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12月23日、商業貿易漢語班学期末試験が終わった。<br /><br />中国語のレベルは上級の上の段階まで終了した。<br /><br />体調には波があり、ちと不安はも残るが、一応リハビリは終わったということで、すべてが終了した。<br /><br />広州のアパートは2月まで借りた。ビザは3月13日までの期限。<br /><br />散歩をしながら考えてみた。<br /><br /><br /><br /><br /><br />チーナン大学華文学院での留学諸経費<br /><br />商業貿易中国語半年コースを採る際にかかった費用<br />・授業料(9月から12月まで4ヶ月間):9,350元(手続き費500元)<br />・宿泊費: 4,800元(800元×6ヶ月)<br />・教科書代:158元<br />・学生ビザ取得費:400元<br /><br /> コース費用計:14,550元<br /><br />毎月の生活費<br />・飲食費:40元×30日=1,200元<br />・電気料、水道費、インターネット接続費:120元<br />・雑費:200元<br /><br /> 計:1,520元 / 6ヶ月間合計:1,520元×6=9,120元<br /><br /><br />6ヶ月間コースにかかる総費用:23,670元<br /><br />※ 南寧や昆明に比べると、約6,500元をオーバーしているが今回は2月まで住む予定でアパートを借りたので1ヶ月多い6ヶ月間の生活費。<br /><br /><br />円換算は下記URLにてお願いします。<br />http://ja.exchange-rates.org/<br /><br />旅する&quot;ワケ&quot;<br />http://4travel.jp/traveler/ichayaiouno/album/10448441/<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

心の旅 中国 広州 さてこれからどうしよう?

7いいね!

2011/12/23 - 2011/12/23

501位(同エリア1276件中)

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27

Tosh

Toshさん

12月23日、商業貿易漢語班学期末試験が終わった。

中国語のレベルは上級の上の段階まで終了した。

体調には波があり、ちと不安はも残るが、一応リハビリは終わったということで、すべてが終了した。

広州のアパートは2月まで借りた。ビザは3月13日までの期限。

散歩をしながら考えてみた。





チーナン大学華文学院での留学諸経費

商業貿易中国語半年コースを採る際にかかった費用
・授業料(9月から12月まで4ヶ月間):9,350元(手続き費500元)
・宿泊費: 4,800元(800元×6ヶ月)
・教科書代:158元
・学生ビザ取得費:400元

 コース費用計:14,550元

毎月の生活費
・飲食費:40元×30日=1,200元
・電気料、水道費、インターネット接続費:120元
・雑費:200元

 計:1,520元 / 6ヶ月間合計:1,520元×6=9,120元


6ヶ月間コースにかかる総費用:23,670元

※ 南寧や昆明に比べると、約6,500元をオーバーしているが今回は2月まで住む予定でアパートを借りたので1ヶ月多い6ヶ月間の生活費。


円換算は下記URLにてお願いします。
http://ja.exchange-rates.org/

旅する"ワケ"
http://4travel.jp/traveler/ichayaiouno/album/10448441/






旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 12月23日、期末テスト最終日。<br /><br />「今日で最後の登校」だと思うとちとさびしいような気がする。<br /><br /><br />「聴(ティン=リスニング)説(シュオ=スピーキング)」のテストがお昼前にあるのみ。<br /><br />聞けず、しゃべれずの自分。一番苦手とするテストだ。<br /><br />合格は60点。リスニングの部分の内容を丸暗記するしか手は無い。<br /><br />リスニングが始まり、会話の録音も聞かずに片っ端から答えを書いていると、<br /><br />「まだ、そこまでいってないよ」<br /><br />と、教科担任から突っ込みが入る。<br /><br />…テストなんてどこからはじめたってかまわないだろうに…なんか変…共産主義のテストって、順序良く答えを書いていかなければならないのか?…<br /><br />リスニングの部分が終わり、スピーキングが始まる。<br /><br />ここのスピーキングのテストのやり方は面白かった。<br /><br />テストは視聴覚室で行われたのだが、問題用紙が配られ10分間準備時間を与えられ、その後全員がマイクに向かって話し出した。内容は文の音読と、3つの内容のテーマから一つ選び、自由にスピーチするものだった。自分は「広交会で印象に残ったこと」と合ったのでそれを選んだ。<br /><br />必死になって文を読み、広交会の感想を述べた。そして、<br /><br />やっと終わった!さあ、帰ろう!<br /><br />と思い、周りを見回すと、自分一人しか残っていなかった。<br /><br />やっぱ、俺って読むのも話すのも一番遅いわけね。ははは…<br /><br />

