2012/02/10 - 2012/02/10
830位(同エリア30105件中)
エンリケさん
2012年2月、仕事の隙間を見つけ、期限の迫っていたJALのマイレージを使って海外旅行を計画。
行き先は、(距離のこともありますが)最近気になっていた台湾。
距離が近いゆえに日本と文化的に近く、大しておもしろくないんだろうなと長らく敬遠してきた国ですが、よく言われるような親日国、そして東日本大震災の際は世界で最も多い200億円を超える義援金を寄せてくれた国として、旅行者の評価は概して高い様子・・・。
そんな台湾、本当のところ一体どんな国なんでしょう?
結果は・・・多くの旅行者が言っているとおり、人々は人情に厚く穏やかで、食べ物も美味しく、何度でも訪れたくなるような本当にいい国でした。
海外旅行をして“帰りたくない”と思ったのは今回が初めてかも・・・。
帰ってきてから目にした、“もてなしって、カタチとかじゃなくて、相手をリスペクトする気持ち”という松山ケンイチのCMが、台湾のことを指しているんじゃないかと思ったくらい、日本に対する尊敬の念にあふれていて、行く先々で気持ちのいい思いをした国でした。
綴りたい想いはいろいろありますが、まずは台北の夜から旅行記を始めたいと思います。
<旅程表>
2012年
○2月10日(金) 成田→台北(桃園)
2月11日(土) 台北→台南→高雄
2月12日(日) 高雄→台中(鹿港ランタンフェスティバル)→台北
2月13日(月) 台北→九分→台北
2月14日(火) 台北(松山)→羽田
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2012年2月10日(金)
今年は建国記念の日が土曜日でしたが、仕事をやりくりして5日間の連続休暇を取り、期限の迫っていたJALのマイレージを使って海外旅行を計画。
日程上そんな遠くも行けないことから行き先は台湾。初の訪台です。
朝一の羽田便はマイレージでは席がなかったことから次の成田発を選択。
まずは9時、久々に成田空港第二ターミナルへ。
出発ゲートは東日本大震災への諸外国の支援に対する感謝の言葉でいっぱいです。 -
搭乗ゲートに集まってきた乗客から察するに、この時期の台北便は修学旅行の中高生、大学生、そして年配の旅行者の方が多く、働き盛りの若い人は少ない模様・・・まあ、当然と言えば当然か。
そして11時20分、JL805便は定刻通り成田を離陸。
台北の桃園国際空港まで約4時間の空の旅です。
途中、上空から富士山を見ようと右側の窓の席を確保しておいたのですが、気付いた時には雲をかぶった富士山は通り過ぎてだいぶ後方に・・・。 -
離陸して1時間後の12時30分、機内食のお時間です。
出されたのは“京風おばんざい弁当”で、メインは胡麻ひじきご飯に蓮根旨煮と鰤の照り焼き。
JALの機内食なんて随分久しぶりで味も忘れていましたが、ANA同様、やっぱり日系は美味しいですね!
