気学で2月は西の方角が良い！という事で、自宅から西にある福岡へ行ってみようと思い立ち、湧水を採るべき、福岡県周辺の湧水を探していた。<br />その時、船小屋鉱泉・長田鉱泉という表記を見つけた。そこは炭酸泉が湧く鉱泉であり、その場所で「コガ・コーラ」というジュースを売っているらしい・・・<br />ついでだからそれをゲットしてこよう！と思い立った旅。<br /><br />いろいろと調べていくと、特急料金100円で乗れる新幹線やら、住職が自分のお寺のお札を宝くじに巻いていたら１等の１憶３０００万円が当選したというお寺もあるらしい、ちょうどジャンボ宝くじを売ってる時期だから、お参りに行ってくるかと・・・　さてどんな旅になるやら？

福岡・船小屋鉱泉と長田鉱泉の旅

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2012/02/22 - 2012/02/23

98位(同エリア133件中)

#街歩き

エリア

八女・筑後(福岡)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: JALグループ新幹線 JRローカル私鉄徒歩

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

出発の羽田空港、現地のお天気は悪そうな感じ、まあ雨が降らなければいいやと、搭乗口へ
既に搭乗が始まっていて、並ぶことなくゲートを通過。
途中のボーディングブリッジから、飛行機はＢ７７７
途中、薄曇りの中、富士山が見えました。
福岡へ到着後、機体を見ると「空のエコ」ジェットだったようです。
着いたのが１３時過ぎだったので、取りあえず腹ごしらえという事で、空港内の博多ラーメン「とんこつラーメン屋台」へ
ショーウインドーを見ながら、Ａランチ（８２０円）にしてしまった。
けど、あとでこれが失敗かな？と思った・・・
Ａランチは博多ラーメンにサラダ、半チャーハンがついたもの。
食べてると結構ボリュームがあります。
博多ラーメンは細麺で、スープにからんで、結構おいしい感じ、食べていると隣のテーブルで、「すいませーん　替え玉ー！」のコールが！
しまった博多ラーメンって替え玉出来るんだと、ふと気が付く・・・
すでにお腹は満腹に近い・・・これならラーメンだけにしておいて、替え玉すればよかったと、ちょっと後悔しました。
食事を終えて、地下鉄に乗り博多駅へ、ここから１００円特急へ乗ってきます。
山陽新幹線の博多車両基地の脇に「博多南」駅があります。この駅は新幹線の博多車両基地への回送線を地元の住民の要望で駅を作って、運用されています。
つまり車両はすべて新幹線なのです・・・
そのため乗車券１９０円の他に特定特急券１００円が必要になります。
博多まで来た山陽新幹線のこだま号がこの駅から博多南線の車両となります。

行先表示が駅名だけの「博多南」になります。
車両は５００形車両です。ここから１０分の新幹線の旅です。
ちなみに新幹線の博多駅のメインの時刻案内表示には博多南線は表示されず、左の離れた個所に時刻表が表示されています。
一瞬どこの番線から乗るか迷いました。
博多南駅に到着です。ほとんど通学・買い物の普通電車の感覚です。
博多南駅　築堤の上に駅があります。
駅の改札の階段の先に新幹線が見えます。近すぎて奇妙な感じがします。
新幹線の車両基地の端に博多南駅のホームがあります。車両越しにたくさんの新幹線が見えます。
その中に３月で退役が決まった１００系がいました。
ホームの端まで行くと、やはり３月で退役が決まった３００系のぞみがいました。この形の新幹線が見られなくなって残念です。
一度、博多へ戻り、今度は九州新幹線へ乗り「筑後船小屋」駅へ向かいます。
切符は「九州新幹線日帰り２枚きっぷ」を買います。通常の「九州新幹線２枚切符」より割安で目的地の往復が出来ます。
（４０００円ー＞３２００円）
※自動販売機では買えないようです。窓口で購入しました。
行きは「つばめ」を利用します。

