2012/01/17 - 2012/01/17
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mimicatさん
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「麒麟の翼」を読んで思いついた七福神めぐりなんで、後篇の表紙は日本橋の麒麟像。この像は狛犬のように対で阿吽になってます。
水天宮で折り返し、新日本橋方面へ向かいます。
ところで、七福神を検索してみると;
福をもたらす神として信仰される七神。普通、恵比寿(須)、大黒天、毘沙門天、弁財天、寿老人、福禄寿、布袋様を言い、恵比寿の清廉、大国の有徳、弁財天の愛敬、毘沙門天の威光、寿老人の長寿、福禄寿の人望、布袋様の大量を七福神が表します。
と某神社のページにありました。
今年は良い事あるかなぁ〜。
コース
人形町駅→笠間稲荷神社→末廣神社→松島神社→水天宮
茶の木神社→小網神社→椙森神社→宝田恵比寿神社→小伝馬町駅
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
PR
-
水天宮前の大きな交差点。
向かいには人形焼きの重盛。
ドラマ「新参者」で阿部さんの加賀刑事がここの人形焼き買ってましたね。 -
次の神社へ行くために大通りから離れ、てくてく。
ここは粕漬けの魚で有名なお店。
確か近所にここの商品を定食にして出している所があると聞いたけど、場所は知らない。
探して一度食べてみたいなぁ。 -
さぁ、次の神社を見つけました。
-
5社目 茶の木神社 人形町1-12-10
布袋尊
周囲の茶の木が名の由来となった神社。
又、佐倉城主の屋敷内はもとより、町方にも火災がなかったことで、火伏の神とも崇められた。
布袋尊は福徳円満の神として広く信じられている。 -
こじんまりとしているけど、ナカナカ立派なお社です。
喧嘩と火事は江戸の華。
火伏せの神様で霊験あらたかだったなら、それはそれは信仰を集めたでしょうね。
今も、この辺りはビルが立て込んでいるので、火事は怖い。
火伏せの神様、宜しくお願いします。
お稲荷さんだし、商売繁盛もついでにヨロシク。 -
手水舎はこんな感じでシンプル。
この周りの緑がお茶の木なのかな? -
社務所自体が見当たらないように思うのだけど。
-
布袋さんはどこにも見えないけど、お稲荷さんはひときわ鮮やか。
こちらのお狐様が押さえているのは何だろう?
四角い棒? -
隠れ稲荷もおりまする。
おー、おしゃれ〜。
お狐様は爪のお手入れも抜かりなし。 -
こちらは玉ですね。
-
親子丼が有名な「玉ひで」。
忘年会で来た事あるな〜。 -
「玉ひで」も老舗だけど、この洋食屋さんも明治の終わりからですから、かなりですよね。だって、江戸時代は「洋食」ってないもんねぇ。
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甘酒横丁をどんどん日本橋方面へ歩いて行くと、「谷崎純一郎生誕の地」碑がありました。
幻のようかん「細雪」
ちょっと気になる。 -
で、足元の看板は「にんぎょう町 谷崎」
ここ、谷崎って料理屋さんの前でした。 -
あっ、ここがイートインコーナーかぁ。
う〜ん、昼休みに遠征して来るにはちょっと遠すぎだなぁ〜。 -
白椿の坪庭風が風情があります。
-
6社目、小網神社 小綱町16-23
福禄寿
稲荷大神を主祭とし、527年前に鎮座した歴史的に古い
お社。5月の大祭では東部有数の神社大御輿で賑う。
11月末に繰り広げられるどぶろく祭りは奇祭としてとみに
有名。
なお、福禄寿は福徳長寿の神、また弁財天は営業隆昌、学芸成就の神として、親しまれている。 -
生命保険会社の大きなビルを回り込んだところにありました。
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「東京下町八福神」ってぇのもあるんですね。
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ビルの谷間にあるけれど、立派な神社です。
屋根の形が格式高い感じ。
後でネットで検索したら、この神社、500年以上まえからの古い神社だそう。
いやぁー、お見逸れしました。 -
福禄寿だけど、なぜかここにあるのは銭洗い弁天。
弁天さんも同居? -
こちら手水舎。
〆縄もしっかり。
柄杓も多くて、参拝者が多いんだなぁ〜と思われます。 -
本殿の飾り彫りが素敵。
これは龍と言うより獅子のように思うので、残念ながら表紙にはならず。 -
真ん中には龍。
あー、ちょっと暗い。
でも、神社にフラッシュ焚くのは遠慮したい(小心者なので)。 -
小網神社は強力なパワースポットに建っているそうですよ。
この神社にお参りしてから出征した人は全員無事に帰還したとか。 -
イチオシ
小網神社から江戸橋北の地下道、お話の中で被害者が刺された場所はすぐ近くです。
「刺された現場から証券会社の横の道を日本橋まで歩く」のは可能。確かにあまり人が通らない道なので目撃者少ないかも。
第一発見者が詰めている交番もちゃんとあります。
東野さんはちゃんと取材して書いてるんですねぇ(当たり前か)。
因みに、現在映画のプロモーション中の為か、夜になると日本橋の麒麟像のうちの1体にスポットライトが当たっています。
被害者が倒れたのはこの麒麟の下なんだろうなぁ、と想像させてくれます。
橋のたもとの老舗布団屋さんには映画の大きな宣伝物が貼ってあります。 -
こういう提灯はお江戸の神社に似合いますね。
-
こういう提灯も良いよなぁ。
-
鮨屋かな?
