェイへ。アラン諸島、クリフ岸壁などをみてまわった。
(最近、その時の旅日記を最近発見。4週間滞在の予定を10日前倒しして帰った背景が思い出せなかったのだが、どうやらその旅日記によれば、B&Bの夫人に頼んで航空券の帰国便を変更してもらったらしい。 当時の航空券はそこら辺の融通は割と効いたのか。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アイルランドではダブルデッカーは緑色。 -
ダブリンの街中ではそこかしこに音楽があった。 -
ダッフォディルデイDaffordilDayのパレード。
その日、水仙の花を買い求めたり、水仙をモチーフにした
グッズを買うとそれが募金になるという活動だったと思う。 -
ウィンドミィルレーンスタジオ。
倉庫街だったかな、ここを探すのが大変だったような記憶がある。
U2の数々のアルバムが作られた。 -
-
"Where the streets have no name?"のジャケットになっている写真。
語学学校は午前中だけだった記憶。午後は、わりに時間があってダブリンのU2ゆかりの地を歩いたりしていた。
ドラムのLarryが水曜日に必ず現れるというパブがあって、店の前まで行ったけれどやっぱり入れなかったな〜。 -
Guiness Beer Brewery
ギネスビールの工場見学に参加。
小さな小さなバーが試飲コーナーになっていて、酔いどれアイリッシュが賑やかだった。
今では、眺めの良い立派な展望レストランがあるらしくて驚いた。 -
貨車のレールが敷かれた石畳。
いつ頃だったか、ギネスがアイルランドの会社から他の国に買われた記事を読んで衝撃を受けたのだけれど、今調べてみたら、1990年代後半にアメリカの会社に買収されていた。
それが1997年の事だから、見学者もまばらで『見学コースってどこ?』くらいのこの頃が、アイルランドのギネス社としての最後の頃だったのだなぁ。 -
公園で思索にふけるおじ様。
詩を詠んでいるのか小さなノートに何やら書き込んでいた。
アイルランドは、こういう人がどこにでも普通にいるところだった。 -
U2の4人が出会ったマウントテンプルMountTemple高校。
確か、どこかのお城の近くで、その観光のついでにちょっと見に行ったのだと思うのだけど、どういう経緯だったか、ボノの担任だったという先生に校内を案内してもらった記憶がある。 -
語学学校&ホームステイを途中で辞めたことは、自分の人生のなかでは数少ない行動だったと思う。「辞める」の一言が言えないタイプ、なので。
ここからは完全な独白(=悲しい顛末)です。テキトーにスキップしてください。
「辞めた3大要因」それは・・・冴えない天気、子ども用ベッド、缶詰いわしのサンドイッチ。
その1
毎日これでもかとばかりに低く垂れ込めた曇り空で、完全に気分が陰鬱になってしまい、そんなに繊細じゃないと思っていた自分も知らないうちにやられていたのだろう。ここアイルランドとほぼ同じ気候という英国に暮らした夏目漱石が神経症になったというところはすごくわかった気がした。
その2
ホームステイ先で与えられた部屋が子供部屋なのは良いとしても、ベッドが子供用だったのは、なかなか辛かった。いくら小柄な自分でも、ぴたぴたサイズのベットに足を折って寝なきゃいけないのは悲しかったな(今思い出しても)。
最後に
学校に行くのにランチを持たせてくれる契約になっていたのだけど、来る日も来る日も缶詰イワシのサンドイッチだった。食べ物の文句を言うのは良くないと思うけれど、これが・・・ね。
ただ、ホストファミリー自体はとてもいい人たちだったから、不満が言えずに却ってしんどくなってしまったという…。
あの頃は若かったんだな、今ならきっと・・・いや同じか。 -
ダブリンを逃げ出し、西海岸の街ゴールウェイへ!
