＜お腹を壊さない程度の＞北インドの旅　③ジャイプルそしてデリーへ

2012/02/07 - 2012/02/08

２０１２年の冬、とうとうインドよりおよびがかかりました。
思えば、生まれて初めてのイギリス旅行では植民地時代の影響でインド料理が流行っていると聞けばインド料理を食べにいき、同じくイギリスでの語学研修ではインド人の友達ができ、シンガポールでは嬉々としてリトルインディアでヘナをし、マレーシアでインド雑貨の店でインドの小物を買いあさり、エステはもちろんアユールベーダ、周に１回はヨガをして・・とかなり生活がインドに侵食されているにも関わらず・・まーったくインドに行こうなんて思っていたなかったのですが、お呼びがかかってしまったら仕方がないと、インド行きを決定しました。しかし悪名高いインドとはいえ、社会人として絶対お腹を壊す訳にはいかない！無事に生きて帰ってこなくちゃならない！でも、ツアーでガイドさんの後をついていくだけの旅もしたくない（＞＜）。４か月前から色々調べに調べて、少しでも私らしい旅にした浅すぎず、ディープでもないインド旅行記です。

２０１２年の冬、とうとうインドよりおよびがかかりました。
思えば、生まれて初めてのイギリス旅行では植民地時代の影響でインド料理が流行っていると聞けばインド料理を食べにいき、同じくイギリスでの語学研修ではインド人の友達ができ、シンガポールでは嬉々としてリトルインディアでヘナをし、マレーシアでインド雑貨の店でインドの小物を買いあさり、エステはもちろんアユールベーダ、周に１回はヨガをして・・とかなり生活がインドに侵食されているにも関わらず・・まーったくインドに行こうなんて思っていたなかったのですが、お呼びがかかってしまったら仕方がないと、インド行きを決定しました。しかし悪名高いインドとはいえ、社会人として絶対お腹を壊す訳にはいかない！無事に生きて帰ってこなくちゃならない！でも、ツアーでガイドさんの後をついていくだけの旅もしたくない（＞＜）。４か月前から色々調べに調べて、少しでも私らしい旅にした浅すぎず、ディープでもないインド旅行記です。

＜お腹を壊さない程度の＞北インドの旅　①　出発からデリー編
http://4travel.jp/traveler/tanyari/album/10645386/
＜お腹を壊さない程度の＞北インドの旅　②アグラからジャイプルへ
http://4travel.jp/traveler/tanyari/album/10645416/
＜お腹を壊さない程度の＞北インドの旅　③ジャイプルそしてデリーへ
http://4travel.jp/traveler/tanyari/album/10646293/
＜お腹を壊さない程度の＞北インドの旅　④　リシケシアーナンダインヒマラヤへ
http://4travel.jp/traveler/tanyari/album/10647170

エリア ジャイプール(インド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの食事です。イギリス流ですがオムレツもその場で焼いてくれるし豪華です。そしてウェイターさんがインドネシアのリゾートホテル並みに親切で人なつっこい。インド人じゃないみたいです（失礼）。

しかし窓から見える光景は、通勤の人達とか現地の人々。中には物乞いの女の人が赤ちゃんを連れて手を振ってきたり格差社会を感じました。「銀河鉄道９９９」の機械の体を手にいれた人々が、楽しそうに生身の人間を見下ろしながら
お酒を飲んでいる場面を思い出しました。

ドライバーさんにお向いいただき、ピンクシティーに入ります。サイババに会いに行くところの集団に会いました。ドライバーさん曰く、オールドファッションみたいですがとってもキレイなサリーです。

途中、こんな大荷物を運ぶ人たちもいます。たくましい。

風の宮殿を車からさらっと撮影。ピンクシティーはそれはそれはピンクで
とってもきれいなのですが、これがヨーロッパなら良かったのに・・と主ました。なぜなら・・

周りはこんな感じでゴミだらけなんだもの。全くキレイだとは感じられない。

ゴミのお掃除は不可触民の仕事だから・・と掃除をする習慣がインド人には無いそう。仕事を奪っちゃうのはそれは問題だけど・・そこら辺になんでも捨てちゃってもいいという感覚で街はどこもゴミだらけです。いくらインド広いっていったってーさぁ・・・

