2012/03/14 - 2012/03/16
80位(同エリア358件中)
NAOKIさん
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カナダ唯一のフランス語圏のケベック州を
回るノープランの旅。
★ケベックシティ編★
自分が気が向いた方向に行き
やりたい事だけをやる。
だけれども
旅は自分の今、必要な事だけを
見せてくれ、学ばせてくれる。
人との出会い、文化の違い、
言語の違い、様々な事を
身をもって体験する事で
自分自身の固定観念が外れていき
自由になっていく旅である。
【行程】
★1日目
キッチナー
↓
トロント
★2日目
モントリオール
★3日目
ケベックシティ
★4日目
ケベックシティ
↓
モントリオール
★5日目
トロント
↓
キッチナー
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★モントリオール編★ 1日目・2日目の旅行記
http://4travel.jp/traveler/naoki1201/album/10653058/
★ケベックシティ編★ 3日目・4日目の旅行記
http://4travel.jp/traveler/naoki1201/album/10653263/
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- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
-
朝8時モントリオール発ケベック行
のOrleansExpress長距離バスに乗るため
起きたのが朝の6時半。
昨日少し話したオタワ出身の友達が
自分が出発する時におもむろにパンツ一枚で
起きてきて見送ってくれた。(部屋の中)
眠たい目をこすりユースホステルを後にする。
※OrleansExpress長距離バス
モントリオール、ケベック間を結ぶ長距離バス
片道約45ドル、ネットも使えて
かなり快適です。 -
バスに揺られることおよそ3時間
ついにケベックシティに到着。
バスを降りた瞬間
「寒ッ!!」
思わず口に出してしまうほど、ケベックは寒い。
気温表示をみると−2℃とでていたが
体感気温は風が強いので間違いなくそれ以下である。
モントリオールから気温が10℃も下がっているではないか。
いったいこの3時間の間に何が起こったのかと
思うほどである。
ケベックの寒さは別格やな。
バスから降りると馬車がまだ活躍しているではないか。
観光用であると思うけど昔は当たり前に使っていたものが
今、見ると新鮮に感じてしまう。
とりあえずケベックで最も有名な観光スポット
“シャトー フロントナック”を目指すことに。 -
旧市街に入る門
ケベックシティは少し地形が変わっていて
英仏七年戦争の舞台であったこの街は
「ケベック要塞」と言われるだけあって
街は高台にある旧市街と港と近くに広がるローワータウンに
分かれていて、平坦な道はほとんどなく
急こう配な坂が続いている。
おかげですぐに息が切れるのは言うまでもない。
旧市街自体が世界遺産であり
街を歩いているだけで色んな事を気づかせてくれる。 -
旧市街の街並み
寒さと雪のせいでこの日は人はまばら
ちらちらと見え隠れする
大きなお城シャトーフロントナック
思わず足取りが小走りになる -
イチオシ
見えてきたのがシャトーフロントナック
この街で一際異彩のオーラを出す建物
その強大さにしばらく目を奪われる。
ガイドブックの中で見た景色とは
また違った景色が自分の前に広がっている。
その場所でしか体感できない
雰囲気や波動、自分の五感をフルに使って
それを体感させてくれる。 -
せっかくなので中に入ってみる事に。
シャトーフロンテナックの内観
この建物は今や高級ホテルとして使われています。
今日の夜はこのホテルに泊まる
予定はありませんでした。
のであまり詳しくわからないけど
中は高級。
ここに泊まるのはもう少し先みたいです。 -
ホテル内で見つけたスターバックス
でしばらく休憩。
しかしスターバックスよ
お前のコーヒーはいつも裏切らんな。 -
スターバックスを出るとそこはもう
街を見下ろす高台である
昔の提督もこうやって敵が攻めてくるのを
ここで眺めていたに違いない
と思いながら