外国の航空会社とは比較にならない美味しさで大満足です。 -
そして14時35分、小雨の舞う台北桃園国際空港に無事到着。
食事してムービー(三国志英傑伝 関羽)を見ていたらあっという間です。
ちなみに、この“三国志英傑伝 関羽”、三国志ファンならお馴染みの、関羽が恩を返して曹操の下を去る“関羽千里行”の場面を映画化したものなのですが、“ほっそり関羽”に面食らったものの、曹操がかなりいい男に描かれていて(それに比べて○○は・・・)、なかなかおもしろい解釈で見応えがありました。
早く台北の街に行って観光を楽しもうと思っていたら、両替(空港にある銀行だと手数料が30元(1元=2.7円として約80円)かかります。)などをしているうちにあっという間に15時に。
台北車站(台北駅)まで、リムジンバス(大有巴士大園線)の切符を買いますが(90元=約240円)、次の出発は15時30分とのこと。
ちょうど出発してしまった後でした・・・。 -
30分待ち、次の15時30分のリムジンバスに乗って台北車站を目指します。
・・・少し走ると台湾の街並みが見えてきました。
セブンイレブンなど日本でお馴染みのコンビニや、ところどころに高層マンションも見えます。
ただ、看板は繁体字の漢字だらけ。
小雨の舞う、しっとり濡れた街並みは、中国とも違い、まるで日本のようでもあり、そうでないようでもあり・・・。 -
桃園国際空港から台北市街までは約40kmとけっこう距離があります。
1時間ほど経った16時30分、台北北部にある圓山大飯店(THE GRAND HOTEL)に到着。
かつて世界10大ホテルに選ばれたこともあるという、中国の宮殿チックな様式の豪華なホテル。
高級ホテルだけあって、ここで降りる人はほとんどいません・・・。
【台北ナビ〜圓山大飯店】
http://www.taipeinavi.com/hotel/1/
このほかにも、台北車站東側のシェラトンの前で停まったりと、大有巴士のリムジンバスは経由地が多いので、最終目的地の台北車站まで1時間以上かかる計算になります。
一方、國光客運のリムジンバスの場合、経由地が少ないので、桃園国際空港から1時間程度で台北車站に着くそうです。
運賃は125元(約340円)と、大有巴士よりもほんの少しだけ高いですが、ケチるほどの額でもないので、時間を有効活用したい方には國光客運のバスの方がいいでしょう。 -
16時40分、結局空港から70分ほどで台北車站に到着。
駅周辺は大都会でビジネスの中心と思いきや、東京のようにスーツ姿のサラリーマンの姿はほとんどなく、カジュアルな格好をした人々ばかりで、学校帰りの子どもや若者も多く、なんだか庶民の街といった印象です。
・・・雨もあがり、歩いて駅南西にあるこの日の宿、城美大飯店(Chair Man Hotel)へ。
台北車站から歩いて10分とかからず、値段も1泊3,000円台と、一人旅で街歩きを楽しみたい方にとっては手頃なホテルです。
フロントの若い女性は日本語も少し話せ、部屋も清潔でテレビのチャンネルも多く、それなりによかったのですが、一方で、シングルの部屋は暗くて狭く、壁も薄くて廊下の音が聞こえるなど、気になる点もありました。
値段を考えればしょうがないかもしれませんが。
朝食もグルメの街台北にしてはちょっとイマイチだったかも・・・。
【台北ナビ〜城美大飯店】
http://www.taipeinavi.com/hotel/23/ -
ホテルに荷物を置き、17時30分、台北の街歩きに繰り出します。
まずはホテル前の漢口街一段を通って、再び台北車站へ。
あたりは次第に暗くなり、街にはネオンが灯り始めます。
日本に近い台北とはいえ、やっぱりお昼の飛行機では現地の観光時間が遅くなってしまいますね・・・。 -
台北車站に戻ってきたのは、翌日台南へ向かう台湾高鐡(新幹線)のチケットを購入するため。
台湾の新幹線は立ち乗りはできないらしく、土日は地方へ戻るサラリーマンなどで新幹線の利用率も高いことから、事前にチケットを確保した方が安心と思い、早めに買うことにしました。
地下に広がる日本の駅ナカのようなショッピングモールを抜け、チケット売り場へ。
着いてみると、有人窓口の方は“なぜ?”と思うくらい長蛇の列ができています。
一方で、無人の自動券売機の方はスカスカ・・・いったいどういうことなのでしょう??
