2011/12/31 - 2012/01/01
77位(同エリア204件中)
宗谷丘陵さん
今年の年末年始休日は12/31〜1/3の4日間。でもそのうちの1/2は午前中だけ出勤しなければなりません。今回は帰省できないねということで、せっかくだから近隣の十勝川温泉で年越ししようということになりました。たまには年末束の間のんびりするのも悪くない。僕の父も呼び寄せ、うちの奥さんと3人で年越しと相成りました。宿泊先は「十勝川温泉第一ホテル豊洲亭」。仕事の取引等もあり担当者から予約してもらったのですが、当初予約したときは「豆陽亭」だったのですが行ってみると「あれ?何で豊洲亭?」と疑問に思いつつチェックインしたのですが・・・
十勝川温泉第一ホテル www.daiichihotel.com
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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ホテルのフロントでチェックインしようと名前を告げると「3Fのプレミアムラウンジで承ります」とのこと。「???。なぜラウンジ?」。スタッフに促されるまま、豊洲亭の3Fプレミアムラウンジへ向かいました。ウェルカムドリンクを頂けるとのこと。シソドリンクとハイビスカスのカクテル(ノンアルコール)があり僕がシソ、うちの奥さんとうちの父はハイビスカスをチョイスしました。写真手前がシソで奥がハイビスカスです。ハイビスカスはグラスの中にハイビスカスの花のシロップ漬が入っていて食べられるとのこと。それを聞いた父はしっかり食べていました。
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プレミアムラウンジでチェックインをして部屋に案内されます。チェックインの最中にラウンジから見た夕景。白鳥大橋を手前にして、2011年最後の夕日が日高山脈に沈んでいきます。
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年に一度というか、年末ゆっくり外泊して過ごすのは何年かに一度。年末料金で高いとは知りつつ予約しましたが予想外のアップグレード。日頃のお取引の関係ですね。うちの担当の課長、力あるわー。ありがとうございます。感謝です!ただ、案内されてさらにびっくり!!「部屋広っ!いやいや、いくらなんでもアップグレードしすぎでしょ!」と案内されたお部屋が6F最上階角部屋モダンスイート。「いいのかなこんないい部屋泊まっちゃって?」
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和室から見たベッドルーム。
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飾り戸をあけたらこんな感じ。天井からライトで桜の花びら模様が描かれています。
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窓は当然リバービュー。大きな窓から広々とした風景、十勝川と白鳥大橋、遠くには日高山脈を眺むことができます。
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バルコニーから白鳥大橋を眺みます。
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豊洲亭は全室客室露天風呂付です。もちろん源泉かけ流しのモール温泉。世界でも希少な植物性有機物を含む植物性温泉。琥珀色(わかりやすいのは番茶色)のつるつるしっとり系の温泉です。泉温が高いので水を入れて温度調節が必要です。温泉につかりながら白鳥大橋を眺めることができます。
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洗面所。2ボウルです。真ん中にあるのはゆず。露天風呂でゆず湯が楽しめるようにとのこと。いいですねこういうの。
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シャワーはこんな感じ。ヘッド、でかっ。
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部屋の玄関には正月らしい生け花が。
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玄関の壁のインテリア。
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床の間?には三方に載せられた炭。
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その隣の折り鶴。
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お茶菓子その1。
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お茶菓子その2。
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豊洲亭6F廊下。
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豊洲亭6F廊下。
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豊洲亭6F廊下のインテリア。
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豊洲亭6F廊下のインテリア。
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インテリアのアップ。
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豊洲亭6F廊下のインテリア。
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豊洲亭6Fエレベーターホール前。ちょっとひと休みできます。
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豊洲亭6Fエレベーターホール前インテリア。
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夕食はコンベンションホール白鳥という場所です。あの部屋に宿泊するのがわかっていたなら部屋食にしたのに・・・ちょっとした誤算でした。
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夕食は大晦日の特別メニューです。
「祝い肴」
黒豆、田作り、車海老艶煮、蝦夷鮑旨煮、粽、合鴨ロース、鰻百合根、チーズの味噌漬け黄金焼
チーズの味噌漬け黄金焼きはねっとりとした食感がいい。 -
「寿の物」
小川巻き、蛇腹胡瓜、イクラ、防風
「鍋もの」
キンキ鍋〜白菜、水菜、葱、舞茸、烏賊白子、蓬麩
キンキ鍋は味噌仕立てで、脂の乗ったキンキから旨味が出ていてgood
。烏賊白子はでんぷんと練り合わせていて、はんぺんのようにふわふわのお団子です。これと似たようなもので以前住んでいた稚内でタチ(たらの白子)で作った「たちかま」を食べたことがあります。この味噌汁もうまいんだよな。 -
ふたを開けたらこんな感じ。
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「先付」
峰岡豆腐、数の子の粕漬け、美味出汁ゼリー、ラディッシュ、セルフィーユ
数の子大好き。イクラより好きです。北海道に住んでいるからといって数の子はしょっちゅうは食べられません。ただイクラは秋になるとスーパーで生筋子を買ってきて、各家庭で漬けることが多いので、本州の人ほどあのイクラ信仰に近いようなありがたみはあまり無いのかも。 -
「焼き物」
黒毛和牛ロースの石焼、エリンギ、南瓜、ピーマン
肉、やわらかくってうまいっす! -
焼いたらこんな感じ。
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「凌ぎ」
蓮根蟹寿司、キャビア
北海道の人もしょっちゅうしょっちゅう、カニ食べているわけではありませんよ。やっぱりご馳走です。 -
「お造り」
本鮪、牡丹海老、帆立、あおり烏賊、あしらい一式、山葵