時空を超えて同じ景色をこうやって2012年の
今、見ているんだなと感じた。 -
よく見ると
そこには流氷が流れているではないか
日本でも北海道の東海岸に
一定の時期にしか見られない
流氷をここでは簡単に見る事が出来た。 -
近くにあった銅像と
記念撮影。
話は変わるが
ケベックシティはモントリオール以上に
英語が通じない街である。
ケベックシティに着いた時のバスターミナルで
インフォメーションセンターの人に道を英語で尋ねても
英語が通じなかった。
何件か店には入ったけど観光客相手の仕事の人は
英語が少し出来るが普通に街に住んでる人は
英語はさっぱりのようだった。 -
街を下って行く。
こんな坂がこの旧市街には至る所にある。
そして道は石畳の所が多い。
歩く分にはとてもいい景色だ。 -
ここはシャトーフロントナックのある旧市街の崖を
下った先にあるロウアータウンと言われる地区。
街並みはお洒落でたくさんのお洒落なお店がこのエリア
に点在している。
おみあげを買うならここは一押しスポット。 -
シャトーフロントナックが高台の上に見える。
ここはいわば港町みたなエリアなのかもしれない。 -
港を目指して歩いていると
途中で戦時中に使われていた大砲を
発見。
ケベックシティの中でたくさんの大砲が至る所に
置かれている。
戦争は終わってもそれを風化させないために
わざと置いているのだろうか。 -
このロウアータウンがケベックシティの
中でも自分はお気に入りだ。
景色もさることながら入ったおみあげ屋さんでは
店員がいつも笑顔で話しかけてきてくれる
街のよし悪しは
そこに住んでいる人で決まるのではないだろうか。 -
歩き進めると
なにやら街の間を縫うように作られた
アイススケートのレースコースを見つける。
地元の人に話を聞いてみると
どうやら3日後にレースがあって街はお祭り騒ぎに
なるとのこと。
でもケベックシティに滞在できるのは明日で最後
見たかったので残念。
でも見たいしまたケベックシティにまた来る理由が
できたのでそれはよかった。 -
高台で流氷を見といて
それを間近で見ないわけにはいかないでしょう
と訪れた港。
向こう岸との連絡船が頻繁に出ていて
その船に乗りこむ事に。
船は往復で大人6ドル。
観光客のちらほら。
向こう岸に着いて本当は全員いったん降りないといけないが
船員に言えば降りないで船内で待機させてくれる。 -
くっそ寒いのに外の
甲板で氷を砕きながら進んでいく
光景を間近で見ていた。
大きな氷にぶつかるたびに
船は大きく揺れ
「ドオーン」ともの凄い音がする。
タイタニックは流氷にぶつかって沈んだが
それも納得の衝撃である。
携帯でムービーを撮っていたが思わず携帯を
落としそうになってしまった。
落としたら洒落にならない。 -
氷はだいぶ割れてしまっているけど
時おり直径5mを超えるような大きな氷を
見ることが出来る。 -
船内。
中は暖房がきいてて暖かいし
お菓子や飲み物の自動販売機が置かれている。 -
船から流氷に浮かケベック要塞を写真に収める。
ケベックシティで最もお気に入りの写真。 -
イチオシ
こうやって下から眺めてみると
結構高い位置にシャトーフロントナックは位置していることがわかる。
旧市街は街全体が城壁によって囲まれていて
まるで映画の世界に入り込んだようだった。 -
自分を乗せた船は向こう岸までを45分で往復して
元の港に戻ってきた。
いったん今日、予約しているホテルに戻るため
旧市街に戻る。
ローワータウンから高台まで
乗り物が出ている。
1分もかからずに高台まで戻れてしまう。
そのお値段2ドル。 -
ホテルで少し休んで
早めの夕食を頂くことに
これは「プティ−ン」という名の
フライドポテトの上にチーズとソースをかけて
食べるケベック州のフランスから伝わった伝統料理みたいだ。
ホテルのカウンターで聞いたら
このお店を勧めてくれた。
味は
かなりいける。
この大きさでノーマルサイズ。
本当においしかったが食べきれなかった。
スモールで十分だろう。 -
この店、実はチェーン店みたいで
ケベックシティの至る所で見ることが出来る。
しかも大人気でこの店でも長蛇の列が出来ていた。
接客の兄ちゃんと少し話した。
店員とフランクにいつでも話せる外国の雰囲気は好きだ。
この店は従業員二人で回していたが少し無理がある。 -
もう日暮れ。
この時を待っていた。
