2012/01/24 - 2012/01/24
5位(同エリア8件中)
ぱっしょんKさん
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2012年の春節も彼女は故郷に戻る必要があるため、昨年に続き一人旅行。
行き先は最後までトルコと迷いましたが、インドにはまだまだ世界遺産があるので、再びインドに行く事に。
当初コルカタから東インドを廻る事も考えたのですが、ジャイプールのジャンタルマンタルに昨年行かなかったことがどうしても引っかかっていたので、再び、ニューデリーからインドに入り、西北インドを廻る事にしました。
今回の予定はこのようにしました。
1/19 広州→ニューデリー 中国南方航空 CZ359
空港近くのThe Corporate Hotel泊
1/20 ニューデリー→シムラ キングフィッシャーエアライン IT 4353
シムラ見物と翌日のカルカ=シムラ鉄道のシルバルクエクスプレスの切符を購入。
1/21 引き続きシムラ見物
夜カルカ=シムラ鉄道(世界遺産1)シルバルクエクスプレスでカルカへ。
カルカでハルラー=カルカエクスプレスでデリーへ
1/22 Be Bhuj エクスプレスでジャイプールへ
翌日のRTDC1日ツアー申し込み
Hotel Maya International泊
1/23 RTDC 一日ツアーでジャンタルマルタン(世界遺産2)を始めジャイプール見物
Ju Puri エクスプレスでボーパールへ移動
1/24 ビームベートカーの岩窟群(世界遺産3)
Hotel Sonali Regency Bhopal泊
1/25 Bilaspur エクスプレスパスでサーンチーに移動
サーンチー遺跡群(世界遺産4)
Vindhyachal エクスプレスでカトニーに移動
1/26 早朝カトニーでSc Pnbe エクスプレスでヴァーラーナースィーへ移動
Hotel HAIFA泊
1/27 ガンガー見物
サールナート見物
Shiv Ganga エクスプレスでニューデリーに
1/28 ニューデリーで何するかは当日の気分で決定
夜 ニューデリー→広州 中国南方航空 CZ360
1/29 中国時間朝6時広州着→ 帰宅
おまけ 1時30分発の飛行機で大連移動翌日会議。
という感じです。
カルカ=シムラ鉄道以外の列車のチケット、ニューデリーからシムラへの飛行機のチケット、ヴァーラーナースィのHotel HAIFA以外のホテルはすべて昨年同様インドのインターネットCleartripで予約し、Hotel HAIFAは直接メールして予約。カルカ=シムラ鉄道は中国から予約方法が見つからず、行って購入することに。
1/24
ボーパルジャンクションに朝定刻の7:15に到着。
ジャイプール、ボーパルとほぼ遅れ無しの到着が続いてちょっとびっくりですが、まずは追加料金覚悟でホテルにチェックインします。
この日の宿もジャイプール同様駅付近に取ってありました。ただホテルを見つけるのに、ハミディアロードを10分くらいうろうろ。他のホテルのドアマンに場所を聞き、ようやくたどり着きました。
このとき発覚。予約を間違えてスイートを取っていた事。ボタンを間違えたみたいです。
結果この旅行で一番いいお部屋に宿泊。まぁ一番長い時間部屋に居れたのもボーパルですから、意味はありましたけどね。
しかも追加料金無しで8時過ぎという早い時間にチェックインさせてもらいました。
荷物を置いて、このたび初めて身軽な格好で世界遺産ビームベートーカーの岩窟群に向う事に。
ここではローカルバスを使用することに。すぐ近くのボーパルバススタンドに歩いて行き、インクワイアリーへ行くと、人がいない。さらに文字は全部ヒンディー。
これはやばい。。。
外に出てバスを誘導するおじさんに聞きなんとかビームベートーカーに行くバスに乗り込む事ができましたが。。。
6日目スタートです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
Ju Puri エクスプレスはほぼ時間通り7時15分にボーパルジャンクション(駅)に到着。
住所をi phoneのマップ機能に入れて今日のホテルソナリレイジェンシーボーパルを目指します。ハミディアロードをセントラルバススタンドまで行ったり来たり。
でもみつからない!!