九州新幹線用の８００系新幹線です。
木を基調にした落ち着いたシートです。
約３０分で目的地の「筑後船小屋」駅に到着です。
駅前に新しい地図があります。公園の遊歩道を抜けて行けそうなんですが、しかし事前のグーグルマップでは公園部分の地図が無かったので、工事中だと困るので、既存の道で船小屋鉱泉に向かいます。
既存の道も整備が進んでいて公園の中を抜けて行きます。振り返ると新幹線の駅が見えました。
船小屋鉱泉へ行く途中に「川の駅船小屋　恋ぼたる」があります。新しく作られた道の駅で、特産品売り場の方が去年オープンしていて、温泉施設は３月にオープンするそうです。足湯もあるようですが、まだお湯は入っていませんでした。
「川の駅船小屋　恋ぼたる」
http://koibotaru.com/
国道の下を抜けると船小屋温泉郷です。
温泉街の建物の横に「船小屋鉱泉」の建物があります。大正の雰囲気のある建物です。
内部の様子です。自噴しているようで、ボコボコと井戸の音がします。
味は、鉄分が多い感じでちょっと炭酸の辛さがあります。ただ硫黄臭強いので、がぶがぶ飲む感じにはなりません。

鉱泉の成分表です。
鉱泉の道の向いは公園になっていて、「雀地獄」があります。
ぶくぶくと鉱泉が湧きだしていて、鉄分が多いので群馬の伊香保温泉の様に酸化して赤茶けています。

雀地獄とは炭酸泉の二酸化炭素のせいで、その上を飛ぶ鳥がバタバタと落ちて死んだという言われから来ているようです。
この公園の中に「すずめの湯」があります。
もともと温度が低い鉱泉を炭酸が抜けない方法で温めて、高い炭酸濃度のままお風呂へ入れる施設です。
http://spaspa.gnk.cc/20100305_1/20100305_1.htm
鉱泉の横の道を進むと、矢部川に向かう水門のトンネルがあります。
そこを抜けると、もぐり橋があり、対岸の「みやま市」側へ渡れるようになっていました。
本来は、一度国道へ戻って、こちらの船小屋温泉大橋を渡っていく予定でしたが、ショートカット出来ました。
みやま市側の長田鉱泉へ続く道です。道に案内標識が出ていますが、この標識からかなり先で右折になります。
ちょっと進んだ交差点の角に「田中羊羹本舗」があり、そこを右に入り５０ｍくらいの所にあります。
お水を採るペットボトルを忘れた時はこのお店で２リットルのペットボトルを１００円で買えます。
目的の長田鉱泉に到着しました。

内部は去年リニューアルしたようで、向かって左右に取水口があります。
２０円で約１分鉱泉水が出ます。奥には３分で１００円の蛇口があります。
１分でペットボトル２，３本くらいでしょうか？
利用時間は朝７時から夜７時までのようです。
お一人様６０リットルまでの看板があります。
水はお金を入れると自動的に流れ出してきます。
また　味の方は船小屋鉱泉と違い、臭いも強くなく、飲みやすい感じでした。

建物の外にお試し用の蛇口があるので、容器を洗ったりするにはそちらを使えます。
そばにある「鉱泉の駅」へ行きます。ここでは「コガ・コーラ」などのレアなジュースが買えます。お店は土日しか営業してないのですが、前情報で前に自動販売機があり午前７時から午後７時まで平日でも売っているそうです。
自動販売機の中にはあの「コガ・コーラ」をはじめ、「サクラジミー」などのレアなビンが並んでいます。しかしなんか様子がおかしい・・・？
お金の投入口を見ると、なんと「故障中」！
せっかくここまで来たのに買えませんでした・・・(残念）
トボトボと。夕やみ迫る長田鉱泉場を後にします。
夕飯の時間なので、長田鉱泉のそばの国道沿いにある「めん太郎」へ。
エビ天うどん　４５０円
結構大きいエビが入ってます。うどんはやや太めな感じです。

めん太郎
http://chikuteku.blog.fc2.com/blog-entry-101.html
お品書きです。
東京の値段を考えるとかなり安いですね〜
食後のデザート
地元の郷土甘味「あずきごろし」（２６０円）です。
太めのうどんにきなことあんこが載っていてかき混ぜてから、食べます。
一瞬　うどんにあんこときなこ？って感じでしたが、うどんと言うより、あんころ餅を食べている感じのデザートでした。

あとから、店のおかみさんに「お味どうでしたか？」と聞かれましたが、おいしいんだけど、違和感が・・・って感じで答えてしまいましたが、おいしかったですよ〜
お店から出て筑後船小屋駅へ戻ります。その前にいま一度、船小屋鉱泉にいって、お水を頂いて行きます。
帰りの駅へ向かう公園内の道の所々で、水蒸気の煙がモクモクと見えます。横を通ると硫黄臭。
もしかすると温泉が湧き出ているのかな？と考えながら駅へ向かいました。
３月以降なら足湯に入れたのにちょっと残念でした。

後半へつづく・・・
http://4travel.jp/traveler/uni4/album/10649813/