市バスに揺られること30分
801番のバスでラストストップまで行きます。
そこから徒歩5分くらい。
しかし道に迷う
訳の分からないジャェスチャーで道を聞きながら
ケベックシティに来た理由でもある場所に向かう。
とりあえず分からない時は
世界共通ジャェスチャー。
言葉は心で伝えます。 -
入場料17ドルを払い
心を弾ませながら
その出会いの瞬間を待つ。 -
その出会いは
突然だった。
入場ゲートを抜けると
ライトアップされたアイスホテルが見えてきた。
世界でケベックシティとスウェーデンで冬の間しかしか
見る事の出来ないアイスホテル
そしてアイスホテルを教科書で見たことで
この旅も計画された。
そう。
アイスホテルが自分をケベックシティに導いて
くれたと言っても過言ではない。 -
中は異次元の空間が広がっている。
氷で作られたこの建物は
光に照らされボワーっと光を出している。
毎年、建てては壊し、建てては壊しを繰り返す
アイスホテルは毎年その姿を変える。
このアイスホテルを
遠くから見に来る価値は十分あるし
もし可能なら泊まる方がもっといい思い出になるだろう。
もしやろうと見たいと思ったなら
すぐに行動に移そう
この人生は一度きりなのだから。 -
カウンターもすべて氷
電話や本などの細かい所まで
忠実に氷で再現されている。 -
中にはコンピューターまで完備。
氷とPCとコラボもまた異色でいい。 -
見ての通り柱も氷。
もう
氷、氷、氷。 -
アイスホテル内のバー
ここでお酒も飲めるし氷のグラスで飲むのも
また違った味を体験できるに違いない。
ここで働いていて寒くないの?
と聞いてみた。
寒くないとのこと。
このお姉さんがこの時、ペンギンにしか見えなかった。 -
氷で作られた教会。
椅子には動物の毛皮がひかれていて座っても
全然寒さを感じない。
実際にこの地域で寒さから身を守る動物の毛皮だから
寒さに強い毛だ。 -
イチオシ
中には暖炉まであって
温まる事ができる。
中は風もなく幾分かあたたかい。
子ども時に作ったかまくらを思い出したが
それどころの規模じゃない。 -
もっと見ていたかったが時間を見たらも10時過ぎ
たくさんの感動をありがとう。
アイスホテルは泊まらなくても
入場料を払えば宿泊用のアイスホテル以外は
見て回ることが出来ます。
営業時間は朝から夜12時まで。
夜のライトアップされている時間をお勧めします。 -
旧市街にバスで戻り
少し夜の街を散歩してみることに
街は昼と夜では別人のように姿を変えるのだ。
向こうに見えるのが
ケベック州議事堂。 -
旧市街の門も夜になればこんな姿に
ライトによって化粧された夜のケベックシティ
探検開始だ!! -
街全体がライトアップされている
このまちで暮らそうかな
なんて思いを巡らせながら
道を進める。 -
夜の旧市街に突如姿を現す
シャトーフロントナック
昼とは全く違う姿がそこにはあった。 -
イチオシ
この風景を見たら
ケベックシティの良さは
夜なしでは語れないだろう。
この旅行記を書いている最中でも
この瞬間、風景を鮮明に思い出すことが出来
感動に浸ってしまった。 -
街を見下ろす。
-
今日もたくさんの感動し、人と出会い
素晴らしい一日となった。
ケベックシティの夜の街を
歩きながらこのケベックに来るまでの事を考えていた。
ケベックの美しい写真を教科書で見てから
自分はずっといきたいと思っていた
日本への帰国まで時間もなくもういけないと思っていた。
でも突然言われたMarch break学校は一週間休み。
ケベックに行こう。
とっさに思った。
お金の余裕もあまりない
でもこうやって行きたいと思う心がこのチャンスを
引き寄せたのだ。
一日はあっという間に過ぎていく
今やろうと思った事は今やらないと
だめだ。
人生に後悔は残してはいけない。
今を100%楽しんで生きていこう。 -
【ケベックシティ2日目】
今日も目覚めはユースホステル。
2段ベッドの軋む音で夜中に
3回も起こされ
朝からカードキーを部屋の中に忘れるハプニング
気分転換に
朝の旧市街を散歩してみる事に。 -
今日は快晴。
空気は澄みきっていて
寒いけど気分がすごくいい。
外壁の周りを少し歩きだす。 -
すれ違う人に
何食わぬ顔で声をかける
「ボンジュール」(おはよう)
みんな気分よく返してくれる。
朝の一言で一日は変えれる。 -
昨日の夜、遠くに見えてた
