香港避寒旅行（の筈が）　⑨　聖堂から北京路、そして王宮へ

2012/02/09 - 2012/02/13

今日もやたら寒い一日、そして、実質、広州の最終日。明日は香港に戻らなければならない。白雲台に行きたいけど、こうも寒くて、しかも視界もすっきりとしないと行っても無駄と諦め、広州中心部を散策。

エリア 広州(中国)

• 旅行の満足度: 4.5

先ず向かったのは、かつての名勝レイ湾公園

珠江の作った湿地帯を公園にしたのですが

半分以上は工事中で一周出来ません。腹立たしい思いでバスに乗ったのですが、もう少し歩けば水郷風景だったのですが。こんな所は情報不足の一人旅の欠点。

車窓から見た聖堂に、急いで下車

聖堂前の住宅

19C中頃の、堂々たるカソリック教会

礎石にはRoma

もう一方の礎石はジェ（イェ）ルサレムの文字

ミサ中で立入遠慮

さしずめ、広州版ル−ズ（ルルド）

マリア像に何故かうつぼかづら

神父館

聖堂を出ると、直ぐ、中国へ回帰

店主の店先で造花作り

彼女達、何者？

珠江沿いの幹線道路。トラックが高さ制限無視で、積荷落下。でも、立ち止らぬまま。後続の乗用車、警察を呼ぶ訳でもなく、しぶしぶバックして、立ち去りました。面倒を避ける、如何にも中国らしい風景。

モヤのかかった珠江

由緒ありげな建物

ここはかつて、王宮への参道入口。北京路は珠江に設けられた船着場から一直線に２千年の都、王宮へと北に伸びます。

古都の道と聞くとやにやらシックに見えます

北京路と寓山路交差点。お腹もすいた事なので、昼食を。

何々、大盛のうどんが8元！激安、早速、入口で注文。米線と麺、私は米線の平らなやつを注文。

きしめんより広い、ほうとう麺みたいな米線です。麺とはあくまでも字の如く、小麦製で、これは麺ではありません。魚丸（つみれ）が入ってます。

北京路はこれより歩行者天国

横丁にそれて大仏寺へ

寺院山門

山門脇の手相見。あんなお爺ちゃんなら、占って貰いたいですが、何せ言葉が。帰りに眼が合い、誘われたけど、日本人と言ったら、『ハロ−』と手を振って。

肉感的な仏像

ご本尊を隠し撮り。

堂内を只管廻る人々。『ア−ミィタ−ファ』と聞こえます。女性の係員に筆談で『阿弥陀仏』と書いたら、頷いてました。

本堂脇の図書コ−ナ−。般若心経の簡体版を頂き、只では悪いと、５角と１角札を寄進箱に。まぁ、使い道の無いお札を処分したと言われると、返す言葉も無いですが。（汗）

これが中国版般若心経

私の今年の運勢。友達は子歳。若し、一緒に旅行に行ける機会があれば、共通の吉祥方角は西だから、韓国か中国、大阪、或いは熱海かな。可能性としてはせいぜい、青梅辺りだったりして。

宝クジ売り場

大混雑は広州版Ｂ級グルメフェア

Ｂ級のグルメがＣ級なのか、Ａ級なのか分らないけど、美味しそうな串焼や牡蠣を食べてます。でも、この人混みには近づけません。

これがそのイベント会場入口

北京路、通りに王宮遺跡が保存展示されております。

宋や明と言った各時代の遺跡

北京路をずっと進むと正面に広東省財務庁

風格ある建物

その傍にあるのが王宮跡地に立てられた南越王宮博物館

南越国の起源から分り易く解説

西漢国の版図と日本他

２千年の王宮は陶製の上下水路作りから始まった感がありました。

何せ珠江のデルタ地帯

道路側溝に見られる鉄製の覆い兼ゴミ落ち葉漉、当時から陶器で似た様な物が作られていたのです。

発掘された陶器片

発掘された種から分る当時の食べられていた果物

海のシルクロ−ド

Made in Japanと記された、広東省産陶器

占領下の記憶

ここが歴代の王宮、北京や長安、洛陽時代の政庁跡

背後のアパ−トとの境付近には発掘陶器片をア−トオブジェ風に展示

無料大好き！たっぷり２時間以上、楽しめました。