2012/01/21 - 2012/01/22
177位(同エリア236件中)
ナオさん
四国の伊予西条には、「うちぬき」と呼ばれている名水があります。西日本の最高峰石鎚山1982mを源にして流れ下る加茂川の伏流水が、自噴水となって地上に噴き出してきた水で、「うちぬき」は町のあちこちにあります。
水温が季節に関係なく13度〜14度で、口あたりのまろやかな軟水で、安全な美味しい水と聞いては、天然の名水好きの私としては、汲みに行かないわけにはいきません。
1月の雨の日でしたが、瀬戸大橋を渡って、西条まで水汲みに行ってきました。
写真は弘法大師の加持水と言い伝えられている西条港に湧く「弘法水」です。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1月、瀬戸大橋を渡って、西条まで水汲みに行ってきました。久々の四国です。
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瀬戸大橋はそのまま橋の博物館といってもいいほどです。岡山県と香川県の間の島を数珠繋ぎにして、6つの橋と高架部含め、13・1kmで海をまたいでいます。その順は、吊橋、高架橋、斜張橋、高架橋、斜張橋、トラス橋、高架橋、吊り橋、吊り橋、高架橋となっています。
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瀬戸大橋の櫃石島橋、岩黒島橋は斜張橋です。
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イチオシ
斜張橋はきれいです。
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これも斜張橋です。
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瀬戸大橋を渡って、坂出JCTから高松自動車道で西条へと向います。
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ここは高松自動車道の豊浜SAです。雨が降ってきました。
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讃岐はうどん県として売り出しています。私も高松自動車道の豊浜SAで、うどんを食べて行きます。寒い日には嬉しい熱々のきつねうどん(420円)です。こしのあるうどん、おいしいです。
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川之江JCTから松山自動車道で、いよ西条ICまで走り、国道11号線でJR伊予西条駅までやって来ました。
四国の伊予西条には、「うちぬき」と呼ばれている名水があります。「うちぬき」とは、西日本の最高峰石鎚山1982mを源にして流れ下る加茂川の伏流水が、自噴水となって地上に噴き出してきた水で、「うちぬき」は町のあちこちにあります。
JR伊予西条駅にも「うちぬき」はあります。 -
これは、水の郷 西条の湧き水マップです。
JR伊予西条駅にも「うちぬき」はありますが、雨の日なので、どこか水が汲み易い所がないか、駅の交番で尋ねてみます。
勧められたのが、西条市総合文化会館横の水汲み場。早速行ってみます。 -
イチオシ
これは、本陣川沿いにある湧き水モニュメントです。
町を加茂川と、本陣川と、御舟川が流れ、いたるところ「うちぬき」のある西条では、あちこちから水の音が聞こえてきます。 -
ここは、西条市総合文化会館横の水汲み場です。西条駅から徒歩10分の所にあります。
1月の寒い雨の日だというのに、次々に水汲みの人々がやってきます。地元愛媛の車に交じって、高知ナンバーや香川ナンバーの車も来ています。 -
西条の名水は、水温が季節に関係なく13度〜14度と聞いていましたが、今日は寒い日なので、水温も11・7度しかありません。
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水汲みは順番待ちですが、ここでは水量も多く、水の汲み取り口も何箇所もあり、すぐに私達の番がきました。
そこで、私はまず水を飲んでみました。まろやかな癖のない水です。さすがは名水百選に選ばれた水です。
その後は、夫と二人で雨に濡れながら、持っていた容器に水を汲み入れました。意外と早く、容器全部に水を汲み終えたので、次はどこか他のうちぬきを訪ねてみることにしました。 -
やってきたのは西条港です。本陣川の河口左岸に「弘法水」があります。
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イチオシ
この港に突き出た波止のような先にあるのが、弘法水です。
弘法大師の加持水と言い伝えられている「弘法水」は、西条港の海の中から湧き出てくる不思議な清水です。 -
ある夏の日、この辺りを通りかかった弘法大師様は、人々が遠くから水を汲んで来ているのを見て、杖の先で大地を2〜3回強く突きさすと、コンコンと清水が湧き出したのだとかで、その清水は「弘法水」と呼ばれ、ここには弘法大師様が奉られています。
「弘法水」は、潮の満ちているときは海の中ですが、潮の退いた時は清水の湧き出ているのが見えるのだそうです。 -
ここでは、蛇口から弘法水が汲めるようにしてあります。近所の人がペットボトルを持って汲みに来ていました。私も弘法水をペットボトル1本分だけ汲んで行きます。
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次にやってきたのは、西条市指定史跡の「西条藩陣屋跡」です。ここには、大手門、石垣、堤、濠などが残っています。
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西条は城下町です。ここに最初に陣屋を築いたのは、伊勢神戸から移封になった一柳氏です。一柳氏の世は30年ほどしか続かず、その後は、紀州徳川家から来た松平氏が藩主となり、十代200年の長きにわたって続きました。
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現在、西条藩陣屋跡は西条高等学校となっていますが、残された大手門は、そのまま西条高等学校の校門となっています。
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西条藩陣屋跡の一角に、市立郷土博物館、愛媛民芸館があったので行って見ます。
愛媛民芸館は、陶器、木工品、織物などの暮らし野中で使われてきた道具や資料を中心に展示している四国で唯一の民芸館だそうで、伊予絣や砥部焼なども展示されています。 -
市立郷土博物館は入館無料ですが、愛媛民芸館の方は、入館料が大人200円です。
西条からだと、その気になれば日帰りできるのですが、私達はのんびりしていきたいと思い、1泊することにし、国道11号線で新居浜まで行き、スーパーホテル新居浜に宿をとりました。ここは新居浜でただ1軒だけの天然温泉のある宿です。「伊予の湯」気持ちよかったです。 -
スーパーホテル新居浜での私達の宿泊プランは、無料朝食が付いているだけのプランだったので、歩いて町へ夕食に出ました。
宿から10分ほど歩いたところで、カツの食べられる店を見つけました。
ここは夕食にいった新居浜の「かつれつ亭」です。 -
これが新居浜の「かつれつ亭」で、私の食べた「大麦豚のヒレカツ定食」(¥1280)です。
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そしてここは、高松自動車道上りの豊浜SAです。ここでは土産に伊予甘を買いました。
四国への水汲み旅は、安全で美味しい西条の名水を入手でき、満足です。
これからは時々、伊予西条の水の郷を訪ねるつもりです。
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