2012/01/08 - 2012/01/10
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eahawkさん
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今回の旅行記は最後の目的地タジキスタンの首都ドゥシャンベです。
今まで、カザフスタン、ウズベキスタンと苦労はしましたが良い思い出も多く来てよかったと思っていましたが、タジキスタンは違いました・・・。もう二度と行きたくない国のベスト1にノミネートです。
ウズベキスタンとタジキスタンとの国境へは地球の歩き方に掲載されている行き方では現在行くことが出来ません。
レギスタン広場前からカフタルホナというバスターミナルまでの行き方は掲載の通りです(運賃400スム)、カフタルホナからは軽1BOXのタクシーに乗って国境行き乗り合いタクシー乗り場まで行きます(運賃値切って10000スム)、ここから国境行き乗合タクシーに乗って国境まで行きます(運賃40US$、所要約7時間)ウズベキスタン側の国境は「ウズン」タジキスタン側の国境は「ドゥスティ」といいます。国境通過後ドゥシャンベ行き乗り合いタクシーが待っていますので、それに乗りドゥシャンベまで行きます。(運賃15ソーモニー+10US$、所要約1時間)このタクシーは市内中心部まで行かないので、付近にいるタクシーで市内に入るのが楽です(運賃4US$、勿論ソーモニーで払えますが手持ちに$しか無かったのでUS$で払いました)国境付近には両替屋はありません。街中には沢山両替屋があります。
国境通過ですが2時間は見ていたほうが良いです。私の場合ですが、ウズベキスタン側では荷物は全て開けてチェックされます。デジタルカメラの映像もチェックされます、USB等の電子媒体はファイルの中までチェックされます。地球の歩き方P217の国境写真が問題になり、没収されそうになりました。私はPCは持参していませんでしたが、もし持っていたら電源を入れさせられてチェックされたのではないかと思います。この時税関申告書1枚を新たに書きますが、前述の理由から正しく正直に書くことをお薦めします。ウズベキスタン側で賄賂を請求されることはありませんでした。ウズベキスタン側を抜けるとタジキスタン側へ徒歩で進みます。係官から入国カードを渡されますので記入したら、パスポートと入国カードを渡しインタビューを受けます、問題が無ければパスポートとスタンプを押した入国カードが渡されますのでお礼を言って建物を出ます。観光ビザの場合、30日間滞在登録は必要ありません。此処では日本人に対してとてもフレンドリーです。次に税関です。地球の歩き方には2枚記入とあったので2枚書きましたが、どうも1枚で良いようです。此処で一人一人インタビューを受けますが、係官が手書きでノートに所持金等を記録します。此処では10US$の賄賂を要求されましたが、「言っている意味が分らない」と言い続けていたら解放されました。夜も遅かったのでタクシー運転手に安いホテルへ連れて行ってくれと頼んだら、地球の歩き方にも載っているホテル「ヴァフシュ」に連れて行ってくれましたが、とても寒く汚かったので、安心出来るハイアットに泊まろうと歩き出し、ホテル前の広場に差し掛かったときに、警官が現れパスポートの提示を求められました。パスポートを確認すると「お前は滞在登録がされていない、今から署に行って登録するから一緒に来い」といいますが、私は観光ビザでの入国で30日は登録する必要が無いと主張しましたが、聞き入れてくれません。警官は「150ソーモニー、払えば問題解決だ」といい出しました。今到着したばかりで現金が無いといっても「とにかく署に来い」といいます。その時たまたま、前述のホテルで言葉を交わしていた男性3人が通りかかり、事の次第を説明すると、何と彼等は政府関係者で警官は謝りながらパスポートを返してくれました。とても怖い思いをしましたが、彼等に両替をしてもらい、タクシーも拾ってもらい無事にハイアットにチェックイン出来ました。夜間の街歩きには充分に注意が必要です。
- 旅行の満足度
- 2.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ということでチェックインしたハイアットの720号室です。
本当に安心しました、このときばかりは有名資本のホテルがあって良かったと心底感じました。
飛行機乗る10日まで引き篭り状態なので、写真は全て窓越しです。 -
ハイアットは良かったです!
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熱いお湯もふんだんに使えます!
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バスタブもゆったりです!
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自室からの風景です、街は大きく綺麗なのに、ちょっとした事で印象は変わってしまいますね、残念です。
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遠くに聳える山々が綺麗です。
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レセプションで貰った市内地図です。
地球の歩き方には市内地図が掲載されていないので、ご参考になさってください。 -
同じ地図のアップです。
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エレベータホールからは反対側の風景を見る事が出来ます。
反対側には川が流れていました。 -
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はためく国旗も虚しく見えます・・・
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外に出られない分、夕食は奮発です!