ニューデリーの悪夢が頭をよぎりましたが、住所がハミリアロードとある以上ハミリアロードにあるはず。
道から少し入ったところのホテルのドアマンに聞いてみます。
すると、ハミリアロードの道の反対側だ!
とおっしゃる。
ホテルなんかないじゃん。
と道沿いの建物の奥に目をやると高いビルが。
見っけた!
40分かけてやっと今日のホテルソナリレイジェンシーボーパルを発見。
チェックイン時間は12時ですが、追加料金覚悟でチェックイン。
追加料金なしでいれてもらえました。
このたび初めて大きな荷物をおいて観光ポイントに行くことができます。 -
今回ちょっとトラブル。
インターネットで予約したのですが、なんとまちがえてスイートルームを予約していました。
とはいえ価格は2,375ルピーと決して高くはありませんが。。 -
スイートといっても扉があるわけではなく、カーテンで仕切られているのが特徴。
-
バスルームも十分な広さ。
一番うれしいのは袋に入れられたタオルをもらえたこと。
でも肝心のお湯がぬるかった。昨年行ったカジュラホーはかなりの暑さだったので、ここボーパルはカジュラホーよりかなり南なので暑い事を予想していたのですが、寒かった(T_T) -
とりあえず、ホテルのレストランでお金をはらって朝食をいただくことに。
値段は250ルピー。街の中のレストランよりは割高ですが、おいしいカレーで腹ごしらえ。
では!行きますか!! -
近くのボーパルセントラルバススタンドに歩いて行きます。
どのバスに乗ればいいのか。バススタンドの中のインクワイアリーを目指しますが、だれもいない。。
文字は全部ヒンディー!!
読めない!!
売店の人にインクワイアリーはどこ?
と聞いてみると、「無いよ。」とあっけなく答えられました。しかも英語があまり話せない。
やばい!!
リキシャでいかなきゃならないか?ちょっとばかり真剣に考えました。 -
とりあえず誰でもいいと思い、外に出て笛ふいてバスを誘導していたおじさんにビームベートーカーにはどのバスにのればいいの?と聞くと、このバスを薦めてくれました。
ところが運転手も車掌もビームベートーカー?と首をかしげてしまいます。
そこでi phoneで調べておりるところよるも先のBarkhera(バルクーラー)と伝え始めて行くよとの回答。
でも車掌が降り場所がわからないので、教えてもらう訳にもいかないので、i phoneの現在位置機能をフル活用することに。 -
改めてバスの中を撮影。
運転手の脇には横向きの椅子。3人ほど座れます。 -
結構椅子は柔らかくて快適。
-
69号ハイウェイを走る事2時間ちょっと時間にして11時過ぎにビームベートーカーの入り口に到着。
世界遺産ビームベートーカー石窟群3キロの看板が出ています。 -
ここからは交通機関もないので歩きます。
69号ハイウェーから舗装路を歩きます。すぐのところに踏切があります。
結構走る列車が多く、一回引っかかると恐ろしく待たなくてはなりません。 -
しばらく平らな道が続きます。
-
両側が青々とした田園風景が続きます。
-
菜の花が咲いていました。
朝は寒いと感じていましたがこのころはかなり温かくなっていました。
やはり温暖なんですね。 -
農家の家がありました。
そういえばインドは3回目だけど村から外れたところの農家は初めて見ました。 -
ヤギが2匹。僕を警戒してお食事をやめました。
おい!よそもの!何しに来た?