    12月23日、期末テスト最終日。

    「今日で最後の登校」だと思うとちとさびしいような気がする。


    「聴(ティン=リスニング)説(シュオ=スピーキング)」のテストがお昼前にあるのみ。

    聞けず、しゃべれずの自分。一番苦手とするテストだ。

    合格は60点。リスニングの部分の内容を丸暗記するしか手は無い。

    リスニングが始まり、会話の録音も聞かずに片っ端から答えを書いていると、

    「まだ、そこまでいってないよ」

    と、教科担任から突っ込みが入る。

    …テストなんてどこからはじめたってかまわないだろうに…なんか変…共産主義のテストって、順序良く答えを書いていかなければならないのか?…

    リスニングの部分が終わり、スピーキングが始まる。

    ここのスピーキングのテストのやり方は面白かった。

    テストは視聴覚室で行われたのだが、問題用紙が配られ10分間準備時間を与えられ、その後全員がマイクに向かって話し出した。内容は文の音読と、3つの内容のテーマから一つ選び、自由にスピーチするものだった。自分は「広交会で印象に残ったこと」と合ったのでそれを選んだ。

    必死になって文を読み、広交会の感想を述べた。そして、

    やっと終わった!さあ、帰ろう!

    と思い、周りを見回すと、自分一人しか残っていなかった。

    やっぱ、俺って読むのも話すのも一番遅いわけね。ははは…

  • さあて、お昼でも食べて帰るか!<br /><br />と思い食堂の前まで行くと、<br /><br />ビビビ!<br /><br />電話がかかって来た。<br /><br />…一体何事?皆でランチタイム?…<br /><br />と思って出てみると、<br /><br />「録音が出来なかったらしい、もう一度録音するので教室に戻って!」<br /><br />とのことだった。<br /><br />教室に戻ると、同窓生がズラーリと座っていた。<br /><br />バツが悪いので、「ヘヘヘ」と笑ってごまかし、席に着く。<br /><br />再び録音し、<br /><br />さあ、帰ろう!<br /><br />と思い、廊下に出ると、隣室に同窓生がたまっていた。<br /><br />ここで録音の確認をしていた。<br /><br />…ってな具合で、えらい時間はかかったものの、どうにか終了した。<br /><br />さあて、食堂で遅い昼食を食べて帰ろう!<br /><br />と思ったら、途中、クーリヤが、<br /><br />「今日はサイゼリアに行って皆でお昼を食べよう!」<br /><br />と言い出し、結局、この食堂には行けず終い。<br /><br />食堂用のカードには、まだ1食分残っている。<br /><br />まあ、明日来ればいいか!<br />

    さあて、お昼でも食べて帰るか!

    と思い食堂の前まで行くと、

    ビビビ!

    電話がかかって来た。

    …一体何事?皆でランチタイム?…

    と思って出てみると、

    「録音が出来なかったらしい、もう一度録音するので教室に戻って!」

    とのことだった。

    教室に戻ると、同窓生がズラーリと座っていた。

    バツが悪いので、「ヘヘヘ」と笑ってごまかし、席に着く。

    再び録音し、

    さあ、帰ろう!

    と思い、廊下に出ると、隣室に同窓生がたまっていた。

    ここで録音の確認をしていた。

    …ってな具合で、えらい時間はかかったものの、どうにか終了した。

    さあて、食堂で遅い昼食を食べて帰ろう!

    と思ったら、途中、クーリヤが、

    「今日はサイゼリアに行って皆でお昼を食べよう!」

    と言い出し、結局、この食堂には行けず終い。

    食堂用のカードには、まだ1食分残っている。

    まあ、明日来ればいいか!

