《古いネガフィルムをデジタル化して整理しています》<br /><br />２００３年３月１０日（月）、エディンバラの東３０キロほどのところにあるハディントンHaddingtonという町に半日観光しに行きました。<br /><br />ローカルバス利用なので、バス停を探すのに、かなりうろうろと迷った記憶があります（この頃から、すでに方向音痴だったんですねぇ(;O;)）。<br /><br />かつては、このハディントンを中心とした地域全体がハディントンシャーと呼ばれていたことからも分かるように、１２世紀から自治権を持つこの地方の中心地でした。<br /><br />今でも17世紀から19世紀にかけて作られた古い建物が多く残っています。<br /><br />必要な情報が、今みたいには、ネットでうまくヒットしなかったので（旅行記も個人のブログ中心だったと思います）、「地球の歩き方」をメインに調べ、観光庁に行って資料をコピーしてもらったりして、今では考えられないほどアナログでした・・。<br /><br />コメントは、当時使用して手元に残っているガイドブックと、当時の記憶（これがかなり曖昧）を元にしていますので、現在は変わっているかもしれません。<br /><br /><br />＊＊＊　フィルムカメラは、フィルムがすっごく荷物になったし、１日何本位と決めて撮影しないとならなかったし、ちゃんと撮れているか現像するまでわからないので心配だったし、景色を１枚でも多く撮りたいので、乗り物の中や食事などを撮影することもほとんどなかったです・・。　＊＊＊<br /><br />

２００３年３月　エディンバラから、水鳥が遊ぶ川と古い橋のあるハディントンの風景を見におでかけ

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2003/03/10 - 2003/03/10

5位(同エリア439件中)

#街歩き

エリア

その他の都市(イギリス)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

２００３年３月１０日（月）、今日は、エディンバラの東３０キロほどのところにあるハディントンHaddingtonという町にちょこっとおでかけする計画です。

朝ごはんは、さすがにアンティーク商がオーナーのB&B、いかにもな調度品が並べられた食堂で、大きなひとつのテーブルを囲んで食べます。

この日は、ヨークから来たという初老のご夫婦と一緒になりました。英語、ほとんどわからなかったですが、こちらの片言の英語で何となくコミュニケーションとれて、和やかな朝ごはんでした。
スコットランドの冬は寒いですから、暖炉もあります。

朝は、暖炉の火がつけられていました。
駅近くにある大きなバスターミナルではなく、ローカル路線の単なるバス停から乗るらしく、そのバス停がどれ（いくつかバス停があったので）なのか、困惑しながら探し回った覚えがあります。
たぶん、これは、バス停で待っているとき（ホントにここでいいのかなぁと、かなり困っていました）、バス停からの景色を写したものだと思います。
それでも、何とか正しいバスに乗ることができて、１時間余りで、ハディントンに着きました。

何という特徴のない小さな田舎町なんですけどね・・・。
平日だし、観光地でもないし、あまり人がいませんね。
記憶がもう定かじゃないのですが、かなり古そうな石造りの建造物。

セント・メアリー教会St.Mary's Churchの一部かもしれません。
古い塔みたいな建造物の前、タイン川River Tyneとナンゲート橋Nungate Bridgeが見えました。

ナンゲート橋は、１３世紀のものといわれていますが、修復の跡とみられる石の色の違いがところどころに見られます。
水鳥もたくさん泳いでいます（英国ではよく見る風景ですが・・）。
この景色を見たくて、ここの町までやって来たのです(^O^)。

あいにく、今にも雨が降り出しそうな曇天でしたが・・。
川沿いには、セント・メアリー教会が見えます。

後で寄ってみようと思います。
ナンゲート橋を背に、タイン川を左手にして、川に沿って、少し歩いてみます。
当時は、緑の芝生と川（あまり大きくない川）のある英国の風景が、私のお気に入りのひとつだったんです。
タイン川を隔てた向こう岸には、住宅が並んでいるようです。
しばらく川沿いを歩いてから、再びセント・メアリー教会のあたりまで戻ってきました。

現在の建物は、1375年（初期のセント・メアリー教会は、1356年にイギリス人によって破壊されてた）に始まって、1410年に奉献されました。その後も、1548-49年にイングランドにより、教会は部分的に破壊されました。
1970年代になり、完全に修復されたようです。

見るからに、いかにも古い歴史がありそうな教会です。
今の私なら、中ものぞいてみるのでしょうが、当時は、あまり建物の中の見学は興味ありませんでした。

ひたすら街並みをぶらぶら歩くのが好きでした。

ナンゲート橋と同様、石の色が所々で違っていて、継ぎはぎだらけって感じです。
やはり、橋の前のあの塔みたいな建造物は、教会の敷地内に関連したもののようです。
心和む風景です・・・。来てよかった〜(*^^)v。

しばらくぼーっと眺めていました。

そういえば、思っていたよりも寒くなくて、風が吹くと冷たいけれど、東京と気温があまり変わりませんでした。
ナンゲート橋を渡ります。
ナンゲート橋からの眺め。
ナンゲート橋からの眺め。
ナンゲート橋からのセント・メアリー教会。

こんな季節に英国に来たのは初めてなので、木々の緑や芝生の青さが無く、寂れた風情なのは仕方ないですね・・・。

おまけに曇天だし(T_T)・・・。
ナンゲート橋を渡った側の町中を、ちょっと散策。

っていっても、ごく普通の住宅街ですが・・・。
けっこう古そうな石造りのお家も多い。
ちょっと立派な煉瓦造りの建物。
ナンゲート橋と並行して架かっている、車も通れる大きな橋を渡り、町の中心部の方へ向かいます。
橋からの眺め。

