ラバトにて

2011/11/01 - 2011/11/01

庶民の街として活気あるラバト　
地下墓地の街でもある　　

　もともとイムディーナとラバトは　
　２つの地域で「メリナ」という街だった　
　９世紀ごろアラブ人によって分割され　　
　砦を濠で囲んだ　
　濠の内側を「メディナ（イムディーナ、城壁の街）」　
　外側を「ラバト（郊外）」と呼んだ　

　

エリア ラバト(マルタ)

• 旅行の満足度: 4.0

聖パウロの教会

　17世紀に建てられたバロック様式の教会
　ロレンツォ・ガッファの設計

　現在のファサードは
　建築家ボンナミチによるもの

聖パウロの腕が安置されている

礼拝堂から地下へ

　聖パウロがローマに向かう航海の途中
　嵐に遭いマルタ島に漂着した
　当時マルタ島ではキリスト教が非公認だったため
　聖パウロは滞在した３か月間
　地下に潜んで教えを伝えていた
　その跡として「聖パウロの洞窟」だと言われている

色大理石の墓標

1990年
法王ヨハネ・パウロ２世も祈りを捧げている

聖パウロの地下墓地

　1000の墓地がある地下墓地
　４〜６世紀にキリスト教徒が埋葬された
　

地下墓地に入る前に出土品などを見学

出土したもの

針

階段を下りると

衛生上、墓地は街につくることができなかった。
ワインとハーブで清められてから運ばれた。

当時
何かを書いた跡

「アガペ・テーブル Agape's Table」
会葬者が別れの食事をされたと言われている

ニッチ（窪み）の用途は
解明されていない

医術用品のレリーフ


　エジプトのコム・オンボ神殿にも
　似たようなレリーフがあったなあ。。。

この下に地下空間があるなんて。。。