  • 23日は、昼ばかりでなく夜も皆で集まった。<br /><br />最後にお別れの撮影会。

    23日は、昼ばかりでなく夜も皆で集まった。

    最後にお別れの撮影会。

  • 宴の後は、KTV(カラオケ)。<br /><br />KTVに行くと、翌日はクリスマス、店員さんが衣装や帽子をかぶって雰囲気を盛り上げてた。<br /><br />いつもは行かないが、この日は行くことにした。<br /><br />リハビリが順調だったか確認したい。<br /><br />病気になってからは、刺激が全てと言っていいほど頭痛に変った。<br /><br />話を聞いていると頭痛、酒を飲むと頭痛、大きな音が聞こえるとこれまた頭痛、エッチな映像や画像を見ると頭痛、疲れてもお腹が空いても全て頭痛。<br /><br />そして、翌日から数日間寝込んだ。<br /><br />無理をして移動すると、寝込む期間が長くなった。<br /><br />酒を再び飲める喜びを感じたのは4月に実家に帰ったとき。<br /><br />今回は、酒を飲んだ上に夜更かししてカラオケに行く。<br /><br />正直一寸、不安な気持ちだった。<br /><br />まあ、いいさ、もう学校に行く必要も無いわけだから。

    宴の後は、KTV(カラオケ)。

    KTVに行くと、翌日はクリスマス、店員さんが衣装や帽子をかぶって雰囲気を盛り上げてた。

    いつもは行かないが、この日は行くことにした。

    リハビリが順調だったか確認したい。

    病気になってからは、刺激が全てと言っていいほど頭痛に変った。

    話を聞いていると頭痛、酒を飲むと頭痛、大きな音が聞こえるとこれまた頭痛、エッチな映像や画像を見ると頭痛、疲れてもお腹が空いても全て頭痛。

    そして、翌日から数日間寝込んだ。

    無理をして移動すると、寝込む期間が長くなった。

    酒を再び飲める喜びを感じたのは4月に実家に帰ったとき。

    今回は、酒を飲んだ上に夜更かししてカラオケに行く。

    正直一寸、不安な気持ちだった。

    まあ、いいさ、もう学校に行く必要も無いわけだから。

  • はじめから皆ぶっ飛ばしてカラオケを始めた。<br /><br />曲を入れる入れる、歌う順序などお構いなし、一人で何曲続けて唄ってもお構いなし。<br /><br />特にクーリアはマイクを掴みっぱなし。<br /><br />「クーリヤ、コートの下にはもうカラオケ用衣装まで着てたんだね!」<br /><br />これは御見それしやした!

    はじめから皆ぶっ飛ばしてカラオケを始めた。

    曲を入れる入れる、歌う順序などお構いなし、一人で何曲続けて唄ってもお構いなし。

    特にクーリアはマイクを掴みっぱなし。

    「クーリヤ、コートの下にはもうカラオケ用衣装まで着てたんだね!」

    これは御見それしやした!

  • 大きな音を聞いて頭が痛くならなくなった。うれしい。

    大きな音を聞いて頭が痛くならなくなった。うれしい。

  • 他の人たちは、こんな風に思い思いに時間を過ごしていた。<br /><br />一番盛り上がったのは、韓国の陳が「少女時代」の「Gee」を歌ったときかな?<br /><br />会場で皆が総立ちして踊りまくっていたっけ。<br /><br />俺は?…乗りに付いていけなかった。歳だな。<br /><br /><br />カラオケが終わり、外に出てから急に頭が痛く鳴り出した。<br /><br />翌日ダウン。<br /><br />…やっぱ、完全に回復したとはいえないのかなあ…

    他の人たちは、こんな風に思い思いに時間を過ごしていた。

    一番盛り上がったのは、韓国の陳が「少女時代」の「Gee」を歌ったときかな?