ケベック議事堂に行くことに
建物は白く
雪の色とさほど変わらない。 -
そして昨日気になっていた
絵ばっかり売られている
アート通りに。
30メートルほどの狭いストリートに
ところせましと絵が飾ってあって
売られている -
ノートルダム聖堂だったはず。
定かではない。 -
門に入ろうとして
驚いた。
これは壁画ではないか
間違えて入るほど精巧にできている。
しかもこれが高速道路を支える
支柱に書かれているから驚きだ。
うん。
アートな街だ。 -
モントリオールに向かうためバスターミナルに向かう
こうやって見てみると
街が下と上に分かれている。 -
モントリオールに戻って
夜のモントリオールを再び探索。
ノートルダム大聖堂の前を通ると
綺麗にライトアップされていた。 -
夜のモントリオール旧市街。
-
美しい。
-
帰ろうとバスターミナルに向かうと
バスターミナル周辺ででデモ行進が行われていて
なにやら重々しい空気
警察がバリケードを作っているではないか
上空にはヘリコプター
ただ事ではない。
少し興味はあったが
観戦してる場合ではない。
自分の疲労もただ事ではない。
バスターミナルに遠回りで
戻りトロント行のバスに乗り込んだ。 -
旅もこれで終わり。
でも人生の旅は終わりではない。
ケベック州に行きたいという自分の心が
導いてくれ
最高の体験や景色を見せてくれた。
旅をするたびに色んな発見があって
成長するのを感じる。
ありがとう。
自分なりに楽しく書いています。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- zzr-cさん 2012/04/16 12:44:28
- 知らなかった…
- NAOKIさま こんにちは!
カナダって絶対に英語圏だと思っていましたが
フランス語圏があるなんてただただ驚きです。
英語もままならない私がフランス語圏に行ったら
誰ともコミュニケーションが取れません(笑)
アイスホテルとっても寒そうですが、温かい工夫をしているんですね。
ってかそれなら最初から普通のホテルにすれば良いのに…
あ、でもそれだと意味がないか(笑)
じぃ〜
- NAOKIさん からの返信 2012/04/16 22:45:47
- RE: 知らなかった…
- zzr-c様
初めまして。
コメントありがとうございます。
自分も行く直前に知りました・・・
お店の方は英語話される方が多かったので大丈夫ですよ。
是非、行ってみてください。
アイスホテルはただただ感動していました。
泊まりたかったのですが一泊300ドルオーバーで
踏み切れませんでした。
それでは失礼します。
NAOKI
-
- わんぱく大将さん 2012/03/29 02:58:49
- スターバックスがうまい?
- NAOKIさん
スターバックス、うまいですか? ロンドンで仕事してた時に、オフィスの近くにあって、まあ、私はコーヒーは殆ど飲まないのですが、ここの紅茶のまずいこと。水臭い。 コーヒーも、にたようなもんだといってましたが。
でも、日本で飲むと旨いと思う。まっ茶ラッテとかあるからね。
大将
- NAOKIさん からの返信 2012/03/29 10:53:35
- スターバックスは世界共通のうまさです。
- スターバックスは私のお気に入りでもあります。
ん!?
大将さんはロンドンで働かれていたのですかー?(゚o゚;;
かっこよすぎます!
やっぱり水が変わると味が変わるのですかね(ーー;)
是非、日本のスターバックスを挑戦して見てください。
NAOKI
- わんぱく大将さん からの返信 2012/03/30 07:24:47
- RE: スターバックスは世界共通のうまさです。
- > スターバックスは私のお気に入りでもあります。
> ん!?
> 大将さんはロンドンで働かれていたのですかー?(゚o゚;;
> かっこよすぎます!
>
> やっぱり水が変わると味が変わるのですかね(ーー;)
> 是非、日本のスターバックスを挑戦して見てください。
>
> NAOKI
NOKI殿
まあ、ヨーロッパでもUKは水が硬質で、紅茶むきなんで、コーヒーはまずいかも。 それがミネラルウォ―ターでも、あんまりかわらんようにも。
大将
>
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