青島のんびり

2011/12/22 - 2011/12/31

年末に青島と山東省（曲阜、泰山、済南）を
ふらふら　のんびり　貧乏旅行をしてきました。
冬だったせいか　少し寂しい感じもありましたが
そのぶん　安い料金でのんびりできました。

エリア 青島(中国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

いつものANAマイレージで成田発青島行き
１２月２２日出発です。
成田の天気はいまいちでしたが、青島は晴れ
青島の街もきれいに見えました。
オリンピック公園のヨットハーバーと
五・四公園も見えます。

今回のホテルは東暉国際大酒店
もちろん、たいしたホテルではありませんが
（値段も朝食付きで２人で４０００円ちょっと）
バス停も近いし　徒歩圏内にレストランもスーパーもデパートもあってけっこう便利でした。
それに、１人　フロントに日本語をほぼ完璧に話せる女性がいて
いろいろ教えてもらいました。
昼ごろチェックインをすませて、まずは、ホテルのそばの旅行社（というか　切符売り場？）に行って、２日後の新幹線の切符をゲット（ここのお姉さんも親切だった）

五四広場
ホテルの前のバス亭に行ったら　海方面行きのバスが来たので、
さっそく五四広場に行くことにしました。

五四広場
シンボルタワーを見て　そのまま海岸通りを歩いてみました
きれいなんですけど、やっぱり人が少なくて、ちょっと寂しい

ここにも釣り人の姿が
と
どこでも釣り人がいると　すぐ見てしまう人が
（１０分くらい見てたけど　残念ながらお魚さんは見えませんでした。）

音楽広場
そのまま海岸沿いに歩いて行くと音楽広場に出ました
バッハ　ベートーベン　有名人の銅像がいっぱいです。

さすがに寒くなってきたので、
またバスに乗って　駅方面に
（知らなかったけど、今　青島は地下鉄工事中なんですね　完成してから来れば楽だったかな）

桟橋
なんとか間に合いました　きれいな夕日の桟橋
空気が冷たいからか　やたらクリア
本当にいい夕日でした。

桟橋
きれいな夕日の桟橋　先端まで歩いてみました。

桟橋
先端まで行くと　こんな建物がありました。
５元だったかな　入場料を払って入れるので入ってみましたが、
まあ、５元ですからという感じですかね

桟橋
すっかり日が落ちた桟橋です。
街灯も灯って　これもまたきれいでした。

街歩き
２日目は　バスで駅まで行って
のんびり街歩きに
駅からすぐの場所ですが、西洋と中国が微妙に混ざり合って
ちょっとおもしろい雰囲気でした。

天主教会
少し歩くと　坂の上に天主教会が見えてきます。
モンマルトル広場　とまではいかないけど
けっこう広い広場と　大きな教会でした。

天主教会
教会の中は立入禁止なので　ちょっと敷地の中をのぞかせてもらいました。
マリア様の像です。

江蘇路基督教堂
天主教会を離れて　東に進むと
（このへんの街並みもけっこう良かったですよ）
この経堂が見えてきます。
（これも　小さな丘の上）

江蘇路基督教堂
ここは入場できるので入ってみると、受付のおばさんが
ちょうど時間だからみたいな感じで鐘楼の方を指すので行ってみました。
写真では　分かりずらいですかね。
経堂の鐘が　まさに鳴っているところです。

江蘇路基督教堂
教堂の中です。けっこう普通の教会
広さもちょうど良く、しっくりくる感じです。

江蘇路基督教堂
正面から見た教堂です。
色合いも素敵ですよね。

信号山公園
さらに東に進むと信号山公園があります。
けっこうな上り坂を登ってこの展望台に辿りつきます。

信号山公園
展望台からの景色です
実に中国っぽくない風景ではありますが
また　これがけっこうきれい
実は　この展望台　中が回転していて
座ったままで３６０°景色が楽しめます。

ドイツ総督府
山を下ると　ドイツ総督府があります。
広い敷地のなか　　きれいな建物です。

ドイツ総督府
ここは、中の見学ができます。
それにしても、ここといい教会や天主堂といい
こんなアジアに　ドイツって力あったんだなあ

ドイツ総督府
大広間です。
けっこう当時の雰囲気が伝わってきます。

ドイツ総督府
全体の雰囲気が分かるところを　もう一枚
２階の雰囲気も良かったですよ。

監獄博物館
海方向に向かう途中にあったので入ってみることに
地元の人もあまり行かないのかなあ
すいてました

監獄博物館
ドイツ時代の監獄を再現していました。
〜もちろん批判的に・・（けっこう近代的なんですけどね）
地下には、日式の拷問室も再現されてました。

天后宮
さらに海のほうに進むと天后宮があります。
小さいお寺ではありますが、西洋式が多い中で、
こういうスポットは何故か落ち着きます。

天后宮
本尊も特に大きいというものではなくむしろシンプルで
これも　なにかほっとします。

海軍博物館
ちょっと道に迷いながらも辿りつきました。
海軍博物館です。
メインの展示　潜水艦ですが、ちょっとしょぼい
錆びたりもしてるし、ハワイとかで見るのとは、だいぶ違います。