    会場で皆が総立ちして踊りまくっていたっけ。

    俺は?…乗りに付いていけなかった。歳だな。


    カラオケが終わり、外に出てから急に頭が痛く鳴り出した。

    翌日ダウン。

    …やっぱ、完全に回復したとはいえないのかなあ…

  • 後日、試験の結果が返ってきた。<br /><br />4教科の平均は85点に微妙に達しないくらいだった。結局どこへ行っても自分の成績はこんな感じかな。自分の中では、75点取れていれば授業を理解していると認識している。これに5点足して80点を目標の点数としていた。ま、これを超えたので上出来かな。<br /><br /><br />学期中はいろいろあったっけなあ。<br /><br />何よりも衝撃的だったのは、「精読」の成績だった。学期末前までに2回あったんだけど、1回目は50点台半ば、2回目は60点をわずかに超える程度。マジ難しい事を実感。「学校が定める合格点は60点、期末に取れるだろうか」とあせって、11月の半ばから無我夢中で勉強を始めたっけ。<br /><br /> そういえば、これに限らず、どのテストも平均して難しかったらしい。試験中ははカンニングの嵐だった。別にできなければそのまま提出すればいいのにと自分は思ったが、彼らはものすごく点数を意識していたっけ。まあ、それも仕方ないか、世界に広まる華僑のお嬢ちゃんお坊ちゃんたち。お国ではエリートで優秀な生徒だったんだろうから。でも、カンニングしてまでも点数を取りたいかなあ? 10人くらいだったっけなあ固まって情報交換をしてた。また、中国では先生もカンニング常識なのか、それを見て見ぬふりしてたっけ。でも、学期末は珍しくしっかりと監督してたっけ。あの時は皆、カンニングできずにあせっていたっけなあ。<br /><br />中国語学習を終えて<br /><br /> 学習は予定よりも1学期少ない3学期で全て完結した。これは意図したことではなく、たまたまだった。クラスを選択する目安は、「総合(精読)」の教科書を見て半分くらい理解できるかというもの。勉強はきついかもしれないが、予習をすれば授業についていける自信はあった。その結果、こうなった。<br /> 一番苦しかったのは2学期目、昆明で中級を勉強した時かな。あの時は必死になって四声やピンインと格闘していたっけ。中国語を聞いても右から左へ抜けて頭の中に意味が残らないし、話をしてもあまり通じなかった。たぶんこれは日本人が抱えている問題なのだろうと感じた。レベルは同じ、しかもテストの点数はクラスの中でトップの方なのに、コミュニケーション能力はとっても低いという人が多いものな。<br /> 正直言うと、学習が終わっても今でもコミュニケーションには自信がない。自分には点数に表れているほどコミュニケーション能力は無いだろう。会話は前もって準備できない、その場で話を聞いて、音から意味を捉える事が出来ないことが多い。加えて、自分の意見や感情を述べるときなど、一寸難しい内容の文句を組み立て、音として放つまでには時間がかかる。しかも言い慣れない言葉を使うと話の内容が全く伝わらない事が多いのだ。<br /> 先生や友人にこのことを話すと、「地元の人との交流」が必要だとか、「映画に字幕中国語の字幕がついているから、映画を見ろ」とか言われる。なので、これをたびたび実施した。でも更に問題点が出てきた、まずは「交流」、学校には中国人の学生が少し居るのかも知れないが見たことがない。また、交流の機会がない。やっと話相手を見つけるものの、ここは広州、広東語が基本、標準語ではしゃべってくれるものの訛りがきつくて聞き取れないことがたびたび。加えて、内容が深くなると、専門用語も出てくる。それを説明するがチンプンカンプン。次に映画鑑賞。音を聞きながら字幕を追うことはできても一方通行。スピーキングは鍛えられないといった状態だ。<br /> この部門においては更に向上が必要だ。でないと、中国人と一緒に仕事することなんて無理だろう。<br /><br />…コミュニケーション能力を鍛えてくれる学校、そして出来れば、地元の人たちが比較的きれいな言葉を話すところはどこかにないなのだろうか…<br /><br />というのが、全ての学習を終えての感想かな?何も分からず始めた中国語。今は弱点が見える、そして次の学習への対策が練れるレベルにまで達したのだなと実感した。<br /><br />次の段階も中国語学習。これもこれからの選択肢に入れておこう。<br /><br />あ、そういえば、3つの街での学校生活についての比較感想がまだだったので、ここで述べておこう。<br /><br />まずは、南寧は広西民族大学。南寧は中国の東南アジアだった。物価は番安かった。街を歩く人たちの様子を見ていると、ゆったりとしたのんびりしていて、中国の東南アジアという感じ。ただ一寸、街の中に中古車が多いせいか、街の中の排気ガスにはうんざりした。学校はアットホームな雰囲気。生徒や先生はとてもフレンドリーだった。皆で集まって一緒にご飯を作り、たべたっけなあ。汚点は、ビザの扱いについて学校側に知識が無かったことと、授業変更がたびたびあったことかな。人との交流を楽しみながら、ゆったりと生活を優先に留学するには最高の場所だろう。<br /><br />次に、昆明は雲南師範大学。高原都市の昆明は、緑豊かで空気がとってもキレイな街。周りは観光地だらけ。加えて、少数民族もたくさん住んでいる。気候が穏やかだったためか、季節の変わり目に風邪を引かなかったなあ。欠点は強いて挙げれば、棲家と食べ物。一般的なアパートにはエレベーターも湯沸かし器も無い。食べ物は辛い食べ物が主流。学校は、ビザについて扱い慣れていた。ただ前の学校での学習修了書が必要だったので、FAXで送ってもらったけ。システムが完璧な一方、教師陣はあまりよくなかった、4教科中、2教科で教師が途中交代、特に口語の教師は他の複数のクラスでクレームが付いて交代。途中交代はしなかったが、総合の教師は質問をされるのが嫌いだし、とても感情的。加えて西洋人第一主義。加えて、リスニング以外の教師たちは良く遅刻してくる。この学校は自然が好きで旅行が好き、観光第一、学習第二、スムーズにビザを取って長期滞在周末旅行という人にお勧めかな。<br /><br /> 最後に、広州はチーナン大学。広州は華南の中心。ここにはJUSCOやファミマといった日本で見慣れたお店が目立つ。日本の生活に一番近い生活ができた。当然のことながら、交通も発達していて、街へ出るにも、海外旅行をするにもとても便利だった。食べ物も自分に合っていた。安くておいしいお店屋さんを結構な割合で見つけることができた。欲しいものは全てそろう。ただ、物価が高い。車が多くて自然がないためか空気も悪い。学校はというと、学費が高いだけあって、けっこう良い教師がそろっていた。分からないところは質問をすると、どの教師も教えてくれた。校舎が小さいという点、1クラス39人といった大人数な点、講義形式で口語の練習の場が少ない点、多くの国から人は来ているが、殆どが海外に住む華僑な点といったことが気になった。特に、海外に住む中国人は各々の国ではエリートではあるが、粗野でプライドが高かった。数人の成人クラスメートに、名前の後ろに「先生(さん)」ではなく、「叔叔=シュシュ(おじさん)」を付けて呼ばれていた。呼びつけで良いから名前で呼んでくれと言っても無視されていたっけなあ。相手のことなど考えず、彼らは自分たちの呼びたいように呼んでいたっけ。東アジア特有の年齢的な壁を強く感じた。また、自分以外の一人の友人をダシにして皆を笑わせたりといういやな習慣もあった。ここではずっと忘れていた嫌なほうの日本人の風俗習慣化を思い出してきた。ここは口語以外の勉強をみっちりしたい人向きの大学であろう。また、東南アジアで力を持っている華僑と知り合いたい人にもお勧めかな。<br /><br />それぞれ、3つの大学には特徴があった。自分としては、昆明に広西民族大学があって、チーナン大学の教師人がいるというのが理想かな。まあ、無いものねだりだね。ははは。<br /><br /><br />とりあえず、一息入れて、インスピレーションが沸いたので散歩でもしよう。<br /><br />この地下鉄駅の近くにある…

