たまにはしっぽり雪見酒...?～平湯温泉～

2011/12/28 - 2011/12/29

　相方は、雪を見ながら飲み明かしたいものだ・・・と口癖のように言い始めて早七年。

　とはいいながら、最近まで忘れていたこの口癖、旅に出ようと決めた年末のある日、突然、思い出したようです。
　
　

エリア 平湯温泉(岐阜)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

　冬の木曽路は寒そう・・・。

　でも、電車の中は、温か。

　なんだかどんどん・・・

　寒そうな景色に・・・

　ひょえ〜！

　太平洋側は寒いといっても、雪の「ゆ」の字もなかったのに！

　高山で降りた。
　
　折角なので、平湯行きのバスを一本遅らせて。

　私と相方はちじこまっているのに、
若い女性は楽しそう！

　この辺り、何度歩いたことか。

　雪の日に歩くのは初めてかな。

　お馴染みの杉玉。

　左のキロ当たり単価表示、なんの単価？
　答えは看板のとおり。

　お味噌屋さん。看板が使用済みの味噌樽から作られているみたい。

　高山まつりで使う山車倉

　さて、ぶるぶる震えながら、高山市街を歩いた後は、平湯温泉雪のバスで1時間ほど。

　バスの中も、当たり前だけど、暖かくて、心地よい揺れ。

　乗っている人たちはみんな夢心地だな、多分。

　平湯温泉のバス停。

　右の建物にはお土産屋さんとかバス乗り場のほか、公営の温泉もあるそう。

　お宿まで歩けない距離ではなかったけれど、車が迎えに来てくれた。

　本日のお宿は「深山桜庵」
　
　珍しく、相方がお宿にこだわって、旅に出る朝1時まで粘ってさがしてた（っていうか、夜中まで行き先すら決めてなかった我々。）。

　おかげでさっぱり、ほっこりいい感じの宿だった。

　温泉グッズもしっかり。

　浴衣を好きなだけ選べる。

　

　館内。
　
　改装し立てで、気持ちいい。

　室内。

　リビングセットがあって、マッサージチェアまであるので狭く見えるけれど、

　この隣に和室の寝室があって、

　左の扉は洗面所（お手洗いは心得たもので、和室の向かい）。

　その奥に、

　陶風呂。
　温泉が出るお部屋にしてもらう。

　お湯は一晩中流れていたので、贅沢すぎ。
　

　お風呂は、胸までの浅湯、首まで浸かる深湯、
仰向けで浸かる寝湯、外には広い露天風呂と桶湯。
　サウナもある。

　温泉はそれほど好きではなかったけれど、はまるものですね。

　風呂場の入って直ぐのところに、ヤクルトとか、フルーツ牛乳が氷と一緒に木桶の中に。

　夕食はホテルのダイニングにて。

　何か分かりますか？

　水琴窟。

　水琴窟もいいけど、わたしはここの床（右下）に敷かれていた石模様のカーペットに視線が釘付け。

　落ち着いた設えで、お客の互いの姿があまりきにならず

　まずはモルツで一杯！

　食前酒に金柑酒。この季節にぴったり。

　先付け（写真右端）は、寒筍野菜の含ませ煮。

　前八寸は、
・青味大根
・つぶ貝松葉串
・せりの塩麹漬け
・子持ち昆布
・蓮根はさみ揚げ
・鶏松風
・大葉百合根イクラ添え

　

　お造りは、
・トロサーモン、
・鰆子付け
・鰤、烏賊、小鯵のこぶ締め、蒟蒻

　お山の宿でいただいたからか、蒟蒻が一番ヒット！

　これはお気に入りの一品。

　海老芋アボガド葛饅頭。

　焼き物は、炭火で飛騨牛やお野菜をじうじう焼きながら。

　私的には、一口サイズの五平餅に舌鼓。

　雪見酒って言ったら、熱燗かと思っていたのに。

　飛騨牛。
　はさみでざっくり切って、焼く。

　お肉には朴歯味噌をつけるのがお薦めだそう。

　ちょっと甘いので、わたしたちは山葵醤油で。

　追肴

相方は鮑茸の茶碗蒸し

私は蕪のゆず味噌鋳込み

　一口サイズの柚子稲荷に鰻おこわと壬生菜飯（それぞれ選べる）。

　ご飯を滅多に食べない相方、壬生菜飯をかっ喰らってた。

　スイーツは、冬苺やカボチャのカステラなど。

　お腹いっぱいになって、ふーらふら、貸切風呂への長廊下を歩いてみたり。（相方、完全におじーさん化。頭にぼかし入れました）

　この廊下、実質、外だったので激寒！

　

　・・・とかアホなことをやっていたら、
ホテルのロビーで高山ラーメンの無料サービスがあるというので。

　食べすぎ。

　でも、あっさりして、つるっと。

　ダイニングで食事していた皆さん、ほとんど全員、食べていたかも。

　・・・そういえば、一晩中、雪見酒というのは・・・？　

　・・・朝になっていて、

　また食べる！

　旅の朝ごはんって、かなり進む。

　朝食は、雪の見える窓際のカウンター席で。

　贅沢やね。

　ガスっているけれど・・・

　あ、ちょっと晴れてきた。

　チェックアウトしている間に、
相方が撮っていた。

　写真なんて撮らない人なのに。

　晴れてよかった。