ジョードプル（ラジャスタン）

2012/03/08 - 2012/03/09

ラジャスタン州にあるジョードプルに行きました。
ブルーシティと呼ばれる独特な色彩の街。
青い色で塗られた家々があるからですが、この色についてはもともと司祭者階級のバラモン（インドのカーストの最上級の階級）の人たちにしか許されていなかったようです。現在では特にその縛りはなく他の階級でも青く塗ってよいらしい。
もともとインド西部のラジャスタン州は砂漠地域が多く、パキスタンとの国境にも接する。年間降雨量は少なく曇の日も1割くらいであることからジョードプルはサンシティも呼ばれています。
人口は約150万。人口密度が13人/km2ほどとのこと。
ラジャスタン州の州都ジャイプールから西へ300キロ。タール砂漠に隣接しラートール家のジョーダ王がマールワール王国を建てたときに首都でした。
10kmの城壁がメヘランガール城の周りを囲み往時の雰囲気を感じます。

エリア ジョドプール(インド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エアインディア
• 旅行の手配内容: 個別手配

ジャスワントタダ/Jaswant Thadaの正面。
マハラジャのジャスワント・シン二世を偲びモミュメントとして設立されました。内部大理石は質がよく太陽の光が入りぼうっと輝きます。

ジャスワントタダの建物の周りには親族などの廟が並びます。遠くに見えるのはこの町のシンボル的な城のメヘラーンガルフォルト。

メヘラーンガルフォルト/Meherangarh Fort。15世紀に当時のマールワール国王が設立。砦内の門の装飾など外観だけでなく、内部の博物館の遺品、部屋なども楽しめます。

メヘラーンガルフォルトの門に残る手形。王が亡くなり火葬になる際、王妃達はこの門から自らの手形を残し、そして殉死したとのことです..。

メヘラーンガルフォルト内部より宮殿を見上げます。見事な窓枠、壁面のデザイン。

宮殿内の部屋は豪華です。天井の装飾はイギリスの影響もみられます。

青色に染まる家々が見渡せます。

時計塔が旧市街にあります。1910年に英国から持ってこられ以降時を刻んでいるそうです。
この周りにはサダルバザールという市場があります。香辛料、野菜、果物、噛煙草、工芸品..様々な小さな店が通りに並び家々の間隔は狭く、多くの路地があります。