ちょっと怪しいと思いつつも無人の券売機を利用し、翌日の8時18分発台南行きチケットを無事購入(1,350元=約3,600円)。
自動券売機は写真のようにタッチパネル方式になっており、中国語のほか英語も選択できるので、メッセージに従い簡単に手続きを進めることができます。
時間は操作に慣れていなくても、5分もあれば十分です。慣れていれば1分とかからず済みます。
支払いはカードのみ(日本で発行したカードでも大丈夫でした。)なので、もしかしたらカードをもってない人たちが有人窓口に並んでいたのかも・・・。 -
チケットを購入して駅の外に出るともう18時で、辺りはすっかり暗くなっていました。
金曜の夜の帰宅ラッシュが始まっており、バスにはすごい行列ができています。 -
高架下の大通りには車やバイクがこんなにたくさん・・・。
大都会台北の一端を見る思いです。 -
駅の北側はこのとおり。
車やバイクだけでなく人通りも多く、賑やかな街の雰囲気が伝わってきます。 -
さて、この日はもう夜になってしまったし、駅に近いこともあって、台湾に来たら絶対に見逃せないスポット、中正紀念堂を見に行くことに。
駅から南へてくてくと歩いて18時30分、二二八和平公園に到着。
この公園は、日本統治時代の都市計画に基づき1908年に開園し、もともとは“台北新公園”(台北最初の公園は中山区にある圓山公園)と呼ばれていました。
そして時代はずっと下って1996年、民進党の陳水扁市長(後の2000−08年の台湾総統)時代に、1947年の二二八事件(日本統治終了後、大陸から来た外省人が現地人を武力弾圧した事件)で犠牲となった人々を追悼する二二八和平紀念碑が建立され、同時に公園名も改められました。
・・・そんな重い名前とは裏腹に、夜の公園は人通りも少なく静かな雰囲気が漂っています。 -
公園の敷地内には、中国風の建物もあちこちにあります。
こちらは中国革命の父、孫文(孫中山)を記念する翠亨閣。
池の上に静かにたたずむ楼閣です。 -
池の脇にあるのは大潛亭。
満洲族の清帝国時代の台湾省初代巡撫、劉銘傳(1836−96年)の像が祀られています。
二二八和平公園、“二二八”という名前だけを見ると、本省人(日本統治前から台湾に住んでいた人々)の、外から来た人々に対するプライドのようなものが感じられますが、実際に訪れてみると、この公園をつくった日本や清帝国時代の役人、中華民国の創設者である孫文に対するリスペクトも感じられ、台湾が周囲のいくつかの勢力の混交の上に成立したということを示す、まさに“和平”の公園なんだなと思いました。 -
もう一度翠亨閣をパチリ。
池に映った建物の姿が鏡のようでキレイです。
この日は風もなく、たまに小雨がパラつきますが、気温も東京に比べれば重装備するほど寒くはなく、ちょうどいい陽気で夜の街歩きを楽しむことができました。 -
そして北から入ると公園の奥の方にあるのが二二八和平紀念碑。
先に述べた通り、この公園名が“二二八和平公園”と改められるきっかけとなったモニュメントです。
【台北ナビ〜二二八和平公園】
http://www.taipeinavi.com/miru/13/ -
二二八和平公園からさらに南へ10分ほど歩いて行くと、向こうに巨大な門が姿を現しました。
この日のお目当ての中正紀念堂の正門です。
旅行の前も写真では何度か目にしていましたが、それにしても想像以上の大きさ・・・。
思わず“でっか〜”と声を漏らしてしまうほどです(笑)。
島国台湾だから建物のスケールも小さいかと思っていたら、さすがに大陸からやってきた国民党政権が造っただけあって、中国サイズの巨大な建築物になっているようです。 -
正面から見据えた中正紀念堂の正門。
門の奥には蒋介石座像が祀られている紀念堂が、左右両脇には國家音楽廰と國家戯劇院が見えます。
