西武山口線

1984/05/03 - 1984/05/03

1984年5月で運行を終了する西武山口線を撮りに行った。当時、関東で石炭炊きの蒸機が営業運転していたのはこの路線だけであった。貴重な軽便鉄道を至極平凡な案内軌条に変更したのはあまりに勿体なかったとしかいいようがない。

エリア 所沢(埼玉)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

新宿から西武遊園地までまずは移動。

西武山口線の主力であったバッテリーロコ。

車両は遊園地然としたものであったが、路線そのものは完璧な軽便鉄道であった。

週末運転であった台湾から渡ってきたドイツコッペル製蒸機。

牽引されている客車は軽便純正の井笠鉄道の車両。

532は引退後、丸瀬布で復活を遂げている。

ダブルルーフ（モニター屋根）が印象的な純正木造客車。恐らく日本で最後の現役木造客車か。

蒸機列車入線。

デッキから流れ込んで来るにおいは石炭炊き特有のもの。

ちゃんと腕木式信号機も使われていた。

遊園地をバックに入れ替え作業。