    後日、試験の結果が返ってきた。

    4教科の平均は85点に微妙に達しないくらいだった。結局どこへ行っても自分の成績はこんな感じかな。自分の中では、75点取れていれば授業を理解していると認識している。これに5点足して80点を目標の点数としていた。ま、これを超えたので上出来かな。


    学期中はいろいろあったっけなあ。

    何よりも衝撃的だったのは、「精読」の成績だった。学期末前までに2回あったんだけど、1回目は50点台半ば、2回目は60点をわずかに超える程度。マジ難しい事を実感。「学校が定める合格点は60点、期末に取れるだろうか」とあせって、11月の半ばから無我夢中で勉強を始めたっけ。

     そういえば、これに限らず、どのテストも平均して難しかったらしい。試験中ははカンニングの嵐だった。別にできなければそのまま提出すればいいのにと自分は思ったが、彼らはものすごく点数を意識していたっけ。まあ、それも仕方ないか、世界に広まる華僑のお嬢ちゃんお坊ちゃんたち。お国ではエリートで優秀な生徒だったんだろうから。でも、カンニングしてまでも点数を取りたいかなあ? 10人くらいだったっけなあ固まって情報交換をしてた。また、中国では先生もカンニング常識なのか、それを見て見ぬふりしてたっけ。でも、学期末は珍しくしっかりと監督してたっけ。あの時は皆、カンニングできずにあせっていたっけなあ。

