2011/11/03 - 2011/11/03
330位(同エリア961件中)
京妓さん
京都開催の 「国民文化祭2011」 の
小倉百人一首競技かるた大会に参加するついでに、
ゆかりの地で歌碑巡り。
天橋立のゆるキャラ、かさぼうに遭遇♪
〔第60首/小式部内侍〕
大江山 いく野の道の 遠ければ
まだふみもみず 天の橋立
- 交通手段
- 船 JALグループ ANAグループ 徒歩
PR
-
【KTR あまのはしだて駅】
のっけから痛恨のミス!
歌碑巡りなのに、駅のどこかにあったはずの
小式部内侍の歌碑↓を見逃してしまいました。
http://homepage2.nifty.com/kahi/7273daininaiji001.html
ちなみに、今回の小式部内侍(こしきぶのないし)は、
あの和泉式部の娘。 -
【天橋立・散策マップ】
あまのはしだて駅の観光案内所で入手。 -
【天橋立フリー乗車船券】
観光船、路線バス、ケーブル、
リフト、成相登山バスが乗り放題で、
有効期間2日間。
大人1900円。 -
【智恩寺】
観光船のりばへ行く途中にある文殊堂。
「三人寄れば文殊の智恵」 の文殊。 -
【智恵の輪 灯籠】
3回くぐると智恵を授かるという智恵の輪。
人が普通にくぐろうと思ったら無理があるし、
実際くぐってる観光客は一人もいない…。
ところが!
翌々日に合流した
国民文化祭 「百人一首競技かるた大会」 の
我がチームのメンバーが
「数人でくぐってきましたよ♪」 と。
若者数人で、人の目さえ気にしなければ
くぐれるようです… (>_<;) -
【智恵の輪 灯籠】
説明の文字が消えかかってますよー。 -
【和泉式部の歌塚】
和泉式部は、丹後の守となった夫と共に、
丹後国にて暮らしていた時期があります。
そのことが、百人一首に収められている
小式部内侍の歌に深く関係していて、 -
【和泉式部の歌塚】
〔第60首/小式部内侍〕
大江山 いく野の道の 遠ければ
まだふみもみず 天の橋立
歌人として才能がありながら二世ゆえに、
「あなたの歌、ホントは母親の和泉式部に
作ってもらってるんじゃないの?」 と
からかわれた時に、とっさに返した歌です。
即興とは思えないほど技巧を駆使した歌で、
見事に代作疑惑を否定しただけでなく、
歌人としての実力も見せつけました。
ちなみに、この時からかったオトコは、
〔第64首〕
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに
あらはれわたる 瀬々のあじろぎ
の詠み人、権中納言定頼です。 -
【観光船のりば】
-
【観光船】
船内。 -
【観光船】
乗船時間12分。 -
【観光船】
一の宮駅に到着。 -
【天橋立・散策マップ】
観光船をおりたら、
元伊勢 籠神社
↓
ケーブルカー or リフト
↓
傘松公園(股のぞき)
↓
成相寺 のルートを辿ります。 -
【元伊勢 籠神社】
観光船を下りたら、道路を渡って、
(※横断歩道が微妙な場所にあるので、
皆さん、無理な横断を試みていました…)
目の前の鳥居をくぐると、 -
【元伊勢 籠神社】
重要文化財の狛犬。 -
【元伊勢 籠神社】
石造狛犬として日本一の名作との定評があり、
魔除けの狛犬と言われるそうです。 -
【元伊勢 籠神社】
一風変わったお守りやおみくじがありました。
傘松公園にちなんで傘のおみくじや、 -
【元伊勢 籠神社】
ダジャレ系お守り。 -
【元伊勢 籠神社】
扇子おみくじを引いてみましたが、 -
【元伊勢 籠神社】
せっかく大吉なのに、
いまひとつ言葉に重みを感じないのは、
←この形状のせい? -
【元伊勢 籠神社】
水琴窟の音色が大好きで、
見つけると必ず聴くのですが、
心地良い澄んだ音でした。 -
【リフト・ケーブルカーのりば】
-
【かさぼう】
-
【ケーブルカー】
-
【ケーブルカー】
-
【ケーブルカー】
すれ違う瞬間って、
いくつになってもワクワクしてしまいます。 -
【傘松公園】
ケーブルカーを降りると傘松公園。
早くもこのスカイデッキで
股のぞきしている団体さんがいましたが、
股のぞき台はもう少し左手側。 -
【天橋立】
どうやって出来たのか、不思議な自然の造形美。
これが昔からあって、和歌にも詠まれて
現代にも伝わって…と思うと、
感慨深いものがあります。 -
【天橋立】
股のぞきバージョン。
さすがに、大勢の観光客がいる中で
股のぞきしながら
股の間で写真を撮る勇気はなかったので、