ちなみに“中正”とは蒋介石の本名。
日本人に広く知られている“介石”は字(あざな)で、台湾では“蒋中正”と呼ぶ方が一般的なんだとか。
蒋介石死後、彼を顕彰するため1976年に起工され、1980年に完成した建物で、2007年の民進党の陳水扁政権時には“台湾民主紀念館”へ名称変更されましたが、現在の国民党馬英九政権下では元の名前に戻されています。
一方で、正門に掲げられた“大中至正”という蒋介石の座右の銘は、民進党政権時に“自由廣場”に変更されたまま・・・。
揺れ動く国情が垣間見えます・・・。
【台北ナビ〜中正紀念堂】
http://www.taipeinavi.com/miru/15/ -
巨大な正門をくぐって右側を見ると、これまた巨大な“國家戯劇院”の姿がライトアップされて闇に浮かび上がっていました。
正門から中正紀念堂に向かって左側にある“國家音楽廰”と対を成す中国式の建物で、黄色に輝く瑠璃瓦など、外観はまるで北京の故宮のようです。
(北京の休日(3)〜故宮(紫禁城)太和殿)
http://4travel.jp/traveler/kissydney/pict/22309564/
ちなみに、1986年に同時に建てられた國家戲劇院と國家音楽廰は、戲劇院を王宮、音楽廰を皇后宮と見立てており、屋根の端にある動物の数は戲劇院の方が多くなっているというこだわりも見られます。
【台北ナビ〜國家戯劇院】
http://www.taipeinavi.com/miru/32/ -
広場を紀念堂の方へ向かう道すがら、振り返って正門をパチリ。
内部移動も歩くのがたいへんなほど、本当に広々とした空間です。 -
歩きに歩いて紀念堂の下までやってきました。
ここも正門と同じく想像以上の大きさ。
階段の中央には、これまた北京の故宮太和殿と同じように、国徽(国の象徴)であることを示す白亜の“御路”(中国の伝統建築において宮殿や廟堂にのみ用いられる参拝路)が設けられています。 -
御路の脇にある階段から紀念堂入口まで昇ってみました。
さすがにこの時間は入口が閉鎖されており、内部にある蒋介石座像は拝めません。残念。
昇っている人も、地元のカップルやカメラをぶらさげた旅行者など2、3組ばかりで寂しい様子・・・。
内部を見るのは諦めましたが、せっかく入口まで来た記念に、正門に向かってライトアップされた広場の様子をパチリ。
これも北京の故宮太和殿からの眺めとそっくりですね。
(北京の休日(3)〜故宮の太和殿から太和門を望む)
http://4travel.jp/traveler/kissydney/pict/22309563/ -
もう見るべきものは見たので、あとは紀念堂の裏手あたりをぶらぶら。
紀念堂の周囲は緑の芝生になっていて、日本のサクラなどが植えられていました。
春になればきれいな花を咲かせて、鮮やかな景色を演出してくれそうですね。 -
時計を見るともう19時。
お腹もすいてきたので中正紀念堂のすぐ裏の通り(杭州南路二段)にある、ガイドブックにも載っている小籠包の店、“杭州小籠湯包”へ。
タイミングがよかったせいか、通り側の席がひとつ空いており、待たずに中へ通してもらえました。
【台北ナビ〜杭州小籠湯包】
http://www.taipeinavi.com/food/376/ -
ちなみに店の外からは、若い従業員たちが小籠包を作っている様子も見学できます。
-
注文はメニューの書かれた紙に個数を書いて渡す方式。
私が注文したのは、小籠湯包(100元)、蝦仁焼売(150元)、麻辣臭豆腐(90元)、台湾ビール(40元)の合計380元(約1,030円)。
小籠湯包と焼売(しゅうまい)はそれぞれ蒸籠(せいろ)に8個入りで、日本のものより大きくボリュームたっぷり!
