2011/01/01 - 2011/01/08
891位(同エリア1113件中)
ユッコさん
2011年新春はシチリアの世界遺産からバーゲン時期のミラノを旅しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2011年 1月1日
夜、ミラノのマルペンサ空港に到着。
空港に隣接するホテルに今日は泊まって、明朝カターニャに出発。
空港内のレストランでさっそくおいしいイタリアンでも
と思ったのに、空港小さいし、お店もあんまりなくて
フードコートでボロネーゼだったかパスタを頼むと、お店の人が
「レンジ調理ですけどいいですか?」
と聞いてきた。
ええ〜?そんなんでいいの?イタリア人?
と思ったけど、やっぱ辞めますとも言えず、同意した。
あ〜あ、楽しみにしていたイタリア料理がいきなりこんな幕開けで
がっかりだ・・・
と思っていたけど、レトルトの割りに結構おいしかった。
さすがイタリア人。どうやってレトルトでこの味を出せるのか。
日本に輸出したらいいのに。 -
早朝に起床し、LCCのeasy Jetでカターニャまで移動する。
-
カターニャの空港に着いてアグリジェント行きのバスを確認すると
2時間程次のバスを待つ事に。 -
空港の売店でサンドイッチを頼んで食べる。
こんな些細な場所のサンドイッチすらおいしい。
ようやくバスが来て、今度はバスで約3時間。
なんとなく景色が日本に似てる気がして、懐かしい感じがした。
日本に似てると感じるのは、窓のサッシや玄関、雨どいの形が
似てるのと、それがちょっと古びていて、洗濯物を外に干している
せいだと思った。
バスで通過するちょっとした街を見つけるたびに、夫が
「あの辺もゴッドファーザー、この雰囲気もゴッドファーザー」
とはしゃいでいた。 -
アグリジェントに着いて、バスターミナルで降りると
人々は三々五々散ってしまって、どうやってホテルに行けばいいのか
よく分からなかった。お店はみんな閉まってるし、人も全然歩いていない。
そうだよね、今日はまだ1月2日な上に日曜だった。
なんとなく歩き出すと、運良くタクシーが来たのであわてて捕まえて
ホテル名を告げた。料金の確認しなくていいのかなぁ
ってちょっと頭を掠めたけど、ま、いっか
と思って3分くらいで到着。値段を聞くと10ユーロだと言ってきた。
人のよさそうなおじいさんだったんだけど、夫は
「そんなのありえない!」
と怒鳴り5ユーロ渡してけりをつけてしまった。
こんなに後味悪いなら、最初に値段を聞いておくべきだった・・・。
でも夫の方もそろそろ、この手の人たちの対応をもっとスマートに
かわしてくれたらいいのにと思う。例えば
「今日は俺の誕生日なんだから5ユーロにしてくれよ」
とかね。
事実夫はその日46歳になった。 -
アグリジェントはギリシャ時代の神殿や遺跡がかなり状態良く残っていて
このホテルからは、それらが一望できる位置に建ってるんだけど
私達の部屋は普通の住宅街しか見渡せなかった。 -
ちょっと一番近い神殿まで、軽く散策、と思っていた夫を
無理やり引き止めて、目に付いた眺めのいいレストランに
入ろうと、半ば強引に連れ込んだら、夫は全然テンションが低かった。 -
まだそんなにお腹が減ってなかったのと、自分の計画していた
行動を変更させられたせいだ。
基本うちの夫は自分主導じゃないと気が済まない性質なんだけど
次の日実際に行こうとしていた遺跡から戻ってくる時、かなり長い坂道を
登らなきゃいけなかったので、結果的に変更させられた方がよかった
事が分かるんだけど、それは絶対認めない夫。 -
それはそうと、店内はおしゃれで、食事もおいしかった。ただ、
何を食べたかというと、スパゲティーがアルデンテで、
オリーブオイルが漲っていて・・・、という記憶しかない。 -
とりあえず国立考古学博物館の位置を確認し、部屋に戻った。
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1月3日
朝から早速遺跡巡りに出発。 -
これは考古学博物館の目玉、巨人像
どうです、このサイズ -
このように神殿を支えていたらしい
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これはこの巨人がこの状態で発見された、というレプリカ
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これはディオスクリ神殿かな。
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ヘラクレス神殿
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コンコルディア神殿
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歩いて回れる距離に、たくさんの神殿跡。すごい
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近所のスーパーやパン屋さんで食糧を買って、部屋で食べようとしたら
部屋がまだ掃除されていなかった。
遅っ
