2012/01/22 - 2012/01/25
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エミリア☆Rさん
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今回のスペイン・アンダルシアドライブ旅行の最大のハイライト、シエラネバダ国立公園内にある白い村々、アルプハラを訪ねます。
シエラネバダ山脈は、標高3000メートル級の山々が連なるアンダルシアの高山地帯です。ヨーロッパで最も南に位置するスキーリゾートでもあり、年中雪が積もっていると聞きますが、何せ裾野のグラナダ近辺がドイツと同じヨーロッパにあるとは思えない温かさ。一体どんな気候なのか、想像もつきません。
今回のわたしたちの目的はスキーではなく、シエラネバダの絶景スカイラインを征服すること、そして、国立公園の大自然を満喫し、その懐に抱かれ、レコンキスタの時代から変わらぬ姿をとどめているという、山麓の白い村々を訪れること!
今日はペーパードライバーの日本人嫁はおとなしく助手席に座って断崖絶壁にハラハラドキドキするしかありません(笑)。
完全にクルマ好きドライブ好きのドイツ夫のターンです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
はるか前方に見えるのが、シエラネバダの山々です。
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アルプハラへ向かうスカイラインは断崖絶壁のヘアピンカーブだらけ。まるでぐんぐんと天へ昇るような心地です。
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これはドイツでもよく見かける風力発電ですが、ヘアピンカーブの先にこんなふうに聳えていると、なんだか不思議な光景に見えます。
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真冬だというのに、桜(?)のような花まで咲き、まるで桃源郷。思わず車を停めて、ちょっと寄り道です。
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野生のサボテンと、野生のアーモンドの花です。
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こちらは野生のオリーブの木。オリーブが実際に木に実っている所を初めて見ました。
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この他にも、手の届く所に野生のいちじくやオレンジがたわわに実っていて、散歩中にこれらを食べ歩きしていたらお腹が一杯になってしまいそう…。まさに、桃源郷です。
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再び車に戻ってしばらく走ると…シエラネバダ自然国立公園に入った事を示す看板を通り過ぎます。
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この辺りの地域のことを、「アルプハラ」と言います。特定の街の名前ではなく、この辺りの山中にある村々を指します。
ドイツ語の「Alpen(アルプス)」に発音が似ているため、ドイツ人は無意識に「高山地帯のことだろう」と思っている人が多いようですが、これらの白い村々は、元々はレコンキスタ時代にスペイン軍の追撃を逃れて来たイスラム教徒たちによって築かれた集落で、アルプハラという地名は「アラブ人の〜」という意味合いなのだそうです。
車窓から、今日最初の白い村、ランハロンの街並みが見えてきました。 -
ここで一旦車を停めて休憩。地元の軽食屋に入って充電です。
相変わらず、英語は全く通じません(笑)。
美しい村なのですが、観光客はほとんどおらず、閑散としていました。 -
再び、車に戻って出発進行、更に上を目指します。
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途中、こんな自然にできたらしい洞窟があったので、記念撮影でもしようと立ち寄ると…
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わたしたちのように考える観光客が多いのでしょう、地元の若い兄妹が小さな屋台を開いていました。
彼らはこの近くの白い村、パンパネイラの出身で、お兄さんは地域の都市であるグラナダに出て一人暮らしをしている大学生、パンパネイラの実家に帰省中なんだそうです。
そして、彼らが売っているのはこのお兄さんがアルプハラの景色をシエラネバダ産の天然岩盤に描いた作品。わたしたちも、記念に一つ頂きました。 -
洞窟を後にして暫く進むと、スペイン兄妹の故郷、パンパネイラの村が見えてきました。
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こんな断崖絶壁に取り囲まれた、まさに秘境の村です。
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パンパネイラの村に入ります。
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お腹がすいたので、ここでランチタイム!
白い家の、屋上で食事のできるレストランです。 -
食事しながら、こんな絶景を楽しむことができます。
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旅行前に、「スペインの食事に外れはないよ!」と先輩旅行者さんから聞いていたのですが、本当にその通り、今回も、大当たりです。
ちなみに、お酒が苦手な人は、スペインに行ったらオレンジジュースを注文するのがお勧めです。特にここ、アンダルシア地方はオレンジの産地で、普通の街路樹がたわわに実るオレンジの木だったりするくらいなので、どこのお店でも大抵搾りたての100%生ジュースを出してくれます。
なお、メニューには載っていないことが多いのですが、たのめば大抵どのお店でも快く出してくれま。 -
ところで、これはこのレストランから見えるパンパネイラの教会です。
これらの白い村は、元々レコンキスタを逃れたイスラム教徒の落人が築いた村だと言われていますが、実際に訪れてみると、街の至る所に教会や聖人の祠があり、非常に敬虔なカトリックの村という印象を受けます。
イスラム教徒はどこへ消えてしまったのでしょうか?それとも、長い年月の間に人々の価値観も変わって行ったのでしょうか…。 -
食事を終え、少し、歩いてみます。
一時間もあれば、余裕で村を一周できてしまうような、本当に小さな村です。
こんなふうに、恐らく観光客目当てのカラフルな室内マットや日用品を扱うお土産店がたくさんあることにはあるのですが…正直、観光客はわたしたち以外、ほとんどいません。 -
非常に閑散としています。
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でもこれが、こうしたスペインの小さな村の本来の姿なのかもしれません。
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耳を澄ますと、小さな家々の中から地元の人たちの日常会話が聞こえてきます。
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スペイン語のわかる夫によれば、「今日は(親戚の)誰の家でお昼を食べようか?」という話をしているそうです。
