春のカンパーニア・水牛づくしのアグリツーリズモ

2011/04/25 - 2011/04/26

カラブリア州のどこかに泊まるつもりでいましたが、
なかなかココ！という所がみつからず、カンパーニア州までのロングドライブ。
ギリシャ神殿のあるPaestumのアグリツーリズモに泊まり、
大好きなモッツァレッラをたらふく食べたのでした。

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

マテラ経由でポテンツァ（Potenza）方面へ向かって走ります。
2年前に行ったカステルメッツァーノの近く、ピエトラペルトーサ（Pietrapertosa)へ。
祝日で訪れる人が多いせいか、町の入口には駐車場案内係りまで出ていました。

アグリツーリズモをチェックしましたが、
1軒目は入口が封鎖されていて休業中。
2軒目は食事のみでダメ。3軒目は満室でダメ。
ピチェリーノ（Picerino）近辺でも探してみましたが、
1軒目は部屋はあるけれど食事ができないのでダメ。
2軒目は食事のみでダメ。
雨も降り始めてどんよりムードが漂います。

山の中から出て来て、車の前を横断して行った牛。
後から牛飼いのおじさんがやって来ました。

山の中であてもなく探すよりは、ペストゥム（Pestum）まで行った方が遺跡や海がある分、泊まる所も多いのでは？ということで一路ペストゥムに。

りっぱなギリシャ神殿が立ち並ぶ遺跡地区。

アグリツーリズモに着いてみると、お庭ではパーティー中。
入口はどこ？とうろうろしていると、おばさん登場。
おばさんはオーストラリアからのお客さんで、
フロントに案内してくれました。
泊まれるし食事もできるとのことで、ようやく本日の宿決定。
雨もあがって来ました。

Agriturismo Seliano
泊まった部屋はベッドが5つもあるファミリールーム。
イタリアではとても珍しいのではないかと思います。
バスルームには大きなバスタブがあり、お湯もしっかり出ました。
エアコンあり。

広い庭にはたくさんの花々。
ワンコは半放し飼い。

藤の花のアーチ。

黄色いバラも。

夕食は母屋で8時から。
お客さん総勢24人が大きなテーブルについていただきました。
オーストラリア、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、日本と国際色豊か。
1週間2週間とゆったり滞在しているお客さんも。

前菜は生ハム数種類、ニンジンマリネ、キッシュ、モッツェレッラ等、好きな物を好きなだけ。
モッツァレッラはダチョウの卵くらいの大きさの物を、
ナイフで食べたいだけ切り分けます。
こんなに思い切りモッツァレッラを食べたのは、初めて。

水牛ミルクのマカロニグラタン。
小さく見えますが、量はしっかりありました。

水牛ステーキとカルチョーフィ（アーティチョーク）のフリット。
水牛ステーキは噛むと草の風味。
旬のカルチョーフィはやっぱり美味です。

デザートはチョコレートケーキ水牛のコンデンスミルク添え。
赤ワイン、水はおかわり自由。