2010年12月~2011年1月 メキシコ(チェトゥマル・トゥルム・チチェンイツァ・メリダ・ウシュマル・カバー・カンペチェ・パレンケ・ビヤエルモサ・メキシコシティ・テオティワカン・トゥーラ)
2010/12/25 - 2011/01/01
493位(同エリア1030件中)
itotakさん
- itotakさんTOP
- 旅行記71冊
- クチコミ0件
- Q&A回答7件
- 44,971アクセス
- フォロワー4人
2010年末から2011年始にかけてグアテマラ、ホンジュラス、ベリーズ、メキシコを回ってきました。
メキシコにはベリーズから入国し、ユカタン半島の遺跡群、トゥルム・チチェンイツァ・ウシュマル・カバー・パレンケ・ヴィジャエルモサを見ながらメキシコシティに到達。オティワカンとトゥーラを見て回りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ベリーズのコロザルからタクシー利用で入国。
チェトゥマルのターミナルからからバスを利用。
今回のメキシコ国内移動では、ほぼADOバスを使用する。
ADOはプレミアムバスでちょっと高額だが、ネットで簡単に事前予約可能なのが利便性の面では非常に大きい。
それに所要時間も安いバスより短い。
チェトゥマルからトゥルムに着いたのは深夜。
ネットでアタリをつけていたエル・クルゼーロに宿泊する。
ここはトゥルムの北にあたるが、トゥルムを縦貫する幹線と、トゥルム遺跡に向かう道の交差点にあり、利便が良く、値段が手ごろだ。 -
ドミトリーに宿泊。
明日はセノーテダイビングにトライしたい。
ホテルのスタッフと相談するが、どこのダイビングサービスも今夜はすでに閉店している。
ホテルからトゥルムに向かう道路には旅行代理店の出店が出ているがここも閉まっている。
翌朝8時でも閉まっていたので、本来はホテルを決めておき、事前に予約を入れておいてもらうのがベスト、ということなのだろう。 -
翌朝。
ホテルに起居している地元の兄さんの車でダイビングサービスまで連れて行ってもらった。
朝食に屋台のフルーツ盛り合わせをいただく。 -
これがダイビングショップ。
トゥルム中心部にある。 -
そしてセノーテ・ドス・オジョス(二つ穴)へ。
ユカタン半島は非常に平坦な地形だ。
どのくらい平坦かと言うと、道路の高架上から地平線が見渡せるくらいだ。
セノーテのゲートには色々注意書きが書いてある。
ケーブダイビングは通常のダイビングより危険性が高いのだ。 -
イチオシ
泉の入口がとてもきれいだ。
午前中の日差しが差し込んで泉水のグリーンに輝かせている。
水中から見上げると、日に照らされた木々の緑色が揺れている。
聖なる泉というだけのことはある。
ダイビングではここから奥に入っていく。
ライトの明りが頼りだが、流れが無いので、その点は楽だ。 -
セノーテの地図。
大きく二通りに分かれている。
二回のダイブで全域を回る。
開放されていない洞窟の先もあるらしい。
そもそもユカタンのセノーテは地下ですべてつながっているとかいないとか。ホントか? -
ダイビングを終えて宿に帰ってきた。
宿の主のネコさん。
いいもの食ってるのかかなりでかい。 -
翌朝。
トゥルム遺跡へ。
遺跡に入ると、色鮮やかなブルーの鳥が何羽も飛んでいる。
みんなシャターを切っている。 -
イチオシ
海に面した遺跡。
カリブ海の海に映える。
遺跡エリアの海岸の一部がビーチとして開放されている。
地元民が大勢遊びに来ている。
ちゃんとネットも張られており、サメが襲って来ることも無い。
砂はとてもきめが細かい。
エメラルドグリーンの海の水が、波打ち際では砂と良く混ざって乳白色の波となっている。
とてもきれいだ。 -
シャーマン風の民俗衣装に身を包む大道芸人。
前から撮るとお金をとられる。 -
伝統舞踊のボラドーレス(空飛ぶ人達)
下の四人には、全員ロープが付いていてこのポールを回転しながら音楽に合わせて踊る。 -