映画のポスターが貼ってありました。 -
さて、人形町を離れて小伝馬町駅方面へ歩きます。
恵比寿さんだけ少し離れてるんですよ。てくてく。 -
7社目、椙森神社 堀留町1-10-2
恵比寿神
柳森、鳥森とともに江戸三森。
聖徳太子がはじめて市を立てた際、市の守護神として仰ぎ、商売の神、福徳の神とあがめたことに由来。
10月の恵比寿神大祭は毎年盛大に盛り上がっている。 -
えぇー!? 法隆寺級?恐ろしく古い。
けど、聖徳太子が関東まで下って来たとは思えないよぉ?
この説明は恵比寿神についてなのかな?
別のサイトによるとー;
「椙森神社は、社伝によれば平安時代に平将門の乱を鎮定するために、藤原秀郷が戦勝祈願をした所といわれています。
室町中期には江戸城の太田道灌が雨乞い祈願のために山城国伏見稲荷の伍社の神を勧請して厚く信仰した神社で、江戸時代には、江戸城下の三森(烏森神社、柳森神社、椙森神社)の一つに数えられ、椙森稲荷と呼ばれて、江戸庶民の信仰を集め、当たりくじ富興行も行われました」
やっぱり、聖徳太子はちょっとねぇ〜。
時代は下ったけど、それでも平将門だもんなぁ。
将門は大手町に首塚がありますね。またもや大河ドラマか。
それにしても、鎌倉幕府より前ですよ!
軽く千年前かい。そんなに古くて由緒正しかったのかー。
いやぁ〜、そうかー、お見逸れしました。(今日何回目?)
いつも素通りしてたけど、今後は時々お参りに来ますよ。 -
こちらが手水舎。
各神社、性格なのかな、手水舎の趣が違うのが面白くて、ずっと撮り続けて来ましたが、全く同じってのは1つもなかったね。
こちらのは、なんか屋根の色が他と違う。
コンクリート製? -
手水舎の隣の石碑は富塚です。
富くじ興行を記念して、後世になってからこの塚を建てたそうですが、日本に富塚はここにしかないそうです。
宝くじに当たるように、さぁー拝んどこ、拝んどこ。 -
本社殿。
鳥居は向かい合う様に2つありました。
正面と裏口?
あ、いや、両A面か。 -
江戸三森って、御三家みたいなモンなのかな?
