イスラエルの旅（８）～ナザレ・ガリラヤ湖～

2011/12/31 - 2011/12/31

大みそかのこの日はナザレとガリラヤ湖を周遊する現地ツアーに参加しました。聖母マリアが受胎告知を受けた場所とされるナザレ、キリスト教の布教の舞台となったガリラヤ湖など、イエスキリストゆかりの教会や遺跡を訪ねる小旅行でした。

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以下、日程です。
12/29（木）関空→ソウル→エルサレム
12/30（金）エルサレム
12/31（土）エルサレム→ナザレ→ガリラヤ湖→エルサレム
1/1（日）エルサレム→ベツレヘム→エルサレム
1/2（月）エルサレム→マサダ→死海→エリコ→エルサレム
1/3（火）エルサレム→機中泊
1/4（水）ソウル→関空

エリア ガリラヤ湖周辺(イスラエル)

聖墳墓教会の近くにある「MIKE'S CENTER」という旅行代理店が主催する、ナザレ・ガリラヤ湖を巡る現地ツアーに参加しました。早朝6時前にホテルに迎えに来てもらい、テルアビブ経由でまずはナザレに向かいます。この時期はイスラエルは雨季にあたるため、この日はあいにくの雨でした。

参加者は総勢５０名ほどの大人数のため、置いてきぼりを食らわないように注意していました。

まずはナザレの受胎告知教会。

聖母マリアが天使ガブリエルから受胎を告げられた場所に、１９６９年に建てられました。

受胎告知教会の正面。

敷地内のマリア像。

イエスの生涯が描かれた表玄関のレリーフ。

受胎告知教会に入ります。

聖母マリアと天使ガブリエル。

聖母マリアが天使ガブリエルから受胎を告げられたとされる洞窟。

受胎告知教会の２階部分。

ドーム。

正面の祭壇。

教会の２階には世界各国から寄贈された聖母マリアの絵が飾られています。その中でも特に目を引くのが、日本のルカ長谷川の作品の「華の聖母子」。真珠が使われているため、この絵が最も高価だとガイドさんは言っていました。

ローマ帝国時代に建てられた当時の基礎が残されています。

受胎告知教会。

受胎告知教会のすぐ近くに聖ヨセフ教会があります。

ちょうどミサが行われていました。

聖母マリアの夫ヨセフが大工仕事をしていた場所に建てられたそうです。ヨセフの大工時代の絵が飾られていました。

ナザレを後にしてガリラヤ湖に向かいます。途中「カナの婚礼」の舞台ともなったカナの町を通り過ぎました。

オリーブ畑の広がる風景を進んでいきます。

山上垂訓教会が目に入りました。残念ながらこのツアーは立ち寄らないそうです。

パンの奇蹟の教会。

イエスが２匹の魚と５つのパンを増やして５０００人を満腹にさせたという奇蹟が福音書に記載されています。このモザイクが描かれた絵皿はイスラエル土産の定番で、私もいくつか購入しました。

次はカペナウムに向かいます。イエスが住んでいたとされる遺跡が残されていますが、ペテロの家の跡の上には教会が建てられていました。

ペテロの家の跡。この上に教会が建てられています。

カペナウムの遺跡。

後の時代に建てられたシナゴーグの跡。

オリーブオイルを絞る石臼。

ガリラヤ湖。

カペナウムを後にし、湖畔のレストランで昼食にします。ここの定番は、セントピーターズ・フィッシュ。福音書によると、ペテロが釣り上げた魚が銀貨を口にくわえていたとの記述があり、この一帯では魚がめでたいものとされているようです。味もなかなかのものでした。

最後の目的地であるヤルデニットに向かいます。ヨルダン川で、イエスと同じ洗礼を受けるのがキリスト教徒の喜びだそうです。

ヨルダン川。

この白い割烹着のような服を着て、ヨルダン川に浸かっていました。

エチオピア人でしょうか、アフリカ系のキリスト教徒も多数見かけました。

ビーバーがゆったりと泳いでいるのが目に入りました。

洗礼そっちのけで夢中でビーバーをウォッチし続けていました。

テルアビブ経由でエルサレムへの帰途につきます。

夜の９時頃にようやくホテルに到着しました。この日は大みそかのため、ホテルではカウントダウンパーティが開かれていました。我々もそのパーティに参加し、食べきれないほどのごちそうをいただきました。

我々も下手な踊りで輪に加わり、パーティーを楽しみました。夜通し続くようですが、夜中の１時頃に部屋に戻りました。