2012/01/13 - 2012/01/15
3718位(同エリア7778件中)
ヒデールさん
人の手で植えられたマングローブが人の手によって刈られる...
人間はわがままな生き物だよ。
それも水鳥たちのためなら場所柄止むを得ないのだろうが、近年この聖域の隣に道路や火葬場を建設するという とんでもない話が浮上してるらしいがオレは断固反対を表明する!
またいつかここでクロツラヘラサギやマングローブと会わなきゃなんないもんな。
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沖縄滞在3日目 午前7:05. 起床
今朝の那覇の天気は曇り。
最新版の天気予報の雨雲レーダーによると午前中もつかどうか微妙なとこ。 -
ツレは色々とやることがあるらしく オレだけ近くにあるマングローブスポットの漫湖 (まんこ) へ出かける。
顔を洗って朝めしのパンを食べホテルのチェックアウト時間を確認して出発。 -
このホテルの優れてる点はレンタサイクルが無料。
2台しかないとはいえ素敵なサービスだ。
ありがたく利用させてもらう。 -
午前8:15. ホテルを出発
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ホテルから東の方へ3分、住宅街の端に忽然とマングローブ林が姿を現す。
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漫湖の畔にある 「漫湖水鳥・湿地センター」 を訪れる。
駐輪場に自転車を停めたところで 「おはようございます!」 と同じく自転車でやって来た方に声を掛けられる。
オレも挨拶をすると その方がセンターの建物内へ入っていったのでオレも続こうとしたら まだ開館時間前という札が玄関に掛けられてあった。 -
開館する9時まで あと35分もある。
センターの入口にあった漫湖周辺の地図を見ながらどこに動くか考える。
よし、南へ行ってみよう。 -
近くにあったマンションの敷地内にお邪魔してみると端っこに東屋を見つけた。
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東屋に上がり そこから とよみ大橋の方を眺めるとマングローブがびっしり。
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この位置からだと どこまでがマングローブなのかよくわからないくらい高い密度で群生している様子が窺える。
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今度は橋の方へ行ってみる...
その道中住宅街を歩いてたら なんか気になる店があったので1枚写す。 -
センターの入口付近まで戻って来た。
この辺りの水質は決して良くはないが水の中で何かが動いた...
生き物はいるようだ。 -
とよみ大橋の下をくぐり見通しが利く漫湖畔に出る。
やけに雲の流れが速いけど 雨大丈夫かい?
暗くなってきた空を見上げて ちょっと心配になる。 -
この辺りは漂着物と思われるゴミや枝木がたくさん蓄積されてて環境的には問題ありだな。
ただ足元がぬかるんでないことと異臭が発生してないことで この先も散策をつづけようという気になった。 -
そんな場所でも生物は健気に暮らしてる...
とんとんみーは逃げ足が速くてなかなか写真に納まらない。 -
那覇の街とマングローブ。
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この光景こそ漫湖を象徴する景色のひとつだろう。
沖縄本島には慶佐次川や億首川といった有名なマングローブの群生地があるが そこらとは一線を画するようなロケーション。
”都市型マングローブ ” て感じだ。 -
漫湖畔を離れ国道329号線の歩道に出る。
しばらく歩くと漫湖の案内板があった。
そこには 「ラムサール条約湿地」 、 「水鳥の国際都市」 といった言葉が記されてある。
けっこう漫湖って重要な場所なんだ。 -
今日もハイビスカスの花を見つけた。
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午前9:24. ようやく漫湖水鳥・湿地センターへ入る。
ロビーで簡単な受付を済ませ... -
いよいよ観察木道に入る。
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案内図を見ると思ったよりも距離は短いが なんかワクワクする。
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早速一番奥の観察デッキへ。
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5mの高さに設けられてるデッキの2階部分には いくつもの観察窓と野鳥に関する解説板がある。
これなら専門知識を持たないオレのような者でも楽しめそうだ。 -
ただ それは野鳥がいたらの話...
