’12春男旅12/15【はまなす　しかもカーペットカー！のはずが...】

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巨大低気圧の動向が気になり、また何となく嫌な予感もしていたため、札幌に向かうスーパー宗谷【画像】4号内で車掌氏に尋ねる。
「札幌2200に6番線発のはまなすに乗り換えたい。2150に何番線到着？」
すると同氏「運休の情報が...確認します」との事。

「またかよォ」。実はちょうど昨年3月に企画した道南旅行(「行ってきます」参照)の時もそうだった。楽しみにしていたのに、震災の影響で旅行自体キャンセルとなり、同列車もしばらくの間、運行が取り止められたのだ。
その「はまなす」と言えば前月、定期運行廃止となった「きたぐに」なき今となっては現存する唯一の夜行急行。しかもドリームカー等これにしか連結されていない車両があり、さらに寝ている間に移動できるため財布と時計に優しいのだ。
特に今回の移動に際しては一番人気「カーペットカー」を当然の「10時打ち」でget(1F12番＆15番)していたのに(涙)

でも個人的には今回の旅は既に満足していた。だって本土最東端「(東)根室」、同最北端「稚内」をクリアできたから♪
しか〜し！長男が明らかにトーンダウン。「どうすんの？」、「楽しみにしてたのに」を連発。

「そうだね、確かに。でもね」、慰めながら、また自らを奮い立たせるべく言い聞かせる。
「今までが順調過ぎただけ。旅にアクシデントは付き物。トラブルは困るけど...何とかなる！きっと大丈夫だょ」と。

正直、函館到着252→ホテルという行程に一抹の不安はあったが運休が決まった今、キャンセルをも視野に今後を考えなければならない。「代行バスかな〜」、「どっかの宿、うまく行けば札幌駅直結のJRホテルなんか用意してくれちゃったりして」と、今思えば笑っちゃう程の楽観論でキャーキャー騒いでいた。

野生動物線路内立ち入りや離合待ち合わせの為、20m遅れの札幌着。
代替手段等の確認と鬱憤の捌け口に札幌駅助役までをも呼ぶも結局のところ、「天候が原因だから宿＆函館までの移動は自身で要確保すべし」との事。
長男曰わく「最悪の結果じゃん」(怒)

市内に済む同期や元同僚宅に転がり込むことも一瞬、頭をよぎる。また、スマホでこれから予約できるホテルを探すと3千円を切るトコもチラホラ。
しかし、足が向かったのは「(愛称)恥ずかしがりやホテル」。
アポなく、フロントで恥ずかしさを押しての懇願「予約してないが最安値の部屋お願いします」。
運良くセミダブルベッドの部屋があり、やや高かったが面倒くさくなりチェックイン。図らずも、この旅でマサカまさかの3泊目(苦笑)

長男は即寝、風呂上がりに時刻表とにらめっこして明朝の予定確定させ100就寝。