って感じでしょうか。 -
歩く事1キロ。ゲートが出てきました。
ここで入場料を払います。インドの世界遺産は250ルピーと相場は決まっているのですが、ここは100ルピー。チケットも特別な物はなにもありません。 -
ゲートの中に入ると景色が一辺します。
振り返ってゲートの方を見ると、ゲートより先は青々とした大地が、ゲートを越えたこちら側は枯れ草だらけの荒涼とした雰囲気になっています。 -
ビームベートーカーの石窟群は山の上に有る為、途中の道でもかなりの見晴らしです。
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岩肌がごろごろしてきました。
ゲートも超えたし、この辺にも壁画があるんじゃないかとふとおもいましたが、道まだ半ば。壁画があるのはまだまだ先。 -
岩がでてきて雰囲気だけはなんかそれっぽくなってきました。
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テレビでみたアフリカのサバンナに似てるなんて感じました。
そういえばインドにもライオンいたよね。
ライオンいないかなぁ? -
かなり上ってきました。振り返れば荒涼とした場所に一筋の舗装道が。
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坂を上りきると石碑を発見。多分ビームベートーカー岩窟群と書いてあるのでしょうが、すべてヒンディーなので解読不能。
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ゲートから歩く事2キロ。69号ハイウェーから3キロ。ようやくこの旅3つ目の世界遺産。ビームベートーカー岩窟群に到着です。
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1番岩窟から見て行きます。
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どこに壁画があるんだ?きょろきょろしてみると。
ありました!
象に乗り武器を持つ人の絵。白く結構はっきりと見えます。
岩の上部。天井の部分にありました。
よく見ると象の下に、牛ととんできた武器?らしき絵も見えます。 -
1番岩窟のすぐ横に2番岩窟があります。
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2番岩窟も天井の部分に壁画が。
この壁画は赤っぽい色。動物の油や植物の染料が絵の具の材料のようです。
これは牛か馬か。首がやたらに長いからキリンかとも思いましたが、インドにキリンがいた話は聞いた事がないですからね。 -
3番岩窟。
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ここは住んでいた原始人の銅像があって、生活の様子を再現しています。
像の横に4つの石器による打ち込んだ穴があります。 -
このように原始人達はいろいろな事を記録していたのでしょう。
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3番岩窟を出ると道をしばらく進みます。
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すると4番岩窟に出ます。
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4番岩窟は有名な動物たちの群れ(ZOO ROCK SHELTER)が描かれています。
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住処になりそうも無い岩が5番岩窟です。
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ここには赤く槍を構えた人が描かれています。
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5番岩窟を過ぎるとすぐにビューポイントとかかれたところがあります。
ちょっと上ってみます。 -
なるほど、これから見に行く岩窟群越しに緑豊かな田畑が見え、かなりの景観が楽しめます。
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8番岩窟に向います。
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8番岩窟に来ましたが、どこに壁画があるんだ??
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なんもないただの岩です。
岩の前の地面に丸が書いてあるとことがありました。
そこで見てみてもなにもありません。
8番岩窟と書かれた岩を背にして、入って来た方の岩の見ると
!! -
ありました!壁画です。
しかも一番の規模で絵が書かれています。
かなり幼稚なタッチですが、どうも狩りの様子のようです。
手に槍や弓矢を持った人、馬なのか牛なのかに乗った人が見えます。 -
さらに絵を追っかけてみて行くと虎やくじゃくらしきものがいるのが分かります。
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9番岩窟を見て行きます。
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象と馬がはっきりと見えます。
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さらに馬の上部に槍らしきものを持った人と馬の鼻先に何かの模様。
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10番岩窟に向います。
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象に乗って槍を構える人に見えます。
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12番岩窟