日本で食べるものよりも“断然”美味しく口の中がとろけるほどだったのですが、一人では全部食べきれず残してしまいました・・・ああもったいない(涙)。
臭豆腐は確かに独特のニオイがありましたが、小籠包や焼売と交互に食べるとほどよく調和されていい感じの味になり(笑)、けっこう好きになりました。 -
台湾観光一発目からうまいものが満腹になるまで食べられていい気分です(笑)。
帰り道は小雨が降っていましたが、傘をさすほどの強さでもなかったので、そのままてくてくと歩いてホテルへ。
台湾は夜遅くまで各種料理店をはじめスーパーなどいろいろなお店が開いており、ネオンも色とりどりで華やかで、夜を楽しむ国民性が感じられます。
これも昼間は活動しにくい亜熱帯の暑い地域だからでしょうか。 -
台湾にはセブンイレブンやファミリーマート(全家)など、コンビニが街のいたるところにあります。
人口当たりのコンビニ軒数は世界一と言われているとか・・・。
ホテルでの夜の飲み物を買いにセブンイレブンに立ち寄りましたが、入口にはAKB48やサンリオ(ハローキティ)の広告が。
台湾の民間航空会社、エバー航空には“ハローキティジェット”なるものがあるようですし、台湾では日本のキャラクターは至る所に浸透しているようです。
【エバー航空 ハローキティジェット(マジックスター)札幌=台北路線に就航(2011年10月31日)】
http://evakitty.evaair.com/jp/News_02.html -
そしてテレビでも日本の番組はたくさん放送されています。
“家政婦のミタ”も、“家政婦女王”というタイトルで吹き替えではなく字幕スーパー入りで放映されています(笑)。 -
もちろん日本アニメもたくさん。
“Dr.スランプ”や“忍者ハットリくん”など、80年代のアニメが専用チャンネルでひっきりなしに放映されていました。
子ども向けということもあってか、こちらはさすがに吹き替えでしたが、アラレちゃんだけでなく、ガッちゃんや摘突詰(つんつくつん)など、吹き替え役の声がそっくりなのには驚きました(笑)。
こういう些細なところでも日本文化へのリスペクトが感じられ、こちらも台湾のことが好きになりますね。
さて、2日目は新幹線に乗って南部の台南、高雄を巡ります。
一般に南部は台北など北部よりも人情が厚いと言われていますが、いったいどんな旅になるでしょうか?
(台湾2日目=台南観光へ続く。)
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この旅行記へのコメント (4)
-
- liberty-libertyさん 2012/03/23 17:17:07
- そうなのかぁ〜(*^o^*)
- こんにちは!
ミャンマーの後は台湾へ行かれていたんですね〜。
実は私も!
台湾ってあまりにも手軽に行けるから
あえて今行かなくていいなぁとか
去年行ったソウルとか、日本の沖縄とかと
あまり雰囲気変わらないんじゃないあかなぁとか
まぁ要は、ほとんど興味がないまま現在に至ってましたが
これまで色んな国に行かれたエンリケさんが
初めて「また行きたい」と思った場所と伺うと
俄然興味が湧いてきました!
夕飯の小龍包が早速美味しそうだし♪
夜の雰囲気がアジアらしくていい感じですね。
では
次の旅行記を拝見させて頂きますね〜(^o^)
- エンリケさん からの返信 2012/03/26 01:34:34
- ご訪問ありがとうございます!
- liberty-libertyさん
こんばんは。台湾旅行記にもご訪問いただきましてありがとうございます!
やっぱり台湾て日本と文化的に同じような感じがしたり、いつでも行けそうな感じがして、そのまま行きはぐってしまいそうなところですよね。
わたしも同様の理由から、海外旅行経験も10年が過ぎて今回初めて台湾に行ったのですが、実際訪れてみると、日本と同じように見えてちょっと違う、なんだか懐かしい賑わいや温かさがあって、日本人にとって心があったかくなるような本当にいい旅ができる国だなと思いました。
わたしはソウルは行ったことがないですが、個人的な感想で言えば、沖縄とは全然違い、日本の地方都市よりも賑わいや人の温かさが感じられてよかったですよ!