散々観光して、買い物までして来たんだから
多分2時ごろだったんじゃないかなぁ・・・
フロントに電話して、すぐやってもらうようお願いし
遺跡が見渡せる大きな東屋のようなところでお昼を食べた。
昔から言われている事なのかもしれないけど、南ヨーロッパとか
いわゆるラテンの人々や、インドとかも含めて、
仕事に対する能率とか信頼とかいう意識は
多分すごくどうでも良くて、楽しく過ごすとか家族の絆とか
そういうことが一番優先される事なんだと思う。
羨ましい気もするし、イライラする気もする。
多分私は日本で生まれ育たなければ、すんなりそっち側の人に
なっていたと思うけど、どっちがいいかはよくわからない。 -
ちょっと部屋で休憩し、夕方からバスで最初にタクシーを拾った
街の中心らしきところに繰り出した。 -
賑やかな商店街をぐるっと見学し、再びバスでホテル前に戻って
向かいにあるレストランでご飯を食べた。
レストランが凄く寒かったのを覚えているけど、何を食べたかは
全然はっきりしない。
明日、パレルモへ移動。 -
1月4日
アグリジェントでの食べ物の記憶がモヤモヤしている中
一つだけ記憶に残ったのはホテルの朝食に出されたベーコンだった。
厚切り芳醇な豚バラ。夫は
「感動の出会い」
と言って、2日間みっともなくない程度に最大限食べていた。
そんな訳で、朝ごはんはたらふく食べてパレルモ行きのバスを
最初の日に降りたバスターミナルで待っていたけど
外で待つのは寒かったので、バールでカプチーノを飲みながら待つ。 -
ようやくバスが来て、約2時間40分の移動
-
駅はいかにもな南イタリアのわさわさした雰囲気で、
ホテルに向かって大通りをひたすら歩く。
どうも今回のホテル、「ゴッド・ファーザー」にも出てきた事のある
結構歴史あるホテルらしい。そんな事言って、なんとなく、今は
見る影もなく落ちぶれてんじゃないの?私達が泊まれるようなところはさ
という予感を持って、ようやく辿り着いたそこは
外から見る限りすごくうらぶれていた。 -
やっぱね・・・
と思いつつ、ロビーは中々古き良きヨーロッパなので
どうか分からないけど部屋の用意が出来ていないというので
それまでシチリア州立考古学博物館でも見て、 -
お昼を食べて戻ろう、ということにしたようだ。
写真を見ても記憶が戻らない。 -
ホテルに戻ってチェックインしてみると、迷路のように入り組んだ
廊下を進んでいくと、最新かつトラディッショナル、シンプルかつゴージャス
な部屋だった。 -
かなりあちこちの色んなホテルに泊まってきたと思うけど
ここはその中でも私の中では一二を争ういいお部屋だった。
期待していなかっただけに、逆にそれでテンションが上がり
休憩の後、ウキウキしながら街へ繰り出した。 -
1月5日
朝からクアットロ・カンティという有名な交差点を見て
周辺の教会や建物を見て、バールで休み、ヴィットリア広場で休み
蚤の市、ヌオーヴォ門、パラティーナ礼拝堂を見て、
これで大体、パレルモ観光は攻略した。 -
Fontana Pretoria
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バスに乗ってマッシモ劇場前まで戻ってきた。
夫の会社の後輩に真下さんという方がいるんだけど
夫が常々羨ましがっている。「マシモ」って超イタリアっぽい名前ってことで。
休憩の後、昨日も見て回った時計のアンティーク屋さんで
夫がどうしても気になる時計があるというので
もう一度行ってみた。
昨日はショーウィンドのみだったのが、今日は入店。
お店の人は英語がダメだったけど、常連客っぽい英語の喋れる人から
「一期一会なんだよ」
とかなんとかで熱く語られ、結構高価なアンティーク時計をかなり長い事話し込んだ末
買う決心をつけた、らしい。私は、途中から店の外で待っていた。
しかし残念な事に、夫の持ってきていたクレジットカードがその店で使えず
私は何もカード類を持ってきていなかったので
手に入れることが出来なかった。
この事がこの旅最大の痛手だったらしい。帰る日までぐだぐだ言っていた。
私としては、そうまで欲しかったなら気の毒に思うけど
なんかぼろっちかった上にその値段?という物に見えたので
食い止められて良かったんじゃないかと思った。 -
買い物意欲とは裏腹に、歴史を感じさせるしっとりとしたたたずまいの夜景。
-
明日、ミラノに戻ってSALDI(セール)と決戦だ!
-
1月6日
7時の朝ごはん会場オープン前に、無理やり用意されてる分だけ
食べて、ゴッドファーザーのホテルをチェックアウト。
パーティーでも始まりそうな勢いの朝ごはん会場 -
飛行機に乗って、昼過ぎにはミラノに着いた。
中央駅が猛烈な寒さで、私はタクシーで行こうと言い張ったのに
地下鉄一駅乗ってすぐだから、と夫に主張されて渋々従った。
地下鉄を降りて、地図を見ながら探す。
あれではないか、と思った背の高い建物を指したのに、夫が違う
というので通り過ぎ、人に道を尋ねたりして探し回ったけど
全然見つからず。
お腹も空いたし、その辺の日本食屋に入ってご飯食べながら
お店の人にホテルの場所聞いてみたら?
と提案したのにそれも却下された。
あ〜〜〜も〜〜〜じゃあどうすんの?!
