ヘリコプターで行く、青ヶ島　その2

2009/11/01 - 2009/11/30

青ヶ島は小さな島なので、1日あれば大体の場所は回れます。
遊ぶ場所は特にありませんが、島の地形を眺めるだけで十分楽しめます。サウナ併設の地熱釜での食事も醍醐味です。

エリア 御蔵島・青ヶ島(東京)

青ヶ島郵便局

中里さんの隣にあります。
ATMもあります。

昨夜雨が降ったので、地面が濡れています。

海が荒れても大丈夫なヘリコプターですが、視界不良では就航できません。
今日はヘリコプターは就航するのでしょうか。

ネコがこっちを見ています。

教職員住宅

東京電力青ヶ島内燃力発電所

朽ち果てた重機

こういうの好きです。

還住像

天明5年の大噴火で島民は八丈島に逃れ、青ヶ島は無人になりました。
青ヶ島に還住を果たしたのは約半世紀後。
先人の苦労と偉業を未来に伝えます。

青ヶ島村保育所

青ヶ島村立小中学校

青ヶ島村役場

教育施設の充実ぶりとは対照的です。

青ヶ島駐在所

増築工事中でした。

青ヶ島ヘリポート

無事に到着したようです。

ヘリポートから見た集落

今日も池之沢地区まで行きます。
もちろん徒歩です。

工事中の看板

この手の看板は島のあちこちにあります。
「大千代復旧治山工事」と書かれていますが、大千代とは三宝港を補完する第2の港のことです。現在アクセスする道が崩落しており、港は使用できていません。

この坂道が途中で崩落しているとのこと。

昨日と逆に時計回りに歩いていきます。

気になる建物を発見。

防災科学技術研究所青ヶ島地震観測施設

爆薬庫

こんなものまであるとは。

さつまいも畑だと思います。
私の見た限り、青ヶ島に水田はありませんでした。

建設機械が多いです。

三宝港に到着。

五洋建設さんが大活躍。

ご苦労様です。

斜面がどんどん崩落しています。

異様な雰囲気に包まれる三宝港

絶海の孤島ということを忘れてしまいます。

この島では電力事業は採算が合わないでしょう。
電気が使えることに感謝です。

今日は魚にチャレンジです。

サウナの休憩室

誰もいない。

広報紙が置いてありました。

9月の来島者数　　 240人
9月のサウナ利用者　99人

どうりで誰もいない訳だ。

涙が出るほど美味い。

地獄の坂道を覚悟したその時、一台の車が停車しました。
なんと工事会社のお兄さんが集落に戻る途中で、私も車に乗せてくれました。
観光客が極めて少ない島だけに、昨日からこの島を徘徊していた私が気になっていたらしいです。

お兄さん、本当にありがとう。

夕食

青酎

この島の名産品です。
中里さんでは青酎の他にもたくさんお土産を販売しています。
私は青酎を2本購入しました。

色紙

国会議員の方々のものです。

清潔感あふれる宿です。
女性でも心配要りません。

最終日の朝、最後の散歩です。

荒波が押し寄せる絶海の孤島でありながら、外輪山の内側には森が広がる。
本当に面白い島です。

「就航」

島から脱出できると分かり、ほっとしたと同時に寂しい気持ちにもなりました。

ロープ一本隔てて、こちらが制限区域。

到着

敬礼

再びこの島を訪れることができるのは何年先になるか分かりませんが、その時は船で三宝港に入港してみたいです。