ドイツみたいな整然とした街並みでピンクシティーだったらなと思わずにいられません。

アンベール城に到着。キレイです！ココで車を停めて写真を撮る人多しですが、蛇使いの人もたくさんいて、ちょっと降りるとダーッと走ってきて実演してくれるんんだけど友達が蛇が嫌いというので早々に写真を撮って退散です。私は蛇はそんな苦手じゃなくどっちかというと好きなのですが。

象さんに乗るには長蛇の列で１時間くらい待つというので車で上に上がってもらいました。象さんにはタイでもカンボジアでも乗ったのでそれほどまでして乗りたいと思わなかったので写真のみ。象さんから落ちた人が出てから乗れる時間が限られているらしいので、どうしても乗りたい人は朝早く行った方がいいみたい。ちなみに車を停めてからお城に行くまでに、たくさんのお土産屋さんに声をかけられます。そこで私が学んだ必殺技！声をかけられる前に走って逃げれば声をかけられません（笑）坂を一気に走り登る。

ジャイプルの象さんはペインティングされていて可愛いです。記念撮影のときはポーズまでとります。象さんってえらいなぁって思いました。

階段を登る前にチケットを買ってお城の中に。インドで一番人気と思われるガネです。

鳩がお昼寝です。動物が人を気にしないで生き生き暮らせるところがインドの良さであると思います。

途中にある水の宮殿。もう誰も使っていないそう。もったいないなぁ。王様が「作れ」って言ったら水の中だろうが、砂漠の中であろうが宮殿を作るなんて当時の人は大変だったんだろうなと思います。ここにもお土産屋さんがわんさか。観光地にお土産やあり。

陶磁器を買いにやってきました。お店の人は始めは「英語上手じゃなくてごめんね」って控えめなインド人で気を許したらやり手のセールスマンへと変貌をとげました（笑）もともと玄関に置くお皿を買うつもりだったので、散々迷ったあげく象さんのブルーのお更を９００ルピーで購入。物に満足していたので特に値切らなかったら２００ルピーまけてくれて更にガネの置き物をプレゼントしてくれました。友達はしつこく「ディスカウント」って交渉していたけど、「そういうこと事言う人は嫌いだ」とかいって５０ルピーしかまけてもらえてなかった。インド人との交渉って、強気にいくだけじゃダメらしい。インドのショッピング奥が深い。

シティーホールへ。音声ガイドを借りました。チケットは外国人用で買うけど音声ガイドはインド人用窓口で借ります（分かりづらかった）。そしてお金を払ったレシートを持って音声ガイド受け取り窓口に行きます。そして更にシティーホールの中に入るときにこのレシートを出さないといけないという。友達がレシート無い！って大騒ぎ。「もう一回レシートもらってこい」っておじさんに言われて困りました。結局友達がレシート持ってたんだけど。インドってこういう「どうでもよくね？」っていうところが妙に厳しかったりする。でも結局・・音声ガイドは説明が長すぎてすっとばして聞いてたいのでいらなかったかも。

猿がシティーホールの屋根を歩いてました。自由だわ！

マハラジャがイギリスを訪問した際に毎日の沐浴のためにガンジス河の水を入れてもっていったという壺。銀製品の壺はこれだけでも十分に重そうでだったのに水まで入れるなんて運ぶ人にとっては良い迷惑だったに違いありません。

ピンクの柱とアーチが可愛らしい謁見の間。シャンデリアも豪華です！

くじゃくをモチーフにした門。煌びやかです。

外に出るとジャイプール名物「蛇使い」が！笛を吹くとひょっこり顔を出した蛇がキュートでした。ここは見物客が多かったので気兼ねせずに写真を撮ることができました。うーん。インドっぽい。

ついでなのでジャンタル・マンタルへ。写真はアリエスだったかしら？

こんな感じの建物がゴロゴロあります。すごいとは思うけどそんなに楽しめなかった。外で売ってた孔雀の羽で作った扇子の方が衝撃でした。日本で絶対使えないと思うけど。

今日のランチです★タリー（カレーの定食）が食べたくてドライバーさんに連れてきてもらった「レインボー」というお店です。９割が西洋の観光客だったので、ドライバーさん御用達のお店なのかも。「カレーが食べたい」と言ってもココのお店に連れてこられた気がします（笑）
結論としては、「定食じゃなくて好きな物を一品頼んだ方が満足度が高い」ということです。そもそもこんなにたくさん食べきれないし！

