戦国浪漫！城址巡り（箕輪城）　／旅浪漫　ノスタルジー探訪記

2009/11/01 - 2009/11/01

三十路を過ぎると、今まで素通りしてきた懐かしいものが急に恋しく感じたりするものです。

高速が安くなったのでふらっと始めた、日帰り郷愁旅行の第5回！

城跡ってなかなか浪漫あるぜ！？
と、前回の水上の城跡巡りの続きで、戦国時代の足取りを追ってみようと榛名山麓の山城跡（箕輪城）にふらりと立ち寄ってみた戦国時代にうとい新橋企業戦士3人です。

エリア 高崎(群馬)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

榛名山の南側の山麓丘陵に箕輪城があります。
高崎の市街からは結構離れていますが、国指定の史跡ということで、公園化された非常にきれいな城址です。
それにしても、とても大きな城址ですねえ。
事前学習によると、武田氏に滅ばされてしまった、長野一族の城だったそうな。
歴史の大きな1ページの雰囲気たっぷりです。

地図の右上側の搦手口入口に車を留めて登っていきます。

いきなり整備された本丸へ着いてしまいました笑

どうも祭りがあったらしく、何故か大筒があります。あはは

本丸から備前郭に向かっていきます

整備されていてとても清々しいですね

守りの要所である、備前郭。
ここから道を西に折れ、堀底を探索してみます。

うわ、急に本格的な山城めいてきました

おおお。凄い！
ところどころに残る石垣。
苔蒸していてとても雰囲気があります。
さっきまでの公園の整備された雰囲気はどこへやら。
堀底を南に三の丸へ向かって進んでみます。

堀も高く、これは見どころありますねえ。豪快だなあ。

幅もあって長い堀です。

三の丸が見えてきました！

造りが広く大きく、豪快です。
道が開けてくると三の丸です。

ここで、どんな戦闘が行われたんでしょうか。
公園なのに、なかなか寂しいような静寂の場所です。

おお、雰囲気のある石垣ですねえ。
三の丸の門址のようです。

この土塁の向こうは、北と南を思い切り分断する、大堀切になっており、この箕輪城の最大の遺構になってます。
この巨大掘り切りで完全に南北分断され、さっき通った両脇の堀底に流れた敵兵は、上から矢の雨あられですね。

すみません、大堀切、写真取り損ねました笑。

しっかりとした石垣が残っています！
関東の山城では、あまり石垣とかを見る機会って少ないですね。
この箕輪城には、随所に見る事が出来るのも特色のひとつでしょうか。

三の丸から西へ鍛冶郭。
ここにも苔むしたいい感じの石垣が。
いやあ、いい城ですね。

三の丸門から二の丸へ渡り、大堀切との唯一の導線がこの郭馬出の橋です。
この馬出で敵を迎え撃って遮った激戦の地ですね。

とても大きなスケールの箕輪城は公園の周囲まで城域が広がっています。
実は電池切れで写真には収められませんでしたが、とても見どころ歩きどころの沢山ある、素晴らしい山城です。
近郊の方は、軽いウォーキングがてら、練り歩いてみてはいかがでしょうか。