ひたすらブルーの世界・おとぎの街～シャウエン・Chaouen～【メディナ】

2012/02/29 - 2012/03/01

初めて写真でシャウエンを見たときの衝撃が忘れられず、ついに行ってきましたシャウエン！！

シャウエンはモロッコ北部にある標高600mの丘に広がる街です。どこを見ても青と白（時々茶色）で、この町ですれ違う現地の方々は他のモロッコの都市と比べるととても穏やかに見えます。

これまで色々な街を旅してきましたが、シャウエンは私にとって今までで一番魅力的な街に感じました。
現実離れした青の世界にうっとりし、時間の流れが緩やかな街で、久しぶりに時計を見ない１日を過ごすことができて幸せでした★

女性でこの街の雰囲気が嫌いな方は少ないのではないかと思うので、女性にはオススメの観光地です♪

エリア シャウエン(モロッコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 2.0

• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食後、朝１０時過ぎに街を散策。
ちょっと曇りのシャウエンも魅力的★

日差しが出てきました！
写真撮影には日差しが一番のご褒美♪

と思ったら、すぐに日差しが消えてまた曇り空に。
でも曇りのほうが神秘的になるので、この町では日差しはあまり気にしなくても大丈夫！

同じような家・通りが多く、一歩細い道に入ると間違いなく迷います。あとは野生の勘を頼りに進むのみ。でもこれが現地の人に言わせると、

「メディナ内は大きな通りは２本だけだから迷うはずないでしょ〜。」

だって。

えっ？？？？
私にはどこが大きな通りで、どこが狭い通りなのかわかりませんでした。全部狭い通りだったんですけど？？

シャウエンは小さな町なので、観光案内所もないのです。（多分）

ということは街の地図も手に入らない。
頼りになるのは、某有名ガイドブック”地球さん”に記載の地図のみ。この地図がまたかなりアバウトなので、方向音痴の私にはキツかった。行きたいところにまったくたどり着けず。。。泣

あれ？またスタート地点付近に戻ってきてしまった。
方向音痴、最大限に発揮中！！

まぁいっか。
街並み見ても楽しいし、タイル撮影してるだけでもワクワクするし♪

シャウエンで撮った写真はほとんどが縦。もっと横の写真も撮ればよかったなぁ。。。

ドア写真だけの写真集があってもいいくらい、かわいいドアがたくさんありました。

アングルが悪いなぁ。
もっとちゃんと撮りたかった〜。泣

茶色のドアにもやっぱり少しだけ青を取り入れてます。

海をイメージ？？
青で塗った部分は手作り感が出てて、ほっこりします。

シャウエンを散歩している間はまったく飽きないのです。
次はどんな青が出てくるんだろう？というワクワク感がずっと消えませんでした。

この「素人が塗りました」感がたまらない！

シャウエンの街並みにはジュラバ（モロッコの民族衣装）を着た男性がよく似合う！！

目の前で写真を撮るわけにはいかず、いつも通り過ぎた後に後ろ姿を隠し撮り。

この女の子の歩き方がかわいかった★
幸せそうに身体を横に動かしながら歩いてました。あまりにもほっこりした風景に、この後ずっと後ろ姿を眺めてしまいました。

この女の子がこれからもずっと幸せでいられますように♪

目が覚めるような青。

こんな街で育ったらどうなるんだろう。
まずグレたりしないんだろうなぁ。。。と思います。

モロッコの都市のどこででも言えることですが、とにかく多くの男性が日中に街中やカフェで時間つぶしをしています。この方たちは一体どうやって生計を立てているのでしょうか？年配の男性ならともかく、若い方も街中に座って時間を潰しているようにみえます。すごく不思議でした。

モロッコのドアや入り口部分には国旗のシンボルである★が、よく使われていました。

上の写真を撮った後に、ドアがいきなり開いてびっくり。
中から子供が出てきて、そのままドアを閉めずに出かけていきました。

中の写真を撮るのは大変申し訳ないと思いながらも、壁のタイルや床がかわいくて、思わず撮ってしまいました。
ごめんなさい。

それにしてもオシャレ。
こういう家に住みたい。。。

ジュラバを着た男性はどうしても目で追ってしまう。
何度見ても、誰を見ても、かわいい「ねずみ男」にしか見えないので。

朝の水汲みの風景。

メディナの端に近づくとようやく山が見えてきます。
私はメディナの中心部に行きたかったので、ここでまた道を間違えていることに気づきました。どこかで右折しなければならなかったのに、直進して行きすぎたようです。

うぅ〜。ややこしや〜(>_<)

とっても上品な にゃんこサマ！

このポーズ。
この首の傾げ具合。

きっとこの子、猫世界の小悪魔女王に違いない。
これまでどれだけの雄猫を落としてきたことか。

にゃんこサマ
その色気、私にも伝授してくださいませんか？

少し歩いて、ふと視線を感じて後ろを振り向いたら・・・

この映像が”どんっ！”と目に飛び込んできた。

このアジアから来た、ちんちくりんのよそ者をじっと監視している猫さまたち。

思わず私もこの子たちを見つめてしまいましたが、なんせこの子たち、目を絶対そむけないで、私をじっと見つめます。

はい、わかりましたよ。悪さはしないので、
まったく同じ角度で同時に私を見張るのを、やめてもらってもいいですか？笑

ロバちゃん。

モロッコで見たロバは、みんなとても悲しい表情をしていましたが、この子は普通の表情で安心。

この飼い主に写真を撮ってもよいか聞いてもう一枚撮らせてもらいました。

じゃん！

カメラ目線頂戴しました〜♪
なんてカワイイの〜〜〜〜〜(^o^)/

そして、左の二人の覗き方も笑えます。

電線がなければもっと良い写真になるのになぁ。

それにしても、目的地にたどり着かない。

プラプラとひたすら歩いていたら、現地の男性に

「君、昨日は友達と一緒に回ってたのに、今日は一人なの？」

と言われた。
シャウエンにはあまりアジア人がいないので、すぐ顔を覚えられてしまうようです。

前日に休憩したカフェを発見。

ここでなんとなく今自分がいる場所を把握。
ちょっとほっとしました。

この後は街の中心であるハマン広場へ向かいます。
その様子は次の旅行記で・・・