海軍博物館
潜水艦の入口です。
もう　こっから狭い　船というよりドラム缶に入る感じ

海軍博物館
中も　狭！　部屋から部屋へ移動するのはこんなところを通ります
。
絶対に潜水艦乗りにはなりたくない　という意味の宣伝ではいいかも。

海軍博物館
外には　旧式の兵器が手入れもされず並んでいます。
中国海軍の宣伝の場でもあるはずなのに、
これでいいのかなあ・・っていう感じ

海軍博物館
他には　こんな軍艦が３隻
すべて中も見れます・・・が・・・

海軍博物館
駆逐艦の艦橋から見た小青島
こちらは文句なくきれいでした。

魯迅公園
そのまま　海岸線を歩いていくと　この公園に出ます。
きれいな海岸線でした。
釣りをしてたり、冬なのに波打ち際で若者たちが遊んでいたり
それぞれに　海岸を楽しんでいるようでした。

青島駅
３日目からは４泊で済南、曲阜、泰山とかに行ってきました
（お暇でしたら、そちらの旅行記も見てください。）
写真は　青島駅の和階号です。
本当に新幹線そっくりですよね。

青島駅
そして、４泊の山東省の旅を終えて戻ってきました。
楽しかったけど、スモッグのせいかなあ
すっかり喉をやられてしまいました。　

青島ビール博物館
ホテルに荷物を置いて（前と同じホテルです。）
毎晩のように飲んでいた　青島ビールの博物館に行ってみました。

青島ビール博物館
とってもきれいな博物館です。
昔から今への青島ビールの歴史なんかの展示がありました。
ポスターなんかもおもしろかったですよ。

青島ビール博物館
記念撮影スポットです。
１００周年記念のモニュメントなんでしょうかね

青島ビール工場
昔の工場を再現したスポットです。
樽があったりカクハン機があったりと　けっこう充実した展示をしてました。

青島ビール工場
世界のビールという展示
日本のサッポロやキリンなんかももちろんありました。
つい
飲んだことあるビールは　と　ゆっくり探してしまいました。

青島ビール工場
お待ちかねの試飲コーナーです。
原酒みたいのと　普通のと　２か所で２種類飲ませてくれます。

カルフール
この日の観光はビール博物館だけにして
ホテルの近くのカルフール（スーパー）に行ってみました。
春節が近いからか　お正月用品売り場です。

カルフール
中国のスーパーは　パック入りの他に　対面販売のコーナーが多くておもしろい。
ここは、豚足コーナー　おいしそう。

労山
この日は労山観光　
実は前日に地元のツアーを申し込んだんだけど人数不足で催行せず。
ガイドブックを見ても　いまいちバスでの行き方が分からないので奮発してタクシーで行くことに
（それでも、日本のツアーで行く半分以下の値段〜なんで、日本のツアーって高いんだろう）

労山　太平宮
最初に行ったのは太平宮
お客さんも少なく　のんびり見れました
（ツアーが催行されないわけだ）

労山（太平宮）
いきなり　こんな階段を上ります。
でも、海の側のせいか空気も澄んでますし
空も青空　気持ちよかったですよ。

労山（太平宮）
登っていった先は　けっこう地味なお寺（お宮？）でした。

労山（太平宮）
中は、まあこんな感じ
普通っていえば普通ですかね

労山（太平宮）
だけど、裏の山は　こんなにきれいです。
これだけでも　来た甲斐があったっていう感じです。

労山
予定では、このまま南下して大清宮に行く予定だったんですが
このとおり、土砂崩れで通行止め
大きく迂回して行くことになりました。

労山（青蛙石）
しかも、南から行くと　途中からタクシーは進入禁止
大清宮まで　３０分弱歩くことになりました。
（もちろん　バスはあるんですけどね）
でも、おかげで　海岸線をゆっくり見物できました。