そしてこの後２日間胃痛に悩まされたのですが、ここの食事のせいか、はたまたインド人に疲れてストレスだったのかは不明。ビールは置いてなかったのでコーラーで我慢。

そして何故か強制的に宝石屋に連れていかれた私たち。「宝石の作り方とか見れるから」って言われたのでシブシブ車を降りましたが、加工する機械をさらっと見せられただけで、後は激しい勧誘でした。でもねー好きなのがあったら買ってもいいんだけど、いまどきそんな大きな石流行らないし、私はシルバーよりピンクゴールドが好きだし・・・。もっと小粒の品のある商品作った方が需要あるのにな。

友達はただただ黙ってしまったので、二人とも黙って宝石見続ける訳にもいかないし「好きなのが無いし、色々教えてもらって申し訳ないけど買いません」って言ったら意外にもあっさり「仕方がないからいいよ」と解放してくれました。ふう疲れた(o´Д`)=з

帰りにそこらへんに寝ていた牛さんをパシャリ。疲れたよ〜。

その後ドライバーさんから、「ラクダの靴は？」「サリーは？」「他の宝石屋は？」とすすめられましたが、見たい気持ちはあるけど、断るのが面倒なので「no thank you」したら「じゃあ今日はこれでおしまい！ホテルに戻りましょう」と言われ２時にしてホテルに戻ることに。

帰りに風の宮殿の前で写真をパチリ。中に入りたいっていったけど「中は今クローズ」って言われた。本当なのかしら？ストレスかさっきのレストランで菌を混入されたのか胃がシクシクしだす。

しかし既に言い争う気もおきず、他に行きたいと思っていたところはあったけど友達に言っても「それはどうなの？」的な優柔不断発言だったし、どこに行っても１から１０まで自分が手配しないといけないうえに、隣で面白くなさそうな顔されるのも疲れるので素直に帰ることに。

ということで近代的なホテルのショッピングモールに行ってお買い物。ちょうどセールやっていました。オンワードが進出していてサリーとかも作っているみたい。写真のワンピースは３００円くらい。夏にリゾート行ったら着ようっと。

このワンピースは２００円くらい。いつも夏に一緒に旅行に行く友達に似合いそうだったのでお土産として購入。

お買い物中に現地の女の人に私が履いているタイツに目をつけたらしく「これどこで買ったの？インド？」って聞かれました。「日本で買って持ってきたの」って言ったらがっかりしてた。
普通の黒いタイツだったんだけどね。確かにインドではタイツは売ってないかも。

ショッピングモールの２階にある靴屋さんでゲットしたサンダル。「cat walk」というメーカーです。何か可愛い名前ですよね。ビーズが多彩にほどこしてあって一目惚れです。１２００円。

インドっぽくて可愛い＾　＾＊
すぐ壊れませんように。

夜はホテルの向かいにあるマクドナルドへ。信号がないので死を覚悟で道路を渡りました。あこがれのマハラジャバーガーをお買い上げ！メニューになかったけど、聞いたらありました。でも生野菜がふんだんに使われていて「マックだから大丈夫かな？」と迷いましたが、すっかり胃の調子が悪い私は自粛。

ポテトはLサイズを頼んだのに、これだけしか入ってない(｀・ω・´)ポテトもしっとりタイプで日本のマックの方が美味しいです。

夜はマハラジャバーガーに日本から持っていたキャベツと大根を切ってビールでカンパーイ。一緒にもってたわかめスープが胃に優しく落ち着きます。胃が痛いならビールやめればいいんだけどね・・・

＜５日目＞
朝ホテルの前であこがれのインド人ドアボーイ（ボーイか？）と記念写真を撮ってもらいました。この方とても素敵で、チップを渡そうとしたら遠慮されてしまいました。感動！！チップを受け取らないインド人。素敵です。気持ちよくチェックアウトできました。

ひたすらデリーまで移動。途中トイレ休憩で寄った道の駅みたいな所。食欲がなくコーラーだけ頼んだら超不満そうだった。トイレでも１０ルピーあげたけど、「はぁ？１０ルピー？」って言われた。あのねぇぇぇ、あんたたち「チップをあげたい」と思わせるサービスをしてくれたら、いくらでもあげるわよ（うそ）。でもキレイなサリーを来たおばちゃんだったのでコインを追加であげてみたら手を洗うのを手伝ってくれた。日本には無いサービスだわぁ。

調子が悪いので早く車に乗りたかったのに、ジョギーの奴携帯電話で話してて車を開けてくれない（怒）　そうこうしていると民族衣装の父息子が踊りながらチップをねだってくるし「限界！」と思って「ジョギーさん開けて！！」と読んで無事車に乗り、また寝続ける。

