ヘリコプターで行く、青ヶ島　その1

2009/11/01 - 2009/11/30

青ヶ島への旅は東邦航空に電話をすることから始まります。
島への渡航手段は八丈島からの船かヘリコプターですが、会社勤めの身である私にとって就航率の低い船を選択することは出来ません。

ヘリコプターの予約は搭乗の１ヵ月前の同一日から可能ということで、その日の午前9時に電話をし、無事に予約することが出来ました。
しかし、喜ぶのはまだ早いです。
復路のヘリコプターの予約が出来なければ青ヶ島への渡航は危険です。数日後、復路の便も予約が出来たので青ヶ島への渡航が可能になりました。

エリア 御蔵島・青ヶ島(東京)

八丈島に向かうANA機からの風景

伊豆諸島上空を飛行中です。
まずは八丈島に向かいます。

八丈シーパークリゾート

今回もお世話になります。

前回の宿泊時は海側の部屋でしたが、今回は山側です。
八丈富士が見えます。

空港ビルの屋上

ここから飛行機を見ることが出来ます。

羽田からの第1便

羽田からの第1便に乗れば、その日のヘリコプターに乗り継ぐことが出来ます。ただし、ANA便が遅延しても東邦航空は待ってくれませんのでご注意を。

心配性の私は前日に八丈島に渡りました。

ヘリコプターの準備が出来たようです。

八丈島と青ヶ島の間は東邦航空によって1日1往復運航されています。
飛行時間20分、運賃11,210円(大人)です。

いよいよ搭乗します。もちろんヘリコプターに乗るのは初めてです。

島の西側に向けて飛び立ちました。
八丈小島が見えます。

青ヶ島に近づいてきました。
島の特徴である切り立った崖が見えます。

無事に青ヶ島に上陸できました。
ここまで来ることができて感無量です。

ヘリコプターの発着には警察が立ち会います。

ヘリコプターはすぐさま八丈島に飛んでいきました。

ビジネス宿中里

きれいで設備も充実しています。

和室でした。

テレビでは港の様子を見ることが出来ます。

島を見渡せる大凸部に向かいます。

大凸部からの風景

青ヶ島を象徴する風景です。

外輪山の外は太平洋です。

今見ているのが池之沢地区です。
集落がある岡部地区は反対側です。

島の主要産業は建設業でしょう。

石段を登ります。

東台所神社

海洋土木大手の五洋建設も名を連ねます。

小さな鳥居がたくさん。
なんか怖いですね。

岡部地区

中央奥にヘリポートがあります。

遊歩道が整備されています。

尾山展望公園からの風景

中央の山は丸山です。

これは何でしょうか。

取水場でした。
雨水を集めているようです。

それでは池之沢地区に行ってみましょう。

海は遥か下に見えます。
青ヶ島は海岸に平地がなく、集落のある岡部地区は標高200mほどのところにあります。

外輪山の内側に入りました。

つづら折れの坂道

帰りは地獄です。

過酷な環境ですが、東京電力による365日24時間の電力供給があります。

動物がいました。

この坂を下ると池之沢地区です。

底に到達しました。

蒸気が出ています。
島の言葉で『ひんぎゃ』と言います。

ふれあいサウナに行ってみましょう。

残念ながら開店前でした。
しかたがないので引き返します。

サウナが開店するまで港に行くことにします。
青ヶ島の港は島の南西部にあり、池之沢地区からトンネルを通って行くことが出来ます。

青宝トンネル

港への入口です。

車の往来がありますので、歩行者は注意が必要です。

出口の向こうに海が見えます。

三宝港に到着しました。

待合所

コンクリートを流し込んでいます。

船は高台にあります。

サウナに戻ってきました。

でもサウナに入る前にすることがあります。

いもと卵をセットします。

昼ご飯に宿の方からいただきました。
この島ならではです。

蒸気が調理してくれます。

その間に風呂に入ります。
すでに床が熱いです。

奥にサウナがあります。

サウナと昼食を終え、宿に戻ります。
坂を登るのが辛いです。