2011/11/27 - 2011/11/27
390位(同エリア3007件中)
ぱぶさん
父の13回忌の法要があり、山口県周防大島町に帰った。帰りに広島で小時間が出来たのでどこか寄ろうと考えてきたのは広島駅の近くの①縮景園と②広島県立美術館である。妹も一緒だったので、広島駅からタクシーで縮景園に向かう。県立美術館と縮景園は一体となってつながっているので、美術館でチケット入場する。広島は良いところ、65歳以上の方は無料である!(ぱぶさん合格!また普通の入場者も美術館、庭園とも2度まで1回のチケットで利用できるので、美術館を見て縮景園を見て再度美術館に戻り、良い芸術作品やもう一度見たい作品を2度楽しめる!)妹は他の人との約束があり、1度だけでしたが、ぱぶさんは美術館、縮景園共2度楽しんで無料でした!(*^_^*)
- 交通手段
- JALグループ JRローカル
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この日の名勝縮景園はもみじまつりの最終日でした。美術館の1階の庭への出口から庭園に出ると、とても落ち着いた回遊式庭園で、明月亭とか清風館と言った数寄屋つくりの茶室があり、お茶会もやっている。ぱぶさんの第一印象は何か東京の六義園に似ているである。園の中央に濯纓池(たくえいち)と言う池があり大きな鯉が泳いでいる。池の中には大小10余の島を浮かべ、周辺には山を築き、渓谷あり、橋あり、茶室、四阿(あずまや)などが巧妙に配置されている。
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庭に入ってすぐのところにこけら葺きの清風館がある。近づいて見ると、お茶会をやっている。早速入って見よう。
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お茶一服の後、部屋から外の庭の景色を見る。落ち着いた秋の庭の景色が心に染入る。
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池の中央にかかる跨虹橋(ここうきょう)は小石川後楽園の円月橋や修学院離宮の千歳橋にも似た大胆奇抜な手法が駆使されていると言う。ベンチに座っての眺めも格別である。
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池の周りをしばらく散策してみよう。とても静かで子供もこの景色に良く合う。
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白人女性のきれいな着物姿も絵になる。
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秋が深まりつつある風情である。
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小さい秋見つけた ①
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小さい秋見つけた ②
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明月亭。 ここでもお茶会が催されていた。
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四阿(あずまや)に休んで、景色を楽しむ人、池に映る景色も格別。
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この庭は幾多の勝景を聚(あつ)めて表現したことで縮景園と名付けられたと言われる(中国杭州の西湖を模して縮景したとも伝えられている)が、武蔵野の風景の様なところも見受けられる。
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イチオシ
この景色は素晴らしい!
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この期間、芝生広場では山野草の展示も行われていた。可愛い盆栽のよう。
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山野草を集めた小さな盆栽展の風情。
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濯纓池(たくえいち)の鯉たち。
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庭の外れにはこの様な小さな池に飛び石伝いの散策路もある。
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振り返ると美術館が見える。
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美術館のレストランでは結婚披露宴が執り行われていたが、その後で記念撮影のため新婚夫妻が縮景園に出て来たもの。
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庭内には売店もあり、テーブルについてお弁当を食べているご夫妻らしいお二人もいる。
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広島県立美術館の正面入り口からの景色はこの様である。館内の出展物は撮影出来ないので、以下には豊富に持ち帰り用に置かれていたパンフ等から展示物を紹介する。
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この時期の美術館の第1室の展示は「ナチスに“退廃”の烙印をおされた美術家たち」と言うことで、ポール・クレー、ダリ、ベックマン、シャガール、カンディンスキー、ファイニンガー、ヘッケル etc. etc. である。この美術館の所蔵品なので、オルセーやナショナル・ギャラリー(ロンドン)と言った世界的に有名な美術館で良く見る作品ではないが23点もある。
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第2室の展示は「没後100年 広島洋画界の先達・小林千古」(30点近く)である。1897年作の「ミルク・メイド」(左図)は18歳で渡米(カリフォルニア)後、デザイン学校で学んだ堅実描写で乳搾りの女性を表現し、画家の「生きることは働くこと」の理解と共感を見るものに伝える。他にこの部屋には、広島出身の靉光(あいみつ)の「帽子をかむる自画像」、菅井 汲(すがいきゅう)「SOLEIL」等が数点ある。
