【フランス　パリジェンヌな旅】２日目後篇　モンサンミッシェル

2010/02/24 - 2010/03/02

悠久の歴史、荘厳な建築物、
伝統を告げる芸術、豊かな国土から贈られた美食、
そして世界をリードするファッション

昔も今も全世界中の人々にとって憧れの地であるフランス。
どんな角度から見ても面白い国とは、フランスのことではないか。


今回の旅は大学の友達と2人で学生ツアーに参加した。
たしか、SNS上で「フランス行きたい」っていう話で盛り上がり、ものすごい軽いノリで旅行を催行させました…笑

人生3度目のパリ(幼い頃、ロンドンから行きました)、
そして初めて訪れる人気スポットであるヴェルサイユ宮殿とモンサンミッシェルへ行きました。

【２日目】
モンサンミッシェル
la mere poulardに宿泊

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

さて、ヴェルサイユ宮殿を後にして、約4時間の長距離移動をします。
車窓からは延々と続くのどかな田園風景が見えました。

パリやヴェルサイユは賑やかだったのに、突然ひと気をあまり感じない地が現れました。

一回、サービスエリアに寄りました。
そこで見つけたものがこの「MIKADO」！
日本人なら誰もが食べたことがある、あのポッキーのヨーロッパ版のブランドです。
正真正銘、生産者はグリコです。

調べたところ、「ポッキー」という英語表記は商品名としてはいい意味を持たないので、避けたようです。
「ミカド（en）」というヨーロッパのピックアップスティック（en）ゲーム[1]（cf. みかど）で使われる竹ひご（右の画像を参照）に似ているためにこの名がついた。なお、このゲーム名の「Mikado」は元来、当ゲーム内で最も得点の高い竹ひごの呼称であるが、さらにその語源は天皇の異称である「みかど（御門、帝。cf. 天皇#中世）」にある。(引用：wiki)

またしてもひたすら移動です。

午前は雨が降っていて、天候が心配でしたが少しずつ晴れ間が！

ついにモンサンミッシェルに到着！

高速を降り、遠目から草原の先に突如モンサンミッシェルが現れた時、バス車内は大いに盛り上がりました！

近くに移ると、そこには一面を海に囲まれたこの修道院しかありません。

神秘さに、ただただため息…。

モンサンミッシェルの西側には「天使の階段」が現れました！

大天使ミカエルが私たちを歓迎してくれたのかと錯覚をおこしそうになりました。
（本当にそうだったらう嬉しい！）

ついに島内に入っていきます！
周りは頑丈な城壁で囲まれていて、修道士たちがいかに厳しい生活をしていたかを物語っています。

こちらが今晩の宿舎。La mere Poulard
http://www.merepoulard.com/en
モンサンミッシェルの中で一番有名なホテルと言っても過言ではないです！

あの有名なオムレツを作っているレストランを併設するホテルで数多くの著名人も泊まりに来ています！

1888年創業の歴史あるホテルです。
このプーラールおばさんの有名なクッキーもここのお店発祥です。

ホテルの階段を上がるといくつものサイン入り写真が！！！
見ているだけで楽しいです。

エレベーターなどの最新施設はなく、急な階段を上り下りしなければなりません。
大きな荷物はボーイさんたちがすべて運んでくださったのでご安心を。

こちらがお部屋！
赤を基調としたかわいらしいお部屋です！^^

私たちは最上階のお部屋でした。
窓は小さめ。2人部屋としても少し小さめ…。
このベッド、セミダブルくらいの大きさだったので、2人で寝るには少し狭かったですｗ

だけど内装が可愛く、眺めもよかったので許します！

部屋からの景色。島内のホテルの為、あたりは一面海です！

フランス国旗が靡いていました。

夕焼け。
もし晴れていたらもっときれいだったかも♪

次回来るなら夏がいいな！

買ったホストカードは島内の郵便局から祖父母宛に届けました。

部屋のカギと各部屋に配られたクッキーとともに。

こちらはロビー。
グランドピアノの周りにもサインがたくさん！

ホテル内のレストラン。
1階のレストランとはまた異なり、宿泊者のみ利用できるところです。

赤いカーテンと高い天井が特徴的です。

夕食・朝食はこちらで頂きました。

ホテル入口の脇には、実際オムレツを作っているキッチンがあります！
可愛い帽子と服に身を包んだシェフが卵を溶いています。
この卵を溶く音がたまらなく良かった！！
耳を澄ませて聞いてください！

聴覚を使って旅を味わうことの楽しさを発見できました！

キッチンの中にはアンティークな食器棚

ロビーと同じ階にはバーとお土産屋さんんがあります。
名物のシードルはぜひ飲んでみてはいかがでしょう？

アルコール濃度も低く、とても爽やかな味がします♪

ここからは夕食です。
シードルを頂きました♪
パンはもちろん食べ放題！

このホテルの名物：オムレツです！
コースで出てきたものは通常の半分でした。


このオムレツは19世紀にプーラール夫人が
モンサンミッシェルを訪れる巡礼者のために
「栄養があっておなか一杯になるものを食べさせたい！」
という気持ちから作ったのが始まりです。

モンサンミッシェルを囲むブルターニュ、ノルマンディー地方は
昔から食材に乏しく、野菜や肉が手に入らなかったため、
卵、バター、塩でできたとてもシンプルなオムレツとなったのです。

日本で食べるようなオムレツよりも「おいしくない」と感じる人が
多いようですが、現地の味、古人の味を楽しむのも旅行の醍醐味なので、
ぜひ召し上がってみてください！

二品目は豚のロースでした！
味付けも上品でおいしかったです！

デザートはガトーショコラ★
バターもたくさん使っているせいか、とてもしっとり濃厚でおいしかったです^^

夕食後、夜景を見に散歩しました！
島内のホテルからはすぐ行けるので、島内に泊まることをおすすめします。

出会った他の日本人観光客の方は、島外のホテルから20分かけて歩いてきたそうです…。冬の寒い時期に長距離を歩くのは大変そうでした…。