クリフ岸壁Cliff Moherツアーに参加。
高さ200mとか相当な絶壁なんだけど、崖にはなんの柵もなくさらに寸前まで芝生が覆い茂っていて・・・かなりのスリルが味わえた。
滞在中初めて晴れたんじゃないかという文句なしの快晴で、それまで鬱々としてた気持ちがスカっとした。
まさに開放感満点☆だった。
ひとの気持ちって、天候にこんなにも左右されるものなんだってこの時初めて知ったかも。 -
アラン諸島のイニュシュモア島には1泊2日のツアーで参加。船で荒波に揉まれまくって3時間。相当根性がいったと思う。
こちらが島でただ1軒のレストラン。壁に書かれている文字が”ゲール語(ケルト語)”です。
宿は確か2軒くらいしかなくて、夜はやることがないから観光客は寝るか、島にただ1軒のパブに飲みに行くか。
電気が通ったのも最近だとかで(当時)、とうぜん、そこまでの道に街灯なんてただの1コもない。パブの行き帰りは真っ暗な道をみんなで団子になって怖々歩いた。時々道端に放牧されている牛がガサっと動いたりしてギョっとした。
”身を包むような闇”というのを人生で初めて体験した。 -
イニュシュモア島には、B.C.3000のものだとかいう解明されていない円形遺跡があって、それを見に行った。
その日は大雨、加えて強風。よせばいいのに、若いって諦めることを知らないから。
視界が悪くどこが遺跡か結局わからなかったような。そんな時、突然どこからもともなく真っ白な馬が走ってきて・・・
とても幻想的な情景だった。
嵐、荒れた海、白い馬。 -
さて、これはモスクワ発アイルランド行き機内の写真。
学生旅行御用達は、廉価なアエロフロート便でした。
子供達に鶴を折ってあげたら、いっぱい集まってきてしまい収拾がつかなくなってしまったという図。 -
この頃のアエロフロート、モスクワ乗換え便には2時間の市内観光を付けることができた。(”外貨獲得”って奴だったのだろうか。日本円払いだったか、1400円と旅日記にあったが。)
夜だったから、クレムリンの極彩色な配色に圧倒されることはなかったけれど、それにしても目の前の何んだか異様な造形物に圧倒されて、夢でも見ているような気分だったな~。
そしてこの年9月、伊仏を旅する際、再びアエロフロートを使いモスクワを経由することになる。ホテルへ移動するバスからみたモスクワ市内は、空っぽの棚だらけのスーパーに長い行列が出来ていて、”売るものがないけど何を買うのか?買えるのか?”な、とてもとても不思議な光景だった。
そして、この年の12月にソ連が崩壊。
1991年、
ソビエト連邦最後の年を、さほど意識もせず2度も通り抜けていた自分でした。
おしまい。
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この旅行記へのコメント (13)
-
- rinnmamaさん 2012/08/31 19:24:14
- 弾丸トラベラーで見た所かなー
ここに行ってみたいんです。
良いですよねー。
念じていれば行けますので、頑張ります
- sallyさん からの返信 2012/09/01 15:45:36
- RE: 弾丸トラベラーで見た所かなー
え、弾丸でやったんでしょうかーーーー?
(最近、そのTV見ていない。「世界行ってみたらこんなとこだった」
に乗換えてしまっていて・・・ウカツだった。泣!)
”断崖絶壁”好きならアラン諸島なんてドンピシャかもしれませーん。
see you.
- rinnmamaさん からの返信 2012/09/01 17:32:54
- RE: RE: 弾丸トラベラーで見た所かなー
- >
> え、弾丸でやったんでしょうかーーーー?
> (最近、そのTV見ていない。「世界行ってみたらこんなとこだった」
> に乗換えてしまっていて・・・ウカツだった。泣!)
>>>多分、少し前ですよ。
>>>断崖絶壁ですごいなーと、記憶にあります。
>
> ”断崖絶壁”好きならアラン諸島なんてドンピシャかもしれませーん。
>>>行きたいんです。
>>行きたいんです。ダブリンも。
>>>次回UKに行ったら、決行します。では、また
> see you.
-
- 夏への扉さん 2012/08/12 02:07:08
- 私も昔・・
- sallyさん、はじめまして。
旅行記に投票ありがとうございました。
もしかして、プラハに行く予定があるのでしょうか?
U2を追いかけて・・ですか!
私の友人は、ベイシティを追いかけてスコットランドに行きました。
メンバーの誰かの生まれた町に行ってボタ山を見てきただけだったそうです。
私も翌年イギリスにホームスティに行ったので、その時の旅行記を作って
4トラの地図を塗ろうと思いつつ、面倒なのと年がバレるので
未だに作っていません。
しかし、子供用ベッドとは・・ホームスティの家族はいい人だったんですね。
当時のアイルランドは質素で、それが問題になるようなこととは思いもしなかったとか・・?