距離にして２７０キロという、道産子の私には全くどうってことない距離ですがインドの長距離はなんだか疲れる。道がすごい悪いって訳でもないんだけど・・

胃は痛いし疲れているけど、移動だけで終わるのはもったいないのでドライバーさんに頼んで「クトゥビナール」へ。インドのスカイツリー。大きい！

近くでみたらやっぱり大きい。でもちょっと傾いているらしい。現在は中には入れません。

しかしココ！インドじゃないみたいに穏やかな所でした。緑も綺麗でゴミもそんなに落ちてなく、幸せな家族つれが多かったなぁ。胃に優しいわぁ。

クトゥビナールの２倍の大きさの塔を作ろうとしたが言い出しっぺが途中で暗殺されていまい未完となった塔。その他も遺跡た点在していて、さながらローマを歩いている気分になりました。デリーからは少し離れていますが、街の喧騒に疲れたらココに来ると良いと思います。

インドで良くみかけた、とっても綺麗な緑色の鳥です。鳥マニアとしてはたまらなく臭いをかいでみたい一品です。平和な気持ちで市内に向かいますがお紅茶屋さんに連行される。私はコーヒー派なのでチャイに使うマハラティーをお土産用に１つかって１３００円くらい。友達は会社のみんなに配るとかでTパックを激しくご購入。１８０００円くらい使ってた。いや、それ高いだろう。普通に。

ホテルはエクスペディアで探した「ホテル　ル　ロイ」です。rajguru rd　のビッグアップルといスーパーのちょっと先にあります。朝ごはんつきで一人２２００円。ビジネスホテルタイプです。お部屋も広いし、一日目おホテルに＋１０００円くらいでこんな近代的なお部屋に泊まれるんなら次回もココね！と思いました。

シャワーだけですがお湯も出たし水量も結構あります。この写真からは分かりづらいけど、モダンな作りになっていてアメニティーもそろってました。

洗面台もキレイ！でも一見キレイに見えても良くみたらあらゆる所がガタガタしているのがインドです。

ドライバーさんを手配してもらったりした、シンさんの所にお金を払いに行きます。「お金を払いにきましたー」って言ったら「まだ払ってなかったの？」って笑われました。シンさん、いい感じです。ターバンじゃなかったのが残念。この後club india cafe という日本人女性が経営するレストランで一緒に食事しました。体調が良くなかったので早々に帰ってこなきゃいけなかったのが残念。また遊びにきまーす！

お店を出たら牛がいました！ホテルの周りにはあまりいなくて、ニューデリーからは追放されてしまったのではないかと心配していましたが、たむろしていました。ちょっと触らせてもらう。（その後牛さんが見てないところで素早く除菌したけど）触っても怒らないー。うれしいー。

こんな感じで人と牛とそして車が共存しています。インド、こういうところは好きだわ。そして幸運なことに冬だったせいか特に町の中は臭いはそんなにしませんでした。

スパーへ。小さくて特に買うものは無かった。野菜は何かシナシナです。

その後はホテルに戻って熟睡。でも朝の４時くらいに人の話し声で目が覚めて外を見てみたら、ホテルの横の小路で焚き火をして男の人が集まって井戸端会議！おうちが無い人で、寒くなって起き出したのかな。大変そうだけどそんなに不幸にも見えない。与えられた環境で一生懸命生きて行く力強さを感じました。

続く。
http://4travel.jp/traveler/tanyari/album/10647170

この旅行記へのコメント （2）

• rambling old manさん 2012/07/03 21:08:41

  ポテトの量

  ポテトの量、あれはないですね…
  僕はデリーの空港でマハラジャマックを食べましたが、なんだか写真とちょっと違うような感じがします。店によって全然違うんでしょうか…
  
  あ、デリーではLe Roiに泊まりましたよ。
  インド一日目だったので何の印象にも残りませんでした。
  あれが何日目かだったら綺麗で感動したかもしれません。

  りちおさん からの返信 2012/07/11 20:37:01

  RE: ポテトの量

  掲示板気がつかず返信が遅れてしまいました。ごめんなさい。
  
  ですよね。ですよね。ポテトの量かなり少ないですよね。
  作っている人によって違うのかも・・
  きちんと量らなさそうだし・・・とほほ。
  
  インドはベットからキノコが生えてくるホテルとか
  ちょっと汚いところも試してみたい気がします（笑）