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平日のお昼だというのに、大家族で親戚の家に集まってみんなで食事だなんて、まさにわたしたちが勝手に思い描く南欧の人々そのもの…
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なんて思っていたら、話し合いの結果おばあちゃんの家でご飯を食べることになったらしいこのスペイン人一家が、白い家の一軒から出てきました。
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よそ者のわたしたちを見ても、驚くこともなく、何でもないかのようにスペイン語でごく自然に挨拶してくれました。
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おばあちゃんの家は、すぐ向かいの白い家だったらしく、スペイン人家族は通りを渡ってすぐの白い家の中に、消えて行きました。
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そんなパンパネイラの街を後にして、さらに標高の高いトレべレスへ向かいます。
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断崖絶壁のヘアピンカーブをぐんぐん登り、まるで猛禽類になって上昇気流と共に一気に天高く昇っているような気分です。
ちなみに、この辺りはすでにガードレールもまばらです。落ちたら谷底にまっさかさま!という絶壁に、石で造られたお慰み程度の小さな輪留めがあるだけです。
ドライブ好きの夫は大はしゃぎ。一方助手席の嫁はそろそろ気分と心臓がわるくなりつつあります。 -
途中、こんなそそり立つ大岩を発見。
さっそく車を降りて、大はしゃぎの夫(笑)。 -
「ザ・荒野」ですが、まさにこういうのがアンダルシアの国立公園の風景なんですね。
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その後も、名前も知らない白い村を幾つも通ります。
こんな所に住んでいるなんて、仙人か何かなんじゃないのか?…と思ってしまいます。 -
そうこうするうちに、路肩には雪が見えてきました。
…が、外はまだコートなしで歩ける温かさ。何とも不思議な気候です。 -
これは、たまたま映った地元の人の馬。
本当に、ここで昔ながらの生活が営まれているんだなぁとしみじみ感じました。 -
出ました!車窓の向こうにトレべレスの街並みが見えてきました。
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トレべレスに入ります。
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こんなふうに、断崖絶壁にへばりつくようにして家々が建ち並んでいます。
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これが、トレべレスの街並みです。
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実はトレべレス、生ハムやチーズの有名な産地だそうで、日本だったらウン万円もするような高級生ハムを、びっくりするような価格で売っています。
そしてこのお店、駐車場のある、街の中心部にあるお土産屋さんですが、主のおじさんがとってもいい人なので、超、お勧めです。 -
わたしたちに、「どこから来たんだ?」と気さくに話しかけ、「ドイツと日本から」と答えると、「ドイツはともかく(←)わざわざ日本から!そんな遠くから来たのか!是非、ここの美味しいハムとチーズを食べて行ってくれ!」と、なんと売り物のパッケージを一袋開けて丁寧にハムとチーズをお皿に並べて無料で試食させてくれました。
しかも、「車の中でお腹が空いたらおやつに食べるといい。」と、豪華な朝食一回分くらいのハムとチーズをプレゼントしてくれました。
…もちろん、こんなサービスしてもらったら、ここでお土産買いたくなっちゃいますよ!←
ドイツの義両親へ、サラミとチーズを買い、更に自分たちの分も買いました。そして、その美味しいサラミとハムとチーズが、まだベルリンの家の冷蔵庫にあります。
スペインの、美味しい思い出です。 -
そんなトレべレスを後にして、更にもう少し、山を登ります。
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トレべレスの街は、特産品のハムやチーズを売るお土産屋さんはちらほらあるのですが、それでも外国人観光客がたくさん来ているという雰囲気はありません。もちろん、英語もほとんど通じません(笑)。
まさにスペインの秘境といった感じの村でした。 -
それにしても、不思議な気候です。
雪はあるのに、陽が落ちる時間帯になってもコートなしで歩けるような体感温度です。
気が付くと、息が白くなっていたりするので、本当はそれなりに気温も低いのだろうと思いますが、何故か「寒い」とは感じません。 -
トレべレスを出ると、道はいよいよ険しくなります。
カーナビを麓のグラナダに設定しているというのに、道はどんどん登って行く一方です。 -
ご覧ください、この断崖絶壁!
「まさにこういうのを待っていた!」と夫は大喜びですが、助手席のわたしはそろそろ頭痛が(汗) -
トレべレス、最後の雄姿です。
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この辺りが、頂上なのではないでしょうか。
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せっかく頂上に付いたので、車を降りてしばし散策していたら、
カランカランと家畜のベルの鳴る音が聞こえてきました。
犬を連れ、羊の放牧をしている地元の人がいます。
猟師さんでもあるのでしょうか…銃を持っています! -
夕焼けの中に、まるで飲みこまれるようにして小さな白い村が見えます。まさに絶景!
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ほとんど日が落ちてしまったというのに、わたしたちはまだシエラネバダの山頂付近!
…あの、断崖絶壁を街灯もない中帰るのか!と思うと気が気ではありませんが… -
たまたま通りかかったトレビスコンという村で一服しますよ!←
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ここはもう観光地ではありません。
地元の人たちばかりのバーです。 -
特に何の変哲もない地元のバーなのですが、なぜかチョコレートの種類が20種類ほどあり、どれも本格派!
これはホワイトチョコレートです。疲れが癒されます。 -
あまりうまく撮れませんでたが、白い村の夜景です。
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これがシエラネバダ山道の夜景ですが…街灯が全くありません(汗)しかも、昼間見たあの断崖絶壁!
更に更に、地元のスペイン人たちはこれをものすごいスピードで飛ばしていきます。わたしたちも80キロほどで走っていたのですが、後から後から抜かされて行きました(笑)。
シエラネバダを無事故無違反で走り通した夫、お疲れさまでした!
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