でも、惨めだと思いはじめると我慢するのは無理ですね。
私の方は、冬なのにシャワーがあまり熱くならない、バスタブにお湯を張るのも気が引けて寒かった他は問題ありませんでした。
もし犬が嫌いだったら大問題でした。
なにしろバスルームに続く廊下に2匹もドーベルマンが寝ているのですから。(笑)
その後、イギリスには行っていません。
ものすごく変わってしまっているようなので、行って昔の思い出を壊したくないなあ。
ではまた
なつ
- sallyさん からの返信 2012/08/12 09:27:18
- RE: 私も昔・・
- わが青春のちょっと暗めな(?)アイルランド旅行記読んで頂きありがとうございます。そう”質素”ということに思い至らなかったんですよね、若かったし思い立ったら吉日なタイプ(って今でも、か)で・・・や、ガイドブックでなんとなく見知ってはいたかなぁ、でも、それが自分のホームスティにどう絡むか想像つかなかったのか。
あ、でも、不思議と、行かなきゃ良かった旅ってないものですよね?
アイルランドの幻想的な風景や人が醸しだす詩的な部分、音楽的な部分は妖精伝説というかちょっと筆舌に屈しがたい。いつか、夏のよい季節に再訪してみたいものです。(暗い旅行記を書いときながらに必死のフォロー?笑。。。イヤ、ほんとに。)
イギリスホームスティの旅行記読んでみたいです。
1980年代から90年代の旅行記って面白いですよね。4トラにも、昔を遡って旅行記を書いてくれてる方が結構いらっしゃるけど。時間が経っている分、熟成された記憶がいい旅行記になっています。
今回9月にプラハに行くことになったきっかけも、まだソ連があった頃東欧を旅したひとの旅行記を読んで興味を持ったから。
> その後、イギリスには行っていません。
> ものすごく変わってしまっているようなので、行って昔の思い出を
壊したくないなあ。
ありますよね、そういうの。
イギリスには3年前にコッツウォルズに行きましたが、本当に美しいですねーーー。古いものを大切にすることや、色彩感覚の独創性など英国の高い美意識もいいですよね〜。
夏への扉さんのプラハ旅行記、とても参考になりました。
アップルシュトゥルーデル、わたしも食べたい!! また参考にお邪魔させてください。
-
- kohaluさん 2012/06/25 00:59:47
- こんばんは
- 投票ありがとうございました。
今さらですが、本を読んで行ったおかげでホーチミンは満喫できました。
ほんとによかったです。
それにしてもダブリン!!!
その時代に(今でもかなり)レアなとこですよね。
私の中でダブリンはやっぱりおおせのとおり、暗く垂れこめた雲に閉ざされた暗いイメージ;;
大学時代、ダブリン市民と言う本を英文学で読まされて…ほんとに暗かったんです。
すごいですよ、sallyさん! kohalu
- sallyさん からの返信 2012/06/25 22:21:10
- RE: こんばんは
kohaluさん、書き込みありがとうございます。
タブリン滞在記を読んでくれるひとがいるってのもレアです(笑
あんまり明るい所のない旅行記ですが、それでもアイルランドの美しさは
幻想的で、ヨーロッパの中では資源のない貧しい国かもしれないけれど、
あの空気感とか、未だにしっかり肌に残る記憶を留めている不思議な国です。
> 大学時代、ダブリン市民と言う本を英文学で読まされて…ほんとに暗かったんです。
そうですか、たしか・・・ジョイス?
雰囲気は暗く厚い雲が垂れ込める感じなんでしょうかね。
難解な感じですね。大学時代の読書もまた記憶に残りますよね。
> 今さらですが、本を読んで行ったおかげでホーチミンは満喫できました。
> ほんとによかったです。
kohaluさんのホーチミン滞在記、読ませて頂いてとても嬉しかったです。
ちょっとはためになるティップスが載せられたかな、と。
食い倒れをしつつ美を追求する台湾旅行記、また読みに行きますね。
- kohaluさん からの返信 2012/06/26 01:31:35
- RE: RE: こんばんは
> そうですか、たしか・・・ジョイス?
たしかそうです。よくご存じで;;
> 雰囲気は暗く厚い雲が垂れ込める感じなんでしょうかね。
> 難解な感じですね。
全くその通りです。
ウイスキーのモルトだかピートだか、サスマタかなんかで刺してないですかねぇ・・・ってなんてイメージだ!