キャンティも抜いちゃいました! -
空港へ向かう車窓です。
街並みは本当に綺麗でした。 -
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色々有りましたが、空港まで行ってしまえばもう安心だろうと思っていましたが、甘かったです・・・
11時ドゥシャンベ発のスケジュールなのに、10時になってもチェックインが始まりません。チェックインが始まらないと中に入れない仕組みなので、再び暖房のない待合所で修行です。耐える事2時間半やっとチェックインです。無事にチェックインを終え、税関です。やられました此処で・・・係官が有り金見せろと・・・幸い一番の高額紙幣は500キルギスソム(約860円)でした。目聡く、新旧あった500キルギスソム札の新札の方をコミッションと称して抜き去り、早く行けと・・・まさか此処で。気落ちして出国審査へ向かうと今度はキルギスのビザが無いと言い出されました。日本人はビザは要らないと説明すると「問題は無いんだな?」と念をおされ、やっとスタンプが押されました。15時半無事にキルギス、マナス空港に到着しました。
空港内がとても綺麗になっていて、なんだかホッとしました。
これで今回の全ての日程は終了です。大変な事の連続でしたが、色々な文化や人と出会う事が出来、今は行って良かったと思っています。タジキスタンでの出来事は、勿論日本大使館へ報告しました、
素晴らしい街と自然があるタジキスタンが今以上に素敵な国になることを祈って。
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この旅行記へのコメント (5)
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- まみさん 2012/01/30 13:06:28
- 大変でしたね
- eahawkさん、こんにちは。
タジキスタンは手ホテルの滞在登録が必要なかったのに、警察官につめよられたんですね。
半ば賄賂だったのか、あるいは警察官の勉強不足か。
旧ソ連の一部では、そういうことがよくありますよね。。。
外国人に対する規制を緩めても、末端まで法律が変わったことが伝わっていなくて、前と同じように要求されて、規則違反だと攻められるようなエピソードをちらほら耳にしたことがあります。
私はそこまでではなかったけれど、グルジアからアルメニア入りは、アルメニアのe-visaを寝台車の車掌のおばさんが知らなくて、ビザに必要な書類を渡してきて、書け書け!と怒鳴られましたっけ(苦笑)。
しょーがないから書類をちゃんと記入したけど、さすがに国境審査官はe-visaのことを知っていて、そこからはスムーズに行きましたけどネ。
でも、審査はものものしかったから、ちょっとビクビクものでしたヨ。
- まみさん からの返信 2012/01/30 13:11:56
- RE: 大変でしたね
- 追伸。
国境の税関審査の厳しさもすごいですね。
陸路だと、空港のようにX線で中をチェックできなくて、そうなってしまうんではないかな〜とか思いました。
昔、エルサレムに行ったときがそうでしたから。
荷物ごと別室に閉じ込められて、化粧ポーチや筆箱の中身を見て、口紅やシャープペン、ボールペンであることを一本一本確認されました。。。
でもこれはもう10年以上の前の話です。
どうも乗り継ぎで、私はセキュリティチェックをスルーしてしまったようなのです。
逆に今はセキュリティも厳しいので、乗り継ぎだからといって、おのずとセキュリティーをスルーしてしまうような乗客はいないから、こんな特別扱いはされなかったろうと思いますけど。
- eahawkさん からの返信 2012/01/30 23:01:10
- RE: 大変でしたね
- まみさん
コメント有難う御座います!
警官は確信犯でした、確実に網を張られていたところに飛び込んでしまいました。長時間の国境越えと早く休みたいという気持ちから少し警戒心が緩んでいたんだと思います。
バルカン半島を縦断したときも、最終目的地プラハが目前となったときブダペストでボラれた時もそうでした・・・
でも今は良い体験が出来たなと思っています。行かなければ体験できないことですもんね。
まみさんも、お気をつけて旅してくださいね!!
eahawk
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- ムロろ~んさん 2012/01/12 21:29:02
- 驚きとショックです。
- 度々失礼致します。
タジキスタンでこんなことがあったなんて本当にショックです。
そういえば、私もドュシャンベの街を一人歩きをしていたら、警察官5人に囲まれ、パスポートを見せられました。本当に恐かったのですが、日本人だと分かると、笑顔で釈放してくれました。
しかし、タジクの出国で「ホテルの滞在証明は?」と聞かれたので焦ったのですが、日本語ガイドが「日本人には不要だよ。勉強しろよ!」と警察官に注意をしていました。全警官は情報把握していないようでした。こういうときはやはりガイドさんが本当に私の味方になってくれるのだなぁと嬉しかったです。
でもタジク<->ウズベクの出入国は厳しいようで、麻薬ルートもあるのでかなり荷物チェックをされるようです。もちろん現地人も話題になるくらい精神的にイヤになると言っていますよ。言葉が通じる人たちでもあの国境はイヤなのだなぁと思いました。
でも無事にビシュケクに戻れたのですね。機会あれば中央アジアの良さを日本にいる私たちにちょっとでも教えて頂ければ幸いです。
- eahawkさん からの返信 2012/01/12 21:55:14
- RE: 驚きとショックです。
- コメント有難う御座います。
ムロろ〜んさんも怖い思いをしたんですね。
その時は昼間でしたか?どちらにしても5人の警官に囲まれるのは嫌ですね。
私もタジク出国では出国審査官から「キルギスのビザが無いぞ」と言われ、日本人はビザが必要無い事を説明しました。警官や入出国の係官が頼れないのは本当に不安ですよね。
タジクーウズベク間は麻薬ルートなんですね・・・
陸路国境越えは日本人にとってはロマンですが、実際は色々な問題がある場所なんですよね。
でも良い人達にも沢山出会ったので、今は行って良かったなと思っています。
eahawk
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