夏の日の思い出@チェファル

2010/09/11 - 2010/09/11

シチリア島タオルミーナ近郊に10日間ほど滞在した際、休日にパレルモとチェファルを訪れました。

SAT社という現地の旅行会社のパレルモ/チェファル1日観光のバスツアーに参加しました。

滞在先のホテルのコンセルジュに前日夕方に予約をしてもらい、朝6時前にピックアップ、参加費の55ユーロはバスの中でガイドさんに直接支払いでOKでした。

バスの中で過ごす時間が結構長かったですが、ガイドさんは英語とドイツ語両方による丁寧な説明でとても勉強になり、途中の景色も楽しめ、大変充実したツアーでした。

素晴しい教会に感動したパレルモの観光
http://4travel.jp/traveler/vivaldi/album/10588547/
を終え、バスは一路、ニューシネマパラダイスのロケ地となった岩山の足元に広がる海沿いの中世の町チェファルに向かいました。

エリア シチリア島(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

バスはパレルモから海沿いの道を走って一路チェファルへ向かいました。

途中、ほんとうにバケツをひっくり返したような大雨に遭遇。

チェファルに近付いた頃、チェファルの街を一望できる場所で写真のためバスはストップ。

大雨の影響でかすんでしまっていますが、岩山の足元の海沿いに広がる中世の街チェファルが見えました。

バスは街の中心部から少し離れた駐車場に停車。

海に面した街って素敵ですね♪

ガイドさんに付いて、皆でテクテクと徒歩で街の中心部に向かいました。

何気ない街並みについついカメラを向けてしまいます。

バスを下りる頃には幸いにも雨も上がり、雨に濡れずに街の散策を楽しむことができました。

ビーチに出ると、チェファルの街と岩山が海の向こうに見えていました。

ニューシネマパラダイスのロケ地として使われた波止場。

ニューシネマパラダイスは私のお気に入りの映画の一つです。

ガイドさんについて街の中心部へ入っていきました。

中世には町の出入り口の一つとして使われていたぺスカーラ門からビーチを望みました。

このときはあいにくのお天気でしたが、お天気がよいとビーチに繰り出す人も多いのでしょう。

中世の洗濯場にやってきました。

住居の下を流れる小川チェファリーノの河口にあるそう。

数十年前までは実際に女性達が衣類の洗濯しにきていたのだとか。

中世の洗濯場を後に、ノルマン時代のモニュメントとして最も壮大な建物の一つと数えられているドゥオーモへ。

ノルマン時代の1131年、ルッジェーロ二世により建造されたのだとか。

ドゥオーモ前の広場はオープンカフェが出たり人々の憩いの場となっていました。

ドゥオーモが岩山の麓に建てられているのがわかります。

皆の後に続いて内部へ。

アラブ様式とビザンティン様式が採用されているとのこと。

回廊が特徴的ですね。

中央のドームには、キリストの金地モザイク画が描かれています。

キリストの下は、聖母マリアと４人の大天使、その下には十二使徒が描かれています。

漁師の街のドゥオーモにしては立派！

アマルフィを征服しに行った帰りに嵐に遭遇したルッジェーロ二世の艦隊が、無事にチェファルの海岸に辿り着いたことを感謝して建てられたという言い伝えがあるとのこと。

ツアーは一度解散して、バスでの集合時間までしばらく自由散策の時間。

少し青空が覗いてきました。

おいしそうな果物が山積み！

そろそろバスに戻る時間なのですが、見事に迷子になってしまいました。

バスの駐車場への道と逆に行ってしまったらしい。。。

幸い同じツアーの人もう一人と一緒に迷子になったようだったので、二人で協力して、地元に人に尋ねながら走りに走って何とか集合時間ギリギリにバスに戻ることができてほっと一安心。

この頃には写真を撮る余裕がなくなっていたのが残念でしたが、バスに戻る頃にはこんなによいお天気になっていました！

無事にツアー全員集合し(バスガイドさんには迷ったのはあなたたちだけと言われてしまいました^^)、一路タオルミーナへ。

車窓から見えた素敵なヨットハーバー。

美しい虹にも遭遇しました！

無事にホテル近くのバス停まで送り届けてもらって、バスガイドさんにお礼を言って長旅のツアーは無事終了。

素晴しい教会に出会えたパレルモと中世の街チェファル、両方を訪れることができ、大満足のツアーでした。

ホテルに帰る道すがら、友人らに遭遇して帰国前最後のディナーへGo。

とても新鮮な近海魚とおいしい白ワインを戴き、素敵な一日の締め括りになりました。