2011/12/26 - 2011/12/31
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井上@打浦橋@上海さん
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中国の正月といえば春節・・つまり旧正月になるわけですが、最近はカウントダウンという行事があっちゃこっちゃで行われ、Happy New Yearという気分は年度替わりにという傾向が強くなってきてるようです。しかしながら年越しとか新年を迎えるという雰囲気に街全体が包まれるのは、やはり未だに春節前と春節が始まってからということです。大晦日から旧暦1月5日までは、爆竹や花火が鳴りっぱなしとなるわけです。
そんな中、日本人はやはり、大晦日は紅白見て、年越し蕎麦を食って、1月1日は正月番組見ながら、昼から一杯やり、おせちを突っつく・・・こういうことになるわけです。
ということで、日本人である私は、12月26日におせちを予約注文しに行き、31日には、そのおせちを取りに行き、そのあと、電話予約しておいた年越しそばも取りに行き、大晦日、正月を迎えたのでした。
おせちは、新天地近くにある日本食材のスーパー・GLジャパンのものです。GLジャパンへは、我が家からはいつも歩きです。
コースは大体決まっていまして、田子坊を抜けて建国中路に出て、思南路をまっすぐ北へ行き、思南公館を抜け、南北高速の下に出て、自忠路に入る、というコースです。
思南路が、ここ数年、どんどん変わっていっているのです。古い建物を壊して新しい近代的なものを造っていくという再開発でなくて、古いものを化粧直しして、昔の格調高さを復活させるという再開発なんです。その全貌が見られるのは、まだ2・3年かかるのかもしれません。どのようになるのか、大いに期待してるんですが、2011年12月現在、その一端が見え始めて来たのです。
では、その様子をどうぞ。
-
我が家からGLジャパンへは、いつも歩き。
距離は2Km前後でしょう、だから歩けば30分。
大体コースは決まっています。田子坊を抜け、建国中路、思南路、思南公館を抜け、復興中路、淡水路、自忠路、GLジャパンです。
この日は、GLジャパンでおせち料理を受け取り、そのあと、また歩いて瑞金大廈まで行き、そこにある紋兵衛で年越し蕎麦を受け取り、我が家まで、また歩いたのでした。
バスで行く場合は146路バスが便利。勿論帰りも146路バス。馬当路興業路というバス停がGLジャパンの前にありますから。
146路バスは、盧湾区(今は黄浦区に併合されなくなりましたが)をグルッと回る環状線バスなんです。
内回りが時計回りで、外回りがその反対。
淮海中路や新天地などへ行くにも便利。
一応終点は盧浦大橋となっていますが、勿論、環状線ですから、始発点も盧浦大橋です。 -
コレが思南路。
南端が田子坊がある泰康路、北端が上海の銀座通り・淮海中路という南北を走る短い道です。
旧フランス租界時代の呼び名は馬斯南路。
コレはフランス語名のRue Massenetの漢字表記ということなんでしょう。
この道、両側には全く商店はありません。
思南路は南から行きますと、復興中路手前辺りは両側には洋館のお屋敷が並びます。
この洋館群は1920年代、30年代に出来たもので、当時は、フランス人とか、上海の大金持ち、有力者一家などが住んでいたんでしょう。共産中国になってからは、そういった人たちは海外に逃げたり、失脚したりで、暫くは空き家状態で、その後は一般庶民が住むようになった。そして、一つの洋館に数家族が住むことになったんでしょう。現に、4・5年前までは、そういう状況でした。門には郵便受けがいくつもあり、荒れ気味の庭には洗濯物がワンサカ干されていましたから・・・・。
私の娘が通っていた幼稚園も、この洋館と庭が利用されていました。大きな庭付きの洋館3つが幼稚園に使われていたのです。 -
そんな洋館群の一部が、いつのまにやら、人がいなくなり、そして、改修工事がボチボチ始まったのが、2・3年前です。そして、今は、洋館群全てが改装工事に入りました。
改修が終わると、どうなるのか・・・・またまた大金持ち一家が住むようになるのか、或いはレストランとかになるのか・・。
先行して始まった一画は、今までのボロ洋館がホテルやレストランに成り代って、それらをまとめて思南公館と呼び、おしゃれスポットになっています。
道沿いの塀には、その思南路の再開発完成図が大きく表示されています。
これは思南路周辺図です。
「上海歴史ガイドマップ」のものをデジカメで撮ったものです。
コレ見て分かるように、この地区は歴史文化風貌区に指定されています。
それは孫文や周恩来の袁世凱の故居などがあるからなんでしょう。
思南路の再開発区域は水色の線で囲んだ部分です。 -
コレは思南公館の中の1つの建物です。
上が現在の状況でして、下の2つが3年前の状況です。
3年前は荒れに荒れて、正にお化け屋敷状態だったんです。 -
これはホテルに使われ始めた洋館群です。
