2011/10/03 - 2011/10/03
2701位(同エリア3781件中)
池彼方さん
旅の最終日はヘルシンキでした。
前回、ヘルシンキを訪れたのはちょうど2年前のこと。
世界遺産のスオンメリナ要塞をはじめ主だった名所を駆け足で見てまわりました。
今回は前回見落とした博物館や美術館にでも行こうかと思ったのですが、月曜日なので閉館しています。
そこでヘルシンキ市が無料で配布している日本語のガイブックをぱらぱらめくっていたら、港のほうでニシン祭りが行われているとあります。
港に行くと確かに魚介類を売っている屋台が並んでいます。
といってもトレトレピチピチの今水揚げされたばかりの新鮮な魚はなく、酢漬けや燻製など保存食品として加工されたものがほとんどでした。
これが日本だったら温かい汁物がタダでふるまわれたりするものですが、そんな気の利いたサービスは望むべくもありません。
もう一度ガイドブックを開いてみると、ここからトラムに乗って終点のところに伝統的な木造家屋が残っているカピュラ地区というエリアがあると書いてあります。
石造りの堅牢な街並みがどこまでも続くヘルシンキにあって、木造家屋というのも面白そうです。
トラムにも乗ることができるので行ってみることにしました。
カピュラ地区は見事に紅葉(黄葉?)した森の中に緑色や赤色の木の家が行儀よく並んでいました。
確かに絵になる風景ですが、どの家も同じような形なのでやや単調です。
はじめは一軒の家かと思っていたのですが、よく見ると一軒の家を4戸に分けて住んでいるようです。
日本人の発想なら大きなひとつの家を建てて4家族で分割するくらいなら小さな家になってもかまわないので4軒の家を建てるところでしょう。
集合住宅に対する考え方が日本人とフィンランド人では違うのかもしれません。
ヘルシンキでの昼食は映画『かもめ食堂』の撮影が行われたカハヴィラ・スオミというレストランに行ってみることにしました。
マイミクさんに『かもめ食堂』ファンの方がおられるので、報告する目的もあります。
カハヴィラ・スオミは町の中心部からは少し外れたオフィス街にありました。
ドアを開けると日本人がたくさんいました。
会社員風のフィンランド人も少なくありません。
ランチメニューの中から魚のムニエルのセットを頼みました。
メインの魚はたっぷり出てきましたし、サラダやパンなどは取り放題となっていて8.4ユーロという価格設定はヨーロッパにしてはリーズナブルです。
キエフからヘルシンキの機内で読んだ英字新聞に載っていたのですが、フィンランドはEU加盟国の中で最も食品が安い国なんだそうです。
なるほど街中にあるレストランはどこでもランチのセットやビュッフェが8~9ユーロほどでした。
レストランの種類もさまざまで、フィンランド料理よりもタイ料理やインド料などエスニック料理店が目に映ります。
ランチを食べていると東洋人のカップルと相席ということになりました。
どこから来たのか?と尋ねてみると、香港から来たのだといいます。
『かもめ食堂』について訪ねてみましたが、あまり要領をえません。
どうやら映画のことはあまり知らないようです。
それではなぜあまたあるレストランの中から、この店を選んだのか聞いてみました。
カバンの中から地球の歩き方北欧編の中国語版を出してきて、これに載っているんだといいます。
地球の歩き方恐るべし、です。
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