たまに料理番組で見かけますが、牡丹海老は火を通してはいけません。好き嫌いもあるかもしれませんが、火を通してもほかの海老みたいにプリプリ感は出ません。牡丹海老はお刺身が一番です。身にタップリと蓄えた旨味と水分が命です。火を通して美味しい海老は、北海シマエビ。茹でたての北海シマエビは抜群です。 -
「進肴」
十勝牛のビーフシチュー
こってり甘味のあるシチューとやわらかい十勝牛。おいもはインカのめざめでこれまたほっくり。 -
「蒸し物」
フカヒレ茶碗蒸し、白髪ねぎ、浅月
ちょっぴり濃い目の鶏出しのあんがかかっています。 -
「多喜合せ」
海老芋、丸茄子、揚げ出汁、銀杏、海老
お出汁の味がいいっす。 -
「お食事」
赤飯、栗、枝豆、黒豆
最近では結構有名になりましたが、北海道の赤飯は食紅で色をつけて、甘納豆(金時豆)を入れます。これは違うタイプ。 -
「吸い物」
浅利のお吸い物、三つ葉、口山椒
さっぱりとしたあさりの出汁が出ていてうまい。貝の汁物大好きです。 -
「香の物」
鰊漬け、胡瓜のからし漬け
北海道の冬の定番漬物、ニシン漬け。子供の頃は、お正月にばあちゃんが漬けてくれたニシン漬けを食べるのが楽しみでした。寒い物置の漬物樽の中から、表面に氷が付いたニシン漬けをどんぶりいっぱいに盛って、それをみんなでバリバリと食べるのが大好きでした。もうあのニシン漬けは食べられないけど・・・たまにスーパーで買って食べますが、残念ながらばあちゃんのニシン漬けには到底かないません。 -
「水菓子」
南瓜のプリン、栗の渋皮煮、丸十の素揚げ、ラズベリー
プリンの下、通常カラメルのある位置にカボチャのムースがあります。甘すぎず美味しかったです。ご馳走様でした。 -
館内には正月らしいディスプレイがあちらこちらに。
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こういうお正月もいいです。
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1Fロビー。このあとここで大ビンゴ大会が開催されます。もちろん参加です。
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ビンゴカードは1枚500円で購入。高いか安いかはその人次第。せっかくの大晦日のイベント、楽しまなくっちゃ。もうすぐビンゴなんだけどリーチになってからが長い。
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で、ビンゴになるといっせいにぞろぞろと前に出て行きます。目玉商品は十勝川温泉第一ホテルの宿泊券のほか、阿寒や川湯、網走のホテルのペア宿泊券も!!
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うちは残念ながら宿泊券は当りませんでしたが、これが当りました。ご存知、池田町の名産十勝ワイントカップ。このボトル1.5リットルです。さすがに家では消費できないので、会社の新年会で飲むことにします。
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それと参加賞。ホテルの売店で使える商品券。
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部屋にはビンゴカード引換券のほかに年越しそばの引換券もありました。夕食で結構おなかいっぱいだったけど、年越しそばを食べなきゃ年は越せぬというわけでビンゴ大会の後で食べに行きました。
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小ぶりのどんぶりに山菜が入った温かいそば。ただ事前に準備しているせいか、そばがのびているのがちょっと残念。でも、これで心置きなく年が越せるぞー。後は部屋でゆっくりTVでも見て過ごしましょう。2011年も、もうすぐ終わり。まもなく新年を迎えます。
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で、2012年元日の朝。天気が良く初日の出が拝めそうです。
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温泉街なので湯煙にかすんだ向こうに朝日が昇り始めました。
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天気がいいのでめっちゃ寒いです。−14〜15℃くらい。
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バルコニーに出て浴衣に半纏姿で写真撮ってます。
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もうすぐ太陽が全部顔を見せます。
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出たー!!2012年明けましておめでとうございます。
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目の前の十勝川からは気嵐(けあらし)が立ち上ってます。外気温が低いので川からの水蒸気が白く雲のようになります。
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2012年元日の朝は見事な「とかち晴れ」。
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朝日にほんのり染まる日高山脈。
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全館禁煙なのでバルコニーで喫煙するのですが、その椅子もごらんのように真っ白。すっかり体が冷えたので部屋の露天風呂で温まります。
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朝一番の露天風呂は外気温にさらされて水を入れなくてもちょうど良い温度。備え付けのゆずを入れてゆず湯にしました。すごく温まります、めっちゃ気持ちいい。昨日の夜は大浴場に入りましたが、男湯はゆず湯、女風呂はバラの花びら湯でした。
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身体も温まったところで、それでは朝食に行きましょう。そうそうエレベーターホールの天井にはこんなステンドグラスがあります。
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朝食も昨日と同じコンベンションホール白鳥です。ロビー横では獅子舞が正月の雰囲気を盛り上げています。
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獅子舞とうちの奥さん。
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食事の時間はみんな大体同じなのでこういうことになります。
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朝食はブッフェタイプ。海鮮海苔巻きのほかに正月らしく、黒豆や昆布巻き、栗きんとんに飯寿司をチョイス。北海道の冬の食卓には無くてはならない(と思っている!)飯寿司。これももばあちゃんが作ってくれたのが一番です。もう食べられないけど。これもスーパーでたまに買って食べますが残念ながら、ハズレが多いですね。
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お雑煮は変わり雑煮。フォーにもちを入れたエスニック雑煮。チキンスープのさっぱり雑煮。これはこれでまたおつなものです。
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朝からデザート。
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フルーツもしっかりいただきます。ご馳走様でした。
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ほんとは2泊、3泊ともっとゆっくりしたかったけど、でもいい部屋で、のんびり温泉につかり、ひさびさゆっくりできた年越しでした。次もこの部屋というわけにはいかないでしょうが、是非また利用したいです。では、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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