ホテルの名は【 Hotel Massenet 】です。
この【Massenet】は、思南路の昔の呼び名ということですね。
上海万博開催時は、迎賓館に使われたとか・・・
今は、1泊20万円とか、30万円の高級ホテルになってるようです。 -
ココでガラッと道の雰囲気が変わってしまいます。
思南公館を抜けて、復興中路に出て、東へチョイ行き、左に入った道・淡水路の様子です。
店先には、大きな開いた魚や、鶏の開いたもの、中国式のベーコンなどがビッシリ吊り下げられています。
コレは、毎年12月になりますと、上海の下町で見かける風景でして、これらのモノは、上海の春節時期のご馳走になるものなんでしょう。
数年前、我が家のベランダにも、ココに写ってる長い魚が干してありました。春節の時に、それを蒸して食いましたが、チョイとしょっぱかったですね。
この長い魚は海鰻と言いますが、うなぎではありません。クロアナゴという魚のようで、青鰻という呼び方も
あるようです。寧波のものが良いとか。こうやってぶら下げて干したものは鰻香と呼ぶようです。
この淡水路には、こういった店が多いのか上の店の、20m先にも同じような店がありました。 -
GLジャパンに着きました。
この日初めて気づいたんですが、グリコのプリッツの日本へのお土産タイプが、ココには置いてあるんですね。
上海には、中国仕様のプリッツがあるんですが、普通のサイズのものは、上海のコンビニやスーパーには普通に置いてありますが、日本へのお土産用のデカサイズのものは空港にしかないと思っていましたが、GLジャパンにはあるんですね。
天津甘栗のグリコ・コロンなんてのもあります。 -
これがGLジャパンのおせち料理です。
2段で888元ですが、優待を受け1割引の799元でした。
どうですか、まあまあでしょう。 -
そして、これが紋兵衛の年越しそばです。
来年も上海で日本の正月気分を味わうために、おせちと年越しそば、ってことになるでしょう。
これで「思南路は上海の田園調布なのかも・・・」は終わりです。
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この旅行記へのコメント (5)
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- よーじーぼーりさん 2012/01/24 19:57:21
- 師匠、お久しぶりです
- 思南路は最後に上海に行った時に(と言っても万博前ですが)
初めて歩きました。でも写真のような干物屋さんは通らなかったなぁ。
朽ち果てた建物が修復されるのは大歓迎ですが
変に化粧を施すのは勘弁して欲しいです。干物屋さんのような風景が
いつまでも残ってくれることを願って止みません。
先日上野のアメ横で豆腐花(脳)を売るお店を発見!
ちょっと化学調味料過多でしたが、上海の朝を思い出しました♪
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2012/01/25 09:31:49
- RE: 師匠、お久しぶりです
- よーじぼーりさん、どうも。
一昨日は、近くない親戚の招待で外食、
昨日は妻の姉家族、兄家族が我が家に来て食事、
今日は姉家族招待の外食・・・・もういい加減にしてくれ、状態なのです。
でも、まあ、私は時々、すっとぼけて、抜け出てしまいますが。
明日は休憩で、明後日は、上海の釣りバカさん一家のところにお邪魔します。
彼のブログは下記です。
http://plaza.rakuten.co.jp/shanghaifish/
> 思南路は最後に上海に行った時に(と言っても万博前ですが)
> 初めて歩きました。でも写真のような干物屋さんは通らなかったなぁ。
いや、いやコレは思南路でなくて、淡水路です。
> 朽ち果てた建物が修復されるのは大歓迎ですが
> 変に化粧を施すのは勘弁して欲しいです。
思南路のあの洋館は、4・5年前ですと、
1棟に10家族くらいが住んでたはずなんです。
道からの入り口には郵便受けが10個ありましたからね。
その家族たちは、あそこに住んでいて、便利だったかどうか・・・
トイレもキッチンも共用だったろうし、周辺には安い市場もないし・・・
もしかすると、今は、上海の中心部からは離れたところに住んでいるけど、
トイレも風呂もキッチンもあり、そして、大型スーパーも近くにあって、
地下鉄で中心部にも簡単に行けて、と・・
以前よりは便利な生活してるのかもしれません。
化粧直しは、確かに今は、違和感感じますが、
4・5年もすると、それも、古くなり溶け込んで行き、
それなりに雰囲気出してくるものと見ています。
今後、あの洋館はどうなるのか・・・
上海や香港の大金持ちの家になるのか、
レストランになるのか・・・
> 干物屋さんのような風景が
> いつまでも残ってくれることを願って止みません。
しかし、そうです、こういう風景は、なくなって欲しくないと思っています。
> 先日上野のアメ横で豆腐花(脳)を売るお店を発見!