烏森は新橋。JR新橋駅に烏森口ってあるくらいだから。
柳森は神田にあるそう。
3つとも、基本はお稲荷さんなので、商売繁盛に御利益があるんでしょうね。
それぞれビジネス街だし、御利益欲しいっすよ。 -
狛犬が居た。
こちらも親子連れ。 -
シンプルな玉を抱えた狛犬さん。
なんかケンケンを彷彿とさせるのは、少し笑っているように見えるからかな? -
この神社の敷地の半分は駐車場です。
駐車場の中に神楽殿。不思議―。 -
こんな感じで、ビルの裏に隠れてるけど、1000年を超える古刹ですからね。
ちょっと心を入れ替えよう。 -
この辺りにも老舗があります。
このブラシ屋さん、時々TVの撮影隊が来てました。
あ、そういえば人形町駅の近くの「うぶけや」さんを撮るの忘れたなぁ。
ドラマ「新参者」に出てきた刃物やさんです。古い看板が素敵なんだけどな。 -
あれー、珍しい、人がいっぱいいる。
-
ラスト、8社目。 宝田恵比寿神社 本町3-10-11
恵比寿神
宝田村の鎮守は、元々は皇居前にあった。
祭壇の中央に安置される恵比寿神像は、慶長11年三伝馬取締役・馬込勘解由が徳川家康からこれを受け、運慶作とも左甚五郎作とも伝えられる。
1月20日初恵比寿、10月19日・20日には商売繁盛を祈る恵比寿講が開かれている。 -
運慶作だの左甚五郎だの、とても想像できない。
べったら市の時にはお化粧されてキレイになるけど、普段はプレハブ作りの神社かと思うくらいのところなのに。
大抵無人だし。居ても近所の人が「商売繁盛」祈願に1人とか。
それなのに、今日は参拝人が多いー。
マスメディアの力ってコワイ。 -
手水舎か?
水ないよ。 -
10月19&20日のべったら市の時は今でも大賑わいです。
この写真はべッタラ市の時の提灯。
ビルの4階くらいの高さに吊られる大きな立派な提灯です。
神社はいわゆる「パワースポット」に建てられるのだと聞いた事があります。
その土地に力があって、だから人が引き寄せられるそうな。
こんな小さな神社だけれど、秘めたる力は大きいのだろうなぁと思う事にしよう。
そうでなければ江戸やそれ以前から現代までずっと生き残っていけないよねぇ。 -
黒エビス。あー、ビールが飲みたい。
そういえば他の神社は基本がお稲荷さんだったりするけど、宝田恵比寿神社は恵比寿一筋、潔いね。
関西では「商売繁盛で笹持って来い!」の十日戎はとってもポピュラー。
お稲荷さんもえべっさんも商売繁盛の神様。今も昔も、やっぱり景気が皆の一番の関心事なんですよね。 -
こちらも映画のポスターが貼ってあります。
ここはお話の中に出てくるお店。 -
団体さんが歩いております。
-
この中の売店で被害者が何かお買い物をするのですよぉ。
私も買ってみようかと思ったんだけど(本当にその商品はあるのかな?)、団体が入ったばっかりで混雑してそうなのでパス。 -
創業1653年ですって。
来年は360周年記念ですね。 -
歴史ありますね。
-
日比谷線小伝馬町駅へ向かいます。
小伝馬町から続けてそのまま歩くとJR馬喰町駅、右へ曲がって浅草線東日本橋駅、その近くに薬研掘不動尊があります。
目黒、目白と江戸3不動と言われるくらい名高いですが、最初見た時ビックリしたくらい小さい。小さな、小さな、ビルの谷間のお不動様です。
スカイビルが見下ろす東京の町。
江戸の名残は思っているよりも沢山ありますね。 -
スタートが人形町駅裏のお稲荷さんだったので、お終いも番外編で。
小伝馬町駅の近くには、江戸幕府最大の牢屋、伝馬町牢屋敷の跡があります。
ドラマ「仁-jin」で仁先生が放り込まれてたの見たら、劣悪な環境だったみたいですね。
今はお寺と公園になっています。
こちらがその公園、十思公園
冠木門が風情のある素敵な入口。 -
中に「時の鐘」があります。
石町にあった時を告げる鐘。
江戸の町が広がるにつれ、あちこちに出来ましたが、この鐘が最初の鐘だそうです。石町からここへ移動してきたそうです。 -
赤い文字がおどろおどろしい。
-
牢屋敷が無くなった後も、この土地はずっと空き地だったそうです。
やっぱり、怖いもんねぇ。
冤罪沢山あったろうし、確実に恨みのこもった霊が居るよね。 -
こういう場合は神社じゃなくてお寺ですね。
大安楽寺というお寺が建っています。 -
別の日に、新参者に出てくる「黒茶屋」へ行ってきました。
黒木メイサさんがバイトしていた店です。
本名は「カフェ紅」。「紅」と書いて「もみ」と読みます。
本日の日替わりランチ「がんもどきの野菜あんかけ」食べて来ました。
とってもヘルシー。
ランチタイムは女子ばかりで満員でございました。
話題は「麒麟の翼」。映画にも出てきたのかな。
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