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センターの東側一帯は写真でもわかるようにマングローブが伐採され湿地が広がっている。
これは近年漫湖に飛来する水鳥が減ったため鳥たちの餌となる小動物や植物が生息し易い餌場としての干潟を意図的に造ったということらしい。
こういう水鳥保護の観点はラムサール条約の登録湿地ならではだね。 -
漫湖のマングローブは細く長いのが特徴だ。
観察デッキの観察窓を覗くと目の前にマングローブの葉が見えたりする。
てことは高さ5m級かぁ。 -
故に強風には脆いようで こんなに密集してる場所でも倒木がある。
確かにさっきから強風が吹くたび 「キーキー」 マングローブがしなる音があちこちから聞こえる。 -
2階のデッキから降りてモニタリングフィールドと呼ばれる広い干潟に目をやると...
鳥だ! -
やつはダイサギのようだ。
-
こっちからは近づけないんで音を立てず静かに低姿勢になりダイサギの姿を追う。
干潟の中をゆっくり餌を探し歩く...
そして浅瀬で獲物を見つけたと思ったら素早く くちばしを水中に突っ込む。
お、何か獲ったぞ シャッターチャンス!
そう思った瞬間 突風が吹く。 -
あああー 木道に置いてあったパンフレット2枚が飛ばされた。
とっさに 「ここでゴミを出しちゃいけない」 という思いが頭をよぎり 慌てて湿地にパンフレットが飛んでいかないよう走って集める。
... 何やってんだオレ (笑)
あまりにものドンピシャな突風のタイミングに笑うしかない。 -
漫湖のマングローブは今から40〜50年前に人の手により植栽されたそうです。
その後はっきりした原因は不明ですが どんどん分布域を広げていったということです。 -
木道の下を そ 〜 っと 覗くと...
いるいる
シオマネキじゃない蟹さん。 -
こっちは フタバカクガニかな?
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もちろん とんとんみーもいる。
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午前10:03. オレはこの時点で ちょっとした過ちを犯しているのだが その事に全く気づかずにいた。
ちょっとセンターの中も行ってみよう。 -
漫湖水鳥・湿地センターの2階にはバードウォッチング用の望遠鏡が5基設置されている観察展望台がある。
レンズを覗いてみると、
おー 見える 見える -
橋の橋脚の向こうにあるほんの僅かな中州のような場所でアオサギとダイシャクシギとクロツラヘラサギがゆっくり羽を休めてる姿が鮮明に確認できる。
クロツラヘラサギなんて なかなか見れるもんじゃないぞ。
しばしバードウォチャーと化す。 -
目一杯漫湖を満喫し いよいよ帰る時になって自分の過ちに気づく。
あ ...
ホテルのチェックアウトって10時だった...
時計を見ると10時18分、
いつからかどこからか完全に11時と思い込んでいた。
こりゃまずい -
ホテルへ戻るもロビーにツレの姿がないので まずはフロントに謝り自転車を返却。
すぐさま部屋へ行きツレにも謝るが 随分とおかんむり。
まぁ無理もないか。
結局30分チェックアウト時間をオーバーしてしまい フロントに 「オーバー分を支払います...」 と申し出たが 「いいですよ」 と言っておおめに見てもらった。
いいホテルだ ラッソ・エアポートは。 -
ツレはマングローブにはそれほど興味はないようだが 鳥は好きなので望遠鏡は絶対ウケると思い起死回生 再び漫湖水鳥・湿地センターを訪れる。
-
さっきはオレ以外誰もいなかった観察展望台だが この時間は地元の家族連れが1組だけいる。
無邪気に望遠鏡を覗き込む子供の隣で真剣な眼差しでバードウォッチャーとなる2人のオトナ。
いるいる...
さっきと同じような状況で中州には水鳥が10羽ほどいる。
このバードウォッチングにセラピー効果があるのかは知らないがツレの心が早く穏かになることを望みながらレンズを覗く...