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集団で牛を狩りしている様子がはっきりと分かります。
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水牛もいるようです。
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雨よけの外側にまで牛が逃げて行っています。
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そしてその先には弓矢を構えた人が。
当時の狩りの様子が見て取れます。 -
続いて13番岩窟。この辺りは岩窟がかたまってあります。
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象の上に人が乗ってます。手には鳥にひもを付けてをもっているように見えるのですが、だとしたら鳥は飛んでいることになるから違うのかなぁ。
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一番奥にある15番岩窟です。
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これも有名です。
巨大水牛から逃げ惑う人々。
この大きさからみると象より大きい水牛ですけどね。 -
ここから戻って行きます。
14番岩窟です。 -
いのししと牛がいます。いろいろな動物の狩りをしていたのがわかります。
-
11番岩窟
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この岩窟だけはよくわかりません。
人間らしきものがあるんですが、上半身だけしか判別つかないし。
ひょっとしたら壁画に気付かなかったかもしれません。 -
7番岩窟です。
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うっすいですが真ん中に人とちょっと下に鹿か、馬か、牛かがいます。
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そしてサイドに目をやると狩りの様子が鮮明に書かれています。
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馬にのって槍を投げようとするその様子がはっきりと見て分かります。
ここの壁画は躍動感があります。 -
そしてオーラス!6番岩窟
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人がたくさんいます。
中には馬に乗った人も見れます。
構える弓の先には、 -
右の方に虎かな?がいます。
旧石器時代の原始人たちは肉食だったんですね。
当時の生活がかいま見れて非常におもしろかったです。
さて見終わったら、再び69号ハイウェーまで歩いて戻ります。 -
69号ハイウェーとのT字路のところにHIGHWAY TREAT BHIMBETKA,早い話がドライブインがあります。ここで食事を取ることにしました。
-
奥にあるのがレストラン。さらに奥には宿泊施設もあります。
ホテルというよりはドライバー向けのリタイヤルームでしょう。 -
このドライブインはマディヤ・プラディシュー州観光開発公団の経営するドライブイン。
なのでビームベートーカーの岩窟群も丁寧に紹介してあります。
なのに、インド人にはメジャーではない世界遺産です。 -
レストランに座ったら、まずはミネラルウォーター!
往復と岩窟を見るのに8キロ近く歩きましたから喉がからからでした。 -
それから改めてお食事。
エッグマサラとチャパティー。
さらにアイスコーヒーとホットのチャイを1杯。
100ルピーくらいだったと思います。
昨夜に続いてエッグカレーにしちゃいました。
ゆでたまごがカレーの中に入ります。マサラの方が、カリーよりはスパイシーです。ぼくはマサラ派! -
食べ終わり、69ハイウェーでバスを20分ほど待ち、来たバスに乗ります。
一番後ろにかろうじて席を確保。
乗車率は結構高いです。
チケット代は7ルピーくらいだったと思います。 -
インドのバスで一番後ろは座ってはいけません。
後部ドアが車体の一番後ろ。つまり後輪の後ろにドアがあります。
しかもエアコンがないこともあり、基本開けっ放し。
ということは後輪が蹴り上げた砂ほこりを体で直撃で受ける事になるからです。
バスは新市街までしか行きませんでした。インターステートバスターミナルから5路のバスでボーパル駅まで戻りました。 -
まだ時間があるので、ボーパルの旧市街に行きました。
メディシンストリートのバザールを通ってジャーママスジットを目指します。 -
オールドデリーよりも古い感じのする町並みです。インドらしい喧噪です。
-
ジャーママスジットです。
デリーやアグラと比べると遥かに小さいモスクでした。 -
ジャーママスジットの前の通り。マルヴァディーロード。旧市街のメインストリートです。
時間も5時をまわり、本当はあとボーパルで一番大きいタージウルマスジッドと19世紀に建てられたモーティーマスジットの2つのモスクへ行くつもりでしたが断念しました。
ホテルに戻ります。 -
ホテルの隣にバーがあったのでここで食事をする事に。
店の名前はLAZIZ HOTEL BAR&Restaurant -
これ!超貴重ここマディヤプラデーシュ限定キングフィッシャーブルービール。
ちょっと苦めでおいしいビールです。 -
暗くて怪しげな雰囲気の店内。
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スパゲティーを食べたかったのですが、この日は品切れ。
フィッシュカリー、バターナンをいただくことに。料金は120ルピー。
この日は歩き疲れたので早く就寝!!
翌日は朝の列車でサンチーへ行き、この旅4つ目の世界遺産サンチーの仏教建造物群に行きます。
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