    中国語学習を終えて

     学習は予定よりも1学期少ない3学期で全て完結した。これは意図したことではなく、たまたまだった。クラスを選択する目安は、「総合(精読)」の教科書を見て半分くらい理解できるかというもの。勉強はきついかもしれないが、予習をすれば授業についていける自信はあった。その結果、こうなった。
     一番苦しかったのは2学期目、昆明で中級を勉強した時かな。あの時は必死になって四声やピンインと格闘していたっけ。中国語を聞いても右から左へ抜けて頭の中に意味が残らないし、話をしてもあまり通じなかった。たぶんこれは日本人が抱えている問題なのだろうと感じた。レベルは同じ、しかもテストの点数はクラスの中でトップの方なのに、コミュニケーション能力はとっても低いという人が多いものな。
     正直言うと、学習が終わっても今でもコミュニケーションには自信がない。自分には点数に表れているほどコミュニケーション能力は無いだろう。会話は前もって準備できない、その場で話を聞いて、音から意味を捉える事が出来ないことが多い。加えて、自分の意見や感情を述べるときなど、一寸難しい内容の文句を組み立て、音として放つまでには時間がかかる。しかも言い慣れない言葉を使うと話の内容が全く伝わらない事が多いのだ。
     先生や友人にこのことを話すと、「地元の人との交流」が必要だとか、「映画に字幕中国語の字幕がついているから、映画を見ろ」とか言われる。なので、これをたびたび実施した。でも更に問題点が出てきた、まずは「交流」、学校には中国人の学生が少し居るのかも知れないが見たことがない。また、交流の機会がない。やっと話相手を見つけるものの、ここは広州、広東語が基本、標準語ではしゃべってくれるものの訛りがきつくて聞き取れないことがたびたび。加えて、内容が深くなると、専門用語も出てくる。それを説明するがチンプンカンプン。次に映画鑑賞。音を聞きながら字幕を追うことはできても一方通行。スピーキングは鍛えられないといった状態だ。
     この部門においては更に向上が必要だ。でないと、中国人と一緒に仕事することなんて無理だろう。

    …コミュニケーション能力を鍛えてくれる学校、そして出来れば、地元の人たちが比較的きれいな言葉を話すところはどこかにないなのだろうか…

    というのが、全ての学習を終えての感想かな?何も分からず始めた中国語。今は弱点が見える、そして次の学習への対策が練れるレベルにまで達したのだなと実感した。

    次の段階も中国語学習。これもこれからの選択肢に入れておこう。

    あ、そういえば、3つの街での学校生活についての比較感想がまだだったので、ここで述べておこう。

    まずは、南寧は広西民族大学。南寧は中国の東南アジアだった。物価は番安かった。街を歩く人たちの様子を見ていると、ゆったりとしたのんびりしていて、中国の東南アジアという感じ。ただ一寸、街の中に中古車が多いせいか、街の中の排気ガスにはうんざりした。学校はアットホームな雰囲気。生徒や先生はとてもフレンドリーだった。皆で集まって一緒にご飯を作り、たべたっけなあ。汚点は、ビザの扱いについて学校側に知識が無かったことと、授業変更がたびたびあったことかな。人との交流を楽しみながら、ゆったりと生活を優先に留学するには最高の場所だろう。

    次に、昆明は雲南師範大学。高原都市の昆明は、緑豊かで空気がとってもキレイな街。周りは観光地だらけ。加えて、少数民族もたくさん住んでいる。気候が穏やかだったためか、季節の変わり目に風邪を引かなかったなあ。欠点は強いて挙げれば、棲家と食べ物。一般的なアパートにはエレベーターも湯沸かし器も無い。食べ物は辛い食べ物が主流。学校は、ビザについて扱い慣れていた。ただ前の学校での学習修了書が必要だったので、FAXで送ってもらったけ。システムが完璧な一方、教師陣はあまりよくなかった、4教科中、2教科で教師が途中交代、特に口語の教師は他の複数のクラスでクレームが付いて交代。途中交代はしなかったが、総合の教師は質問をされるのが嫌いだし、とても感情的。加えて西洋人第一主義。加えて、リスニング以外の教師たちは良く遅刻してくる。この学校は自然が好きで旅行が好き、観光第一、学習第二、スムーズにビザを取って長期滞在周末旅行という人にお勧めかな。