帽子売り。
どこにでもいる。
メキシコの日差しはとても強い。 -
イチオシ
トゥルムを見終わったら次はチチェン・イツァーだ。
トゥルムのバスステーションから、ADOバスで3時間。
昼にはチチェン・イツァーに到着した。
メキシコでも最大規模のマヤ遺跡だけあり、観光客が多い。
そして整備されている。
グアテマラやベリーズとは比較にならない整備状況。
さすがメキシコは中米の雄だ。
写真はチチェン・イツァーのピラミッド。 -
続いて球戯場へ。
球戯場はどのマヤ遺跡にもたいていあるが、全部大きさが違う。
グラウンドサイズは統一ルールには含まれていなかったのか。
ここの球技場はひときわ大きい。 -
ドクロの祭壇。
中南米の文明は何かにつけておどろおどろしい。
骸骨は死の象徴として現在のメキシコでもモチーフとして使われることが多い。
これはマヤやアステカ由来なのか。
ただ、ヨーロッパにも骸骨教会とかあるから、一概には言えない。 -
チチェン・イツァーのピラミッドの階段の手すり。
有名なククルカンさん。 -
戦士の神殿。
上部に生贄の祭壇があるが、現在、そこまで登ることはできない。 -
少し歩いてグラン・セノーテまで行く。
きれいな円形をしている。
あたりは木陰があり、休んでいる人も多い。 -
セノーテとメインエリア間の道にはお土産屋が立ち並んでいる。
-
カラフルな骸骨。
リアル調のも、ある。 -
生贄の心臓を突き刺すナイフ。
黒曜石製か。 -
見ざる言わざる聞かざる。
-
前衛的なオブジェもある。
-
カラコル。
カラコル(かたつむり)と言うのはスペイン語だ。
ホントはなんの建物だか良く分からない。 -
マヤ文明にも○×ゲームがあった。
-
エリア内のレストランで昼食。マルガリータを頼む。
-
夕方のバスでメリダに移動する。
バスは遺跡のすぐ前から出る。
メリダまでは二時間。
ソカロ近くのホテルに宿泊。 -
ソカロを散策。
年末のイベントで広場はにぎわっている。
写真はカテドラル。 -
翌朝。早朝のバスでメリダを出発する。
今回はADOではなく通常の路線バスに乗車。
なぜならば途中下車となるからだ。
二時間もかからず第一の目的地、ウシュマルに到着。 -
イチオシ
マヤ建築の白眉。
魔法使いのピラミッドだ。
他とは異なるだ円錐のシルエット。 -
碑文。
-
この形状のアーチがマヤ独特のものだそうだ。
-
岩の隙間にアルマジロ発見!
尻尾をひっぱって取り出してみたいが…。 -
ウシュマル全景。
遺構が良く残っている。 -
続いてカバーへ。
ウシュマルもカバーもバスが遺跡の正面に泊まってくれるので行くのは簡単だ。
ここは遺構の規模はウシュマルほどではないが。 -
装飾が非常によく残っている。
コズ・ホープの雨神チャック。
その晩期に乾ばつに苦しんだマヤ文明は雨の神を非常に重んじたという。 -
王族の像。
これを宇宙飛行士だと主張する人もいるが…どうにもそうは見えない。 -
道路を挟んで反対側にピラミッドがわずかに頭をのぞかせている。
-
案内図を見る。
今いるところは東グループ。
見えているピラミッドは中央グループの遺構だ。 -
西側に行ってみる。
アーチ跡。
この先に西グループの遺構がある。
藪の小道を先に進んで見たが、歩けるような道が繋がっていない。
一部の遺構のみ確認できる状態だ。
中央グループのピラミッドは見ることができた。
整備されていない遺構は石組が崩れ、土が被さり、草木に覆われ、素人目にはただの小山だ。 -
カバーからカンペチェまで三時間強。
ここはスペインの城塞都市だ。
そこかしこに城塞の遺構が残っている。
基本的には海からの侵入を防ぐためのものだから、そんなに大規模ではない。
数メートルの城壁と砲台の組み合わせである。 -
カンペチェの中心街はやはり歴史的建築物が多い。
-
メインストリートの建物はパステルカラーで塗り分けられている。
おしゃれだ。 -
