秋晴れの四川省を満喫

2011/10/26 - 2011/10/29

高山病から逃れてたどり着いたのは四川省の古都・成都。
成都の、いや中国の象徴パンダ見物を始め、近郊の楽山・都江堰まで足を延ばし、爽やかな秋の日を満喫しました。
頭痛？・・いゃぁ忘れてました。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 自転車 タクシー
• 航空会社: 中国国際航空 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

まず最初に行ったのは、成都パンダ繁育研究基地。
今や中国親善大使の立役者「パンダ」がうじゃうじゃいます。

やっぱり可愛いもんですね・・・

広い構内の移動もパンダ・バスです。

意外とレッサーパンダの方も人気です。
動きが早くて撮りにくい・・

さてパンダにも飽きたので市街へ戻り、中国ではよく見られる古い街並みを再現した「錦里」へ。

通りの光景をいくつか・・・

次に行ったのは、すぐ隣にある三国志で有名な諸葛亮孔明や劉備玄徳が祀ってある「武候博物館」。

さて、お腹も減ったので食事にします。
四川の料理といえばこれ。
山椒たっぷりのたまらなく辛い「麻婆豆腐」。
痺れまくってます。

そして、同じく激辛「火鍋」。外側は半端なく辛いです。

でもあっさり料理もあります。

そして、麺類も四川には豊富にあります。

季節は上海蟹の旬の最中でした。
でも成都での上海蟹はイキがよくなかったな・・・

翌日は早起きして、バスで「楽山」へ行きました。

早朝のバスターミナル。
楽山へは途中高速道路の事故渋滞のため、３時間かかりました。

楽山へ到着。
ここの主な交通機関は、三輪自転車です。

必死に漕いでくれたおじいさん。

楽山の名物は豆腐だそうな。
大混雑しているこの店でも、座ると黙っていても出てきます。

さて、さっそく観光の始まりです。

まずは泯（山へん）江から高い料金を払って船に乗り、船上から「楽山大仏」を見学します。

次第にその全貌が現われてきます。
全体を見るだけなら、船上からで充分でしょう。

高さ７０ｍ超の世界最大の石刻座仏です。
完成は８０３年だそうです。

今度は大仏のある凌雲山に登ります。
さすがに坂道は降ろされました。

山全体に数多くの寺や墓・洞窟が点在してます。

長い長い山道を登り、やっと大仏のお出ましです。

でかい頭ですね・・・

こちらからのほうが男前です。

この大きな大渡河と青衣江が合流した泯江の氾濫を鎮めるために造られた大仏です。

頂上から狭く急な階段を下っていきます。

見下ろすとさっき乗った観光船が大仏見学をしています。

下り切って大仏のおみ足に、跪きます。

次に、見上げて・・合掌・・・

こんなところを降りてきたのです。

・・・ということで再び上まで登らされて・・・

・・・虹の架かったお寺を通って・・・

・・・布袋さん？に賽銭あげて帰途につきます。
ところで、楽山の町は老若男女昼間っから全員総出で麻雀していて、カラオケ店が何十件も軒を連ね、おそらく大仏のご利益のおかげでみんな平和に暮らせるのでしょうね・・・

さて最後の日は世界遺産「都江堰」へ行きました。

都江堰へは「和諧号」で行きます。超高速なので、乗ってしまえばあっという間・・・なのですが・・・

急に思い立ったので都江堰への「和諧号」は「無座」でした。
きっとどっか空いてるだろう・・・は、甘かった・・・

すぐに席は埋まり、どんどん追い立てられていきました。

でも捨てる神あれば拾う神あり・・・昨日の信心のご利益か、見目麗しき和諧号アテンダントのイキな計らいで・・・

・・・イスを用意してくれました。風呂のイスではなかったけれど、なんと中国的な・・・謝謝・・・

２００８年の四川大地震により大きな被害を受けた都江堰、でもその爪あとはほとんど感じられませんでした。

今回は時間がないので、白タクの運転手に高台に連れて行ってもらい、泯江の流れを二つに割く先端の「魚嘴」辺りだけ見学しました。
２３００年も前に造られた古代水利施設ということで、世界遺産にも登録されているそうです。

都江堰は白タクで移動しましたが、途中で白タクの運転手が行方不明に・・・代金払ってないんだけど・・・

都江堰市内は新しい建物と古い建物をほどよく混ぜ合わせて建てています。

ザリガニが名物のようですが、あまり食べたくないなぁ・・・

夥しい量の流れ・・・

豆腐売りのおじさんから「できたて」豆腐を買います。

まだ温かくておいしい豆腐を食べて、帰ることにします。

さて、帰りは切符を買っておいたので、ゆっくり座って乗れます。

コーヒーを飲む余裕もあります。

販売のお姉さんはちょっと無愛想だけど・・・

天気に恵まれた、四川省の旅でした。このエリアには他にも見どころ満載ですので、また訪れたいと思います。