     最後に、広州はチーナン大学。広州は華南の中心。ここにはJUSCOやファミマといった日本で見慣れたお店が目立つ。日本の生活に一番近い生活ができた。当然のことながら、交通も発達していて、街へ出るにも、海外旅行をするにもとても便利だった。食べ物も自分に合っていた。安くておいしいお店屋さんを結構な割合で見つけることができた。欲しいものは全てそろう。ただ、物価が高い。車が多くて自然がないためか空気も悪い。学校はというと、学費が高いだけあって、けっこう良い教師がそろっていた。分からないところは質問をすると、どの教師も教えてくれた。校舎が小さいという点、1クラス39人といった大人数な点、講義形式で口語の練習の場が少ない点、多くの国から人は来ているが、殆どが海外に住む華僑な点といったことが気になった。特に、海外に住む中国人は各々の国ではエリートではあるが、粗野でプライドが高かった。数人の成人クラスメートに、名前の後ろに「先生(さん)」ではなく、「叔叔=シュシュ(おじさん)」を付けて呼ばれていた。呼びつけで良いから名前で呼んでくれと言っても無視されていたっけなあ。相手のことなど考えず、彼らは自分たちの呼びたいように呼んでいたっけ。東アジア特有の年齢的な壁を強く感じた。また、自分以外の一人の友人をダシにして皆を笑わせたりといういやな習慣もあった。ここではずっと忘れていた嫌なほうの日本人の風俗習慣化を思い出してきた。ここは口語以外の勉強をみっちりしたい人向きの大学であろう。また、東南アジアで力を持っている華僑と知り合いたい人にもお勧めかな。

    それぞれ、3つの大学には特徴があった。自分としては、昆明に広西民族大学があって、チーナン大学の教師人がいるというのが理想かな。まあ、無いものねだりだね。ははは。


    とりあえず、一息入れて、インスピレーションが沸いたので散歩でもしよう。

    この地下鉄駅の近くにある…

  • 中山大学に行ってみた。<br /><br />広州に来るときに、ここの情報も探ったんだよね。<br /><br />結局、カリキュラムや学習者に特色があったチーナン大学を選んだんだけど、ま、大学の周りと学内くらい散歩してみよう。<br /><br /><br />あ、今頃になって遅いのですが、自分が大学を決めるときは、下記のURLを参考にしていました。<br /><br />http://liuxue998.com/<br /><br />すごく参考になりました。ただ、あまりにも膨大な情報を扱っているため、大学の微妙な情報の変化についていけないところもあるようです。詳しくは大学に行って聞くか、管理者に連絡を取り確認してください。管理人さんは、大学の情報を不特定多数の人に公開しているくらい寛大な人ですから、きっと助けになってくれるはず。<br /><br />自分は情報だけ頂いて直接大学に行って手続きをした不届きものですが、どうか良い子の皆さんはまねをしないでくださいね。<br /><br />ちなみに写真は地下鉄駅から一番近いところにある医学部の門。

    中山大学に行ってみた。

    広州に来るときに、ここの情報も探ったんだよね。

    結局、カリキュラムや学習者に特色があったチーナン大学を選んだんだけど、ま、大学の周りと学内くらい散歩してみよう。


    あ、今頃になって遅いのですが、自分が大学を決めるときは、下記のURLを参考にしていました。

    http://liuxue998.com/

    すごく参考になりました。ただ、あまりにも膨大な情報を扱っているため、大学の微妙な情報の変化についていけないところもあるようです。詳しくは大学に行って聞くか、管理者に連絡を取り確認してください。管理人さんは、大学の情報を不特定多数の人に公開しているくらい寛大な人ですから、きっと助けになってくれるはず。

    自分は情報だけ頂いて直接大学に行って手続きをした不届きものですが、どうか良い子の皆さんはまねをしないでくださいね。

    ちなみに写真は地下鉄駅から一番近いところにある医学部の門。

  • まず、駅の周りを散歩してみる。<br /><br />ここは、2つ前の写真出口をまっすぐ行くとぶつかったところ。医学部の向かい側ま、医学部の校門から見て右側に当たるかな?<br /><br />ここを散歩してみる。

    まず、駅の周りを散歩してみる。

    ここは、2つ前の写真出口をまっすぐ行くとぶつかったところ。医学部の向かい側ま、医学部の校門から見て右側に当たるかな?

    ここを散歩してみる。

  • なんだか、人がいっぱい入っているぞ!<br /><br />ちょっと食べていこう。

    なんだか、人がいっぱい入っているぞ!