> 食い倒れをしつつ美を追求する台湾旅行記
食は確実に順調に蓄積されておりますが。
美の方はまぁ趣味?ライフワークにしておきましょうか。
ではまた〜~~ kohalu
- sallyさん からの返信 2012/06/26 22:20:01
- RE: こんばんは
そうでしたか、当たってましたかジェームスジョイス。
ウィスキー、モルト、ピート? そんなお酒うんちくのくだりがあるなら
読んでみたいな、ダブリン市民。(ウィスキー好きなんで。)
台湾はタイペイしか行ったことがないのですが、
九分(←おなじく感じ変換できず)ってどんなところですか?
お茶のみして景色見て帰ってくるってイメージしかないんですが、
や、それだけでもいいのですが、タイペイ以外の台湾に
行ってみたくて。
- kohaluさん からの返信 2012/06/27 02:20:26
- RE: RE: こんばんは
- そのジェームスジョイス(笑)
> ウィスキー、モルト、ピート? そんなお酒うんちくのくだりがあるなら
> 読んでみたいな、ダブリン市民。(ウィスキー好きなんで。)
いやあ、全くお勧めできないです。授業のとこだけ訳さないといけなかったので、全部読んでない!
つらすぎる退屈さで;宗教的でもあったかな。。。
ウイスキーの方は、きっとANAかJAlの機内誌でたぶんアイルランドってことで読んだ気がします。
そんなんしか言えないってことであしからずでした。
> 九分(←おなじく感じ変換できず)ってどんなところですか?
> お茶のみして景色見て帰ってくるってイメージしかないんですが、
まさに私なんかそれだけです。直通バスで75分
九份行ってあの提灯みたらもういいの、満足。
(份は変換下の方の単漢字…で出てくるvv) kohalu
-
- nederlandさん 2012/06/02 13:11:43
- 91年?
- 20年以上前の写真とは思えないほど鮮明ですね。
ネガをスキャンしたのですか。
アイルランドは寒くて遠い国ってイメージですがsallyさんは
お隣のイングランド含めてお好きなんですね。
未知のイメージの国です。
このように行ったことがない地域の写真と説明を見ていると
自分の中にある何かが広がるような?何言っているのかわかりませんね
また楽しみにしています。
私は福島市の花見山専門で行きますよ??
4月限定の行動って事で・・・外国人も喜ぶ美しさなんですが、
何しろ放射線量が異常なほど高い地域なので。
- sallyさん からの返信 2012/06/02 20:23:32
- RE: 91年?
- そうなんです、91年なんです。
まずは、始めての1票ありがとうございます。とても嬉しいです。
4トラベルの地図をもう少し塗り絵したくてアップしてみた旅行記。
誰か読むのかな?って思いつつでしたので。
そうなんです、アイルランドとイギリス、近いのにまったく違う国で、
でもどちらもずぅっと興味が尽きない国です。
”近いのにまったく違う国”というのは、日本に対する韓国みたいな感じで
しょうか。
(それに、アイルランドが長い間イギリスに併合されていたとか、宗教が違うとかそういう意味で、です。)
>自分の中にある何かが広がるような?
なんて言われちゃうと嬉しいです。が、でも旅行記ってそうですよね。
知らない国の話ってとても面白い。
>何しろ放射線量が異常なほど高い地域なので。
そうなんですね。位置を確認しました。
>外国人も喜ぶ美しさなんですが、
そうですよね、きっと。日本の原風景ですもん。
福島の地元を外国人のかたをご案内されたりすることもあるんでしょうか。
- nederlandさん からの返信 2012/06/02 21:27:04
- RE: 91年?
(それに、アイルランドが長い間イギリスに併合されていたとか、宗教が違うとかそういう意味で、です。)
アイルランドはカトリックで、イングランドは国教会ですからね。
キリスト教はなじみの薄い日本人には恐らく理解できないかもですね。
>外国人も喜ぶ美しさなんですが、
そうですよね、きっと。日本の原風景ですもん。
福島の地元を外国人のかたをご案内されたりすることもあるんでしょうか。
残念ながらそれがないんです。
友達がオランダから来たときには彼らだけで見て感激していました。
またお邪魔しますのでよろしくお願いいたします。
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