2012/02/18 - 2012/02/18
2937位(同エリア12010件中)
さんしぇさん
蘇州の2日間を終え、上海への移動。
早くもあまりなお安さ¥19.800の旅の折り返しです。
安さのワケ、買い物引き回しは想像していたまんま。
その手にうまうま乗るかとの固いガードも、ここに来て
脆くも崩れ・・。
3日目のメニュー
・シルク店
・朱家角
・七宝
上海へ
・老碼頭
・外灘イルミネーション見物
・ホテル移動
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
蘇州3日目の朝。
鴨血粥、と言うおどろしい名前に似ず口当たりの
良いお粥さん、お陰か元気です。
今朝はホテルを畳んで、上海へ移動。
中国へやって来て昨晩、初めて手に入れたお土産
らしき物、それが絵葉書。
早速、蘇州の思い出にと我家と娘宅へとしたため
朝方ホテルフロントへ投函を依頼するも切手の
持ち合わせが無いと言う。
「は?切手くらい常備しないかぁ・・。」
と内心思うも、無い袖は振れぬだろう、上海から
出そうと引き下がる。
こう言う時に黙っていないが我が夫、フロントに
尋ね、レセプションにたらい回されと、私と同じ
軌跡を辿り、やがて自力では諦めるもそこで
すかさず申さんに直訴。
さすがの申さん、支配人を引っ張り出し言う事に。
「あんたに預けるから、切手貼って出しといてよ。」
(な、感じ。)とごり押し。
私に、「日本まで8元だけど、ここは10元
(¥130ほど)/1枚払って貰えますか。」
支配人さんのお手数込みと言う事で納得し、事は
丸く収まったのでした。
この業覚えとこう。^^
因みにこの絵葉書、諦めかけた2週間後、無事
我家へ到着。
上海へ向ける前に、最後にもう一つ昨日と同じ
蘇州の産業、絹布団のお店へ。
この辺りは蘇州観光ルートのお約束らしいですね。 -
シルクワールド、とあります。
-
どっしり重みのある絹ブロケードとおぼしい
中華服がお出迎え。 -
大小2種類の繭群。
左の大きい繭が中国産、右が日本。
大きいには訳があり、中にはツイン!の
おかいこさんが糸を生成。 -
糸繰り機
-
みるみる糸を引き出し。
-
馬蹄形な型にあるのは、言わば布団の素。
繭一つを伸ばせばたちまちこの大きさ、これを
20回ほど繰り返し漂白した1セットが、左の
白い固まり。 -
絹布団、日本で言う真綿布団の延ばし体験。
さっきの1セットを皆で持ち、お布団の大きさに
なるまで、満遍なく一気に引き伸ばしていく。
20分ほどで1客分の上掛け布団へ。
繊維同士が絡み合い空気を逃がさない為、保温
性が高く、体にしなやかに沿い、埃も出難い
云々を聞き及び・・。
ここで俄然乗り気に転じた我々。
留守を預かる娘夫婦へは何かお土産が欲しい。
ここまで3日経過するも、自由時間が思いの他
少く、気に染む物品が手元に全く無い。
ここで一気に重荷を下ろそうと、しかし矯めつ
眇めつ吟味して納得のお買い上げに及びました。
持ち帰りには、側生地に入れ布団に仕立てた物を
ぐっと畳み込み、大きめ書類入れ程度にコン
パクトにしてくれます。
お値段、書き留めておきましょう。
1.750g/590元(¥8.000足らず)
側生地は綿の白一色です。
同じ1.750gで、サイズはシングルから
ダブルまで、厚みが段々に薄くなる仕組みです。
なので、シングルサイズで求めればお布団で
しょうし、ダブルともなれば肌掛け程度です。
日本では目下羽毛の商品が手にし易く、現に我家も
愛用中なので、娘達の使用感など参考に我家の寝具
にも仲間入りする日が来るやもしれません。 -
拝借画像。
これから上海入りする道すがら、昨夜同様の
古鎮(いにしえの邑)といわれる朱家角へ。 -
朱家角。
運河を行きます。 -
やがて運河から離れ、みやげ物屋が軒を競う
辺りへ。
お向かい接しそうな狭さにお店が続くよどこ
までも。 -
豚の足首辺りのいわゆる角煮、この辺りの名物
とか。
1つが15元前後¥200位、美味しそう〜。
今日のお昼はこれに類似した「万三蹄」予定。 -
最も広い川幅に架かるのが、放生橋。
-
さて、このたもとでこんな金魚売のおばちゃん
達が大勢。
2袋3元(¥40)だよ〜、とぞ仰る。
そんなのお土産にしようったって・・。 -
こちらでは、亀だ鮒だ鯉だどじょうも。
-
実は、ここは魚を“放”し“生”かす橋。
先ほどの金魚は持ち帰るのでなしに、ここの
たもとで、すかさず河に放してしまう。
タイにもあるそうですが、生き物を生来の河に
放して功徳を得る、そう言う思想なんですと。
画像左のたもとから魚を放す子供連れが居られ
ました。
ここで、我々も30分ほどの放生(^^)タイム。
商店街を更に行く。 -
ちまき、\50くらいでしょうか。
-
レンコンにお肉の薄切り?お醤油がしっかり
染みてそう。
残念ながら団体行動故の、買い食い禁止令発布。
(下手にお腹壊されたら、面倒ですもんね。) -
食い気押しやり、風景を愛でるとしましょう。