城塞を利用した博物館に入ってみる。
カラムクル遺跡の航空写真があった。
時間があればここも見たかった。
いまだ奥地にある、ここを見に行くのは1日がかりだ。 -
カラフルなお菓子の屋台。
おいしいのかといわれるとどうだろう。 -
やがて日が暮れる。
-
海鳥も家路を急ぐ。
-
店の前の客引きのお姉さんに声をかけられ、夕食。
店の名前はマルガンゾー。
込み合っていた。 -
シーフード系の料理。
ちょっとこれは失敗した。
まわりの皆さんの食べてる料理の方がおいしそう。 -
日が落ち、ソカロはライトアップされている。
-
城壁も同様。
深夜のバスでパレンケに向かう。 -
翌朝。
パレンケに到着したのは暗いうち。
バスターミナルからしばらく歩いてピックアップターミナルへ移動。
パレンケ正門前まで移動する。
パレンケ内外で従事する人たちが大勢通勤で乗っている。
まだ遺跡は開いていない。
正門前の広場に座って待つ。
やがて出店の人たちが屋台で食事を始める。
その中ひとつに赴き、自分も朝食。
やがて他の観光客も続々ピックアップで到着する。
そうこうするうちにゲートオープン。
パレンケ一番乗りだ。 -
ここの建物は何というか造詣が丁寧、繊細。
見学できるエリアはコンパクトにまとまっているが、見る物の密度はある。チチェン・イツァーに匹敵する。 -
イチオシ
パレンケの全景。
-
太陽の神殿。
屋根飾りが特徴的だ。 -
裏から出て、博物館を目指す。
順路には、こんな小滝もある。 -
パレンケの博物館だ。
入口の所にいたのは、おなかに顔が書いてある人。 -
マヤ文字。
世界三大読めない古代文字のひとつ。 -
ヒスイの仮面。
碑文の神殿の地下で見つかったパカル王の仮面とは別物になる、はず。 -
博物館を出る。
サパティスタ民族解放戦線の人形を売っている。 -
ピックアップでパレンケに戻る。
バスを待つ間、タコス食べまくり。
中南米ではタコスは北に行くほどクセが無くなる。 -
昼過ぎに出発したバスはビャエルモサへ。
ここはオルメカの巨石人像で有名な土地。
タクシーで目当ての遺跡公園に直行。
入園時間ぎりぎりだった。 -
出だしはオルメカの遺物展示コーナーから。
中南米の遺物は基本的に人や生き物でも体の特徴がひどく誇張されて、奇怪な形状をしているものが多い。
オルメカにもそういう傾向はあるんだけど、相対的には後の文明よりも穏当な感じが残っている。
写真は会議中の小人さん。 -
そして巨石人像のオリジナル。
大きさは2mまではない。
このほかにもいくつか同様の像がある。 -
ここは動物園も兼ねている。
トゥーカン発見。 -
遺跡公園を出てバスターミナルへ。
ターミナル近くのレストランで食事をとる。 -
トマトソースのスープ。
店主オススメ。
んまい。
結局、メキシコシティ行きのバスは大いに遅れた。
メキシコでここまで利用したバスは全て予定通りの運行だったが、最後にやられた。
それでも、目論見通り朝にはシティのTAPOに到着した。 -
ひとまず地下鉄に乗ってソカロへ。
宿を確保して荷物を置かねば。 -
ソカロに到着。
新年を祝っている。
カテドラル裏のユースホステルにベッドを確保した。 -
カテドラル。
メキシコ国旗がたなびいている。 -
人出がすごい。
露店も出てるし、広場ではイベントの準備をしている。 -
ソカロ周辺を散策。
ガイコツの家族が食事していた。 -
テンプロ・マヨールの博物館に入る。
まずは、仮面ライダーアステカ。 -
おそらく神殿の彫刻だ。
黄色が残っている。
マヤとは違う色だ。 -
埋葬の様子か。
髑髏に一面ヒスイ片を貼り付け、目玉も入れる。
鼻に黒曜石のナイフを刺す。
何がやりたいのかよくわからない。 -
カバもいる。
-
生贄。
心臓をえぐられている、とのこと。
というかその場所はどうみても心臓では無い。
ホントは肝臓をえぐっていたのではないか。 -
ガッチャマン。
-
生贄の心臓を捧げる台。
