修道院の町バターリャ、アルコバサと漁師町ナザレ

2011/02/23 - 2011/02/23

リスボンの北１００ｋｍほどにバターリャ、アルコバサ、ナザレはあります。

バターリャは14世紀の末にカスティーヤ（スペイン）から
ポルトガルの独立を守った戦闘を記念して建てられた修道院です。

また、アルコバサは12世紀にレコンキスタに貢献したシトー会を記念して建てられた修道院です。
いずれも世界遺産に登録されています。

ナザレは近くの大西洋に面する漁師町です。独特の衣装などに特色があります。

エリア バターリャ(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

バターリャの修道院です

１３８５年に隣国のカスティーヤ（現スペイン）からの戦闘に勝利し独立を守った記念に建てられた修道院です

バターリャは英語でバトルの意味です

バターリャ修道院の横の姿です
ゴシック様式の建築です

修道院内です

教会部位ですが、奥行き８０ｍ、高さ３２ｍと壮麗な建物です
ゴシック様式の建築です

バターリャの案内図です

修道院は教会部位、参事会室、未完の礼拝堂などの
部位にわかれます

教会の南側、修道院の中央部には
王の回廊と呼ばれる場所があります

ゴシック様式に16世紀のマヌエル様式の装飾が施されています

王の回廊の奥には参事会室があります

ここには無名戦士の墓があり、
警備がここだけされています

この部屋には柱が一本もありません
天井が落ちるのでは心配されたそうです

王の回廊です

参事会室の南には一度外に出た場所に
未完の礼拝堂があります

１５００年頃まで工事が続けられましたが、
完成しなかったことから未完の礼拝堂と言われます

マヌエル様式などの装飾が非常にきれいです

浮き彫りなどに完成度の高さを感じます

バターリャ修道院の近くのアルコバサ修道院です

12世紀初めにレコンキスタに貢献した
シトー派への感謝して建てられています

主な部分は13世紀中に完成しています

教会内は幅２２ｍ、高さ２０ｍ、奥行き１０６ｍと
荘厳な教会です

ペドロ1世の石棺が置かれています

石棺の装飾もすばらしいです

王室の紋章です

アズレージョです

中庭を囲む沈黙の回廊です
14世紀初めに造られています

2階部分はマヌエル様式で作られています

回廊はアーチ、バルトなどゴシック様式です

アルコバサ近くのナザレです

ナザレの海岸部位のプライア地区です

小高い丘にあるシティオ地区です
ここから海岸線を見ています

この丘には観光客目当てに
ナッツ類、ドライフルーツを売る
おばさんがいます

ナザレの特有の衣装のようで7枚重ねの短いスカート、
エプロン、頭に巻いたスカーフなど独特です

みやげものの屋台も出ています

衣装類もあります

人形もあります

アズレージョの皿もあります

メモリア礼拝堂です
非常に小さな礼拝堂で祠のようです
崖の上に建っておりここから崖下の大西洋が見渡せます

聖母マリアがここに現れ騎士が崖下に落ちるのを防いだという言い伝えで、ここに礼拝堂が建てられています

やはり鰯です

ポルトガルの国民食（魚）は干鱈だそうです
北海から干鱈にされて運ばれてきます
ハンザ同盟の交易ルートに入っていたと言うことです