冬の景色がこんなにも寂れているとは・・・ちょっと損した気分です。
向こうに、先ほど渡ったナンゲート橋が見えます。
町の中心部になってきたな〜という感じです。
町の中心に出ました。

前方の尖塔のある建物は、タウンハウスです。

川沿いの寂れた感じとは打って変わって、さすがに町の中心ですから、人や車の往来もあり、活気が感じられます。が、観光客はおらず、地元の人々ばかりですので、写真撮りながら歩いていると、ちょっと浮いてます。
横道。
何か歴史的な建物でしょうね・・・。
これも、たぶん何か重要そうな建物ですが・・・。
この一画は、古い立派な建物が並び、歩道がとても広く、花壇（歩道に並んでいる赤い箱みたいな形のものが花壇）まで配置されていて、安心して歩けます。

まだ、午後１時過ぎころですが、小学生くらいの子供たちが帰るんでしょうか・・・大勢歩いていました。
この建物も古めかしいです。
横道。
横道。

英国のこういう田舎の横道、大好きです。
公衆トイレを借りました。

英国では、こんな風に、トイレがきれいに飾られているのをよく見かけます。これなら、有料でも納得できます。
何かはわからないが、モニュメント。
一応、お店が並んでいます。

朝、スコティッシュブレックファーストを食べるので、お昼はお腹があまり空かず、この辺りのカフェで、ケーキと紅茶ですませた記憶があります。
建物をくり抜いたようなところを入っていくと・・・
ミッチェルズ・クローズMitchell's Closeという歴史的な建造物に囲まれた中庭のようなスペースがあります。
道路側から見たミッチェルズ・クローズ。

奥にあんなスペースがあるようには見えません。

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#街歩き

この旅行記へのコメント（6）

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唐辛子婆さん 2013/01/09 01:36:08

どうぞよろしく

こあひるさん、こんばんは

いつもご訪問＆投票ありがとうございます。

昨年、英国人のお友達が来日したのをきっかけにいつか訪問したいと思っていた英国がより身近に思えてきました。

こあひるさんの英国旅行と〜っても素敵ですね。
私もB&Bの旅が好きなので参考にさせてくださいね。

フォローもさせていただきました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

唐辛子婆

こあひるさんからの返信 2013/01/09 21:53:00

RE: どうぞよろしく

唐辛子姉さま、こんばんは〜。

英国、きっと唐辛子姉さま、好きになると思いますよ〜。緑豊かな美しいところです。

そして、フォローして頂いてありがとうございます！私の方は、フォローさせて頂いていますので、これからもどうぞよろしくお願いしますね！！

こあひる

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jackさん 2012/02/12 04:50:09

エジンバラ。なんとなくイギリスって感じがします。

こあひるさん
たくさんの訪問と投票をありがとうございます。

古いネガフィルムをデジタル化できるんですか？
良い考えかも・・・・自分でできるのかな？

アンティークなテーブル、古い橋、趣のある街並み。
イギリスって感じですね。

ＢｙＪａｃｋ

こあひるさんからの返信 2012/02/13 02:38:19

RE: エジンバラ。なんとなくイギリスって感じがします。

Ｊａｃｋさん、こんにちは。

ネガフィルムを自分でデジタル化できる機械、売ってるみたいですよ〜。

私は、自分でやるのが面倒くさいのと、たぶんうまくできないような気がして、カメラ店で有料でやってもらっています。

昔の写真は、プリントしてアルバムに整理してあるのですが、アルバムをひっぱり出してきて見ることはほとんどないし、数年ぶりに見たら、結構プリントの変色もあるので、やっぱりパソコンで見る方が簡単で綺麗だと思いまして・・・（こんな時代になるとは思わずに、プリント代に何万円もかけていたのが何だったのかと思っちゃいます・・）。

デジカメで撮った写真とはまた違う風合いで、なかなか面白いな〜と思います。ぜひ、Jackさんも、やってみたらどうでしょうか？

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パルファンさん 2012/02/08 21:31:16

優しいしあがり♪

こあひるさん　はじめまして

ネガフィルムのデジタル化って聞いているけれど・・
とっても雰囲気よくできるんですね！

風景がとっても柔らかく、まるで絵のよう〜

そう、パルファンは色を濃く使った絵は苦手で
つい淡く仕上げてしまいます。
そのイメージにピッタリの写真になっていて・・

すこし余裕ができたら、パルファンも是非やってみようと
思わせてくれた、風景の数々です！

最後になりましたが、いつも旅行記を見て下さりかつ投票ありがとうございます。

ウイーンの旅行記などゆっくりみさせて頂きます。
これからもよろしくお願いいたします♪

パルファン

こあひるさんからの返信 2012/02/08 22:06:48

RE: 優しいしあがり♪

パルファンさん、書き込み＆投票いつもありがとうございます。

そうなんですよ〜、デジタル化するとどうなるかと思っていましたが、PCで見てみたら、デジタルカメラとは違った雰囲気が出ていて、これはこれでよい感じだと思いました。プリントしたものより、絵画調ぽくなるみたいです。

パルファンさんの絵、確かにパステルで、とても優しい感じですものね。とても素敵だと思っています。

パルファンさんの旅行記も、まだ全部見終わっていませんので、ちょっとずつ楽しませていただきますね。

これからもよろしくお願いします。

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