小籠包をはじめとする食べ物も美味しいものばかりで、おみやげのお菓子類にいたるまで何一つ美味しくないと思ったものはありませんでした。
台湾は文明化されてからの歴史が浅く、歴史的な建造物もないので、世界遺産がたくさんある国と比較するとパンチ力に欠けるところがありますが、何気なく街歩きをする分には雰囲気は最高で、ある程度年齢を重ねてから行った方が台湾の良さが分かるかもしれませんね。
“雰囲気”といってもなかなか旅行記では伝えづらいですが、本当におすすめの国です!
liberty-libertyさんもバリ島の次はぜひ台湾旅行を検討してみてください!
-
- がりさん 2012/03/13 21:33:25
- ミャンマーの次は台湾ですか〜
- エンリケさん、こんばんは!
気付いたら、ミャンマー旅行記も完結し、台湾旅行記が始まっていたのですね〜。
今回はミャンマーと違って、高評価の旅になったようですね。
台湾というと海外旅行初心者にも行きやすい感じで、親しみを感じます。
世界各地を旅するエンリケさんが、台湾をどんなふうに旅したのか、興味津々です〜。
街の風景を見てると、日本と似てる印象を受けますね。
漢字の看板は中国っぽいけど、中国よりも街が洗練されてるような…。
高架下の道路なんて、渋谷や六本木の風景を彷彿とさせます。
沖縄の八重山諸島に行ったときに、天気が良いと海の向こうに台湾が見えるよ〜、と言われたことを思い出します。
いろんな意味で日本に近い国なんだなぁ、と。
日本語を話せる人もけっこういるんでしょうか?
でも「家政婦女王」っていいタイトルですね(笑)。
僕は来週から初東南アジア!へ、シンガポールとマレーシアへ行ってきます。
今回はバスを乗り継いで街から街へ移動するつもりですが、どんな旅になるのやら。
- エンリケさん からの返信 2012/03/15 22:07:55
- 台湾旅行記にもご訪問、ありがとうございます!
- がりさん
こんばんは。ミャンマー旅行記に引き続いて台湾旅行記にご訪問、ありがとうございます!
台湾には世界遺産がなく、それほど有名な遺跡や街並みもないので、今まで行く気が起こらずにずっと敬遠してきたのですが、いざ訪れてみると、街の雰囲気はいいし食べ物は美味しいしで、世界で最も好きな国のひとつになりました。
タージ・マハルやマチュピチュなど“人類の残した偉大な遺産を見るために一度は訪れたい国”ではなく“雰囲気を味わいに何度でも訪れたい国”という感じですね。
現地で会った日本人の方々も口々にそんなことを言っていました。
> 日本語を話せる人もけっこういるんでしょうか?
そうですね、若い人は英語の方が通用度が高いのですが、戦前の日本統治時代を経験したお年寄りの方々は、今でも本当に日本語がお上手です。
しかも、日本統治後に大陸からの移住者による二二八事件のような現地人の大弾圧事件があったせいか、日本統治時代を“いい時代”として懐かしく思ってくれる方々が多いのには驚きでした。
台湾に行くなら、そういう方々が元気なうちに一度行っておくのがいいと思います。
そういう方々と触れ合うと、こちらもなんだか懐かしさを覚え、暖かい気持ちになれますね。
> 僕は来週から初東南アジア!へ、シンガポールとマレーシアへ行ってきます。
> 今回はバスを乗り継いで街から街へ移動するつもりですが、どんな旅になるのやら。
がりさんは今度は東南アジアですか!
わたしはシンガポールはかなり昔に一度行ったきりで、マレーシアは最近イスラム建築に興味をもったことから、一見ルール化されていそうで国ごとに独特の味わいのあるその建築様式を観賞しに、近いうち行ってみたいと思っているところです。
シンガポールは当然のこと、マレーシアもかなり都市化されていて、異国情緒ただよう雰囲気の中、楽しいシティライフを満喫できそうですね!
そんな両国でがりさんがどんな旅行記を作られるのか楽しみです!
帰国後の旅行記、期待してます!
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