    ちょっと食べていこう。

  • 出てきたのはとんこつラーメンにスゴーク味が似ているラーメンだった。<br /><br />いくらだったかなあ、10元しなかったと思う。正直忘れた。<br /><br />結構イケルゾ!

    出てきたのはとんこつラーメンにスゴーク味が似ているラーメンだった。

    いくらだったかなあ、10元しなかったと思う。正直忘れた。

    結構イケルゾ!

  • ここには行列が…<br /><br />なんだ?<br /><br />と思って覗いてみるとカステラ屋さん。<br /><br />そーとー旨いんだろうな。

    ここには行列が…

    なんだ?

    と思って覗いてみるとカステラ屋さん。

    そーとー旨いんだろうな。

  • カステラ屋さんはこの道路との交差点にあった。

    カステラ屋さんはこの道路との交差点にあった。

  • ちょっと行くと、チンドン屋さん。<br /><br />2人が目が見えない。1人は足が不自由。<br /><br />この人たちの奏でる音楽はトーっても素敵だった。<br /><br />つい感動して寄付金…1元だけどね…って俺ってやっぱケチ?

    ちょっと行くと、チンドン屋さん。

    2人が目が見えない。1人は足が不自由。

    この人たちの奏でる音楽はトーっても素敵だった。

    つい感動して寄付金…1元だけどね…って俺ってやっぱケチ?

  • さあて、学校の構内を歩いてみようか。

    さあて、学校の構内を歩いてみようか。

  • 構内は緑がとっても濃い。<br /><br />大学らしい。

    構内は緑がとっても濃い。

    大学らしい。

  • 中国語を学びたい人はここの建物で手続きをするようだ。<br /><br />中に入ってみる。<br /><br />コースについて聞いてみようと思ったが、この日は日曜日。<br /><br />門番のやつ、無愛想に、<br /><br />「明日来い!」<br /><br />と突っぱねやがった。さすが中国!<br /><br />…もう来るか!馬鹿が!…

    中国語を学びたい人はここの建物で手続きをするようだ。

    中に入ってみる。

    コースについて聞いてみようと思ったが、この日は日曜日。

    門番のやつ、無愛想に、

    「明日来い!」

    と突っぱねやがった。さすが中国!

    …もう来るか!馬鹿が!…

  • 開き直って構内を散歩。<br /><br />おや、鼓笛隊演奏が聞こえる。<br /><br />なにやらこの建物で催し物があるらしい。<br /><br />

    開き直って構内を散歩。

    おや、鼓笛隊演奏が聞こえる。

    なにやらこの建物で催し物があるらしい。

  • かなり広い公園らしき敷地がある。<br /><br />のどかな雰囲気。

    かなり広い公園らしき敷地がある。

    のどかな雰囲気。

  • この像が大学の創設者「蒋介石」またの名を「蒋中山」。<br /><br />蒋介石は知っているが、またの名を知っている日本人は少ないのではないだろうか?<br /><br />中国のどこの街にも「中山通」というのがある。<br /><br />それは彼の名前から取ったものらしい。

    この像が大学の創設者「蒋介石」またの名を「蒋中山」。

    蒋介石は知っているが、またの名を知っている日本人は少ないのではないだろうか?

    中国のどこの街にも「中山通」というのがある。

    それは彼の名前から取ったものらしい。

  • 自分がいた校舎に比べると、掃除が行き届いているし、とーっても広い。

    自分がいた校舎に比べると、掃除が行き届いているし、とーっても広い。

  • 休む場所もたくさんあるよなあ。<br /><br />いいよなあ。

    休む場所もたくさんあるよなあ。

    いいよなあ。

  • 池もある。

    池もある。

  • 構内を出て…

    構内を出て…

  • 川辺へ<br /><br />広々!<br /><br />天気がいいから気分爽快!

    川辺へ

    広々!

    天気がいいから気分爽快!

  • これは川辺のレストラン?<br /><br /><br />さあて、就職活動か。<br /><br />仕事探しはするものの、俺も年だし仕事なんて無いかもね。<br /><br />そのときは、どうしようかな…<br /><br />まあ、考えれば考えるほど落ち込むから、ちと旅にでも出よう!

    これは川辺のレストラン?


    さあて、就職活動か。

    仕事探しはするものの、俺も年だし仕事なんて無いかもね。

    そのときは、どうしようかな…

    まあ、考えれば考えるほど落ち込むから、ちと旅にでも出よう!

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