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第3室は小特集として孤高の日本画家 船田 玉樹(「秋意」)を中心とするもの、また「深まりゆく秋」として竹内 栖風から平山 郁夫までの20点ほどが展示されていた。ここでも広島県ゆかりの画家を大切にしていることが良く伝わる。
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第4室はアジアと日本の多様な工芸作品を展示。伊万里の色絵と言われる花鉢と絵馬は両方とも17-18世紀にヨーロッパに渡り、マイセンをはじめヨーロッパ磁器完成に大きな影響を与え、その後、紆余曲折を経てこの美術館の所蔵品として里帰りしたもの。
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アジアの工芸作品の展示物としては、「中央アジアの染と織、刺繍鞄」、「トルクメン女性の衣装」、「トルクメン人の首胸飾り(ブカウ)、背飾り(アシク)」等があつめられており、18世紀〜20世紀の絹や木綿の作品であるが、絣(かすり)や縞、刺繍の不思議な模様は何を意味する?カスピ海の東側から中国の西側まで広がる中央アジアに住むトルクメン人が身に着けてお守りに、ジュエリーとして、はたまた願いを込めたお宝である首胸飾りや背飾りは自分の為に家族の為に作られたものだそうです。
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美術館の彫刻展示スペースには広島県出身の 円鍔勝三(えんつばかつぞう)の世界が展示されているが、この画像の左は「ムーランルージュの夜(木・金属)」、右は「白い花(木・銅版)」である。他にも6点あった。なお、円鍔勝三美術館が郷里尾道にあり、公共彫刻も東京駅八重洲口、広島駅、広島平和記念公園等にあると言う。
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飛行機の帰りの便まで時間が有ったので、ぱぶさん美術館、縮景園をゆっくり2回まわり、十分満喫した。県立美術館は広島県人を大切にしていることが収集作品で明らか。とても素敵な美術館である。縮景園も広島藩主 浅野 長晟(ながあきら)の入国(1619年)の翌年から別邸の庭として構築され、作庭は茶人として知られる家老の 上田 宗箇(うえだそうこ)であるが、その後も2度ほど名工が築きなおしたと言われる。原爆で壊滅状態となったが、整備をすすめ、復元したもの。とても素敵な庭園(名園)である。広島は今も電車を走らせている。全国各地からの退役電車も整備されここで走っている。
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駅前から空港行きのバスに乗る前、駅内のお好み焼き名店街でおいしいお好み焼きを食べて、空港ではお土産にもみじまんじゅうを仕入れ東京に帰り着いた。
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この旅行記へのコメント (5)
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- スーさんさん 2011/12/29 12:22:22
- 遠い昔
- 縮景園 そう私も広島駅で次の別府行の時間待ちに寄りました
懐かしいです。広島は母の実家いろんな年中行事はほとんど参加していると思いますが、なんせ、50年以上前の事、母たちはここが同窓会の集合場所だったりとか もみじまんじゅう戴きました。
- ぱぶさん からの返信 2011/12/30 15:18:27
- RE: 遠い昔/50年以上の前、お母さんの同窓会集合場所!?
- スーさんさん:
ご訪問、一票にも感謝です。
そうですか、縮景園にも何らかの縁がございましたか!?
春はお花見、秋はお散歩ときっと昔の人は自然と造形を大いに
楽しんでいたのでしょうね。スーさんさんも駅での乗り継ぎ
時間待ちに縮景園とか!ぱぶさんは前回は釜飯、今回はお好み焼き、
そして・・・ なお、もみじまんじゅうも今回空港では一メーカーの
もののみとなっていました!!(味はいくつかありました。)
広島名物のカキフライや柿羊羹も無くなって欲しくないですね。
私立美術館、県立美術館はごひいき筋も違いますので、きっと
大丈夫残りますね。 (#^.^#)
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- スーさんさん 2011/12/29 12:06:46
- お茶会
- この様な建築物が大好きになってきました。
きっと、年のせいしょう!!
その昔、お茶席には年に数回出かけていましたが、
年配者の会話はそれはそれは非日常的で
日本にこんな素晴らしいご挨拶があったのって
・・・思いました。
建物には今ほど関心がありませんでしたが
好いですね。
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- 385さん 2011/12/28 13:09:08
- 素敵な広島の庭園&美術館めぐり!☆
- ばぶさん
今回も懐かしい故郷に帰省されたのですね。
大変だった半面に、心に豊かさを求めての行程さすがです。
共感しながらも知らなかった知識にも触れられ倍化しました。4トラですね!
私は広島はメジャーな行程が組まれた「旅行会社」の旅で美術館は回りません
でした。自分の足で観たい場所に行くのは醍醐味ですね。画面からも感じ取れます。知識が豊富な(ばぶさん)からは学習面でも助けられていますよ。☆
此の秋に急な雑事が入り、其の合間をぬい新宿にある「東郷青児美術館」
で、アルプスの画家セガンテイーニの‐光と山-私の好きな色合いは見飽きませんでした。モネの風合い感の様!後日はぶらりと小石川植物園に、周りの
騒音と園内の静寂感が好きで足を運び園内で美味しい幕の内を頂き、お茶して帰宅しました。後半は自分の取り留めのない事ばかり書いて御免なさい。
385
- ぱぶさん からの返信 2011/12/28 19:52:14
- RE: 素敵な広島の庭園&美術館めぐり!☆
- 385さん:
早速にぱぶさんサイトをご訪問、一票も入れてくださり、カキコも
ありがとうございます。385さんは広島も経験有りなのですね!
広島でメジャーなところは宮島や平和記念館(公園)ですね。今回
ぱぶさんは訪問しませんでしたが、これらには何度かあります。
数年前にはハワイからの親戚のご夫妻とそのお友達夫妻を宮島・平和
記念館をご案内しました。原爆記念館内部は一部の人は避けました!
話変わりますが、県立ではなく広島市立美術館には印象派の素晴らしい
コレクションがあり、とても有名です。こちらもお勧めです。「東郷青児
美術館」や小石川植物園(ぱぶさんは毎年留学生の皆さんとさくらのお花見
にゆきます)もこじんまりした良い休息の場所ですね。
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