-
想像力豊かなアステカの遺物が大量に見られた。
外を見ると、テンプロ・マヨールの向こうにちょうどカテドラルが見える。 -
メキシコを介したアジアとスペインの中継貿易。
16世紀頃か。
陶磁器が交易の対象になっている。 -
外に出ると、インディオの占い師がいた。
でも、ナップザックはやめて。
もうちょっと小道具に凝るべき。 -
国立宮殿を見た後、メトロでチャプルテペック公園に向かう。
目指すは国立人類学博物館だ。
公園を進んで行くと怪しい男に道を阻まれる。
軽くかわして先に進む。 -
博物館に着いた。
-
あれは、キリグアで見たやつだ。
-
イチオシ
これがパカル王の仮面。これだけで一室が設けられており、そこには発見時の状態を再現した玄室もある。
さすがに第一級の出土品だ。
玄室のレリーフは有名な『宇宙船を操縦する人』の図。
実際は『トウモロコシの生える根元に腰を下ろす人』の図だ。
縦の絵を横にすると宇宙飛行士になってしまう。最初に思いついた人はなかなかのやり手だ。 -
黄金の出土品もある。
-
正面にあるのが太陽の石だ。
-
イチオシ
いわゆるアステカ・カレンダー。
スペイン人によって遺棄する際に、埋められたのが幸いして現代まで残った。 -
広大な博物館をじっくり回って、ごはんを食べた後、ラテン・アメリカ・タワーまでやってきた。
-
展望室から。
良い眺めだ。スモッグも気にならない。 -
眼下にベシャスアルテス宮殿が。
-
イチオシ
ストリートには、この手のパフォーマーが結構いる。
撮影は有料。 -
スポンジボブだ。
こちらは宣伝なので無料。 -
お巡りさんとワルそうな人が歓談していた。
激写するこちらとワルそうな人Bと、明らかに目が合っている。
大ピンチだ! -
日が落ちる頃、ソカロに戻る。
-
レストランを探して晩御飯。
-
翌朝。
メトロで北バスターミナルに移動し、テオティワカン行きのバスチケットをゲット。
1時間弱でテオティワカンに到着する。はやくきすぎた。
なかなかゲートが開かない。
中米とはいえこの時期の早朝、屋外はかなり冷え込んでいる。
やがてゲートが開く。
パレンケでは一番乗りがたくさんいたが、ここは正真正銘の一番乗りだ。 -
正面にそびえるのが月のピラミッド。
-
登る。向こうに見えるのが太陽のピラミッドだ。
エジプトのピラミッドを除くともっとも大きなピラミッドだが。
傾斜があまりないので底面積のわりに高さはそんなにない。 -
太陽のピラミッドに登る。
月のピラミッドがきれいに見える。 -
犬もピラミッドに上る。
-
景色を堪能して、おのぼりさんタイムは終了。
続いて恒例の併設博物館タイム。 -
イチオシ
博物館入口の壁画。
ヒッキーガイコツ発見。 -
いったん北バスターミナルに戻り、今度はトゥーラへ。
トゥーラのバスは遺跡までは言ってくれない。
街からタクシーで10分くらい。 -
今回、最後の探訪地となるトゥーラ遺跡。
遺構はこんなものだが。 -
イチオシ
何よりも目当てはこの像。「戦士の像」だ。
3-4mくらいあるよ。
何体かあるうちのいくつかはレプリカだけど。 -
帰路のバス内より。
ホントに救世主様はどこにでも現れるね。 -
出し物をする子供がいた。
-
バスターミナルに帰還。
首都のターミナルだけあって立派だ。
旅行中飲みまくっていたチョコラータドリンクを探す。 -
北バスターミナルの向いはすぐにメトロ駅だ。
ソカロに戻る。
夜の市内を徘徊。
大みそかなのでもう店は開いていない。 -
翌朝。
タクシーで空港へ。
こういう時間帯にタクシーを使うときは、乗る前に電話をかけてタクシーのナンバーを知らせるふりをする。
そのまま誘拐とかいやだからね。
まあ、めったなことはないだろうけど。
帰りもLA経由。
写真はLAの街の灯だ。
メキシコは面白かった。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
113