-
しっとりした辺り、反り返った屋根が中華
ふんぷん。
続いてもう一つ、古鎮水郷を訪ねます。 -
古鎮をもう一つ、その名も七宝。
七宝焼きとの関わりは全く無いのだとか。
ここの言わば七宝銀座の通りと言うか、何が
凄いって・・。 -
ひしめく人また人。
土曜日とあって、行楽にやって来るのはいずこも
同じ。
しっかし、どこから湧くや中国人、ご覧のように
過密度尋常ならず、唖然。
しかもこの通り、やたら食べ物を売る店が軒を
並べ、飴やら点心やらをねぶる人、手に持つ人が
後から後から押し寄せる。
そこを躊躇無く分け入っていく我らが申さん。
お願いだからお近づきしないで、と祈りつつも
成す術無く人ごみに揉まれるままの我々。 -
しばらくの自由時間に、水辺に出て、ようやく
人心地ついた思い。
景観お構い無し、お布団満艦飾の飾らない風情
もまた一興。 -
集合時間までを、お茶を頂きましょう。
器の大きさはおままごとのように実に小さくて、
都合この時は二、三、四煎と続けて頂いたと
思います。
しかし現地の人々、傍らに常にティーポット
持参、今でこそ我々もマイボトルにお茶など
入れて携帯していますが、とうの昔から習慣
としてしっかり根付いているようです。
申さん曰く、中国人に肥満が少ないのは
日がなお茶を口にする為とか。
肥満はもちろん、コレステロール減にも効き目の
あるお茶など、効用による飲み分けなど、巧みに
生活に取り入れておられる様で、話には聞いて
いたものの目の当たりにして、我々も体質改善を
考えるきっかけを頂きました。
さて、次はいよいよ上海です。 -
ローマァトウと呼ばれるリノベーション地区、
黄浦河のかの外灘から南下した辺りのかつて
の倉庫地区を一掃して、外資系飲食店をテナ
ントした一画。
中国のワカモノにはそれなりに面白い場所で
しょうが、古ツワモノの我々、どなたか一声。
「寒いで、パス!」
申さん、そうは言われてもお夕飯までの
時間潰しに躍起、しかし偉いぞ申さん、
「では、10分したら、集合しましょう。」
ショートカットに応じてくれる。
折りしも山〇寛斎さん来店を横目にぐるっと一巡。 -
さて、お夕飯は四川料理を美味しく頂き、
お待ちかねの外灘イルミネーション見学。
ここで、船での遊覧見学の方達と一旦お別れです。 -
上海のランドマーク、何とか言う電波搭。
-
対岸がこちら外灘(わいたん)。
単色の照明がシックで却って素敵、時間在らば
も少し見ていたいものですが、本日はここまで。
体もよく冷えた所で、ホテルに向います。
中心から外れた立地とは言え、この辺りからは
10分くらいの見当を付けていたら、何故か一旦
上海の繁華な辺りにきびすを返し、高架道路を
ぐいぐい行く。
思うに、この近代中国の景色を見せたいが為の、
ある種演出なんでしょうか。
30分を費やし着いた所は「シューフイ・イン
ターナショナル・エグゼクティブ・スイーツ・
上海」
やたらと長い名称。
エグゼクティブなぞと言う胡散臭そうな名前
からして、最近出来た安普請に違いないと
踏んでいた我々。 -
外観。
なかなかな高層ホテルの、我々は16階です。
エントランスはビジネスホテルの、極々あり
きたりな設えで画像なし。 -
お部屋に入り、嬉しい驚き。
ラブチェアサイズのソファとは広さ満点。 -
ビジネスライクな調度にディスプレイ。
冷蔵庫や食器などはすっきり下部に収納。 -
キチネットには電磁コンロに電子レンジ、使う暇無し
が残念過ぎ。
ここでもローブ付き、中国ではひょっとして標準装備か?
ホテル入り口の何でも無さと、お部屋の充実振りの
このギャップは何なんだ?と、ここ上海でも、思いの
外な嬉しい誤算。 -
お値段表見っけ、このお部屋はかれこれ上階な上に
表通り沿いなので、さしづめ2番目でしょうか。
1800元って¥25.000位・・、申さんの
言った通りツアー料金より高い宿泊費が謎・・。
後日、同行の人たちの間では電子レンジが付いていた
いないが話題になっていたので、我々は間違いなく
一つグレードを配慮下さった模様。
「絹布団が決めてかぁ?」とは夫、我々のささやかな
貢献(^^;)に対しての申さんの配慮有りや無きや、
ここでも謎は謎のまま。^^ -
ここは上海の郊外とは言え、地下鉄駅がすぐそこな
だけに、スーパーやコンビニが複数見当たります。
成ろうことならお土産ゲットにと、いそいそ出掛け、
そしてこの胡桃の飴掛け19、5元を手にし、部屋で
試食。
これが正解、あくる日複数入手。
後に申さん販売のお土産セットでは、同じ重さの
麗々しい箱入りが何と3倍価格の70元、そして
空港では全く同じこれが2倍近い36元・・。
この価格相違、しかと覚えておこう。
4日目に続く。(未掲)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
上海(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
34