寒いのとお腹空いたのとでイラつきが頂点に。
夫はとにかくホテルを最初に見つけたいと言うので
駅からすぐのホテルがこんなに離れてるはずは無いと
もう一度原点に返って駅の方に戻っていたら、あった。
それは私が始めの頃に「あれじゃない?」と言った
背の高い建物だった。 -
見つけるのに多分1時間くらいうろついた(か、それぐら掛かった気がした)。
私はぷりぷりしてホテルの部屋に荷物を下ろした。
この部屋もかなりいい部屋だったと思うけど
そんなことはこの怒りのせいで全て帳消しになってしまった。 -
その日の夜、夫はスタディオ ジュゼッペ メアッツァ へ
サッカーを見に行った。ちょっとした春秋のジャケット一枚で。
中にヒートテック着てるから大丈夫だ、と言っていたけど
ありえない薄着。夫はいつも冬に薄着、夏に長袖を着て
見た目をヤキモキさせる。そういうやり方で人をヤキモキさせるのは
いい加減やめて欲しい。
私はこんな寒いところでサッカーを見るなんて到底考えられないので
一人モンテナポレオーネ通り(ブランドばっかり)のセールに挑みに
行った。
そんな訳でここから、写真はサッカー、回想は私の記憶。
夫と一緒に地下鉄に乗って、私だけモンテナポレオーネ駅で降りた。 -
通りはお店の明かりや電灯できらきらしてるし、賑やかに人が行き交っていて
華やかなな雰囲気だった。
今日はとりあえず目ぼしいお店と品を見て回るだけにして
一人でぶらぶらした。 -
あてもなく気になる方へ向かって歩いただけだったけど
最終的にヴェネチア通りを歩いて、ポルタ・ヴェネチア駅周辺
まで来ていた。 -
ホテルまでどうやって帰ったかあんまりはっきり記憶がないけど
多分ドゥオモ駅で乗り換えしてホテルのあるレップブリカ駅に帰ったと思う。
後で自分の歩いた場所を確認したら、いっぱい歩いて遠くまで
行ったつもりが、実はポルタ・ヴェネチア駅はレップブリカのすぐ
近くだった。鉄道やトラムが走っていたのに遠回りしていた。 -
一人で知らない場所をあてもなく歩くのはなんとも楽しい。
勿論地下鉄のマークが見つかれば迷わず帰れる
という安心感が前提だけどね。 -
-
1月7日
ミラノにいた3日間、ずっと空がどんよりしていて
朝昼晩の区別がつかず行動の順序が曖昧な記憶になってしまった。
まず、覚えている事として、何ご飯だかのマクドナルドが行列だった。
ドゥオモの前にあるセルフサービスの食堂も混みこみだった。 -
-
その後、ゆうべの記憶とガイド本を頼りにお店をうろうろし始めた。
アウトレットからかわいい系、一流ブランドまでひととおり見て回ったけど
どれも決定的な何かが欠けていた。
勿論ファッションの最高峰ミラノにケチをつけるわけじゃないけど
あるものは野暮ったく、あるものは奇抜すぎて、これだー!
というものを発見する事が出来なかった。私の趣味が問題かもしれない。
最後に見つけた皮のジャケットはぴったりのサイズが緑じゃなくて赤なら
買ったんだけどな〜、という訳で辞めてしまった。 -
夫は、インコテックスのズボンとか高価なシャツを何枚か買っていたけど、
-
私のSALDI決戦は敗北に終わった。
-
そして昨日のホテルは一泊しか取れなかったらしく、
今日は別のホテルに移動。
今回はとりあえず迷わず辿り着いた。 -
夜、トラムでナヴィリオ地区の運河の方に行って
お店をぶらぶらしたり晩ごはんを食べた。 -
1月8日
午前中はしつこくお店物色の続きをしていたと思うけど
徒労に終わり
ホテルのそばのスーパーでお土産を買ったり、ホテルのそばの
レストランでお昼を食べた。
ここはウェイターがみんな中国人だったので、もしかして
シェフも中国人なんじゃないかと疑い始めて、最後のイタリアンも
おいしかったのかどうかよくわからなかった。
夜インドへ帰る飛行機が色々運良くビジネスの席に乗れることになった。
そりゃあ快適でありがたかったんだけど、私がちょっと居眠りしている間に
食事の選択が終わっていて、私にはインド料理しか残っていなかった。
別にインド料理が食べれないわけじゃないけど、いつも飛行機に乗るたびに
腹が立つのは、インド人向けにベジタリアンとか牛肉以外の選択肢を用意
しておきながら、いつもそっちが余ってしまってインド人向けを余儀なく
押し付けられるという事態がよく起きるので、
もうちょっと考えて配分しておけ、と思ってしまう。
しかもなんでビジネスなのに(ってエコノミー料金だけど)選ぶ余地が無いのか
というのに頭にきて、何も食べずにひたすら寝ることにした。
これは私なりのアンナ・ハザレ氏的抗議だ。←時事をからめてみました。
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