あ! クロツラヘラサギ見っけ。 -
再び木道を通り観察デッキへ行ってみる。
1時間ほどの間に随分と潮が満ちて水位が上がってる。
モニタリングフィールドにはダイサギの姿がまだあった。
あいつ腹減ってんのかな? -
おーい ここにいい餌いるぞぉ。
ちょっとでか過ぎるかい? このウナギ。 -
今回は色々あって漫湖周辺には長い時間いたが 過去訪れた慶佐次川や億首川のようなマングローブの群生地と漫湖との大きな違いは 「主役」 の違いだ。
慶佐次川や億首川はマングローブが織り成す自然美が観て触れて気持ちいい、 主役は正にマングローブだ。
だが漫湖の場合は単純にマングローブの景観を楽しむ場所ではなかった。
それはここがラムサール条約の登録湿地であるように主役が 「水鳥」 だからだ。
マングローブは水鳥を保護するためにここでは伐採される。
それが漫湖だ。
でもそのおかげで我々はバードウォッチングを楽しめたり、水鳥・湿地センターという素晴らしい施設が利用できる (無料)。
加えて この場所が那覇の街の中にあるという身近さは驚きであり魅力でもある。
きっとまた来るな ここには... -
今日の昼めしは ユクルポンていうフリーペーパーの秋号に載っていた 「てんtoてん」 にお邪魔する。
店を目指しナビに従い車を走らせるが目的地に着いても店が見当たらない...
すっげーアバウトな地図を見直し新しくできたトンネルを走るとナビではカバーできず 苦し紛れに適当に交差点を左折すると どんどん山を上って行く道...
半ば諦めかけた その時、ナビが示す現在地と手持ちの地図が重なった。
わかった! ここ右だ
すると... あった -
住宅街に潜む隠れ家というかアジトのような店。
靴を脱いで板の間の席に座る。 -
オレもツレも木灰そばとやらをオーダー。
では いただきます...
う〜ん あっさり
ていうか あっさり過ぎるなァ。
ダシが弱くて肉の甘味も少なく ちょっとがっかり... -
古代米を使ったおにぎりは美味い。
-
珍しかったのでメニューにあった ぶくぶくー茶を賞味。
まずは泡を食べるが 予想通り味はしない。
お茶は沖縄ではすかっり飲み慣れたさんぴん茶なので普通に飲めるが、別にこの泡 なくていいな。
昔は結構沖縄では飲まれていたそうだが 一時姿を消し、最近になってまた復興の動きがあるらしい。 -
なぜか底には小豆が入っている。
そんな お茶なのです。 -
午後1:05. レンタカーの返却までもう少し時間があるので那覇にあるビーチとして有名な 「波の上ビーチ」 に来てみた。
ここは駐車場がどこかにあるのかもしれないが ちょっと探した感じはなくて、ビーチの目の前にある有料のパーキングメーター (200円) が設置された路上に車を停める。 -
水質は充分キレイなんだが...
このロケーションじゃ ちょっと泳ぐ気にはなれんね。 -
ぽつぽつ雨が降ってきたと思ったら 突風と共にどしゃ降り。
やっぱ降り方が南国だね〜
3日間の滞在の最後の最後で雨に遭う。 -
午後1:40. レンタカーを返却。
空港まで送ってもらうマイクロバスが超満席でびっくり。
オレ1人だけだった先月とは大違い。
もうひとつ 車内に冷房が入っててびっくり、 1月だぜ
でも快適だったのか移動中は爆睡。 -
午後3:10. 那覇発JTA 038便にて帰路に就く。
今回は先月と違い2泊3日の旅だったのでゆっくりできるだろうと思っていたが実際のところ何となく慌しかった。
天気は3日間ともすっきりしなかったが 沖縄特有の亜熱帯の自然を充分満喫できて心が癒された。
ホテルはまぁ あんなもんかな...
食事に関しては知ってる店は良かったが 新規で入った店はイマイチな結果。
さて 次はいつ来れるんかなあ?