労山（大清宮）
これが、入口です。
ここも、とってもすいてました。

労山（大清宮）
これが　本殿です。
けっこう広くて　のんびり見ることができました。

ただ、この上の上清宮行きのロープウエイは冬期運休
〜〜いろいろ　間が悪い労山観光でした。

労山（大清宮）
お寺だけでなく、お庭みたいのや　小さな祠とか
全体として　いい雰囲気

労山（大清宮）
駐車場から見た海岸線です。
あそこに見える道路を歩いてきたんだ　みたいな感じでした。
帰りは　もちろんバスで　楽ちんに

八大関景区
実質最終日になってしまいました。
この日は、八大関景区のお散歩から始めることに

八大関景区
なんか本当に、ここ中国？っていう感じの街並みです。
各国の有力者が、趣向を凝らして建てたというだけあって
西洋よりも西洋風な？建物が並んでます。

八大関景区
そのなかでも、やっぱりメインはこれかな〜
花石楼です。
イギリス領事官邸ということですが、
なんかドイツ的などっしりした感じもある建物です。

八大関景区
ここは、中にも入れます（というか、八大関景区でここだけ？）
中の調度品も立派ですし、窓から見える海もきれいでした。

八大関景区
遠くから見た　花石楼です。
なんかお城みたいですよね。

湛山寺
お昼から、どこへ行こうかちょっと迷いましたが
（だいたい行きつくした感があったので）
お寺に行ってみることにしました。

湛山寺
やっと、中国らしい雰囲気
けっこう大きなお寺です。
観光地ではないのか、けっこうお祈りする人でいっぱいでした。
（観光地が空いてるのと対照的）

湛山寺
雰囲気も悪くないですよね

湛山寺
ここが、入口です。
（バスが着いたのが裏口のほうだったので、最後に見ました。）
〜〜入場券の写真がこれだったので　つい一枚

時間があまったので、再度　海の方に
デパートに入ってみたら、こんな正月ムードでした。
（この日は１２月３０日　春節まではだいぶあるんですが）

オリンピック公園
そのまま歩いて、オリンピック公園に来ました。
（ヨット競技が開催されたようです。）
そういえば、ここ　飛行機から見えたところです。

オリンピック公園
いまだに、各国の旗が掲揚されていたけど、
人がいないので、ちょっと寂しい

最後のディナーは、ちょっとおしゃれな創作中華料理？
の店に（山東料理ではないみたいです。）

で、近くの人が飲んでいた竹筒の飲み物が気になって
頼んでみました。
（指差しで、あれ　みたいな感じで注文）
ちょっと甘めの、乳酸系のお酒でした。

青島空港
最終日は帰るだけみたいな感じ
空港は新しいのか　とってもきれいでした。

青島空港
最後の食事は　なんと空港の味千ラーメン（笑）
〜〜ほかに　よさげなとこないんですよね〜〜
メニューは、日本と違って　麺だけじゃなく　和食から中華まで、いろいろでした。

というわけで　今回の旅終了
結局　また約１０日間　の〜んびりしてしまいました。

で、この日は、羽田のそばの東横インで
コンビニのお惣菜とサッポロビールでの年越しでした。

この旅行記へのコメント （4）

• nao0880さん 2012/04/09 07:49:29

  蛙石

  びっぱワンさん、こんにちは。
  青島を訪れたのですね。
  
  私は2002年に数回訪れています。
  煙台への出張で直行便がなかったので、関空→青島の経路でした。
  また、煙台出張中の休日にバスで「山労」山へ出かけたこともありました。
  
  蛙石は路線バスから見ました。
  カメラを持って海岸線を撮っていたら、バスの女性運転手がここで停車、私に何か話しかけてきました。数名の乗客のひとりが漢字で「蛙石」と書いてくれたのでようやくわかりました。
  2002年は中国山東省への長期滞在55日間でした。
  
  青島の建築物やビール工場、私は訪れたことがありません。
  なかなか良い雰囲気を持っていますね。
  ではまた。

  びっぱワンさん からの返信 2012/04/09 17:45:48

  うらやましい限りです。

  nao0880様
  旅行記にお立ちよりいただきありがとうございます。
  煙台への出張とは、うらやましい限りです。
  （私も、長期　海外に滞在、生活してみたい。）
  様々な煙台の旅行記　
  煙台は、いきたいな〜とか思いながら行けなかったので
  旅行記で楽しませていただきました。
  また、おじゃまさせていただきます。
  
  

• 遊悠の佑さん 2012/02/18 10:24:58

  有難うございました。

  びっぱワンさま
  
  小生　１９４３年　青島　江蘇路　生まれです。
  生まれ故郷を貴掲示板にて初めて拝見いたしました。
  有難うございました。
  
  一度は行ってみたい街ですが、なかなか決心できませんが、
  良い街の様で嬉しかったです。
  
  有難うございました。
  　　　　　　　　　　　　　　　遊悠の佑
  

  びっぱワンさん からの返信 2012/02/19 15:37:29

  訪問ありがとうございました

  訪問いただいたうえ、
  コメントまでいただき、ありがとうございました。
  
  実は、最近習い始めた中国語（入門コース）の先生が
  青島出身ということで、いろいろ話を聞き
  つい行きたくなって行ってしまいました。
  初めての青島でしたが、とっても素敵な街でした。
  遊悠の佑さんも、青島生まれとは、
  素敵な街出身で　うらやましい限りです。