カメラをただ上下逆さにしただけです… (*^_^*) -
【股のぞきストラップ】
ちなみに、
股のぞきの恰好ってちょっとマヌケな絵面だし、
まだ付き合いの浅そうなカップルや、
一人で来た人などは躊躇しがち。
でも、しばらく観察していて気づきました。
おばちゃまの団体が一斉に股のぞきして、
「あら〜」 「ほんとだ〜」 「みえるね〜」と
ガヤガヤしているところに紛れてやると、
意外と躊躇なくいけます。お試しあれ。 -
【傘松公園】
-
【傘松公園】
-
【傘松公園】
かわらけ投げ。
小さなお皿を投げて、
あの輪っかを通過すると運が開けるそうです。
この時は人が少なかったのですが、
あとで成相寺から下りてきた時はすごい人だかりで、
その中で輪を通過させた男性が、大きな拍手をもらって、
ちょっとしたヒーローになっていました ヽ(^o^)丿 -
【成相寺】
登山バスで約7分。
バスはフリー乗車船券で利用できますが、
入山料が別途400円かかります。 -
【成相寺】
撞かずの鐘。 -
【成相寺】
←撞かずの鐘の由来。
とても悲しいお話。 -
【成相寺】
西国28番札所。 -
【成相寺】
中は撮影禁止ですが、
←この 「左甚五郎作・真向の龍」 だけは撮影可。
龍の造形としてはユニーク。 -
【成相寺】
一言一願地蔵。 -
【成相寺】
五重塔。 -
【パノラマ展望台】
五重塔の脇道を上って行くと、
かなり広く見渡せる展望台がありました。
観光客(特に団体さん)は傘松公園から
上がって来ないので、景色をほぼ独り占めできます。 -
【パノラマ展望台】
天橋立の向こう、右手奥が生野(いくの)の山々。
小式部内侍の歌は、
天橋立の情景そのものを詠んだ歌ではなく、
「母は遠い丹後の国にいるんだから、
代作なんて頼めるわけないでしょ!」
と相手のからかいを封じ込めた歌ですが、
実際この場に立ってみると、
丹後へ至る生野の道が本当に遠いことを実感。
なにせ… -
【生野の道はホントに遠い…!】
現代の交通網でも、伊丹からコレ↓だけかかりました。
伊丹空港19:53→蛍池19:55 (大阪モノレール)
蛍 池20:05→宝 塚20:25 (阪急宝塚線)
宝 塚20:35→福知山21:56 (こうのとり23号)
福知山22:02→宮 津22:28 (はしだて9号)
それが千年前の京の都→丹後の交通網だったら、
気の遠くなるような時間が… “\(◎o◎)/” -
【かさぼう】
成相寺から傘松公園に下りてきたら、
松ぼっくり頭の 「かさぼう」 に遭遇♪ -
【リフト】
天橋立の眺望を十分に堪能しました。 -
【リフト】
帰りはケーブルカーではなく、
このリフトで下りていきます。 -
【リフト】
守られてる感が少ないので、
高所恐怖症の人はキビシイかも。 -
【観光船・一の宮駅】
私は観光船で戻りますが、 -
【モーターボート】
モーターボートも
たくさん行き来していました。 -
【モーターボート】
早くて便利そうですが、 -
【モーターボート】
景勝地とモーターボートの組み合わせって、
情緒が… (@_@;) -
【廻旋橋】
-
【智恵の餅】
夕方まだそれほど遅い時刻ではなかったのですが、
イートインは早々と終わり、
お土産用の箱売りだけになっていました。
←唯一開いていたお店に駆け込んで食べた智恵の餅。 -
【日本三景の碑】
まだ日も射しているので、
天橋立の松林を少しだけお散歩。
全長3.6kmで、全部歩くと50分ほどかかるそうです。
レンタサイクルもありました。 -
【日本三景の松】
丹後の天橋立。 -
【日本三景の松】
陸前の松島。 -
【日本三景の松】
安芸の宮島。 -
【智恵の松】
-
【すごいコトになってる松…】
-
【雲井の松】
-
【松ぼっくり】
-
【式部の松】
百人一首の競技的なことで言えば、
「大江山」の歌は、何となくいつも取り損ねる札でした。
友札の
・おおえやま
・おおけなく (おほけなく)
・おおことの (あふことの)
の決まり字の聴き分けがうまくいかず、
比較的得意な「おおけなく」 以外は、
たいがい撃沈… (;>_<;)
でも、天橋立を訪れて以来、
決まり字の聴き分けは相変わらずですが、
取り札を見るたびに 「ホント遠いよ、大江山」
という徒労感のようなイメージが鮮明に湧いてきて、
意外と 「大江山」 の札に集中しやすくなりました♪
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