3ヶ月連続だけはないと思うけど。
おしまい -
< おまけ > ♪ 沖縄の移動中ヘビーローテだったCDレビュー
1.Sugarfist / Eleventy Seven
サウスキャロライナ出身3ピースパンクバンドの昨年10月にリリースされたベーシスト交代後初となる4thアルバム。
ひとことで言うと ”超ゴキゲン ” 空が曇ってようがリゾート気分をアゲてくならこの1枚。
適度な柔軟性を持ったキャッチーでポップでちょいエレクトロフレーバーを盛り込んだサウンドは筆者のように 「パンクは苦手」 という人でも充分楽しめるゾ。
オープニングを飾る#1がベストトラックだが#4,6やピクシーズのカバー#13がイケる。
日本盤ボーナストラックにはA−HAのあの曲も入ってる。
2.Ordinary Landscape / re:plus
DJとトラックメーカーの2人の日本人によるヒップホップ系ユニットの昨年11月にリリースされた2ndアルバム。
収録曲の約半分がヒップホップで半分がメロディアスなインスト (Vo.入りのトラックは2曲) という構成。
プログラミングされた音とアコースティックな音とのバランスが良く耳障りがいい。
ただ あまりインパクトがない分BGMになりがちな面はあるが...
ヴィクター・デイビスをフューチャーした#4やホーンが効いた#11,13が気に入った。
3.Cool Night / Paul Davis
知る人ぞ知るSSW ポール氏の1981年の作品。
彼が4年前に亡くなったことを ほんの2ヶ月前に知りショックを受けた。
当時学生だったオレは彼のシングルをFMからエアチェックしては よく好んで聴いていた。
本作品には#2,5,7など絶品のシングル#1,6,8に負けないトラックもあって その音の懐かしい匂いとポール氏が他界した思いとで胸が一杯になる。
素晴らしい作品をありがとう! 合掌
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ゆういちろうさん 2013/04/01 16:04:07
- 漫湖
- ヒデールさん、こんにちは〜。
先日は我が旅行記へのコメント、ありがとうございました。
その返事にも書いたのですけど
今度那覇の街をレンタサイクルで
歩いて(走って?)みたいと思っておりまして
そんな旅行記ないか知らん?と探していたら
ヒデールさんのこの旅行記を発見しました。
レンタサイクルはホテル⇔公園のみだったみたいですが
私はみっちり乗ってくる予定です。
あ、でも首里の坂道は無理っぽいので
電動機付き自転車にしますけどね(笑)
さてさて、漫湖ですけど
こういう雰囲気の場所だったのですね。
都会の中のジャングルチックなマングローブ林。
とても不思議な光景です。
以前訪れた台北近郊の關渡宮前の風景を思い出しました。
そこは那覇よりはずっと田舎ですけど
高層マンションが見える風景の中に
広大なマングローブ林がありました。
ヒデールさんはマングローブ好きみたいなので
もし台北を訪れる機会があったら
是非行ってみて下さいな。
關渡宮もゴージャスで面白かったですよ〜。
では〜。
ゆういちろう
- ヒデールさん からの返信 2013/04/02 22:01:41
- RE: 漫湖
- ゆういちろうさん、この度は書き込み ありがとさんです。
レンタサイクルとは名案ですね!
自分の場合は ゆういちろうさんが仰るように主にホテルから漫湖を往復する移動手段に過ぎなかったので...
首里城界隈は玉陵は近いものの金城町の石畳とかは電動ちゃりだと便利そう。
移動中の風景をカメラに収めるのもレンタカーよりは手軽ですしね。
どうか道幅いっぱいに群がる修旅の学生たちにはお気を付け下さい。
それと台北のマングローブ情報をいただき これまたありがとさんです。
ワタシはマングローブの中に身を置いた時に感じる ちょっとした「秘境」が癖になってます。
もし台北へ行くことがあればチェックしますよー
... でも漢字ムズぅ!(笑)
華人圏は漢字を用いるのがいいのやら悪いのやら...
それでは沖縄の旅の幸運を祈ります!
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