> ちょっと化学調味料過多でしたが、上海の朝を思い出しました♪
へえ、そうなんですか・・・
中国人がやってるのか、中国かぶれがやってるのか・・・
私も、上海から離れて、数年たって、そんなのを見つけたら、
スグに飛びついちゃうでしょうね。
-
- ElliEさん 2012/01/16 15:18:32
- コレは何ですか?
- 井上さん、こんにちは!
もうすぐ春節ですね。
バンクーバーの中華系スーパーも春節の飾りでいっぱいになってます。
このお店で売っているものは、何ですか?
干物?
どうやって食べるのでしょう?
面白い〜!
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2012/01/16 20:47:45
- RE: コレは何ですか?
- ElliEさん、どうも。
> もうすぐ春節ですね。
> バンクーバーの中華系スーパーも春節の飾りでいっぱいになってます。
そうか、バンクーバーには中国人多いらしいですからね。
中国人というより香港人なのかな・・・?
> このお店で売っているものは、何ですか?
> 干物?
> どうやって食べるのでしょう?
魚が多いですが、鶏や豚肉なども干して有ります。
皆、春節に食べるはずです。
我が家でも、10年位前、春節時期に、
画像にある長い魚の干物がベランダに干してあり、
それを蒸して食いましたが、しょっぱかったですね。
長い魚は海鰻と言いますが、うなぎではありません。
クロアナゴという魚のようで、青鰻という呼び方も
あるようです。寧波のものが良いとか。
こうやってぶら下げて干したものは鰻香と呼ぶようです。
ところで、バンクーバーにはおせち料理ありますか?
日本人が少ないと、なかなか、そういったものにも出会えないのでは・・。
ああ、それとインターネットテレビで日本の放送なんかも
見られるんでしょうか。
上海では、もう数年前からありまして、毎年
グレードアップしていまして、
いまや、日本で見てるのと同じくらい精細の画像で見ること出来ます。
また、1週間分の番組が自動的に録画されていて、
見逃した番組なども見られるのです。
なんせ、上海には10万人日本人が住んでると言うことなので、
日本人相手のサービスがイロイロあり、
不便さは年々減っていっていますね。
- ElliEさん からの返信 2012/01/18 15:43:01
- RE: RE: コレは何ですか?
- 井上さん、またまたこんにちは。
> そうか、バンクーバーには中国人多いらしいですからね。
> 中国人というより香港人なのかな・・・?
香港人も台湾人も同じくらいいるようですよ。
最近は、大陸からの人も増えているのに、びっくりしてます。
国外に出るのも、かなり自由になってきているのですか?
春節には、干物を食べるのですね。
初めて聞きました。
ひょっとして大陸だけ?
ここの中華系スーパーでは、みないような。
春節の食べ物というと、大根餅と湯団はスーパーにずらっと並んでいます。
これは、香港風かな?
日本のおせち料理を売っているレストランもありますよ。
小さめの3段重ねで、日本円で1万2千円くらい。
私は、和食レストランで野菜のたき合わせと魚の塩焼きを買ってきて、あとは適当に作ってお重に詰めました。
日本のテレビもNHKを中心にやってますよ。
ここ数年でドラマなども充実してきました。大晦日の紅白もモチロン見ましたよ。
うっかりすると、カナダのニュースより日本のニュースの方に詳しいくらいです。
私が来た頃は、1日遅れの新聞くらいしか日本を知るものはなかったですから、ほんとに、今は世界が狭くなりましたね。
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